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Yamareco

記録ID: 2182930
全員に公開
雪山ハイキング
大峰山脈

【霧氷の大峯奥駈道】レンゲ辻〜山上ヶ岳(湧出岳)〜竜ヶ岳〜五番関

2020年01月13日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:22
距離
15.1km
登り
1,205m
下り
1,014m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:25
休憩
0:53
合計
8:18
距離 15.1km 登り 1,205m 下り 1,025m
7:32
24
7:56
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9:24
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15:40
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13
15:53
ゴール地点
天候 曇り〜雲の中/曇り晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◾️この日は五番関トンネル及び大峯(清浄)大橋駐車場まで自動車で入れましたが、積雪があると母公堂より奥は通行止めとなります。
◾️五番関トンネルに自転車をデポして、五番関登山口下山後、大峯(清浄)大橋駐車場まで舗装路の下りオンリー約3kmを自転車利用。
コース状況/
危険箇所等
◾️大峯大橋駐車場〜レンゲ辻
ゴロゴロした沢沿いの道。夏道はトラバースがあり、積雪期は要注意。
◾️レンゲ辻〜山上ヶ岳
ハシゴもある急坂。レンゲ辻には女人結界があり、ここから先は女人禁制区間。
◾️レンゲ辻〜竜ヶ岳
世界遺産登録の大峯奥駈道、穏やかなアップダウンがある自然林の中を歩く、今日のハイライト区間。竜ヶ岳山頂へは大峯奥駈道から外れ、道はありません。踏み跡が僅かにあるかもしれないですが、この日は雪の下で未確認。
◾️山上ヶ岳〜泥辻茶屋
大峯奥駈道。鐘掛岩は通らない下山コースがありますが、トラバースが続くので、積雪期は要注意。
◾️泥辻茶屋〜五番関
大峯奥駈道。五番関手前約700m
付近に新道トラバース道と旧道尾根道に分かれ五番関で再び合流します。私は新道を下りましたが、新道はトラバース道でもあり、山抜けで沢沿いの道が崩壊している箇所があるため、積雪期は要注意。旧道をオススメします。五番関までの区間は女人禁制区間。
◾️五番関〜五番関トンネル登山口
植林地の中の道。
その他周辺情報 ◾️大峯大橋駐車場は通常期は有料、トイレあり。
◾️五番関トンネル登山口には数台おける駐車スペースがあります。トイレなし。
五番関トンネル登山口に到着、道路は薄っすら雪が積もり白くなっています。自転車をデポして大峯大橋駐車場へと車で向かいます。
2020年01月13日 06:45撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1/13 6:45
五番関トンネル登山口に到着、道路は薄っすら雪が積もり白くなっています。自転車をデポして大峯大橋駐車場へと車で向かいます。
大峰大橋駐車場着。積雪ほとんどなく入れました。ここからスタート。
2020年01月13日 07:27撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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大峰大橋駐車場着。積雪ほとんどなく入れました。ここからスタート。
しばらく林道を歩きます。途中には山頂の宿坊用の荷揚げケーブル施設があります。
2020年01月13日 07:42撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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しばらく林道を歩きます。途中には山頂の宿坊用の荷揚げケーブル施設があります。
林道終点、ここから山の中へ入ります。
2020年01月13日 07:53撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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林道終点、ここから山の中へ入ります。
ゴロゴロした石の上に積雪数センチ、雪の上を歩いている感じはなく、歩きにくいです。
2020年01月13日 08:20撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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ゴロゴロした石の上に積雪数センチ、雪の上を歩いている感じはなく、歩きにくいです。
途中には補助鎖のついたトラバース箇所があるため、積雪期は要注意です。
2020年01月13日 08:37撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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1/13 8:37
途中には補助鎖のついたトラバース箇所があるため、積雪期は要注意です。
おお、青空が!このまま晴れてくれるかと期待しましたが…
2020年01月13日 09:19撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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おお、青空が!このまま晴れてくれるかと期待しましたが…
雲の中、レンゲ辻着。女人結界門をくぐって山上ヶ岳へと登ります。
2020年01月13日 09:24撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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雲の中、レンゲ辻着。女人結界門をくぐって山上ヶ岳へと登ります。
展望台の日本岩が霞の中から現れました。
2020年01月13日 10:07撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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展望台の日本岩が霞の中から現れました。
山上ヶ岳山頂の笹原も雲の中です。
2020年01月13日 10:10撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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山上ヶ岳山頂の笹原も雲の中です。
大峯山寺の鉄下駄の前を通り、小笹宿を目指して大峯奥駈道へと入ります。
2020年01月13日 10:21撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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大峯山寺の鉄下駄の前を通り、小笹宿を目指して大峯奥駈道へと入ります。
小笹宿避難小屋着。扉が壊れて開いたままになっていました。ここは穴場で使いやすい小屋だったのに残念です。雪が入らないようにベニヤ板で入口を塞いでおきました。
2020年01月13日 10:57撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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1/13 10:57
小笹宿避難小屋着。扉が壊れて開いたままになっていました。ここは穴場で使いやすい小屋だったのに残念です。雪が入らないようにベニヤ板で入口を塞いでおきました。
中はこんな感じ、数人が寝ることができる広さ、十分使えます。
2020年01月13日 10:57撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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中はこんな感じ、数人が寝ることができる広さ、十分使えます。
大峯奥駈道を外れて竜ヶ岳山頂着。数m離れた別の位置にも山名板があります。
2020年01月13日 11:26撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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大峯奥駈道を外れて竜ヶ岳山頂着。数m離れた別の位置にも山名板があります。
少し青空が見えてきたので、小笹宿の裏にある展望のきく場所に登りました。大台の山並みが見えてきました。
2020年01月13日 11:47撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1/13 11:47
少し青空が見えてきたので、小笹宿の裏にある展望のきく場所に登りました。大台の山並みが見えてきました。
小笹宿にも日が射してきました。帰り道が楽しみです。
2020年01月13日 11:49撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1/13 11:49
小笹宿にも日が射してきました。帰り道が楽しみです。
大峯奥駈道を山上ヶ岳へと戻る道、青空に霧氷!
2020年01月13日 12:17撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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大峯奥駈道を山上ヶ岳へと戻る道、青空に霧氷!
こうでなくてはという風景の中を歩きます。
2020年01月13日 12:29撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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こうでなくてはという風景の中を歩きます。
山上ヶ岳手前から望む大峯奥駈道の峰々、登ってきた竜ヶ岳(左)、その奥に大普賢岳(右)
2020年01月13日 12:47撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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山上ヶ岳手前から望む大峯奥駈道の峰々、登ってきた竜ヶ岳(左)、その奥に大普賢岳(右)
山上ヶ岳山頂の湧出岩
2020年01月13日 13:02撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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山上ヶ岳山頂の湧出岩
山上ヶ岳のお花畑と言う名の笹原からの1/3に登った八経ヶ岳〜弥山(左奥)、稲村ヶ岳〜大日岳(右手前)
2020年01月13日 13:05撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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山上ヶ岳のお花畑と言う名の笹原からの1/3に登った八経ヶ岳〜弥山(左奥)、稲村ヶ岳〜大日岳(右手前)
青空に霧氷が映えます。同じような写真ばかりが「山あるある」ですね〜
2020年01月13日 13:06撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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青空に霧氷が映えます。同じような写真ばかりが「山あるある」ですね〜
扉を閉めた大峯山寺本堂
2020年01月13日 13:07撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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扉を閉めた大峯山寺本堂
大峯山寺山門をくぐって宿坊へ。
2020年01月13日 13:09撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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大峯山寺山門をくぐって宿坊へ。
この時期は宿坊ももちろん営業していません。
2020年01月13日 13:12撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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この時期は宿坊ももちろん営業していません。
山上ヶ岳1番の展望台、日本岩から望むレンゲ辻〜稲村ヶ岳(左)の峰々。
2020年01月13日 13:23撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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山上ヶ岳1番の展望台、日本岩から望むレンゲ辻〜稲村ヶ岳(左)の峰々。
もう一つの展望台、夏場は修行の場でもある西の覗きからの展望
2020年01月13日 13:43撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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1/13 13:43
もう一つの展望台、夏場は修行の場でもある西の覗きからの展望
等覚門をくぐって下山路へ。
2020年01月13日 13:52撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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等覚門をくぐって下山路へ。
お亀石も雪の下
2020年01月13日 13:53撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1/13 13:53
お亀石も雪の下
鐘掛岩へ行く道とトラバース下山道との分岐。
2020年01月13日 13:54撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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1/13 13:54
鐘掛岩へ行く道とトラバース下山道との分岐。
泥辻茶屋からは直接大峯大橋駐車場へと下る最短ルートがありますが、今日はもう少し大峯奥駈道を歩くコースです。
2020年01月13日 14:25撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1/13 14:25
泥辻茶屋からは直接大峯大橋駐車場へと下る最短ルートがありますが、今日はもう少し大峯奥駈道を歩くコースです。
標高1400m台になると霧氷が小さくなってきましたが、天気はますます良くなってくると言ういつもの「山あるある」
2020年01月13日 14:34撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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標高1400m台になると霧氷が小さくなってきましたが、天気はますます良くなってくると言ういつもの「山あるある」
樹間から望む山上ヶ岳山頂台地
2020年01月13日 14:48撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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1/13 14:48
樹間から望む山上ヶ岳山頂台地
途中鎖場がありますが、基本的になだらかなアップダウンが続く縦走路です。
2020年01月13日 14:54撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1/13 14:54
途中鎖場がありますが、基本的になだらかなアップダウンが続く縦走路です。
鍋冠行者堂、お堂の中にはおそらく日本で唯一の鍋をかぶった役行者像があります。
2020年01月13日 15:17撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1/13 15:17
鍋冠行者堂、お堂の中にはおそらく日本で唯一の鍋をかぶった役行者像があります。
新道のトラバース道 途中にある沢沿いの道が崩壊しているポイント。足場がほとんどありません。要注意です。
2020年01月13日 15:30撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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1/13 15:30
新道のトラバース道 途中にある沢沿いの道が崩壊しているポイント。足場がほとんどありません。要注意です。
五番関の女人結界門。ここまで女人禁制区間でした。
2020年01月13日 15:40撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1/13 15:40
五番関の女人結界門。ここまで女人禁制区間でした。
植林地の中を下って五番関トンネル登山口に到着。路面の雪は溶けてましたが、日陰にはまだ残っており、帰りの自転車では慎重に下りました。
2020年01月13日 15:50撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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1/13 15:50
植林地の中を下って五番関トンネル登山口に到着。路面の雪は溶けてましたが、日陰にはまだ残っており、帰りの自転車では慎重に下りました。
撮影機器:

感想

前夜に雪が降ったことを確認して大峰へ。
先週の雪は溶けて昨夜からの新雪のみで、相変わらず奈良の山は根雪となりそうにありません。
この日も午後から天候回復傾向にあるため、少し長めの大峯奥駈道を奥へと歩くコースを選択しました。

大峰大橋駐車場で、男女のパーティーに会いました。山上ヶ岳に登ると仰ってました。男性はコースに明るいようですので当然女人結界の存在や女人禁制についてもご存知のことと推察しました。山上ヶ岳は八経ヶ岳と違い、登山の山というよりもはるかに宗教的な意味合いの強い信仰の山です。その点について異論がある方もおられるのは存じていますが、洞川の人が見たらどう思うだろうなど考えモヤモヤしながら登ってました。

標高1400m台になると霧氷が現れ、大峯奥駈道は霧氷の道と化していました。気持ちの良い霧氷の縦走路を堪能できました。道中、皆さん同様に霧氷の写真ばかり数多く撮ったのですが、似たような写真ばかりなので、アップするのは数枚にとどめておきます(笑)

竜ヶ岳は、その頂が大峯奥駈道上になく、ピークハンターのみが訪れる山です。通常、雪が積もる竜ヶ岳はなかなか訪れることが大変で、それ相当の体力がないと難しいのですが、この天候を逆にチャンスと考え、久しぶりに訪れました。山頂付近は積雪5cm前後、積雪期とは言いがたい雪でしたが、それなりの雪景色ではありました(笑)

今後もしばらく寒波の気配なく、さてさてどうしたものか、皆さんの山行記録を見つつ、次回の山を思案しています。



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