雪つもりましたっ(^^)/ スノーシューでGO！in 弥山＆八経

2020年01月14日(火) ~ 2020年01月15日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 23.2km
• 登り: 1,836m
• 下り: 1,839m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 1:06
• 合計: 7:01

8:29 熊渡
11:00 11:10 カナビキ尾根分岐
12:58 13:17 狼平避難小屋
13:43 13:44 大黒岩
14:16 14:20 弥山
14:21 14:53 弥山小屋
15:30 狼平避難小屋

2日目

• 山行: 7:14
• 休憩: 0:38
• 合計: 7:52

8:50 狼平避難小屋
9:15 9:25 高崎横手
10:04 日裏山
11:08 11:10 大峰山
13:14 日裏山
13:36 14:02 高崎横手
14:52 カナビキ尾根分岐
16:42 熊渡
16:42 ゴール地点

天候

1日目　晴れ→曇り→雪　2日目　雪→曇り→吹雪→雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

熊渡　

コース状況／危険箇所等

●カナビキ道は、林道・植林地・ジグザク・急登・展望無の耐え忍ぶ道です。
〇主稜線に達すると、雪はサラサラで霧氷も見られます。
〇降雪後の高崎横手〜明星の間は、ルーファイの腕試しができます。時折見られる支柱ロープで安心できます。雪を被った亜高山帯のトウヒ・シラビソの森は、近畿では、ここでしか見ることはできない貴重な財産です。
●日裏山でリングワンデリング（無意識に一周回って元の位置）に陥りました。マイトレースを辿って彷徨うなんて、笑い話ですっ((+_+))

※明星〜八経は冬型の気圧配置時では、猛烈な風で吹雪・ガス・ブリザードが発生し、直ぐにトレースが消えてしまいます。鹿よけネット沿いは、迷わないのですが、雪の吹き溜まりになり、歩行困難になります。

※弥山小屋の冬季避難小屋の入り口引き戸が10�冂�しか開きませんので小屋内に入れません。利用される方は、注意してください。

その他周辺情報

R309黒滝道の駅　一本100円のコンニャクが美味しいです(^^)/

写真

1/14 7:19

川合トンネルで　祝50万�卉�成ですっ(^^)/

1/14 8:28

熊渡で登山届を出します。車は0台。私のみ。

1/14 8:58

20.9kg　林道は堪えます。

1/14 9:40

標高1000をm超えると雪がちらりほらり。

1/14 10:40

ど根性大根以上？岩も木も。

1/14 11:01

やっとこさ稜線に。本日も3段ロケットザック。。。パンパン過ぎてジョイント部分がバキッと壊れてしまい( ゜Д゜)💦・・・。

1/14 11:11

無氷？2�僂寮兩磴蓮⊇佞任垢�っ(*'ω'*)

1/14 11:45

稲村ファミリーは、白くてカッコいいなぁ。

1/14 11:48

ピークを一つ越えると霧氷が出てきましたが、今年の冬はコレばっかりで感動も薄く・・・(-_-)　大峰の雪が恋しいです。

1/14 11:55

でも、キレイはキレイ(^^)/

1/14 12:02

ぽっかぽか「おにぎりの気持ち」

1/14 12:31

今年の定番　青空と霧氷。

1/14 12:33

トウヒの霧氷が見られるのも、標高の高い大峰ならではですね。

1/14 12:47

おっ？　真っ白なお山が見えましたよ。

1/14 12:47

アップ！　あれは樹氷ですねー。標高1800mを超えると、世界が変わる？大峰です。

1/14 12:50

弥山から続く修復山辺りの稜線は、一際輝いています。

1/14 12:56

狼平の吊り橋です。雪無いねー。

1/14 12:56

今夜のお宿。「狼平帝国ホテル」（狼平避難小屋）

1/14 12:58

チェックイン。1泊2日でタダ(笑)　因みに水道・ガス・電気・トイレ無し(^^)/の素泊まり。

1/14 13:30

荷物をフロントに預けて(笑)、弥山に登ります。木道の階段も雪に埋まることなく、今年の冬は丸見えですよー。

1/14 13:43

あまり存在感のない？大国岩。

1/14 13:53

超暖冬でもやはり1800mを超えると、それなりに雪山らしくなりますね。

1/14 13:54

20�僂呂△蠅修Δ覆┐咾凌�尾。

1/14 14:17

厳冬期弥山に登頂成功(^^)/　って…積雪5�僂任�(笑)

1/14 14:19

流石に近畿最高峰の八経ヶ岳は、暖冬とはいえ貫禄がありますね。

1/14 14:23

さて、八経まで往復ピストンしますか。でも　急に曇ってきました。

1/14 14:24

弥山小屋もひっそり。誰もいません。

3/11 13:49

2017年です。鳥居が埋まりかけています。これが本来の姿なのですが・・・。

1/14 14:25

こんなに鳥居が高かったんですね。

3/11 13:30

例年は、こんな感じです。昔は全部埋まることもありました。温暖化の波は、大峰にも押し寄せてきています。

1/14 14:25

お約束の　フクロウさん。

1/14 14:27

それでも　霧氷だけは変わらず　発達しています。

1/14 14:30

テントサイト横のモンスター。

1/14 14:31

釈迦ヶ岳も　ほとんど雪は無さそうです。

1/14 14:32

大普賢ファミリーも夏山のように見えちゃいます💦。

1/14 14:40

あれ？冬季避難小屋の戸が10�儖未靴�開きません。私一人の力では、これが精一杯。ココで宿泊を考えてきた登山者さんは、非常に焦るかと思います・・・。

1/14 14:51

雪印マークの結晶がまんまに空から落ちてきました。八経は明日にします。

1/14 15:30

ただいまー。

1/14 15:36

狼平の上の斜瀑が凍り付いています。アイゼンがあれば楽しく登れそうです。

1/14 15:37

水を補給するために、狼平の左手から流れ込む支流にやってきました。（本流は汚染されているという話です）

1/14 16:08

予約していた2F個室です(笑)　窓から川や森が見えます(^^)/

1/14 16:35

暖房部屋？ですっ。

1/14 17:21

本日のディナー。「野菜がコロコロ」カレー(^^)/　と期待したのに入っているのはジャガイモだけやん(-_-)。

1/14 20:44

しんしんと降り続く雪。狙い通りに南岸低気圧が雪をもたらせてくれました(^^)/　

1/15 5:21

おはようございます。雪の状態を見に小屋のドアを開けたら、なんと熊さんの足跡がっ。ドアを開けていたら入ってきていたかもです。

1/15 5:30

水作り。ふかふか　サラサラの新雪を集めます。

1/15 5:33

コッヘルに入れると、綿飴のように縮みます(笑)

1/15 5:41

新雪のお湯で　MORNINGコーヒーが飲みたかったのです('◇')ゞ

1/15 5:59

トースト？していますっ。（意外に美味しいですっ）

1/15 6:01

ジップ袋に入れた生キャベツ。

1/15 6:02

焼きキャベツにすると　コレも意外に美味しいです(^^)/

1/15 8:34

「来た時よりも美しく」…ですよね。

1/15 8:42

今冬、じーっと、出番を待っていたスノーシュー。

1/15 8:50

あーっ、この感触…　か・い・か・ん…

1/15 8:50

ココで、新雪が20�冂�積もりました。

1/15 8:51

さっそく　道が判りません。ここかぁ？

1/15 8:51

吊り橋も雪化粧。

1/15 8:52

昨日とロケーションがまるで違います。

1/15 9:01

…ルーファイです。

1/15 9:04

スノーシューは、適当に何処でも行けるから便利です。

1/15 9:52

場所によっては、30�儖幣紊凌契磴�積もっていました。

1/15 9:56

先行者さんが、「日裏山までしか無理です。行くならばどうぞお気をつけてくださいね。」と八経ヶ岳を断念し、下っていきました。

1/15 10:03

うーん…コレは、ちとキツイか？

1/15 10:04

何とか日裏山まで来ましたが…「コレ、無理やわ。」とあっさり断念しようとしましたら…悪い自分が「行けるで。そのためにスノーシュー履いてるんやろ？」と囁きます。

1/15 10:31

行くんか？コレ・・・（行きなさい！）

1/15 10:32

吹雪き出したし、ルートよくわからんし…無理っ。（登りなさい。スノーシューが泣くでぇ…）のお声がっ。

1/15 10:40

そんなこと言われても　あかんもんはあかん(-_-)　どてっ。雪の上に寝そべります。

1/15 10:42

なんやかんやで「明星の森？」まで　到達しました。

1/15 10:42

まだ、1760m? 絶対にムリやな。（ムリやから面白いんちがうの？）

1/15 10:44

寒すぎて、仕方なく登りますっ。泣きそう…。

1/15 10:44

ガス＆強風＝吹雪＝てんくらCCC

1/15 10:47

みかんでもどーぞ。

1/15 11:08

何処を進めばええんやら…（どこでもええ）

1/15 11:14

おまけに倒木のだらけ。（乗り越えなさい）

1/15 11:20

ごわぁああ、やった。奥駆道との遭遇！！！

1/15 11:34

しかし、稜線上は　こんな雪…スノーシューも埋まります(-_-)　ここららは、爆風＆猛地吹雪で強烈地帯。撮影どころではないので　暫く写真無しですっ。

1/15 11:42

強烈な西風（冬型）を受け、何回も断念しかけましたが、山頂の杖です。ゲット。

1/15 11:42

確か、山頂の看板が下に落ちているとの事で、雪を除けて探しますぅ。

1/15 11:43

持ち上げて、「ハイ、チーズ」なんて　のん気なことやっている場合かっ！。とにかく1秒でも早く下山しなくちゃ・・・マイトレースがブリザードで消されつつあります💦

1/15 11:44

ほれ、言わんこっちゃない…。マイトレースあらへんがなぁ。（写真なんか撮っとるからやっ！）

1/15 11:49

あらら。左に行くかっ。でも八経の左（東）は、崖っぷちやから気を付けないと…。

1/15 11:49

マジでトレースが　無くなった…。サラサラのパウダーなので、ブリザードで一発で消えちゃいます。

1/15 12:00

樹林帯に入って風を防いでもらい、「しっとりいちごパン」を取り出します。で、気を落ち着かせます。

1/15 12:03

ダイソーの300円ザック。ココでこのザックかぁ(笑)　その後　かなりさまよった結果、樹林帯でマイトレース発見！！！「ほっ」

1/15 13:14

安堵してマイトレースを何も考えずに辿っていましたら…？？？なんで。ココ…さっき…通ったやん。　そう、リングワンデリングに陥っていましたっ💦
日裏山を一周していたのですっ。

1/15 13:27

ココが原因でしたっ(-_-)

1/15 13:36

高崎横手にデポしていたザックに　はいたっち。ほぇー、ヤバかった…。

1/15 14:22

スノーシュー外して、チェーンスパイクに履き替えて、とことこ降ります。

1/15 16:09

急坂のカナビキで3回滑って転んで、やっとこさ林道です。はぇー、ちかれましたっ。

1/15 16:42

はい、たっち。　雪でおなか一杯ですっ。

撮影機器：

RICOH WG-40 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

テン泊装備一式　ストック　スノーシュー　チェーンスパイク

感想

jyunntarou

今年は超暖冬で、関西のお山には霧氷は発達するものの、肝心な「雪」がほとんど積もりません。
近畿一標高の高い大峰山でも　例外ではありません。

寒気団が降りてきそうにありませんので、頼みは「南岸低気圧」のみです。今回もそれを狙って大峰に出かけました。
平地では雨100%ですが、標高が高いと雪になる可能性が大でしたので、低気圧の通過する14日の夕方〜15日早朝にかけて、狼平避難小屋で過ごして、思いっきり新雪（深雪）の大峰を楽しもうと計画しました。

新雪はパウダースノーで　担ぎ上げたスノーシューで「ふんわかいい気持ち」を味わえましたが、冬型の気圧配置になり、八経ヶ岳周辺は爆風が吹き荒れ、一瞬で自分のトレースも消え、少し危険な状態にもなりました。

しかし、霧氷だけではなく、1800mを超えると樹氷も見られましたし、一番のお目当ての「雪」をスノーシューでラッセルして登頂することができましたので、満足度は高い山行になりました。

コメント

ringo-ya

ウラヤマシイ💦
こんばんワン🐶
雪だらけで、良いですねぇ。
こっち、近場は、雪ないです。
確かに、暖冬ですね。
お疲れ様でしたぁ〜

jyunntarou

Re: ウラヤマシイ💦
ringo-yaさん　こんばん🐶
あっ、何とか南岸低気圧で面子を保った大峰ですが…やはり西高東低の気圧配置で降らないと、根雪になりませんね・・・。
でも、結構ハードでしたので　腰とふくらはぎにダメージがっ💦
20kgオーバーの荷物で20kmオーバーの道のりを久しぶりのスノーシューを使って歩きますと、普段使わない筋肉が悲鳴を上げますね💦

三頭山付近も　やはり雪が無いですかぁ・・・
でも２月になれば　南岸も頻繁に通って　WHITE高尾山も見られるかと思います(^^)/
コラボ登山隊長役、がんばってくださーい('◇')ゞ
ありがとうございました

ゲスト

やっと。
jyunntarou先生、こんばんは。
大峰にもやっと積もりましたねー！暫くそのまま残ってくれたら良いのだけど。日裏山グルグルは駐車場のN岡さんも言ってくれてました。色んな山でよく聞く現象ですが地形や視界不良がもたらす不思議な現象ですよねー。あ、50万キロおめでとうございます！

jyunntarou

Re: やっと。
akirasさん　おはようございます。
北面は残るでしょうが、根雪になるほどではありませんね。やはり、もう一発、強めの南岸が通過するか、強烈な寒気団が南下してこないと、聖宝谷が埋まるのは　今年は無理かもですね。
日裏山、お見事一周でした。ぼーっと歩いてるんじゃねーよー！　と叱られそうですね。
コンパスを見ると、またSE方面（明星方面）に進んでいる自分を確認しました。昔、鈴鹿のテーブルランドでも経験しましたが、ほんと人間の感覚などアテになりませんわっ(-_-)
ガスった平坦状な尾根は、GPSが無ければ　怖いですね・・・。
明星〜八経の稜線は、久々の冬山を感じましたよ('◇')ゞ