北岳


- GPS
- 06:50
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,795m
- 下り
- 1,785m
コースタイム
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
5:30発の乗合タクシー(1100円) 広河原には6:10頃到着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 広河原インフォメーションセンター/広河原山荘にあり 【コース状況】 ●広河原〜二俣 吊り橋を渡り山荘脇の登山道を進む。10〜15分程度進むと白根御池小屋との分岐。 ここから沢沿いの登山道となる。 登山道に流れ込んでいるが水量がいつもより少なく感じた。 雪融けが進んでおり、二俣まで雪渓を歩く箇所はなし。危険箇所もなし。 ●二俣〜八本歯のコル 二俣からしばらく雪渓の上を歩くが、すぐに夏道に合流。 雪渓を横手に見ながらガレ場の登山道を進む。 左俣を登り詰める直前に標識があり、ここを過ぎると登山道は尾根筋となり梯子連続地帯となる。 梯子を10個以上過ぎ、うんざりしてきたころで八本歯のコルに到着。 この辺りから八ヶ岳、鳳凰三山、富士山、甲斐駒ヶ岳、間ノ岳など錚々たる顔ぶれを見渡すことができる。 ●八本歯のコル〜北岳 八本歯のコルを過ぎ、長いハシゴを登ってしばらく進むと登山道は岩場となり、トラバース道分岐に到着。 トラバース道分岐から吊り尾根分岐までは再びガレ場となり、脇のお花畑を眺めながら登ることができる。 吊り尾根分岐からは間ノ岳への稜線と合流。登山道は再び岩場となり、これを登りきると山頂到着。 ●北岳〜北岳肩の小屋 ガレ場の道を下る。登山道はトラバース気味についている。 八本歯経由よりも肩の小屋経由のルートの方が人気があるようで、 さらにこの時期ということもあり渋滞気味。 ●北岳肩の小屋〜白根御池小屋 小太郎分岐点までは引き続きガレ場の稜線歩きが続く。 小太郎分岐点から草すべりコースとなるが、ザレていてかなり滑りやすい。 2〜3回転んでしまう。八本歯からの左俣の下りも難儀するがこちらもどっこいどっこいか。 ●白根御池小屋〜広河原 白根御池小屋からしばらくは小さなアップダウンが続き、その後登山道は尾根筋の急登を下る。 こちらもガレているので下りはちょっと歩きにくい。 |
写真
感想
3泊4日の北アルプス縦走を終えてすぐに海外出張。で、日本に戻ってきたのは金曜日夜。
今週は山はお休みにしてもいいかな、と思っていたがkomemameが行く気満々。
遠出は運転が面倒くさいし、近場の丹沢や奥多摩は標高が低いので暑いし…。
比較的近くて涼しそうな場所、そしてサクッと登れそうなところ…ということで
雪渓の風が涼しそうな大樺沢から左俣ルートでおよそ2年ぶり(komemameは初)の北岳を目指すことに。
5:00前に芦安に着く感じで向かっていると始発バス4台に行く手を阻まれ5:00ちょうどの到着となる。
5:10始発の乗合タクシーとバスには間に合わず、5:30の乗合タクシーで広河原に向かう。
広河原では、北沢峠に向かう人々が大行列。
広河原から二俣まで順調に進む。多くの人は二俣から右俣コースを選んでいたようだが、
八本歯のコルを過ぎてからの間ノ岳〜農鳥岳の稜線の景色がたまらなく好きな自分は、
躊躇なく左俣にルートをとる。
二俣直後に雪渓の上を歩く場所が少しあるが後は登山道どおり。
やはりこの時期はまだまだ人が多い。
また、ちょうど小屋泊まりの人たちが下山してくるピークで多く人たちとすれ違った。
大樺沢を登り詰め、尾根筋のハシゴ地帯に入るとズドーンと大迫力のバットレスの姿が。
バットレスは1〜2本目のハシゴを登った辺りからが一番良く見えると思う。
八本歯のコルの手前から振り返ると快晴の空と八ヶ岳、鳳凰三山、富士山、甲斐駒ヶ岳の眺望が素晴らしい。
このルート過去に3〜4回歩いているが、いつも青い空で相性が良いみたい。
山頂には10:00前に到着。青空で山頂を迎えることができたものの、夏山10:00までの法則で、
少しずつ雲が増え始めていて、甲斐駒ヶ岳だけは雲の中に隠れてしまっていた。
30分ほど休憩して渋滞気味の中、肩の小屋まで降りた時にはもう北岳もガスに巻かれていた。
帰りは草すべりから白根御池小屋経由で下山。
草すべりは「こんなに滑りやすかったっけ?」というくらいザレていて、
久しぶりにスッテンコロリンと見事なコケっぷりを披露。
草すべりから大樺沢の分岐まで滑りやすい登山道が続き、
ヘンな筋肉の使い方をしたのか久々に筋肉痛に苦しむ(現在)。
13:00過ぎに広河原到着。比較的すぐに乗合タクシーに乗ることができ、
15:00前には高速に乗れたものの、夏休み最後の日曜日だからだろうか、
すでに笹子3km、小仏20kmの渋滞が始まっていた。
サクッと登ってサクッと帰るつもりだったのに、
高速を降りられたのは18:30過ぎ…。
来週以降は少しは空くのでしょうか。
こんばんは、danyamaさん!、komemameさん!
素晴らしい天気に恵まれた、すてきな写真を拝見しました。
うらやましいです。
2度登りましたが、山頂標以外見た記憶がありません
嫌われているのかな、、、
帰国してすぐに山に行けるのは羨ましいですネ
私は毎回ジェットラグで2、3日のたうち回っていました
お疲れ様でした
私たちは2年前小屋泊まりで、北・間ノ岳へ行きましたが、間ノ岳まで行って、北岳山荘に戻ってきたときは、もう夕食間近でしたよ
komemameさん、スピードありますね
danyamaさんは、間ノ岳から農鳥岳の稜線、お好きなんですね
私は、北岳山荘と間ノ岳へ続く稜線が朝焼けに染まった光景が忘れられません
また、行きたくなりました
hottenさん
山との相性ってきっとあるのでしょうね。
振り返ってみると自分は南ア北部とは相性が良いみたいです。
hottenさんはどの山域と相性が良いのでしょうか。
あっ、やっぱり雪山との相性が最高なのでしょうね
流石に日本に戻った翌日に山に行く気力と体力はありませんでしたが、
時差があまり大きくない国だったので一日ゆっくりしたら行ってみてもいいかな、
と思えるくらいになりました。
satoyamaさん
こんばんは、komemameです。
スピードなんてありませんっ
ウチはスパルタなんです、ただ単に。。。
置いてかれるんです、のろのろしてると。
でも、あっちこっちたくさん歩けるようになるのは楽しいです
↑置いてきません!
こんばんは、danyamaです。
間ノ岳は2年前の11月に目指したのですが、
前日に降った初雪のためトラバース道で時間切れ撤退。
悔しい思いと、対照的にその白い雪をまとった稜線の美しさが忘れられず…
それ以来、思い入れのある景色となりました。
北岳山荘側から見る北岳もとてもカッコいいですよね。
はじめまして、同じ日に北岳に登ったLArcと申します。
楽しく拝見しました。
草すべりではお怪我なさいませんでしたか?
3000m級のお山をサクッと登ってサクッと帰るとは?!
かけだしのひよっこの私は、気合を入れてチャレンジしたのですが・・・
南アルプスデビューして稜線の美しさや高山植物の豊富さ、眺望の素晴らしさにすっかりファンになってしまいました。
ルートが複数あるのも魅力です。
今度は八本歯のコルや雪渓も楽しんでみたいと思いました。
ありがとうございました。
LArcさん
こんにちは、初めまして!
コメントありがとうございます。
タイムを見ると草すべりですれ違っているようですね。
ちょうど自分がスッテンコロリンしていた頃でしょうか。
あまりにも美しい?転びっぷりで逆に怪我はありませんでした。
LArcさんはゆっくりと時間をかけて
あの稜線を楽しまれたようでうらやましい限りです。
お花はもう1ヶ月ほど前が最盛期なのでしょうが、
普段は土日の日帰りが中心となってしまう中、
貴重なタイミングで3日間好天だったというのが何よりですね。
ではまた!
お邪魔いたします。レコを拝見させてもらいました(^o^)
komemameさん!とても良いペースで登られていますね
すれ違った時にお話できたら良かったのですが、先を急いでいたので残念です。また、どこかのお山でお会いできたら嬉しいです。
danyamaさん、はじめまして。海外出張後、すぐお山に行かれるとは凄いです。komemameさんパワーですね。私は7月に海外帰国後3日時差ぼけで苦しみ、山どころではありませんでした。北岳、お疲れ様でした。
今後もお二人のレコを楽しみに拝見させていただきます。
特に komemameさんのがんばりに注目しています\(^o^)/
レコみていただいてうれしいです!
最近はもう、週末と言えば「山へ」が定着しつつあります。
土日に山以外の予定が入っちゃうとがっくり…
山に近いところにお住まいのmipomipoさんがうらやましいですー。
もうそろそろ夏山も終わりですが、
mipomipoさんも雪山など年間通じて山にいらっしゃるようですし、
きっとどこかでまたお会いできそうですね!
mipomipoさんのレコを参考にさせていただきながら、
山歩きがんばりますっ
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