新穂高から南岳経由槍ヶ岳
- GPS
- 27:50
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 2,722m
- 下り
- 2,803m
コースタイム
〜9:14滝谷避難小屋9:24〜10:06槍平小屋10:19〜12:51南岳小屋13:23〜13:35南岳13:41
〜14:38中岳14:43〜15:20大喰岳15:27〜15:41槍ヶ岳山荘15:50〜16:02槍ヶ岳16:11
〜16:32槍ヶ岳山荘16:35〜17:15殺生ヒュッテ(テント泊)
二日目 5:0?殺生ヒュッテ〜5:39槍ヶ岳山荘〜6:17千丈沢乗越〜7:30槍平小屋7:40
〜9:05白出沢出合9:10〜9:50新穂高温泉(ロープウェイ駅)
天候 | 25日、晴れ時々ガス(稜線) 26日、晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
すこし離れた鍋平園地駐車場へ。40分程余計に歩くはめに、、、。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
新穂高〜白出沢出合は、林道歩き(右俣林道) 滝谷沢は、増水時渡れないかもしれない。また、視界悪い時、対岸の道を見つけにくいかも。 南岳新道は、木製はしごが老朽化している箇所があるので注意(注意看板あり) 南岳〜槍ヶ岳は、高度感はないがちょっとした岩稜帯あり。困難ではないが気を抜かないように、、、。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
一日で長距離を走破できるトレランは爽快ですが、基本日帰り。
やはり登山の醍醐味は、テントを担いで山に入り山に泊まるってこと、、。
では、トレランのように軽快に山を行き、そして泊まる、というのができないか?と思ったのがきっかけで、軽量グッズを買い集めはじめ、、、で、ちょっとそれを試してみようかな、というのが、今回の山行でした。
32ℓの軽量ザックにツェルト(ドーム型シェルター)、シュラフカバーにマットに雨具、最低限のガスカートリッジにドライ系食品、行動食、水2ℓ、靴はトレランシューズ、う〜んさすがに走るのはちょっとムリ? でも、いつものテント泊装備よりははるかに軽く、軽快に歩くことができました。
新穂高から槍平小屋までは傾斜も緩くアプローチ気分。
南岳新道からが本当の登山開始です。3kmあまりで標高差1000mちかく登るのは、やはり半端ではないキツさでした。
「○○新道」というのは厳しい道が多い、、とは、同行のM氏の言葉。言われてみれば、確かにその通りですね〜。でも、ぐんぐん標高を稼いでいける爽快さがあります。対岸の奥丸山がどんどん低くなっていき、森林限界に達するとあと少しで南岳小屋です。
南岳〜槍ヶ岳間は、晴れていれば槍の穂先を眺めながらの稜線散歩が楽しめます。
稜線にでたときはまわりはガスってなにも見えなかったのですが、次第に晴れ間が広がってきて、素晴らしい景観を楽しみつつ歩くことができました。
で、ゆっくりしすぎたわけではないのですが、槍ヶ岳山荘に着いたのは15時半過ぎ。テン場は当然満杯で殺生ヒュッテまで降りるはめに。
その前に槍の穂先を往復。360度の大パノラマを楽しんだ後、殺生ヒュッテへ。
いよいよ、新しいグッズを試すときです。
モンベルの「U.L.ドームシェルター1」。総重量780グラム。
まあ、普通のツェルトのほうが軽量コンパクトなのでしょうが、ドーム型テントとほとんど変わらない設営のし易さが魅力です。
性能??今回はよい天気、しかも風もなかったので、当然問題なし。悪天候でどうなるか、試してみたい気がしますが。
で、今回、判ったのは、「熟睡したければシュラフは必要かも」ということです(個人差あり?)
重量というより、かさばるので持っていかなかったのですが、やはり、夏とはいえ3000m近い標高の夜はかなりの冷え込みでした。まあ、凍死するほどではないですが、ビバークでもないのにテントの中でひとり寒さに震えているのは侘しい気分でした(泣)
軽量化とそこそこの快適さを求めて、、いろいろ工夫することも楽しみの一つです。
が、軽量化って、「財布まで軽量!?」になってしまうんですよね〜(苦笑)
「テント泊トレランもどき山行」、新たなマイスタイルになりそうです。
(帰路のラスト約7kmの林道は、しっかり走りました!!)
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