硫黄岳（八ヶ岳）〜御来光に間に合うかな🌅〜

2020年02月02日(日) [日帰り]

• GPS: 08:48
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,250m
• 下り: 734m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:14
• 休憩: 1:57
• 合計: 11:11

距離 12.5km 登り 1,250m 下り 741m

1:56 夏沢鉱泉（桜平）入口
2:15 2:16 桜台駐車場（下）
3:03 3:03 桜平駐車場（中）
3:13 3:13 桜平
3:43 4:09 夏沢鉱泉
5:28 5:38 オーレン小屋
6:09 夏沢峠
6:15 6:16 山びこ荘
7:46 8:33 硫黄岳
9:19 9:36 山びこ荘
9:36 9:46 ヒュッテ夏沢
9:47 9:47 夏沢峠
10:03 10:09 オーレン小屋
10:40 夏沢鉱泉
13:10 夏沢鉱泉（桜平）入口

天候

☀️快晴☀️
【気温】
桜平・唐沢鉱泉分岐　am2:00 −6℃
桜平(上)駐車場 am3:00 -10℃
夏沢鉱泉　am3:30 −13℃
オーレン小屋　am4:30. −15℃
ここまでは無風で快適。

夏沢峠→森林限界出た途端に相変わらずの強風。
山頂はerrorで測定不可、豪風です。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

□中央道　諏訪IC降りて下道を40分ほど。
三井の森の別荘地を抜けて、徐々に標高を上げるが路面に積雪なし。
桜平・唐沢鉱泉分岐手前の300mから、アイスバーン混じりの積雪あり。
分岐の駐車場は降りると氷の上だった。

↓以下、駐車場付近の積雪状況は写真アップします↓

□桜平下駐車場までは、何とかスタッドレス二駆でも行けたのかな。
チェーンも持ってますがビビりなのでいつも分岐止まり。

□桜平中・上駐車場までは常に積雪・アイスミックスの坂道。
四駆かつチェーンが必須。
この日はそこまでたどり着かなかったであろう駐車がチラホラ…

コース状況／危険箇所等

□桜平・唐沢鉱泉分岐〜夏沢鉱泉　　チェーンスパイク＋ストック
積雪が無いところも時々、アイスもあるため軽アイゼンよりチェーンが良い感じ。

□夏沢鉱泉〜オーレン小屋〜夏沢峠　　12本アイゼン＋ストック
程よい積雪で道ができている。
※夏沢鉱泉〜オーレン小屋の中央付近？にプチデブリ痕有り。

□夏沢峠〜硫黄岳　　12本アイゼン＋ピッケル
森林限界抜け稜線からは、強風で道が無くなる。
プチラッセルを強いられ、ほぼ直登になる箇所多く、風で身体を持って行かれないようこの装備は必須。

※ログが下山の夏沢鉱泉以降、切れてます。距離が短く表示されてます。
実際は桜平・唐沢鉱泉分岐〜硫黄岳のピストンは約20kmあります。

その他周辺情報

今回は、縄文温泉　尖石の湯の方を利用。
（昨年は尖石天然温泉　縄文の湯）
名前はとても似てるけど値段が違うので、違いを知りたくて。

茅野市民でない人は600円。とても利用者が多く、駐車場は混んでいた。地元の人も利用されています。
普通にツルツルのイイお湯いただきました。

写真

2/2 1:15

桜平・唐沢鉱泉分岐駐車場。
降りたら地面は氷。
ランタン・靴ベラなど百均アイテムで、
夜中の準備もだいぶ捗るようになりました。

2/2 1:52

出発時点でマイナス6度くらい。
昨年1月より暖かく感じるのは、
無風だからかな？

2/2 1:55

分岐。
山の神にご挨拶して、右手に進みます。

2/2 2:19

コチラ、桜平(下)駐車場。
星空撮影にはもってこいの立地ですが、
設定がちょい甘かったです。

2/2 2:40

鹿さんの目線を林からヒシヒシと浴びます。

2/2 3:17

桜平(上)駐車場。
マイナス10度だそうです。
何故か今回はここまで早く感じました。

2/2 3:45

夏沢鉱泉の灯りが見えると、
3回目でもホッとする。

2/2 3:46

鍵かかってて誰もいないと思い
ベンチをお借りしてアイゼン履き替えてたら……

星空撮影の人と、謎の人物がいつの間にか居てビビった。

2/2 4:00

このまま登っても日の出には早すぎて、
山頂で凍えるかも、と危惧してしまった。

ということで、私も星空撮ってみた。
やっぱり何か設定が足りないようだ。

2/2 4:05

そして、ウィンドウ観察。
オシャレな飾りガラス♡
と思ってたら……

2/2 4:05

いやいや、
結晶化してるやん。

2/2 4:06

雪の結晶は田舎で見た事あるが、
大気の結晶はさすがに無い。
それだけ寒いということですね。

2/2 5:20

オーレン小屋でも、まだ真っ暗。
今日は風の音が聞こえない。
本当に稜線は予報通り豪風だろうか。

“ちょっと早いかも”と、まったり休んでしまった。
後々、めちゃくちゃ後悔する。

2/2 6:12

夏沢峠。(箕頭山方面)

2/2 6:13

うわぁ、
思ったより焼けてきてる！！

2/2 6:13

これでは、1年前より遅い。
完全に今日の目標、“山頂で御来光”に
到達ならず。

2/2 6:25

それにしても、
この色がたまらんです。

2/2 6:26

ここでは太陽なかなか見えないので、
先を急ぎます。

2/2 6:26

と思いつつ、
好きな色なのでなかなか進みません。

2/2 6:26

しかも霧氷まで照らされてる……

2/2 6:42

森林限界が近付くと、ビーナスベルトが見えてきました。
(乗鞍〜北アルプス方面)

2/2 6:42

天狗の猫耳もチラッと。

2/2 6:43

左の方に浅間山が。

2/2 6:43

御嶽山かな。

2/2 6:43

霧ヶ峰越しの北アルプス。
本当はアップで撮りたいのですが、
急登＋暴風＋極寒でレンズを替える余裕がございません。

2/2 6:43

優しいビーナスベルトの色も素敵です。

2/2 6:43

浅間山。
いつか登りたい山の1つです。

2/2 6:51

昨年と違い、思いの外雪がある。
なので夏道と違い、ほぼ直登で手こずる。
その間に、無念の夜明けを迎える(TT)

2/2 6:52

キレイだ。
何か昨年も同じ画を見た。
デジャブ。

2/2 6:55

本当は、この時間に山頂に居たかった。

2/2 7:04

違うカメラだと少し画質落ちるがズームイン。
乗鞍かなぁ。

2/2 7:04

天狗岳。
山頂に3名ほど見えますね。
羨ましい。

2/2 7:18

急登を必死で超えた。
お一人男性の方が先行された。

2/2 7:19

硫黄岳名物、ケルン1/7

2/2 7:23

やっと爆裂火口お目見え。

2/2 7:23

おぉ、
やはりスゴい迫力！

2/2 7:23

天狗の先の北八ヶ岳たちが見えてきた。

2/2 7:23

斜度がそんなにないのに、
かなり体力消耗中。
たぶん、シャリばて気味。

2/2 7:24

ケルンの裏は歯のような。

2/2 7:31

爆裂火口がすぐ左手に。

2/2 7:31

この僅かな隙間を抜けないと。
ちょっと緊張。
雪庇で分かりにくいのが逆に怖い。

2/2 7:31

硫黄岳はなかなか日を浴びれない山ですな。

2/2 7:32

夕方も本当は見てみたい。
その場合は、硫黄岳山荘泊とかかなぁ。

2/2 7:33

ただの鉄柱が、天然の旗になってる。

2/2 7:34

道標としてはもってこい。
整備した方は、この霧氷の着き方を狙ってるのか？？

2/2 7:37

おや。
私にとっての本日の御来光は、ココかな。

2/2 7:41

おはようございます。

2/2 7:41

眩しー。

2/2 7:45

先ほど抜かされた、先行者がいらっしゃいます。

2/2 7:47

この景色にまた会いたかった。

2/2 7:48

太陽がこんなに登ってる……
かなり遅くなってしまった。

2/2 8:04

チビ三脚なので
こんな格好で失礼します。

2/2 8:05

山頂独り占めです。
なんて贅沢な。

2/2 8:07

本当は、
赤くやける赤岳や阿弥陀岳を撮りたかった。
次の課題です。

2/2 8:10

本日のお供。
笠ヶ岳でも活躍した水晶くん(2代目)

2/2 8:10

今回は防寒バッチり。
山頂で暴風でも撮影タイムを取りますよ。

2/2 8:10

良い感じのシュカブラを台座に。

2/2 8:12

暴風がとても良い感じに演出してくれます。

2/2 8:13

赤岳と阿弥陀。赤岳と阿弥陀。

2/2 8:13

横岳も入れて。
厳冬期にこの稜線はキツそう。
（寒さ的にも）

2/2 8:13

左斜面がわずかにでも
赤く染まるのを見たかった。

2/2 8:13

阿弥陀越しには、南アルプス最北端かな。

2/2 8:20

んー、マイナス5度なはずがない。
右上の表示の通り、おそらく測定不能……

2/2 8:23

前回タッチしてない三角点を捜索したが、
またしても分からなかった。
まぁ、こだわらないので良いのだ。

2/2 8:24

ロープの数珠霧氷も見事です。
木曽駒でもこんなのあったような。

2/2 8:24

横岳まで行けば富士山見えるかなぁ……
赤岳まで行かないとダメかなぁ。

2/2 8:27

蓼科山はやはり独特。
雪が降るとアポロチョコにしか見えない。

2/2 8:29

中央アルプス

2/2 8:29

御嶽山

2/2 8:30

諏訪湖越しに乗鞍

2/2 8:30

霧ヶ峰越しに北アルプスの山々

2/2 8:30

ケルン越しの天狗岳

2/2 8:30

浅間山

2/2 8:31

結構寒い山頂で、ひとりきり。
45 分ほど爆撮りしていたようです。

2/2 8:33

ケルンに発達した霧氷が、
モンスターの口に見えた。

2/2 8:33

ので、太陽を咥えていただきました。

2/2 8:34

名残惜しいですが、
3番手の方も見えたことですし、
そろそろ下山します。

2/2 8:39

奇岩、奇景好きにはたまりません。

2/2 8:40

続々と登って来られます。

2/2 8:40

羽だ、完全なる。

2/2 8:40

来た時と打って変わり、
道がしっかり出来てます。

2/2 8:43

強風に耐えているケルン。

2/2 8:43

見納め。

2/2 8:43

また来たいと思える景観。

2/2 8:46

雪庇をアップで。
結構な斜度です。

2/2 8:55

下山は雪庇方向の道を通り、
登山者に道を譲ります。

2/2 8:55

雪面というより氷の塊。

2/2 9:41

夏沢峠付近まで降りてきました。

2/2 9:42

これぞ八ヶ岳ブルー。

2/2 9:42

時間に余裕があれば、
予備日があれば、
是非天狗にも行きたかった。
昨年ホワイトアウトで撤退してますからね。

2/2 9:42

樹氷まで育つことは難しそうな強風地帯です。

2/2 9:43

マイナス６℃が温かく感じる、
この不思議な錯覚。

2/2 9:45

今回は指が一度も悴まなかった。
バンザイ！

2/2 9:47

回ってない…

2/2 9:56

道がさらに高速道路と化している。
行きは結構モフモフ大変だったのに…

2/2 9:56

霧氷だ。

2/2 10:03

もうちょいでXmasツリー。

2/2 10:04

太陽キラリ。

2/2 10:06

オーレン小屋。

2/2 10:06

峰の松目。

2/2 10:06

フワリと羽のような雲。

2/2 10:08

予報通り快晴ですな。

2/2 10:08

オーレン小屋に覆い被るような樹林帯。

2/2 10:08

昨年ホワイトアウト撤退した意味を、
本日回収できました。

2/2 10:08

霧氷と快晴は最強ですね。

2/2 10:09

どう撮っても画になる。

2/2 10:09

だいぶ日に当たったかな。

2/2 10:09

硫黄岳見納め。

2/2 10:10

いざ、夏沢鉱泉へ。
素敵な青と白の世界でした。

2/2 10:21

ナイトハイクで分からなかった景色たち。
結構積もってたんですね。

2/2 10:21

顔に見えた。

2/2 10:27

オーレン小屋から２０分ほどで、
いつも登山道の積雪が溶ける場所があります。

2/2 10:29

そこから程なくの所で…
プチデブりだ:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):
フレッシュな感じでは無いのですが、
昨日の乗鞍に件もあります、夏沢鉱泉のスタッフの方にご報告しました。

2/2 10:34

沢の方にピンクテープと踏み跡が。
どうやらアイスクライミングの方々ですね。
登らないけど見てみたい。

2/2 10:38

夏沢鉱泉近くの滝。
ほぼほぼ氷。

2/2 10:47

到着。
バッジと手拭い購入。

2/2 10:47

窓もまだ凍ってる。

2/2 10:47

夏沢鉱泉からは穂高見えるんですよね。
泊まりたいなぁ。

2/2 11:18

下山時のロングロードにお楽しみ。
氷観察。

2/2 11:25

アイスモンスターだ。

2/2 11:30

桜平（上）登山口。

2/2 11:41

桜平（中）駐車場。

2/2 11:51

天岩戸。

2/2 11:55

アイスバーンの路面…
チェーンスパイクでへっっちゃらですが、
四駆でチェーンなければ上がってきちゃイカんですな。

2/2 11:56

苔からデカいツララだ。

2/2 11:57

解けたり凍ったり…

2/2 11:57

ちょっと緑入ってる。

2/2 12:09

醤油樽の滝近くの斜度が結構キツい。
ココを登れる車が欲しい。

2/2 12:12

橋を使わず、
河を直で横切る車がいるんですね。スゴい。

2/2 12:16

氷観察。

2/2 12:16

王蟲みたいだ。

2/2 12:17

葉っぱみたいに凍ってる。

2/2 12:17

自然の一期一会は見事です。

2/2 12:20

この看板の近くに結構車が停まってました…
桜平（下）駐車場に着いたと勘違いして、
その後の足取りがやや重たくなりました…

2/2 12:34

振り返ると、
硫黄岳が一際白い。

2/2 12:37

こちらが桜平（下）駐車場。
ビビらずここまで来るべきだったか。

2/2 12:38

ココは星空撮影にももってこい。

2/2 12:43

桜平（下）まで、このカーブが凍ってなければ私も来れそう。
朝は凍結してました。

2/2 13:01

岩の上にど根性杉？

2/2 13:10

雪上車が見えた！

2/2 13:14

分岐到着！
山神様に御礼を申し上げます。

2/2 14:49

下山後の温泉付近の農道から、散歩しながら撮影。
北八ヶ岳。

2/2 14:50

中央八ヶ岳。

2/2 14:50

南八ヶ岳。

2/2 14:50

蓼科山。

2/2 14:51

天狗岳〜根石岳〜箕頭山

2/2 14:51

硫黄岳と峰の松目。

2/2 14:51

横岳。岩峰群ですね。

2/2 14:51

赤岳手前に阿弥陀岳。

2/2 14:51

権現岳でしたっけ。

2/2 14:53

雲が良き流れです。

2/2 14:55

この座布団は何方が置いてくれてるんだろう…
寒い土地で凍えるベンチ。
見てるだけで少し心が温かくなりました。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

E-PL8 OLYMPUS CORPORATION

DC-TZ90 Panasonic

感想

Kei

昨年、一月の硫黄岳では絶景をGETしたものの指がしばらく痺れ、
二月に天狗岳目指すもホワイトアウトで根石山荘で撤退。

気候的にも予定的にも、
雪山チャンスが少ない今シーズン。

色々回収するため、再度硫黄岳を選択。

ギアはバッチリだったと思います。
ただただ、予想以上の積雪、稜線で道が無くなりややラッセル気味になったことで、

全く山頂での御来光には間に合いませんでした。

極寒の山頂では、長居できないため、
早すぎも遅すぎも、調整って難しいなぁ。

もっと痩せて体力つけるしかなさそうデス！