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Yamareco

記録ID: 2205139
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

赤岳 天狗尾根「蒼い空に奉ずる万感とレクイエム」の巻

2020年02月01日(土) ~ 2020年02月02日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
33:46
距離
17.3km
登り
1,470m
下り
1,462m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:27
休憩
0:21
合計
6:48
10:20
10:39
4
10:43
10:44
237
14:41
宿泊地2400m
2日目
山行
8:02
休憩
3:33
合計
11:35
6:00
30
宿泊地
6:30
6:30
20
カニのはさみ
6:50
7:50
76
小岩峰
9:06
10:18
17
10:35
11:26
69
12:35
12:38
55
13:33
13:34
90
15:04
15:05
13
15:18
15:18
6
15:24
15:37
77
17:28
17:34
1
17:35
ゴール地点
天候 天候:晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美し森駐車場。ありゃ雪がない!
2020年02月01日 07:27撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
2
2/1 7:27
美し森駐車場。ありゃ雪がない!
ここからダラダラと長い林道歩き
2020年02月01日 07:56撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
1
2/1 7:56
ここからダラダラと長い林道歩き
いや〜大快晴!気分はアゲアゲ
2020年02月01日 08:55撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
3
2/1 8:55
いや〜大快晴!気分はアゲアゲ
でも暑い。
2020年02月01日 08:58撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
1
2/1 8:58
でも暑い。
いくつも堰堤を越えて
2020年02月01日 09:18撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
2/1 9:18
いくつも堰堤を越えて
沢沿いをテクテク
2020年02月01日 09:19撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
2/1 9:19
沢沿いをテクテク
と、歩いているとお目当ての大天狗がドーン!
2020年02月01日 09:36撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
2
2/1 9:36
と、歩いているとお目当ての大天狗がドーン!
簡単な徒渉が数カ所
2020年02月01日 10:11撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
3
2/1 10:11
簡単な徒渉が数カ所
大天狗がそびえています
2020年02月01日 10:19撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
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2/1 10:19
大天狗がそびえています
約2時間で出会小屋とうちゃく
2020年02月01日 10:21撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
1
2/1 10:21
約2時間で出会小屋とうちゃく
当初はここで泊の予定でした
2020年02月01日 10:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/1 10:21
当初はここで泊の予定でした
薪ストーブ。あったかいんでしょうね
2020年02月01日 10:28撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
2
2/1 10:28
薪ストーブ。あったかいんでしょうね
さぁ、今日は頑張って2400mまでコンタあげです
2020年02月01日 10:46撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
2
2/1 10:46
さぁ、今日は頑張って2400mまでコンタあげです
えっちらおっちら。道には必要最低限のリボンがあったので迷うことは無かったです
2020年02月01日 11:06撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
2/1 11:06
えっちらおっちら。道には必要最低限のリボンがあったので迷うことは無かったです
たむ:権現岳? なんせ東側から登ったの初めてなんで…汗)
2020年02月01日 11:43撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
8
2/1 11:43
たむ:権現岳? なんせ東側から登ったの初めてなんで…汗)
ナイフリッジのような細いところ
2020年02月01日 12:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
2/1 12:21
ナイフリッジのような細いところ
余裕がないオッサンと
2020年02月01日 12:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8
2/1 12:22
余裕がないオッサンと
シャキンと決まっているリーダー
2020年02月01日 12:23撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
3
2/1 12:23
シャキンと決まっているリーダー
急登は続くよどこまでも。でも先行者のトレースがあり大助かりでした
2020年02月01日 13:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/1 13:25
急登は続くよどこまでも。でも先行者のトレースがあり大助かりでした
2350mにテント適地。見晴らし良いです
2020年02月01日 13:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/1 13:46
2350mにテント適地。見晴らし良いです
しかし、我々は行ける所まで行きます
2020年02月01日 13:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/1 13:46
しかし、我々は行ける所まで行きます
2400mほどの所でテント設営。実は色々あり4〜5人用のテントを持って来てしまった…汗)
2020年02月01日 14:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6
2/1 14:25
2400mほどの所でテント設営。実は色々あり4〜5人用のテントを持って来てしまった…汗)
今夜のご飯は麻婆春雨。これがむっちゃ旨かった!ご飯もメスティンじゃなくても上手に炊けたもんね!
2020年02月01日 17:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8
2/1 17:13
今夜のご飯は麻婆春雨。これがむっちゃ旨かった!ご飯もメスティンじゃなくても上手に炊けたもんね!
翌朝。うわ〜キレイ! 天気も期待できそうです
2020年02月02日 06:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8
2/2 6:20
翌朝。うわ〜キレイ! 天気も期待できそうです
富士山をバックに取り付きまで
2020年02月02日 06:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/2 6:23
富士山をバックに取り付きまで
これがカニのハサミ
2020年02月02日 06:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/2 6:24
これがカニのハサミ
切れ落ちている所の通過に木が邪魔でザックを手渡しして抜けました
2020年02月02日 06:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/2 6:32
切れ落ちている所の通過に木が邪魔でザックを手渡しして抜けました
カニのハサミを左から巻くように進むと
2020年02月02日 06:35撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
1
2/2 6:35
カニのハサミを左から巻くように進むと
岩稜が出ましたがフリーで問題なく登れました
2020年02月02日 06:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/2 6:38
岩稜が出ましたがフリーで問題なく登れました
朝靄ぬ浮かぶ富士山がステキ
2020年02月02日 06:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8
2/2 6:47
朝靄ぬ浮かぶ富士山がステキ
そして富士山の左手からご来光でーす!
2020年02月02日 06:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 6:47
そして富士山の左手からご来光でーす!
2020年02月02日 06:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 6:49
権現岳?がほんのりモルゲンロート!
2020年02月02日 06:48撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
6
2/2 6:48
権現岳?がほんのりモルゲンロート!
そして本日最初の難所。お助けロープを活用しながらトラバース
2020年02月02日 06:53撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
5
2/2 6:53
そして本日最初の難所。お助けロープを活用しながらトラバース
トラバースした先のルンゼで初めてロープを出しました。
2020年02月02日 07:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/2 7:15
トラバースした先のルンゼで初めてロープを出しました。
たむちゃんがおっかなびっくりで
2020年02月02日 07:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 7:23
たむちゃんがおっかなびっくりで
て、それほどでもなかった様子
2020年02月02日 07:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 7:29
て、それほどでもなかった様子
3人でシングルロープだったので中間者はアッセンダーで登りました
2020年02月02日 07:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 7:33
3人でシングルロープだったので中間者はアッセンダーで登りました
富士山、良いね〜
2020年02月02日 07:53撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
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2/2 7:53
富士山、良いね〜
権現岳の左奥には北岳?南アルプスも見え始めました
2020年02月02日 08:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 8:00
権現岳の左奥には北岳?南アルプスも見え始めました
1〜2人用のテントが張れる場所がありました。先行者はこんな眺めの良いところで幕営してたんですね。
2020年02月02日 08:01撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
1
2/2 8:01
1〜2人用のテントが張れる場所がありました。先行者はこんな眺めの良いところで幕営してたんですね。
どこまでも蒼く深い八ヶ岳ブルー
2020年02月02日 08:02撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
2
2/2 8:02
どこまでも蒼く深い八ヶ岳ブルー
手前の禿げたところがツルネですね。
たむ:なるほどツルツルだからツルネね。
2020年02月02日 08:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6
2/2 8:12
手前の禿げたところがツルネですね。
たむ:なるほどツルツルだからツルネね。
2020年02月02日 08:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2020年02月02日 08:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2020年02月02日 08:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2020年02月02日 08:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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迫力の大天狗が徐々に迫ってきました
2020年02月02日 08:22撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
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2/2 8:22
迫力の大天狗が徐々に迫ってきました
手前の岩峰を左から巻くようにトラバース
2020年02月02日 08:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/2 8:23
手前の岩峰を左から巻くようにトラバース
余裕のサモアくん
2020年02月02日 08:27撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
1
2/2 8:27
余裕のサモアくん
そして草付きと岩と雪が交じるこの区間が一番怖かったです
2020年02月02日 08:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5
2/2 8:29
そして草付きと岩と雪が交じるこの区間が一番怖かったです
ピックも刺さりにくく「もっと蹴り込んで!」とアドバイスをもらいながら
たむ:分かっちゃいるけど腰が引けて…
2020年02月02日 08:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
2/2 8:32
ピックも刺さりにくく「もっと蹴り込んで!」とアドバイスをもらいながら
たむ:分かっちゃいるけど腰が引けて…
なんせ滑ったら、はいサヨナラですから…
2020年02月02日 08:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6
2/2 8:36
なんせ滑ったら、はいサヨナラですから…
なんとか落ち着く場所に出ました
2020年02月02日 08:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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なんとか落ち着く場所に出ました
ようやく気持ちに余裕が 笑)
2020年02月02日 08:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 8:39
ようやく気持ちに余裕が 笑)
大天狗が目前に
2020年02月02日 08:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 8:42
大天狗が目前に
今日はどこまでも蒼い空でした
2020年02月02日 08:43撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
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2/2 8:43
今日はどこまでも蒼い空でした
2020年02月02日 08:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 8:51
そして再び雪面をトラバースし
2020年02月02日 08:57撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
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そして再び雪面をトラバースし
本日2度目のロープを出すサモアくん
2020年02月02日 09:11撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
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2/2 9:11
本日2度目のロープを出すサモアくん
続いてたむちゃん
2020年02月02日 09:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/2 9:26
続いてたむちゃん
おおー、プロのクライマーみたい 笑)
2020年02月02日 09:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 9:36
おおー、プロのクライマーみたい 笑)
相変わらずセカンド引き上げシステムにまごつくたむちゃん
2020年02月02日 09:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
2/2 9:49
相変わらずセカンド引き上げシステムにまごつくたむちゃん
リーダーも登ってきました
2020年02月02日 09:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/2 9:52
リーダーも登ってきました
結構イカツイ大天狗
2020年02月02日 09:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 9:58
結構イカツイ大天狗
今回我々は大天狗を直登せず右から巻きました
2020年02月02日 09:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/2 9:59
今回我々は大天狗を直登せず右から巻きました
これは小天狗?
2020年02月02日 09:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 9:59
これは小天狗?
大天狗の裏側。てっぺんからは懸垂で降りてくるようです
2020年02月02日 10:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/2 10:00
大天狗の裏側。てっぺんからは懸垂で降りてくるようです
南アルプスオールスターズ
2020年02月02日 10:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/2 10:06
南アルプスオールスターズ
御嶽山かな
2020年02月02日 10:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 10:06
御嶽山かな
2020年02月02日 10:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2020年02月02日 10:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/2 10:17
2020年02月02日 10:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/2 10:23
2020年02月02日 10:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/2 10:24
2020年02月02日 10:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5
2/2 10:25
2020年02月02日 10:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 10:27
無事天狗尾根を登れました
2020年02月02日 10:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/2 10:27
無事天狗尾根を登れました
喜びも一入
2020年02月02日 10:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/2 10:29
喜びも一入
そして今回のもう一つの目的はここでKさんとNさんに黙祷を捧げること。
2020年02月02日 10:35撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
13
2/2 10:35
そして今回のもう一つの目的はここでKさんとNさんに黙祷を捧げること。
終始穏やかな天候の下、KさんとNさんに見守られながらの山行に感謝です
2020年02月02日 10:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6
2/2 10:35
終始穏やかな天候の下、KさんとNさんに見守られながらの山行に感謝です
どこまでも遠望が効く澄んだ空でした
2020年02月02日 10:35撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
2/2 10:35
どこまでも遠望が効く澄んだ空でした
後はここを登れば一般縦走路と合流です
2020年02月02日 10:36撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
1
2/2 10:36
後はここを登れば一般縦走路と合流です
赤岳方面
2020年02月02日 10:43撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
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2/2 10:43
赤岳方面
一般縦走路をツルネに向かいます
2020年02月02日 10:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 10:49
一般縦走路をツルネに向かいます
一般縦走路というものの…
2020年02月02日 10:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 10:50
一般縦走路というものの…
先日の降雪で道は完全に雪の下。慎重にバックステップで降ります
2020年02月02日 10:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 10:53
先日の降雪で道は完全に雪の下。慎重にバックステップで降ります
ピックを差しながらカニ歩き。一般道とは全然ほど遠く神経がすり減ります…涙)
2020年02月02日 10:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
2/2 10:59
ピックを差しながらカニ歩き。一般道とは全然ほど遠く神経がすり減ります…涙)
大天狗と富士山のコラボ
2020年02月02日 11:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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大天狗と富士山のコラボ
まだまだ続きます
2020年02月02日 11:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
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まだまだ続きます
もう勘弁して〜
2020年02月02日 11:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 11:08
もう勘弁して〜
岩と雪のミックスの急下降。気が抜けません
2020年02月02日 11:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/2 11:15
岩と雪のミックスの急下降。気が抜けません
ようやく難所を抜けました
2020年02月02日 11:38撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
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2/2 11:38
ようやく難所を抜けました
それでもまだまだ遠いツルネ
2020年02月02日 11:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 11:42
それでもまだまだ遠いツルネ
これから登り返しが待っています
2020年02月02日 12:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/2 12:03
これから登り返しが待っています
少し休憩。バックは登って来た天狗尾根。
2020年02月02日 12:13撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
1
2/2 12:13
少し休憩。バックは登って来た天狗尾根。
ツルネへの最後の登り。ここも割と急です
2020年02月02日 13:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 13:03
ツルネへの最後の登り。ここも割と急です
阿弥陀、中岳、赤岳でしょうか
2020年02月02日 13:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
2/2 13:10
阿弥陀、中岳、赤岳でしょうか
はぁ、やっとツルネに到着!
2020年02月02日 13:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 13:12
はぁ、やっとツルネに到着!
権現岳
2020年02月02日 13:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 13:12
権現岳
遠く北アルプスと手前に阿弥陀南稜の青ガレ
2020年02月02日 13:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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遠く北アルプスと手前に阿弥陀南稜の青ガレ
2020年02月02日 13:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 13:13
ツルネのてっぺんで今回唯一の3人揃った写真です
2020年02月02日 13:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/2 13:15
ツルネのてっぺんで今回唯一の3人揃った写真です
どこまでも澄んだ北アルプス方面。
2020年02月02日 13:18撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
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2/2 13:18
どこまでも澄んだ北アルプス方面。
今日ずっと見えていた富士山
2020年02月02日 13:19撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
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2/2 13:19
今日ずっと見えていた富士山
そして登って来た天狗尾根を感慨深くしばし眺める
2020年02月02日 13:20撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
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2/2 13:20
そして登って来た天狗尾根を感慨深くしばし眺める
2020年02月02日 13:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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分岐。ここから降ります
2020年02月02日 13:27撮影 by  Canon PowerShot G1 X Mark II, Canon
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分岐。ここから降ります
2020年02月02日 13:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2020年02月02日 13:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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天狗尾根の見納めです。
2020年02月02日 13:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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天狗尾根の見納めです。
ここから下降。膝位まで積雪がありズボズボ踏み抜きながら降りました
2020年02月02日 13:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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ここから下降。膝位まで積雪がありズボズボ踏み抜きながら降りました
なんとか降りて来ました
2020年02月02日 15:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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なんとか降りて来ました
出合小屋でいっぷく
2020年02月02日 15:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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出合小屋でいっぷく
大天狗が見送るように夕日に照らされていました
2020年02月02日 16:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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大天狗が見送るように夕日に照らされていました

感想

今回は久々の八ヶ岳東面のバリエーションルートということで、3週間前に権現岳から赤岳へ縦走した際にかっこよく見えた天狗尾根を目指すことに。
グレード的には赤岳主稜と変わらないが、全装でののっこしとなるので総合力が求められる。果たしてどうなることやら。

1日 のんびり標高上げ
赤岳鉱泉では名だたるクライマーを呼んでのイベントが開催されている中、静かな八ヶ岳を楽しめるかなと、そんな感じで京都を出発。
恵那峡SAで仮眠しようとするも、前日までのいろいろなばたばたでテントの本体しかないことが発覚。

赤岳展望荘に宿泊予定のKさんパーティが前泊用のテントを持っているはずだと連絡すると少し前に恵那峡をでたとのこと。なんとか諏訪SAで合流し、4−5人用ながらテントをなんとか確保する。あやうく山行中止になることだった。
そのまま諏訪SAで仮眠して小1時間で美しの森へ。

なんとなく予想はしていたが雪が全くない。八ヶ岳自体はまぁまぁ白いので下の方は降っても溶けてしまっているという感じだろうか。
適当に準備して歩き始める。最初の1時間は林道歩き。やがて地獄谷沿いの道に入る。
いくつも出てくる堰堤にうんざりするが、トレースがあったので順調に進んで出合小屋まで。
薪ストーブやトイレもあって快適そうな小屋だ。先行パーティもベースにするのか大きなテントを張っている。旭東稜を目指すとのこと。

我々は沢を渡って天狗尾根に取り付く。ピンクテープとトレースを頼りに登り始める。
幸いにも真新しいトレースがあり、ありがたく使わせてもらう。なければ結構なラッセルになりそうだ。
ひたすらコンタ上げかと思っていたら2100mくらいにちょっと雪稜チックなところがでてくる。まぁどうってことはない。
左手には権現、振り返れば富士山が望むことができる最高の天気。

ひたすら高度を稼いで2400m地点まで。14時着で余裕のある感じだ。
テントを設営して転がり込む。4−5テンに3人なのでかなり広々だ。
晩御飯は久々にsamoa食計で麻婆茄子春雨。我ながらおいしかったと思う。
明日の天気予報は高気圧の弱い張り出し。天気がいいのは間違いなさそう。そうとなれば果報は寝て待てということでシュラフにもぐりこんだ。

2日 最高のアルパイン日和
3時半起床。星はばっちり見えていて風もなく穏やかだ。
朝ごはんはインスタントラーメン。スライスもちが入って朝から重たい感じだ。
荷物を片して6時前に出発。

30分ほどでカニのはさみに到着。近くで見るとなるほどカニのはさみって感じだ。
左から巻くが木がつっかえて邪魔なところがあり、ザックを手渡しして通過。

はさみに見えなくなったカニのはさみを見送ると15mほどの草交じりの岩壁が出てくる。卦蕁召らいでフリーで問題なく登れる。

さらにその先に進むと小岩峰が現れる。ちょうどこの辺りで日の出。あたり山々が赤く染まる。
ここは右手に急な斜面10mトラバースして、雪の詰まったルンぜ地形を25mほど登る。
トラバース部分には残置があり、それを頼りに通過する。
直上部分に切り替わるところは溜まったりはできない。今回はそこで確保したが、トラバースが始まるところから確保してもよかったかもしれない。
直上部分は雪の詰まった急なルンぜを登る。確保支点は灌木。

振り返れば甲府盆地が見え、富士山がどっしり構えている。標高を上げると北岳・仙丈ケ岳、甲斐駒、中央アルプスや御嶽を望むことができる。

さていよいよ大天狗に差し掛かる。手前に岩稜が出てきて今度は左手から避けていく。
基部にそってのトラバースは少し雪が不安定で嫌な感じ。途中4mほどの段差がありフリーで登り、もう少しトラバースして尾根に復帰する。落ちたらアウトなところで雪がさらっとしていたので結構緊張した。

さらに出てくる小岩峰を右手から巻いて急な斜面を登ると大天狗の本体に。
ちょうど先行パーティが直登ルートを登り切るところだ。ラッセルのお礼をいう。
このラッセルをこなして直登ルートを行っているのなかなかの猛者だ。

我々は右手の巻きルートに。テープから適当に右にトラバースすると残置ハーケンのある岩場にぶち当たる。
手前の灌木を確保支点にして登攀に取り掛かる。
浅いルンぜをひと登りした後にバンドっぽいところ少し斜上し再度浅いルンゼを越えるとチェーン付きボルトの終了点へ。記録通り卦蕕らいだろう。

あとはなんてことないトラバースで尾根に復帰しあとは高度を縦走路目指して高度を稼いでいく。振り返れば大天狗をはじめ岩峰・岩稜が連なりいい感じだ。
岩稜が一通り終わったところで天狗尾根で亡くなった会員へ黙祷をする。
気を引き締め直して縦走路へ合流し下山に取りかかる。

縦走路に合流してすぐに鎖場やハシゴのあることろ。3週間前は出ていたハシゴや鎖が埋まっていたり、岩交じりの急な下りでなかなか緊張する。時折バックステップを交えながら慎重に下っていき緩くなってようやく天狗尾根から続く核心が終わりほっと一息つけるが、ツルネへの登り返しも含めまだまだ先は長いのでおちおちはしてられない。

ひぃひぃいいながらツルネに登り返す。
振り返ると天狗尾根を備えた赤岳がかっこよく聳え、その横には長い南稜を携えた阿弥陀岳が鎮座している。3週間前はガスガスで見えなかった景色が見えて感無量。
阿弥陀の向こうには真っ白い北アルプスが連なっている。今日はあっちも最高の天気だろう。
荒々しい権現もいい感じだ。出会った登山者も数名くらいで八ヶ岳とは思えない静かなところ。ピーク写真をとって、」次は旭東稜で来たいななんて思いながら後ろ髪をひかれながら稜線をあとにする。

ツルネからの下りは見えていたとおり急な下り。ズボッたりブッシュが引っかかたりしながら転がるようにひたすらひたすら降りていく。
途中、権現のあたりをヘリがホバリングしていた。事故でもあったのだろうか。
そんなこんなで出合小屋まで。日曜だが何パーティかテントがあった。

あとは行きに歩いた道を下るのみ。途中振り返ると天狗尾根がいい感じで夕陽に照らされていていい感じ。
途中、権現で事故を起こしたあろう会の人だろうか、荷物撤収のヘルプで林道を歩いて行った。
あとはひたすら林道を歩いて日没直後くらいに駐車場へ。充実感のあるバリエーションとなって本当によかっか。

道の駅こぶちざわで温泉に入り、中華料理屋でチャーハンなどを腹に書き込んで、京都への帰路についた。

会の個人山行で赤岳は天狗尾根に。
グレードは赤岳主稜と同レベルということなので
同行させていただきましたが装備を全部背負っての登攀縦走。
体力に自信が無いのでどこまで通用できるか胸の内は不安がつきまといました。
終始トレースがあったのは大助かりでした。

ロープを出したのは2箇所。後はフリーで登りましたが
どうもスラブ状の雪壁をフリーで登るのは苦手で視覚的にも目がくらみます。
足を滑らせると百メートル単位で止まらないのでは?
アイゼンをしっかり蹴り込み前歯で立とうとするものの
端から見たらへっぴり腰で登ってる自分がいるんでしょうね。
何が嬉しくてこんな所に来たのかと泣きながら喉カラカラで登り終えました。
今回、山行の目的の一つに以前この天狗尾根で亡くなった
同じ会のメンバーに黙祷を捧げることがありました。
無事、黙祷を捧げさせていただきましたが、むしろ亡くなられたメンバーに
天候も含め守られた中で登らせてもらったという意識の方が強く感じました。
本当に感謝しかありません。

黙祷の後は一般縦走路に合流下山です。
やれやれと思ったのも束の間、この縦走路も全くあなどれなく
縦走路は完全に雪の下。マジか…
雪面をへつりながらバックステップで慎重に歩みを進めるしかありません。
ツルネからの下降は雪にズボりまくり。途中出くわした方は
ツルネに上がるまで8時間もかかったという話に納得。
疲労困憊でクタクタで下山しました。
しかし終わってみると何か清々しい気分を味わうことができました。

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