上高地-岳沢-重太郎新道-吊尾根-奥穂高岳-穂高岳山荘1泊-ザイデングラード-涸沢カール-本谷橋-横尾-徳沢-明神-上高地(穂高連峰/北アルプス)
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- GPS
- 30:27
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 1,774m
- 下り
- 1,755m
コースタイム
…耕邯松本市(旧:南安曇郡安曇村)
岐阜県高山市(旧:吉城郡上宝村)
【▲今回のコース▲】
【▲9月1日(土)▲】
『上高地(標高1505m/7:13/登山開始)-岳沢登山口(7:45)-風穴(8:18)-
岳沢小屋(標高2230m/9:39/17分休)-紀美子平(標高2919m/12:42/20分休)-
南稜ノ頭(標高3131m/14:44)-奥穂高岳(標高3190m/14:54/20分休)-
穂高岳山荘(標高2996m/15:55/初日登山終了)』
<※水は2.5リットル消費した>
【▲9月2日(日)▲】
『穂高岳山荘(標高2996m/6:19/下山開始)-涸沢小屋(標高2350m/8:08)-
涸沢ヒュッテ(標高2300m/8:16/30分休)-本谷橋(10:03)-横尾(11:05)-
徳沢(12:06)-明神(12:55)-上高地(標高1505m/13:40/全行程終了)』
<※水は1.5リットル消費した>
天候 | 『9月1日(土)』:晴れのち雨 『9月2日(日)』:雨のち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
/圭-松本(JR中央本線・篠ノ井線/2300円+450円+510円) <510円(快速ムーンライト信州号指定券)> <450円(新宿〜立川の普通乗車券/立川が0時を越える駅)> <2300円(青春18切符1綴)> ⊂硝-新島々(松本電鉄上高地線(電車)/上高地往復キップ) <上高地往復キップは松本〜上高地の往復で4400円/6日間有効> 新島々-上高地(アルピコ交通バス/上高地往復キップの範囲/4400円) 【★復路★】 ‐綛眞-新島々(上高地片道割引キップ/2400円<上高地-松本の運賃>) ⊃慧隋-松本(上高地片道割引キップの範囲) 松本-新宿(JR中央本線・篠ノ井線/2300円<青春18切符>) 【●往路詳細●】 新宿23:54-4:30松本4:45-5:08新島々5:20-6:25上高地 <中央本線・篠ノ井線・松本電鉄上高地線・アルピコ交通バス> 【●復路詳細●】 上高地14:40-15:55新島々16:06-16:35松本16:38- 19:47大月29:52-21:29新宿 松本電鉄上高地線(松本〜新島々/刻表) http://www.alpico.co.jp/access/rail/#timetable アルピコ交通上高地線(松本〜新島々〜上高地/時刻表) http://www.alpico.co.jp/access/route_k/honsen/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
【▲全区間赤線登山道(危険箇所多い)▲】 ‐綛眞蓮然拌小屋:危険箇所はとくに無し 岳沢小屋〜紀美子平:ハシゴ・鎖場・下りで使うと危険 5美子平〜奥穂高岳:ハシゴ・鎖場・岩場・危険箇所多々 け穂高岳〜穂高岳山荘:小屋の手前のハシゴが危険 ナ羚盂抻柿顱挿疎凜ール:ザイデングラードの鎖場が危険 涸沢カール〜本谷橋:危険箇所はとくに無し 本谷橋〜横尾:危険箇所はとくに無し ┣H〜徳沢〜明神〜上高地:危険箇所無し 【▲登山者数情報▲】 ‐綛眞蓮然拌小屋:12名 岳沢小屋〜紀美子平:約50名 5美子平〜奥穂高岳:約10名 け穂高岳〜穂高岳山荘:3名 ナ羚盂抻柿顱挿疎凜ール:約50名 涸沢カール〜本谷橋:約50名 本谷橋〜横尾:約20名 ┣H〜徳沢〜明神〜上高地:約100〜200名 【▲今回素泊で宿泊した小屋▲】 穂高岳山荘(白出乗越)<素泊6000円> http://www.hotakadakesanso.com/ 【▲周辺の山小屋情報▲】 岳沢小屋(旧:岳沢ヒュッテ) http://www.yarigatake.co.jp/dakesawa/ 北穂高小屋(北穂高岳頂上付近) http://homepage3.nifty.com/kitaho/ 涸沢小屋(涸沢カール) http://www.karasawagoya.com/ 涸沢ヒュッテ(涸沢カール) http://www.karasawa-hyutte.com/ 横尾山荘 http://www.yokoo-sanso.co.jp/ 徳沢ロッジ http://www.m-kamikouchi.jp/tokuzawalodge/ 旅館明神館 http://www.myojinkan.co.jp/ |
写真
感想
【■■感想と解説■■】
今回は2003年10月12日にありし日の岳沢ヒュッテに泊まった事を思い出しながら岳沢経由で奥穂高岳に登りました。奥穂高岳は2004年に2度登っておりますので今回は3回目の登山でした。まずはじめに上高地から岳沢登山口まで行きまして、そこから樹林帯のショボ山を登って岳沢小屋まで行きますが、高度が上がるにつれて上高地方面の眺望や対岸の霞沢岳などが美しく見えてきます。樹林帯が終わった頃に岳沢小屋が見えてきます。この小屋は現在は槍ヶ岳山荘グループのもので、本来はこの地に2005年の春先頃まで岳沢ヒュッテという大きな山小屋がありましたが、同年の春先におきた大規模な表層雪崩で崩壊して消滅してしまいました。そしてその新しく建てられた小さな山小屋こと岳沢小屋を見ながら重太郎新道の登りに取り掛かります。最初のうちは樹林帯の登りですが、途中から急峻な岩場の登りで、ハシゴやクサリなどがたくさん出てきます。この道は下りで使うと危険ですし、雨天なら滑りやすいのでなおさらヤバイです。岩場が一段落する紀美子平(前穂分岐)まではかなりの急登で体力は極端に消耗します。紀美子平から奥穂高岳頂上までの吊尾根は重太郎新道に比べれば緩やかですが、岩場の危険な場所も少なからずありますので気が抜けません。
そして高度が上がって南稜ノ頭に着くと進行方向左側にジャンダルムが見えてきます。ジャンダルムが見えたら奥穂高岳は目と鼻の先です。この日は奥穂高岳の頂上は濃霧が始まる頃でしたので景色の良い眺望は10分くらいしか経験できませんでした。奥穂高岳から白出乗越にある穂高岳山荘までは30分ほどですが、小屋手前のハシゴは濡れていると滑りやすいので気が抜けませんでした。穂高岳山荘は今回で3回目の宿泊で、この小屋での素泊は今回が初めてでした。翌朝は暴風雨の中、雨具を着てザイデングラードのクサリ場に注意しながら涸沢カールへおりました。涸沢カールに着くと天気が回復し始めて、2004年8月29日に歩いた屏風ノコル付近のパノラマコースを右に見ながら本谷橋まで下りました。本谷橋に着く頃には太陽が出てきましたが、振り返ると穂高連峰の頂上付近はいまだに厚い雲の中でした。本谷橋から横尾までは樹林帯を歩いて横尾大橋を渡って横尾をに着きます。そして横尾から上高地までは人だらけで途中の明神までは観光客も着ますので、明神から上高地までは「人人人人人人人人人」でした。今回の総括は重太郎新道と吊尾根を登りで使って奥穂高岳まで行けたという達成感のみです。
お疲れ様でした
10月の3連休にジャンに行く計画もありましたが・・・来年にメンバー絞り行きましょう
この三連休(9/15〜9/17)は栂海新道を日本海まで縦走しておりました。重太郎新道もそうですが、新道と名が付く道はパンチが効いて険しい所が多いと思いました
>またまた珍しい夕食ですね
コンロを持って行くと重いので、パンとバターかジャムを持ち歩く事が多いです
10月の三連休は立山連峰の『室堂〜剣沢雪渓〜真砂沢ロッヂ1泊〜仙人温泉〜雲切新道〜阿曽原温泉1泊〜水平歩道〜欅平〜祖母谷温泉(日帰り)〜欅平…黒部峡谷鉄道』を計画しておりますので、ジャンダルムは来年にしましょう
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