西穂高岳(新穂高ロープウェイ使用)
- GPS
- 08:13
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 943m
- 下り
- 951m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 2:36
- 合計
- 6:41
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
風が強く自分のトレースも帰りには消えていました。 |
写真
感想
今回は以前から興味があった西穂に出かけてみた。
てんきとくらすの評価はA、windyなどを見てみると風速は15m/s前後の予報だった。
初日、ロープウェイを使用し高度を稼ぐ。アジア系の外国人観光客が多くみられた。自分が乗った便では日本人より外国人の方が多かったかもしれない。
たしかに下には温泉街があるし、おいしい物もあるし、散策にはちょうどいい場所かもしれない。雪をたのしむ様子から台湾あたりからきたのかな?と思った。
麓には雪がほとんどなく、車での移動は快適だった。
テント場は雪が積もっており、整地跡が使えたらいいなと期待していたがまったくもってフラットだった。一応スコップを持ってきていたので不慣れながら整地し、テントを張った。夜間すこし風が吹いていたように感じたがおおむね微風で、快適だった。今回も甲斐駒の山行と同様にスノーフライを使用したが、必要なかったと思う。
気温はおそらく氷点下になることはなく、内側には霜も水滴もついていなかった。今回は下半身だけシュラフに入れ、上半身はダウンジャケットで寝ることが出来た。
2日目はだいたい6時出発。帰りの所要時間を考えるともっと早く出たい気もしたが、暗いうちから行動するには自分の技量上、むずかしそうなので途中で日の出する時間に出発した。丸山を過ぎたあたりからあたりが白み始め、独標では完全に明るくなっていた。風は絶えず北西から吹いているようだった。時折体を押されるも、同じ方向から吹いているのでふらつく感じはない。ただ、予報よりは体感する風速が速いように感じた。しかし風は強くとも、そもそも難所は両手両足がついているのであまり気にならない。立っている時に吹く風で東側に押されるので雪庇を踏み抜かないようにだけ気を付ける。
今回はピッケルを2本持っていったので雪面のトラバースや雪壁の登降は比較的安定して行動できたと思う。場所によっては雪が柔らかくアイゼン、ピッケルが効きにくかったり、薄いモナカが張っていて取りつきにくかったりした。また、今回は登らなくていいピークの巻き方がわからず、右往左往してしまい余計なトレースを付けてしまった。ピッケルが2本あるとなまじ動きやすいのであっちこっちに登ってしまう。
山頂直下の雪壁は有名だが、途中で腕が疲れてきた。アイゼンを蹴り込んでもイマイチ安定感に欠けたので、腕にも荷重をかけたのだが、腕を使う事に慣れていないせいだと思う。
コースは全体的に登って、降りて、トラバース、少し歩いて。の繰り返し。独標の取り付きまでは息が上がるが、それ以降は体力はあまり要求されないように感じる。集中を欠かさないようにだけ気を付けた。
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