記録ID: 222390
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
笠ヶ岳
2012年09月04日(火) ~
2012年09月05日(水)
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- GPS
- 30:00
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 2,229m
- 下り
- 2,115m
コースタイム
9/4 6:00クリヤ谷登山口-徒渉地点-岩屋-雷鳥岩-笠ヶ岳-14:00笠ヶ岳山荘(泊)
9/5 6:00笠ヶ岳山荘-笠新道分岐点‐杓子平-笠新道登山口-12:00新穂高
9/5 6:00笠ヶ岳山荘-笠新道分岐点‐杓子平-笠新道登山口-12:00新穂高
天候 | 9月4日 曇り時々雨、一瞬晴れ間 9月5日 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
クリヤ谷ルート トレイルは明瞭です。地形図をよく頭に叩き込んでいたので足元だけ注意して歩けました。一部笹が茂っていますがルートを覆い隠すほどではありません。このルートのポイントはクリヤ頭迄の急登です。後は見通し良いハイマツの稜線で前後を歩く人もハッキリ解ります。山頂の岩轢帯は浮き石に要注意です。 ガスガスの天候のときはペンキの○印を見失わないように。 笠新道(下降) 3大急下降とも云えます。危険箇所はないものの登り以上に慎重な姿勢、態度でないと怪我します。 宿泊 登山口の直ぐ近く源泉かけ流し貸切露天風呂の「槍の郷」お勧めです。 食事はイワナ、飛騨牛等堪能できます。早朝出発するなら夜弁当を用意してくれます。www.yarinosato.co.jp/ |
写真
再度右岸に徒渉したところにある岩屋。床は整地されツエルト2張り分のスペースがある。ここで休憩していると男性登山者が先に進んで行った。今日初めて人に会う。天候は小雨となりテンション下がる。
笠に近づくとまた濃いガスに包まれる。これが笠のてっぺんか?と息をきらし登りきるとまだ先のはるか高みが霞んで見えた(*_*)
そこに辿りつくとまた更に高いピークが(/_;)
これは岩礫が積み重なったヤマレコで見た形のピークだ
そこに辿りつくとまた更に高いピークが(/_;)
これは岩礫が積み重なったヤマレコで見た形のピークだ
ガスの中ヤマレコでよく見た山頂の標識が現れた。だれもいないし何も見えないがやっと着いたんだ(^.^)/~~~
ここで一休みと思いきや大粒の雨(*_*)
もう笠ヶ岳山荘まで駆け降りる。
ここで一休みと思いきや大粒の雨(*_*)
もう笠ヶ岳山荘まで駆け降りる。
翌朝同室の方にお別れの挨拶し6時山小屋出発。
今日もガスの中テンション低く稜線を抜戸岳方向に進む。
カール壁上部から杓子平を見下ろす。見事に半円を描いた圏谷。右方向に旧登山道が見える
今日もガスの中テンション低く稜線を抜戸岳方向に進む。
カール壁上部から杓子平を見下ろす。見事に半円を描いた圏谷。右方向に旧登山道が見える
撮影機器:
感想
昨年西穂に登った際、向かい側の笠ヶ岳の雄大な姿に釘ずけとなり穂高側よりも笠をずっと見ていた。写真も笠ばかり撮っていて帰ってからも笠のことが頭から離れず笠の登山記録を読み漁り笠の地形図をずっと見ていた。
私にとってこんな魅力満載なピークはあったでしょうか!
メジャーな穂高と比べるとあまり視線を浴びていない主役を引き立てる為の脇役みたいな
控えめな渋いポジションがいい(^○^)
穂高から笠ヶ岳〜抜戸岳を見渡すと高度感ある谷間を挟んで対岸の中腹に帯のような険しい岩稜帯に守られ、その上の稜線に点在する穏やかな圏谷群。
標高も穂高よりも低いのだが神々しく天国的な匂いのする笠ヶ岳山頂。
前世は僧侶(^○^)であった私にとっては当然その頂に引き寄せられるわけだ。
穂高側のようにロープウエイで観光客が中腹まで登れるわけでないまだ開発されてない
自力で登るしかない。周りの谷も深く林道も見えない自然のままの姿を保っている。
いつまでもそんなスタンスのままでいてほしい。
しかし大したトレーニングもせず今回臨んでしまった。体力より装備にこだわっていた自分はいったいなんなんだ。('_')
無事帰ってこれたのも周りのみなさんに感謝したい。無理云って休暇をいただいた上司にも。
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笠ヶ岳愛がものすごく伝わってきました!
こういうレコを拝見すると、行った気になる一方、自分の目でも確かめたくなります!!
kamehibaさんこんばんは。
とてもあたたかいコメントいただき恐縮です。
つたない文章、画像で笠ヶ岳の魅力と思い入れをうまく表現できませんでしたがアップしてよかったです(^^)/
こんにちは
私も槍ヶ岳のお隣の大喰岳に登った時に
向いに見える高い山がすごく気になっていました。
近くに居る人に聞いたら「笠ヶ岳」だと教えてくれました。
播隆上人が槍ヶ岳に登る前に登られた山ですよね。
高くそびえ立つ姿に感動しましたよ
一人で山に登る人って前世は僧侶だったのかもですね(笑)
北穂で遭難事故があったからヘリが飛んでたんでしょうね。
お天気が良くて救助できたから良かったですね。
北アルプスは油断すると怖い山でもありますね。
でも最高の景色・・・・
私も100名山踏破目指してますから
そのうち「笠ヶ岳」登りに行きたいです。
コメントありがとうございます。
人が山に登り始めるきっかけは何なのでしょうか。
私の場合、誰かに連れられてとか親が登っていたからとかではなく自分でもよくわからないのですが、気がつくとフラッとあの山頂に引き寄せられているのです。
そして自分でもよくわからないのですが、気がつくと仏殿とか仏教建築にも引き寄せられるのです。
前世は僧侶としか考えられないっすね
山とか仏とか私にはなにかスピリチュアルな世界が存在しているのか(^−^)
100名山踏破は夢ではない
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