■毎年恒例【富士登山】今年は吉田口からお鉢巡りも
- GPS
- 15:01
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,686m
- 下り
- 1,694m
コースタイム
天候 | くもり(たまに青空) 後 小雨時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
スバルライン往復2000円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な箇所は特にありません。 小屋が非常に多いので小屋間がとても短く感じるコースです。 あっという間に本八合目でした。 なだらかな道ばかりだという記憶だったのですが、 途中からはゴツゴツした岩場もたくさんあって暗いと足元がちょっと不安でした。 また、つづら折りのコーナーには富士山名物の登山者の吐しゃ物が結構あります。 荷物や腰をおろしたりする時には気をつけた方がいいですョ。 トイレはこの時期、本八合目から上はもう閉まっているので注意。 (山頂の東京屋のトイレは未確認。) これから先も次々と小屋閉めが始まるので小屋のHPなどで情報収集してください。 |
写真
感想
毎年恒例(と言ってもまだ3年目)になっている富士登山。
やっと都合がついたのが9月に入ってから。。。
混んでいるのが嫌いなので例年通り平日に有休とってもらいました。
今年は吉田口(河口湖口五合目)からです。
※2011年 須走ルート
2010年 富士宮〜御殿場ルート
2010年 須走ルート(荒天の為撤退)
旦那さまはこのルートは初めてですが、
私は子どもの頃に家族で登ったことがあります。
そして今回はなんとしても初めてのお鉢巡りをするのが目標。
(子どもの時もお鉢巡りはしてなかった〜!)
去年、須走ルートでお鉢巡りをする予定でしたが、
旦那さまの調子があまり良くなくて須走口頂上ピストンで断念しました。
まぁ、、、前日も巻機山に登ってそのまま寝ずに富士山に挑んだわけですから、
調子が悪いのは当然といえば当然。。。
今年は万全な体調で臨もうと、前日ゆっくり休むためにも月曜登山にしたわけです。
2日午後22時過ぎに横浜を出発。
早めに行って1時間は標高慣らしをしなくては。
スバルラインを走っていると、山小屋の明かりなのか、それとも登る人たちのヘッドランプなのかわかりませんが列が連なっているのがはっきり見える。
「9月なのに人多そう。。。」
駐車場に着いて休憩&準備をしていると小雨が降ってきたが、
1時間すると雨も上がる。
トイレに行くとどこかの会社の団体がラジオ体操を大きな音でかけて準備体操をしていた。まだ駐車場で寝てる人いると思うんだけどなぁ。。。
予定通り2時に出発。
思ったより寒い。
暗いので前を行く団体の後ろについていくが、途中で追い抜いてしまう。
子どもの頃に登った記憶はあるのだけど、その時も真っ暗な中団体について登ったので登山道などはよく覚えていない。
ただ、あの時は山小屋に泊まって、山頂でご来光を見たけれど高山病で気持ち悪くてしょうがなかったこと。
あと下山時に弟と二人で駆け下りた時に、下っても下っても景色が変わらなくて、子どもながらにも「地獄」のような雰囲気を味わったことをすごく今でも覚えてる。
この時間、思っていたよりも登っている人が少ない。
山頂で御来光を拝みたい人が多いせいか。。。
雲が多いので今日の御来光はどうなのかな。
そういえば、登っている間、遠くで稲光が見えていた。
ずっと。
どこだろう?
丹沢とか高尾あたりかな〜?
怖いぐらい何度も雷が落ちていた。
登山指導所を過ぎるとあっという間に七合目。
七合目を過ぎる頃になると空が少し明るくなってくる。
そして御来光。
雲間から少しだけ拝めました。
吉田口ルートは途中まですごく整備がされているなーといった印象。
けれど、赤土は抉れ、支えている人工的な骨組が露出してしまっていて登りにくくなってしまっている。
年間20〜30万人が登るのだから登山道整備も大変だ。。。
八合目にもすんなり着いてしまう。
小屋もたくさんあってなんだかスパンが短く感じる。
高山病にならないように水分をこまめに摂り、呼吸も酸素が頭のてっぺんまで行きわたるよう意識しながらする。
八合目を過ぎると人が増えてくる。
小屋で泊まっていた人や、これから下山する人などなど。
本八合目手前から、私は強烈な睡魔に襲われる。
登山中に眠くなることはほとんどないのに。
眠くて眠くてたまらない。
あくびの連発。
顎が外れそうになるぐらい。
頭痛無し。
足も重くない。
けれど眠い。。。眠すぎる。
八合五勺。
とうとう眠気のピーク。
小屋前にベンチがあったので座ったまま少し眠ることにする。
たぶん、これも高山病の一種。
10分ほどで起きる。
ちょっとスッキリ。
登山再開。
寝ている間にガスが漂ってきていた。
山頂はガスの中。
ここまで来れば山頂まであと少し。
今回は旦那さまも調子いいみたい。
顔色は相変わらず悪いけどw(2人とも)
そして吉田口山頂に到着。
今回は眠気以外は何ともなかった。
多少岩を一気に登る際に息苦しくはなったものの、足は全然軽いまま。
頭も痛くない。
前回はここでヘロヘロだったのでお鉢巡りは断念して下山したけれど、
今回はできそう。
少し休憩してお鉢巡り開始。
あとで思ったのですが、時計回りに回った方が楽だったような。。。
私たちは何も考えず反時計回りに回ってしまいました。
そして剣ヶ峰への最後の登りの途中でまた睡魔がやってくる。
眠い〜。
眠いよ〜。
眠くて前に進まない。
旦那さまもちょっとペースが落ちているようなので、
追いついて来るまで立ったまま眠る私。
今まで富士山の登山道で死人のように寝ている人を何度も目にしてきたけど、
その人の気持ちが今すごくわかる。
今までは「なんでこんなところで寝るの?」と不思議だったけれど、
ほんとにほんとに眠いんだ。
軽い高山病だね。
やっと剣ヶ峰登頂。
2年ぶり。
人は少ないので並ぶこともない。
すぐにお鉢巡り再開。
たまに青い空が見えたり、ガスったり。
富士宮口山頂付近の小屋は小屋閉めで忙しそうにしていました。
トイレももう使用禁止になっています。
須走下山口辺りに来ると小雨が降ってくる。
小屋の軒下でレインウェア、ザックカバーなど雨対策。
とうとう降って来たかという感じ。
下山は小雨の中黙々と。
時に止んだり、また降ったりの繰り返し。
トイレにも行っておきたいと思い、途中本八合目の小屋に寄る。
以前泊まったことのある上江戸屋さんでトイレ拝借200円。
お腹も空いたし、寒いので温かいものが食べたい。
隣のトモエ館で肉うどん900円を食べる。
美味しい〜。温かい〜。。。
なんだかホッとする。
お腹を満たして下山。
でもここからが自分との闘い〜っ。。。
ガスってて何も見えないし、ずーっと同じような景色でとにかく飽きる。
小雨も降ったり止んだり。
さすがに眠くなることはないけれど、頭が痛くなってくる。
この何回も繰り返される無間地獄のようなつづら折り。。。
あのときと全く同じだぁ。。。(´Д`)
と子どもの頃の記憶が鮮明に蘇る。
地図見て知ってたけどね。
大人になれば違うかと思っていたけれど、同じだった(苦笑)
マジ疲れた。。。
吉田口、下山道嫌いだw
ヘロヘロになって落石防止用のトンネルがあるところまで戻ってくる。
雨が一層激しくなったり。。。
今日山スカで登ったけど、、、レインスカート買わなきゃだな。。。
レインパンツは持ってるけど、面倒なので履かなかった。
途中、馬を連れた人に合う。
これが吉田口ルート名物のお馬さんだ。
パッカパッカ歩いてるので「かわいい」と言っていたら、
突然、
「乗ります? 1万円ですけど。」と言われるが、とんでもない。
「お金無いのでw」とご遠慮申し上げる。
ここから1万円???。。。
高いなぁ。。。
指導所まで戻ると沢山の人がこれから登る準備をしていた。
9月だというのに、平日だというのに結構登る人いるんだねぇ。
ここまで来たら後は、、、平坦な道を歩くだけ。
それでも微妙に登り坂w
でもさっきのあのつづら折りに比べたらなんてことはない。
もうすぐゴールだ。
がんばれ。
出発してなんやかんや10時間半ほどで帰ってきました。
疲れた。。。
2人とも頭がガンガン。
とにかくお鉢巡りができて良かった。。。
もう二度としないと思うけどw
吉田口ルートは登りはすごく楽。
だけど下りは二度とご免だというのが正直な感想です。
(編集中なので後でまた書き足します。)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する