ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 222441
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

■毎年恒例【富士登山】今年は吉田口からお鉢巡りも

2012年09月03日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
GPS
15:01
距離
17.7km
登り
1,686m
下り
1,694m

コースタイム

2:06駐車場-2:20登山口-2:37登山指導所-3:31七合目日の出館-4:15東洋館-4:42八合目太子館-6:15本八合目トモエ館-6:34八合五勺御来光館(仮眠)6:49-7:15九合目-7:48吉田口頂上(休憩)8:05〜お鉢巡り〜8:50剣ヶ峰-9:29須走下山口(ザックカバー等装着)9:38-10:55吉田口須走口分岐(下江戸屋分岐)-12:26登山指導所-12:41登山口
天候 くもり(たまに青空) 後 小雨時々くもり
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカー規制は解除されているので五合目無料駐車場まで上がれます。
スバルライン往復2000円。
コース状況/
危険箇所等
危険な箇所は特にありません。
小屋が非常に多いので小屋間がとても短く感じるコースです。
あっという間に本八合目でした。

なだらかな道ばかりだという記憶だったのですが、
途中からはゴツゴツした岩場もたくさんあって暗いと足元がちょっと不安でした。
また、つづら折りのコーナーには富士山名物の登山者の吐しゃ物が結構あります。
荷物や腰をおろしたりする時には気をつけた方がいいですョ。

トイレはこの時期、本八合目から上はもう閉まっているので注意。
(山頂の東京屋のトイレは未確認。)
これから先も次々と小屋閉めが始まるので小屋のHPなどで情報収集してください。
予定時刻に出発。
予定時刻に出発。
とりあえず団体さんの後ろを着いて行きます。
とりあえず団体さんの後ろを着いて行きます。
登山指導所。
七合目です。
結構早い。
七合目です。
結構早い。
個室もあるのか〜。
個室もあるのか〜。
お月さまが見えてきた。
お月さまが見えてきた。
今日は御来光は無理かな〜。
今日は御来光は無理かな〜。
だいぶ明るくなってきた。
だいぶ明るくなってきた。
雲が多い〜。
八ヶ岳が見える。
八ヶ岳が見える。
来るか来るか????
おお〜。
雲が多いけど御来光来たよ〜。
5
おお〜。
雲が多いけど御来光来たよ〜。
明るく照らされる大地。
3
明るく照らされる大地。
やっと周囲もはっきり見える。
整備されているのに登りにくそうな。。。
やっと周囲もはっきり見える。
整備されているのに登りにくそうな。。。
八合目っ。
なんだか今回はすんなり登れる??
八合目っ。
なんだか今回はすんなり登れる??
微かな朝日に照らされる山並み。
1
微かな朝日に照らされる山並み。
混んでないのが嬉しい。
もう9月だし。
平日だし。
1
混んでないのが嬉しい。
もう9月だし。
平日だし。
雲だらけ。。。今日はこんな感じかな。
雲だらけ。。。今日はこんな感じかな。
すご〜く人工的な感じ。。。
すご〜く人工的な感じ。。。
人が結構います。
人が結構います。
下山してくる人たち。
1
下山してくる人たち。
なんだかとっても眠いんだ。。。
なぜかあくびが止まらない。
1
なんだかとっても眠いんだ。。。
なぜかあくびが止まらない。
とうとう眠くて我慢できなくなったので、小屋前のベンチで少しだけ寝ます。
座ったまま。
とうとう眠くて我慢できなくなったので、小屋前のベンチで少しだけ寝ます。
座ったまま。
ガスが漂ってきた。。。
ガスが漂ってきた。。。
山頂もガスだなぁ。。。
山頂もガスだなぁ。。。
甲斐駒が見えた♪
1
甲斐駒が見えた♪
足は重くない。
ちょっとだけ息苦しいけど。。。
足は重くない。
ちょっとだけ息苦しいけど。。。
土砂に埋もれて朽ちつつある小屋。
1
土砂に埋もれて朽ちつつある小屋。
あと200m。
あの鳥居をくぐれば。。。
あの鳥居をくぐれば。。。
とりあえず山頂。
1
とりあえず山頂。
お鉢巡りしまーす。
お鉢巡りしまーす。
人がほとんどいない。
1
人がほとんどいない。
また眠くなってくる。
あそこが剣ヶ峰。
また眠くなってくる。
あそこが剣ヶ峰。
下は雲だらけ。
眠くて眠くてたまらない。。。
立ったまま少し寝る。
眠くて眠くてたまらない。。。
立ったまま少し寝る。
この登りがつらい。。。
この登りがつらい。。。
二回目の剣ヶ峰っ!
二回目の剣ヶ峰っ!
富士宮側は天気いいような?
1
富士宮側は天気いいような?
馬ノ背を下って振返る。
馬ノ背を下って振返る。
さ〜、お鉢巡り再開。
さ〜、お鉢巡り再開。
ここは2年ぶり〜。
1
ここは2年ぶり〜。
御殿場ルート。
お鉢巡り、、、何気につらいです。
お鉢巡り、、、何気につらいです。
やっぱりあっちは晴れてるような。
やっぱりあっちは晴れてるような。
須走ルートで下ります。
須走ルートで下ります。
もやもや〜の中みんな下山。
もやもや〜の中みんな下山。
吉田口と須走との分岐点。
須走で帰りたい。。。けどそうもいかない。
吉田口と須走との分岐点。
須走で帰りたい。。。けどそうもいかない。
ずーっとずーっと同じ景色。
つづら折りを何度も何度も。。。
しんどいな〜。
精神的に。。。
ずーっとずーっと同じ景色。
つづら折りを何度も何度も。。。
しんどいな〜。
精神的に。。。
最近下りが嫌いなんだよなぁ。。。
最近下りが嫌いなんだよなぁ。。。
やっとつづら折りが終わりました。
これは落石避け。
1
やっとつづら折りが終わりました。
これは落石避け。
お馬さんがいました。
「1万円ですが乗りますか?」
高いので当然ご遠慮申し上げました。
お馬さんがいました。
「1万円ですが乗りますか?」
高いので当然ご遠慮申し上げました。
指導所まで戻ってきたぁ。。。
指導所まで戻ってきたぁ。。。
この道、微かに登りなんです〜。
あと少し〜。
がんばれ〜。
この道、微かに登りなんです〜。
あと少し〜。
がんばれ〜。
やっとやっと見えてきたよ。
1
やっとやっと見えてきたよ。
お疲れさまでした〜。
頭痛い〜。(´Д`)
3
お疲れさまでした〜。
頭痛い〜。(´Д`)

感想

毎年恒例(と言ってもまだ3年目)になっている富士登山。
やっと都合がついたのが9月に入ってから。。。
混んでいるのが嫌いなので例年通り平日に有休とってもらいました。
今年は吉田口(河口湖口五合目)からです。

※2011年 須走ルート
 2010年 富士宮〜御殿場ルート
 2010年 須走ルート(荒天の為撤退)

旦那さまはこのルートは初めてですが、
私は子どもの頃に家族で登ったことがあります。
そして今回はなんとしても初めてのお鉢巡りをするのが目標。
(子どもの時もお鉢巡りはしてなかった〜!)

去年、須走ルートでお鉢巡りをする予定でしたが、
旦那さまの調子があまり良くなくて須走口頂上ピストンで断念しました。
まぁ、、、前日も巻機山に登ってそのまま寝ずに富士山に挑んだわけですから、
調子が悪いのは当然といえば当然。。。
今年は万全な体調で臨もうと、前日ゆっくり休むためにも月曜登山にしたわけです。

2日午後22時過ぎに横浜を出発。
早めに行って1時間は標高慣らしをしなくては。
スバルラインを走っていると、山小屋の明かりなのか、それとも登る人たちのヘッドランプなのかわかりませんが列が連なっているのがはっきり見える。
「9月なのに人多そう。。。」
駐車場に着いて休憩&準備をしていると小雨が降ってきたが、
1時間すると雨も上がる。
トイレに行くとどこかの会社の団体がラジオ体操を大きな音でかけて準備体操をしていた。まだ駐車場で寝てる人いると思うんだけどなぁ。。。

予定通り2時に出発。
思ったより寒い。
暗いので前を行く団体の後ろについていくが、途中で追い抜いてしまう。

子どもの頃に登った記憶はあるのだけど、その時も真っ暗な中団体について登ったので登山道などはよく覚えていない。
ただ、あの時は山小屋に泊まって、山頂でご来光を見たけれど高山病で気持ち悪くてしょうがなかったこと。
あと下山時に弟と二人で駆け下りた時に、下っても下っても景色が変わらなくて、子どもながらにも「地獄」のような雰囲気を味わったことをすごく今でも覚えてる。

この時間、思っていたよりも登っている人が少ない。
山頂で御来光を拝みたい人が多いせいか。。。
雲が多いので今日の御来光はどうなのかな。

そういえば、登っている間、遠くで稲光が見えていた。
ずっと。
どこだろう?
丹沢とか高尾あたりかな〜?
怖いぐらい何度も雷が落ちていた。

登山指導所を過ぎるとあっという間に七合目。
七合目を過ぎる頃になると空が少し明るくなってくる。
そして御来光。
雲間から少しだけ拝めました。

吉田口ルートは途中まですごく整備がされているなーといった印象。
けれど、赤土は抉れ、支えている人工的な骨組が露出してしまっていて登りにくくなってしまっている。
年間20〜30万人が登るのだから登山道整備も大変だ。。。

八合目にもすんなり着いてしまう。
小屋もたくさんあってなんだかスパンが短く感じる。
高山病にならないように水分をこまめに摂り、呼吸も酸素が頭のてっぺんまで行きわたるよう意識しながらする。

八合目を過ぎると人が増えてくる。
小屋で泊まっていた人や、これから下山する人などなど。

本八合目手前から、私は強烈な睡魔に襲われる。
登山中に眠くなることはほとんどないのに。
眠くて眠くてたまらない。
あくびの連発。
顎が外れそうになるぐらい。

頭痛無し。
足も重くない。
けれど眠い。。。眠すぎる。

八合五勺。
とうとう眠気のピーク。
小屋前にベンチがあったので座ったまま少し眠ることにする。
たぶん、これも高山病の一種。

10分ほどで起きる。
ちょっとスッキリ。
登山再開。

寝ている間にガスが漂ってきていた。
山頂はガスの中。
ここまで来れば山頂まであと少し。

今回は旦那さまも調子いいみたい。
顔色は相変わらず悪いけどw(2人とも)

そして吉田口山頂に到着。
今回は眠気以外は何ともなかった。
多少岩を一気に登る際に息苦しくはなったものの、足は全然軽いまま。
頭も痛くない。

前回はここでヘロヘロだったのでお鉢巡りは断念して下山したけれど、
今回はできそう。
少し休憩してお鉢巡り開始。

あとで思ったのですが、時計回りに回った方が楽だったような。。。
私たちは何も考えず反時計回りに回ってしまいました。

そして剣ヶ峰への最後の登りの途中でまた睡魔がやってくる。
眠い〜。
眠いよ〜。
眠くて前に進まない。
旦那さまもちょっとペースが落ちているようなので、
追いついて来るまで立ったまま眠る私。

今まで富士山の登山道で死人のように寝ている人を何度も目にしてきたけど、
その人の気持ちが今すごくわかる。
今までは「なんでこんなところで寝るの?」と不思議だったけれど、
ほんとにほんとに眠いんだ。
軽い高山病だね。

やっと剣ヶ峰登頂。
2年ぶり。
人は少ないので並ぶこともない。

すぐにお鉢巡り再開。
たまに青い空が見えたり、ガスったり。
富士宮口山頂付近の小屋は小屋閉めで忙しそうにしていました。
トイレももう使用禁止になっています。

須走下山口辺りに来ると小雨が降ってくる。
小屋の軒下でレインウェア、ザックカバーなど雨対策。
とうとう降って来たかという感じ。

下山は小雨の中黙々と。
時に止んだり、また降ったりの繰り返し。
トイレにも行っておきたいと思い、途中本八合目の小屋に寄る。
以前泊まったことのある上江戸屋さんでトイレ拝借200円。
お腹も空いたし、寒いので温かいものが食べたい。
隣のトモエ館で肉うどん900円を食べる。
美味しい〜。温かい〜。。。
なんだかホッとする。

お腹を満たして下山。
でもここからが自分との闘い〜っ。。。
ガスってて何も見えないし、ずーっと同じような景色でとにかく飽きる。
小雨も降ったり止んだり。
さすがに眠くなることはないけれど、頭が痛くなってくる。
この何回も繰り返される無間地獄のようなつづら折り。。。
あのときと全く同じだぁ。。。(´Д`)
と子どもの頃の記憶が鮮明に蘇る。
地図見て知ってたけどね。
大人になれば違うかと思っていたけれど、同じだった(苦笑)

マジ疲れた。。。
吉田口、下山道嫌いだw

ヘロヘロになって落石防止用のトンネルがあるところまで戻ってくる。
雨が一層激しくなったり。。。
今日山スカで登ったけど、、、レインスカート買わなきゃだな。。。
レインパンツは持ってるけど、面倒なので履かなかった。

途中、馬を連れた人に合う。
これが吉田口ルート名物のお馬さんだ。
パッカパッカ歩いてるので「かわいい」と言っていたら、
突然、
「乗ります? 1万円ですけど。」と言われるが、とんでもない。
「お金無いのでw」とご遠慮申し上げる。
ここから1万円???。。。
高いなぁ。。。

指導所まで戻ると沢山の人がこれから登る準備をしていた。
9月だというのに、平日だというのに結構登る人いるんだねぇ。
ここまで来たら後は、、、平坦な道を歩くだけ。

それでも微妙に登り坂w
でもさっきのあのつづら折りに比べたらなんてことはない。
もうすぐゴールだ。
がんばれ。

出発してなんやかんや10時間半ほどで帰ってきました。
疲れた。。。
2人とも頭がガンガン。

とにかくお鉢巡りができて良かった。。。
もう二度としないと思うけどw
吉田口ルートは登りはすごく楽。
だけど下りは二度とご免だというのが正直な感想です。


(編集中なので後でまた書き足します。)








お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1008人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

山滑走 富士・御坂 [日帰り]
富士山(吉田口〜お鉢巡り〜吉田大沢滑走)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 富士・御坂 [2日]
富士山(吉田口)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
ハイキング 富士・御坂 [2日]
富士山登山 富士吉田ルート
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら