富士山(須走口コース)
- GPS
- 23:20
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 859m
- 下り
- 856m
コースタイム
◆9月6日(木): 本八合目 トモエ館 3:30 → 九合目 4:45 → 5:30 吉田口富士山頂 → お鉢巡り : 7:50 剣ヶ峰頂上 → 吉田口富士頂上下山口 8:00 → 須走口下山道 → 10:20 須走口五合目P 10:40 ⇒ 11:20 御殿場IC ⇒ 東京
天候 | 両日とも晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
・ 7回目となる富士登山、最近の富士登山者の増加は著しく、8月のシーズンは平日でも混雑するようですので、今回も9月第二週の平日、天候の良さそうな9月5日(水)にしました。
・ 4コースのうち、最も諸条件が良い“須走口”からの登山にしました。
・ 午前中に富士浅間神社やコスモスやヒマワリが見頃になってきた山中湖に近い“花の都公園”と富士吉田の“北口本宮富士浅間神社”などを巡ってから、目的地の須走口登山口へ向かう。
・ 早朝、山中湖周辺は濃い霧が局所的にかかっていましたが、急速に晴れ、素晴らしい富士山と花の写真が撮れました。
・ “北口本宮富士浅間神社”へ参拝後、須走口新五合目P(2,000m)へ移動。
・ 最初に『小富士山』(1,979m)へ立ち寄る。
・ 古御嶽神社の前から入る小富士への遊歩道は小さなアップダウンが続く樹林帯で、林を抜けると突然明るい小富士の山頂が目に飛び込む。
・ 砂礫の山頂からは、山中湖を始め下界の展望が得られましたが、山頂方向は雲の中。
・ キノコ狩りが盛んなようで、収穫したキノコを写真に撮らせてもらいました。
・ 古御嶽神社(こみたけじんじゃ)に戻って、安全祈願、いよいよ登山開始。
・ しばらく樹林帯を登っていくと登山道と下山道が交差、左側の登山道へ進む。
・ やがて樹林帯を抜け、灌木の中の静かな1本道を進み、1時間強で6合目(2,400m)に到着。
・ 6合目を過ぎると、草木となり、ジクザグに踏み固められた溶岩と砂混じりの道を登り、本6合目(2,700m)の瀬戸館に到着。
・ 富士山らしい岩の登山道をひたすら登り、やがて2,950mの7合目に到着。
・ 五合目を出発してから最初の小屋である「太陽館」に到着。
・ 登山中は雲が日差しを遮ってくれ、心地よいそよ風の中だったのでさほどの汗はかかず助かりました。
・ 休憩後、本八合目(3,250m)の小屋を目指して進む。5合目から下山者は下山道が分離しているため、最初に数人出合っただけ、登山者は前後一人もいない状態でした。
・ 七合目(2,950m)の太陽館に到着。数人しかいない長いベンチに座り、下界の雲海を眺めながらの小休憩。
・ 七合目から先は、露出した岩が減り、富士山に多く見られる火山粒が増えてくる。
・ 本七合目(3,250m)の江戸屋前でも誰もいない長いベンチに座り小休憩。下界の山中湖を見下ろしながら、アセロラドリンクを飲む。
・ 目の前に見える八合目(3,400m)の江戸屋を目指してジグザグの岩と砂混じりの登山道をゆっくりと登り、45分程で到着。
・ 下界でゴロゴロと雷鳴が聞こえていましたが、雲の移動方向が東へ遠去かるようで次第に頻度が減り一安心。
・ 本八合目の本日の宿泊予定の“トモエ館”目指して、部分的にやや急になった登山道を進む。
・ 30分程で八合目の江戸屋に到着。 数人休憩中のベンチで、青空に勢いよく成長した午後の陽ざしに照らされ輝きを放った入道後を眺めながら、空を飛んでる気分になって休憩。
・ 下界の太陽に眩しく光る雲海を時間のたつのも忘れて眺めながらしばし見惚れる。
・ 目の前に見える“トモエ館”に向けて出発。 30分程で到着、受付を済ませ(素泊まり6,500円)リュックを所定の場所に置いてから、外の景色を撮影。
・ チベットの五色(青・白・赤・緑・黄の順)の祈祷旗である、“タルチョ”の旗を手前に入れた風景を撮影。
・ 西側に雲がかかっていたので、“影富士”はやや不鮮明で残念。夕焼けもあまりパットしませんでした。
・ 山小屋の今年の営業は、6合目〜8合目の各山小屋では例年より遅い9月17日頃まで営業の予定でした。
・ シーズンオフのため、部屋は空いていましたが、40名程の若者のツアー団体客が16時半過ぎに到着、一気に騒がしくなりました。
・ 5時からの夕食が一段落した後、誰もいなくなった食堂座敷のテーブルの隅で、注文したお汁粉と、持参した食事を摂る。
・ 団体客が2回に分かれて夕食、20時半まで、客の話声が響き渡り、その後寝付く。
・ 時々目が覚めたりしているうちに2時頃、団体客が起き出し、出発の準備をしていました。
・ 当方は、山頂で寒い中長い間日の出を待つのが苦手のため、3時過ぎまで寝てました。
・ 日の出は、このルートのメリットである何処でも見られるので、毎回このパターンにしています。
・ 数人しかいなくなった小屋を、3時半過ぎに出発。
・ 多少雲がありましたが、日の出御来光には、支障ないような空模様で、風もなく零度近くまで下がった気温の中、出発。
・ 胸突八丁といわれる急な坂道をゆっくり登り、9合5勺(3,530m)の胸突き山荘を過ぎ、風よけに適した岩壁の元で、雲海から登ってくる太陽を待つことにしました。
・ 上空はほぼ晴れ渡り、下界地平線に雲がかかっていましたが、東の空が次第に明るく輝いてきました。
・ 予定の時間に真っ赤に輝いた眩しい太陽が現れ、撮影。
・ 上空に特徴的な“吊るし雲”が現れ、シッカリと撮影。
・ 撮影後、山頂目指して出発。
・ すぐに富士山本宮浅間大社東北奥宮(久須志神社)の鳥居と狛犬が建っている標高3,700mの地点に到着。
・ すぐに山頂である、富士山本宮浅間大社東北奥宮に到着。
・ 記念撮影後神社の前で風を避けて休憩。
・ やや遅い時間となったので、山頂は十名程度の休憩。
・ 山頂はやや風があり、風防を被って、今回も時計回りでお鉢巡りをする。
・ 八つの峰の中の最高峰、剣ヶ峰(3,776m)に到着。
・ シーズン中は記念撮影するのに長い行列ができるようですが、平日のやや遅い時間のためか数名しかいません。
・ ここから後半のお鉢を巡り、一周して元の富士山本宮浅間大社東北奥宮に到着。 休憩。
・ いよいよ下山開始。下りは一気に進む。 荷物を預けておいて、宿泊した本八合目の“トモエ館”でトイレを済ませ、下山開始。
・ 一気に7合目迄下り、暑くなったので軽装になって、右側の“須走りコース”へ右折。 須走口と吉田口の下山道の大きな案内標識が直前に2ヶ所ある。
・ “須走り下山道”をで面白いように一気に走り抜ける。 岩を避けながら、やや湿ったような柔らかい砂の道の上を、リズミカルに下って行き、一気に砂払五合目(2,500m)までの約3kmを走り抜け到着。
・ ここから普通の下山道となり、約20分で古御岳(こみたけ)神社に到着。 感謝のお礼をして、階段を下るとすぐに5合目の店の前に出、駐車場までの僅かな距離の急坂を登って第三駐車場に到着。
・ 早足で下ったので、足の筋肉を念入りにストレッチングしてから帰路に着く。
【注意点】
・ 9月になると大部分の小屋が閉鎖、中旬までにはほぼ閉鎖されるので、事前確認すること。
・ 防寒対策をしっかり。9月、登山口が真夏でも、日の出の山頂は0℃位まで下がり、日中でも10℃で風があるので体感温度は常時氷点下。
・ 下山時、分岐点に注意。(本八合目)。
・ 砂走りでは、小幅で、適度なリズムで下る。早すぎないこと。膝に負担がかかるので注意。
・ 砂走りでは、スパッツ、マスク必携、風が津陽場合は、防塵メガネも。
・ シーズン中の剣ヶ峰頂上での撮影は、7時過ぎまで行列、30分以上の待ち時間。
MU-117Fさん、おはようございます。
最高の雲です。いろいろな表情の雲・・・・。
幻想的ですね。
SSSさんへ
タイミング良く「吊るし雲」が撮影できラッキーでした。富士山の見える場所へは、頻繁に出かけますが、立派な笠雲に出会うチャンスはめったにありません。
来年の富士登山も、撮れるよう狙って行くつもりです。
SSSさん はじめまして
登山を凄い頻度で行かれていのには感心します。
写真も素晴らしく撮影されており有難く拝見しました。
今後の活躍を期待します。
当方のHPにも御訪問下さい。
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