鳥海山with Green Valley on Beautiful Sunday
- GPS
- 09:35
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,412m
- 下り
- 1,408m
コースタイム
6:45 賽の河原
7:19 御浜小屋・鳥海湖展望
8:05 七五三掛、外輪ルートへ
8:37 文殊岳
9:19 行者岳
9:55 七高山、新山へ
10:30 校谷
10:55 新山
11:30 大物忌神社(休憩・トイレ)
11:45 千蛇谷ルート下山
13:00 七五三掛
御田ヶ原分岐から草原の道へ少し散策
14:00 御浜小屋
14:22 賽の河原
15:15 鉾立山荘・象潟登山口
※太平山荘の温泉利用
十六羅漢岩展望台で夕日を迎える。
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鳥海ブルーライン鉾立駐車場 100台近くは停められます。 登山者用の駐車スペースもあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※登山ポスト、トイレ共に鉾立駐車場にあります。 御浜小屋、御室の山頂小屋にもトイレあります。 ※登山口〜賽の河原〜御浜小屋 石段、石敷きの整備された道ですが雨の時は滑りやすいかも。 緩い勾配と急坂を繰り返しますが特に危険な個所はありません。 御浜小屋からの鳥海湖の眺めは素晴らしい。 ※御浜小屋〜扇子森〜八丁坂〜七五三掛 火山礫の岩の間を縫って通り、扇子森から御田ヶ原は草原の中を進み石段を下る。 石敷きの道を登りながら八丁坂を進み御苗代、七五三掛、千蛇谷と外輪の分岐に至る。 ※外輪〜七高山 岩場の急坂やハイマツ帯の細尾根、鉄梯子などもある。 特に注意する個所もないが、高度を上げるにつれてザレ場にないずるずると滑りやすくなる。 外輪上にある伏拝岳で湯の台コースと合流。 行者岳周辺には鉄梯子ある。 ※七高山〜新山 七高山からガレ場の下りになり浮石も多いので危険地帯。落石注意。 ロープや鎖も張られているが、自分で段差の少ない場所を探して迂回しながら下りる方がよい。 登ってくる人もいるのでお互い譲り合いながらゆっくりと進む。 新山への登りは、荷物を置いて身軽にロッククライミングのような感覚だ。 登りも下りも三点確保で安全な個所を探しながら行く。 手や足をかけられる場所も多いので、矢印の通りに行けば問題ないと思われる。 七高山、新山ともに山頂では人が多いので写真撮りは譲り合って待つしかない。 ※御室小屋〜千蛇谷 外輪の内壁の谷の中を眺めながら歩くルート。 石段があったり、ゆるやかなトラバース道もあったりで、外輪のダイナミックな迫力をも楽しめる。 雪渓の個所から急坂を登っていく時は、ガレ場とザレ場があるので注意。 外輪との分岐まで出れば来た道を戻る。 ※御田ヶ原分岐〜二の滝・万助道コースへの草原の木道は歩きやすい。 途中、鳥海湖の縁に出る道は通行禁止となっていた。 ※水場はほとんど見られなかったように思う。 初夏の頃は御室でも水場があったそうだが? 暑かったので水分2L近く消費。 ※温泉は鳥海ブルーラインの太平山荘を利用¥420 ※鳥海ブルーラインから吹浦にまっすぐ下りて行くと、十六羅漢岩展望の駐車場。 ここからのサンセットはお薦め。 トイレ、土産物屋兼食堂もある。 |
写真
感想
「朝5時頃までに着けば影鳥海が見られるよ」
山で会った人にそういう話を聞いて俄然行く気になっていた。
よし!行って見よう!逆算して深夜2時に家を出ればいい。睡眠時間4時間弱。
高速下りたところで眠くなったので道の駅鳥海の駐車場で30分ほど仮眠。
すっきりとして鳥海ブルーラインに向かった。
鳥海山…行きたいのになかなか行けずじまいで今年も行かないで終わってしまうかも、と思っていた。
日本海に伸びる山影、影鳥海、朝の光、そして日本海に沈む夕陽。
どれもが見てみたい景色だったので、快晴の日を選んで決行したのが今日、日曜日だった。
素晴らしい日曜日。
昔、中学生の頃「Beautiful Sunday」という歌が流行っていたが
その明るいメロディーに合わせて鼻歌交じりで外輪山の迫力ある稜線と千蛇谷を歩いた。
賽の河原までの石畳の緩やかな登り、御浜小屋から見る鳥海湖、
そして扇子森から八丁坂を経て外輪に出るまでの起伏に富んだ細尾根の緊張感のある稜線歩き。
新山のおどろおどろしい景観を目指して歩くものの、あんな場所までに行くのはとんでもないと思ってしまった。
それだけ鳥海山の雄大な山容に感動し、大規模な噴火口の跡が生々しい。
あまりにも大きくて素晴らしくて、なだらかな斜面には思いがけない草原が美しく間に谷を抱えながら広がっている。
夢のような美しい景色だ。
3連休の日曜日とあってたくさんの人人人!!
朝5時台にも関わらず登山口に押し寄せる人。登山道をカラフルに埋め尽くす人の波。
七高山、新山ともに山頂では記念写真の順番待ち。
外輪を歩く人の声が谷に木魂し、すぐそこに人がいるかのように錯覚する。
花は時期を過ぎ、アザミ、シラネニンジン、ミヤマトウキ、アキノキリンソウ、
エゾオヤマリンドウ、イワギキョウ、ハクサンイチゲ、チョウカイフスマなど。
花よりも次々と広がる雄大で壮大な景観に圧倒され感動してしまう。
外輪の外側に広がる斜面や岩場は紅葉が始まり、ホソバイワベンケイは真っ赤に染まった株が良く目立った。
これからの時期美しく紅葉するだろう。
どの登山道からも人がどんどん登ってきてさすが百名山の賑わいの一日。
今日も太陽の光がパワフルな一日。
雪渓がもう面積は少なく、鳥海湖の水かさが少ないのはこの猛暑のせいか?
暑くて汗びっしょりになったが冷たい風が心地よい。
棚田のように広がる草原を揺らす風。あそこは千畳ヶ原というのか…
遠くを見ると月山が雲の上に浮かんでいた。
海岸線沿いに連なる風力発電の風車群。
太陽の光を反射してキラキラ光る日本海の水面。
空高く筆描きしたような雲と低い位置に一塊りとなった雲が谷を通り過ぎる。
ガスが湧きあがり太陽の光があたって不思議な景色を作り出す様子。
イワツバメが空を飛び交い、ホシガラス、ビンズイが木々の間を行き来する。
鳥海山という雄大な山の懐の深さと繊細さを感じる。
日本海に沈む夕日
太陽が傾き海に迫る頃、波の音を聞きながら雲間に沈んでいく太陽を見送り
今日という日の時間を振り返り、いつまでも山に出会った新鮮な気持ちを忘れないでいたいと思う。
帰り道、高速を走りながら
夕闇せまる庄内平野の向こうに鳥海山の山影が大きく佇んでいた。
ここに生活する人々の営みの中に山はずっと昔からそこにあったんだね。
この三連休はどの日を選んでも最高だったのではないかと、どこにも出かけることなく下界から眺めておりました
写真を拝見すると、猛暑の影響なのか例年と比べて雪渓が少ない印象ですね
鳥海湖の水も少ないような気がします。
それにしても単独でサクッと歩かれるmeikenさん、さすがですね
田中星児を思い浮かべてしまいました(笑)
「お母さんといっしょ」で見ていたような記憶もかすかにあります
鳥海山登頂おめでとうございます!仙台からは少々距離がありますからなかなか足が向かない山だとは思いますが、どうやらお山に気に入られたようで良いお天気で
またいつかこの山を歩いて更なる新しい風景を見つけてくださいませ。
私も何度も通っているにも関わらず、毎度新発見があるんですよね。不思議なんですが
十六羅漢のですが、酒田の若者が免許を取ったら取りあえず向かう場所の一つですね
真夏は夕日とババヘラアイスで決まりです
鳥海山、本当にいい天気に恵まれましたね。
もしかすると山頂近辺ですれ違っていますね〜。
鳥海山、美しい山容と山頂の景観も良かったですが、千畳ヶ原に続く草原ロード、まさにGreen Valley!。
ホント、お互いによい1日でしたね。
tooleさん、確かに雪渓が少なかったです。
豊富な水と雪渓の鳥海山というイメージがあったのに
見事に夏山化していました。
それにしてもいろんな表情を見せてくれる鳥海山は
歩いている道中飽きる事はありませんね。
単独で行くしかないんですよ
仲間集ってたらいつまでたっても行けないので
まだ足腰元気なうちにどうしても歩きたかっただけで
行ってみたらリピーターになりそうです。魅了されました
行ってきましたよ。ふるさとの山。いいですね〜
藤沢周平の映画に必ず出てくる鳥海山。
いざ歩いてみると、“Beauteiful Sunday”が何度も頭の中で繰り返し廻っている。
歌うしかないですよ
田中星児の日本語版もいいですが
易しい英語が当時中学生だった私には覚えやすかったです
お母さんといっしょ…世代の差を感じる〜(笑)
十六羅漢…確かに若者が訪れる場所です。ロマンティックな海ですね。
この日は家族連れが多くて
私もソフトクリーム食べていたんでとてもロマンティックな気分ではありませんでしたが
水平線に沈む夕日は見られませんでしたがやはり海はいいですね。
海からせり上がる鳥海山も開放的な広々とした山域で素晴らしいです
また行きたいな〜
山頂周辺のどこかですれ違っているようです。
私が七高山のときは新山にいらっしゃったようですね。
あの危ないガレ場のどこかですれ違っていると思いますが
たくさんの人がいたので全然わかりませんでしたね〜
残念!3人で”サンデーピークフィーバー”の写真撮りたかった!!
千畳ヶ原…あの木道の先には素敵な草原がずっと広がっているんですね〜
山頂の荒々しい様相とは全く違った優しい雰囲気がたまりません
同じ場所を撮っているので嬉しいです!あの風景を見た感覚を共有できますね
素晴らしい鳥海山に是非また訪れましょう〜
こんばんは☆
meikenさんもがっつり歩かれましたね〜!!
私など足元にも及びません
鳥海山、行ってみたいけど、辛そうっすね
でも、快晴の日は写真の撮り甲斐がありそうです
それにしても今回は英語だらけですね
Beautiful Sundayは、小学生の頃に友達とグループ合奏したことがあります。
お楽しみ会かなんかの出し物で。
先生方に、懐かし〜!と言われました
こんばんは。Springさん。
出羽富士と南部富士どちらも聞きしに勝る名山です。
鳥海山は全く山のイメージが異なっていました。
14年前に鉾立の展望台まで行った事があり、奈曾渓谷が迫力あると思ったもののその奥の新山までは雄大な景色の連続!
登山道長くていろんな表情見せてくれます。楽しいよ〜
山を歩こうという気になった原点に還った気がしました。
海の夕日がまた素晴らしい〜
今回はいろんな歌が出てきました。
オリビア・ニュートンジョンの「そよ風の誘惑」とか…わかる?
朝日と夕陽も美しいですが、影鳥海。それ以上に美しいラインですね。いつかお目にかかりたいです。
meikenさんの楽しそうなお姿。こちらまで笑顔になってしまいますよ。
15日(土)朝の熊出没の件は、翌日秋田の新聞にも掲載されておりました。
長旅お疲れ様でした。
前日にロングで歩かれたのですね〜
私には山頂まで行くのがせいいっぱいでしたよ。
あまりにも雄大でこのまま山頂に行ってもいいのか?などど
疑問に思いながら、それでも目の前に広がる素晴らしい景色を堪能しました。
いろんなコースを行ってみたいですが
裾野に広がる森にもどっぷりと浸かってみたい!
本当に素晴らしい山ですね
yamaya7さんのようにシリーズで伝えられたらいいな
meikenさん、こんばんは
裏岩手と鳥海と二週続けて近くを歩いてました
千畳ヶ原は去年と今年の7月、そして今回と3度目です。
先の2回は誰も居なくてあの景色を独り占めしました。
影鳥海ですかぁ。新しい目標が出来ました
本当に二週続けて近場を歩いてましたね。
お天気で名山の周辺では誰に会ってもおかしくない状況です。
この連休に鳥海山を歩いていたヤマレコユーザーさんもたくさん
千畳ヶ原とても素敵な場所ですね。
来年は是非deg no boさんたちのようにその麓から歩いてみたいものです。
今回の目的は影鳥海、日本海に伸びる鳥海山の影を見られて良かった〜
海と山両方楽しめる鳥海山は素晴らしい山です
遅コメすみません
いつも楽しく拝見させてもらってます。
私も先日、鳥海山に行ってきました
不慣れなので、色々と先輩のみなさまのレコを読んで勉強させてもらっていたのですが、meikenさんのレコをとても参考にさせていただき、影鳥海&十六羅漢サンセットのオプションを満喫することができました!ありがとうございます
裾野がそのまま海に入りこむ山容がとても素敵ですよね
鳥海山のレコ拝見しておりました。
十六羅漢の夕日綺麗でしたね〜。でもやっぱり水平線には落ちませんでしたか
影鳥海…おぼろげな海に伸びるラインからくっきりと影が濃くなり小さくなっていくんです。
海の中からこれを見てみたらどうなんだろう?
鳥海山の雄大さといろんな登山ルートに見られる表情に懐の深さを感じています。
とてもいい山ですね
私のレコを参考にしていただいてありがとうございます。
これからもVonoさんのレコ楽しみにしております。
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