槍ヶ岳
- GPS
- 36:42
- 距離
- 39.1km
- 登り
- 3,188m
- 下り
- 3,209m
コースタイム
4:56 鍋平高原無料駐車場・出発
5:58 新穂高温泉登山口
7:05 穂高平小屋
8:02 白出沢出合
9:11 滝谷出合
10:00 槍平小屋(昼食)10:42
14:07 飛騨乗越
14:21 槍ヶ岳山荘
【2日目】
6:50 槍ヶ岳山荘・出発
7:31 大喰岳
8:10 中岳
9:58 南岳小屋
12:33 槍平小屋(昼食)13:05
13:48 滝谷出合
15:00 白出沢出合
17:32 鍋平高原駐車場・下山終了
天候 | 9/14 晴れのち曇り夕刻から雨 9/15 晴れ稜線付近ガス夕刻から雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
連休前日14日AM3:30到着にも関わらず、 満車のため3kmほど離れた鍋平高原無料Pへ案内される。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【鍋平高原駐車場〜新穂高温泉登山口】 新穂高温泉登山口の駐車場に停めたかったが、 満車のため鍋平高原Pへ。 案内係りの方に鍋平から温泉登山口への案内地図をもらうが、 非常にわかりにくく迷いながら温泉登山口へ。 想定外の駐車ポイントからのスタートと、 迷いながらの登山口到着のためタイム・ロス。 【新穂高温泉登山口〜槍平小屋】 登山口から白出沢出合まで、 暫くなだらかな林道歩きが続く。 林道は迂回してるようで距離的にロスがあるので、 気になる方は途中林道から外れるように林の中を進む登山道へ。案内板アリ。 白出沢出合から槍平小屋まで森林地帯を歩きますが、 しっかりとした道で、特に危険な箇所はなく安心です。 【槍平小屋〜飛騨乗越〜槍ヶ岳山荘】 小屋から暫くの間傾斜は気にならないが、 森林限界地帯手前からの勾配はキツくなり、 山荘まで延々続きます。 特にテント重装備の方、覚悟しましょう。 【槍ヶ岳山荘〜中岳〜南岳小屋】 ガスのない晴れた日は眺めは良さそうで、 気持ち良い稜線歩きが出来そう。 岩場上を歩くところが多く、 注意が必要。 【南岳小屋〜槍平小屋】・南岳新道 高度差がかなりあり、 登ってくる方沢山おられましたが、 非常にキツそう。 ぬかるみや湿った木製階段、 木梯子が沢山あり下りは危険で転倒注意。 個人的な意見ですが、 今後下りとして選択したくないルートです。 槍平小屋から登山口まで長い距離が残ってるのに、 膝はここで一気にダメージを受けることでしょう。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
1日目:新穂高温泉〜右俣林道にて槍ヶ岳
2日目:西鎌尾根にて双六岳〜三俣蓮華岳へ
3日目:双六小屋へ戻り〜弓折乗越〜鏡平山荘〜新穂高温泉
当初2泊3日の計画でしたが、
出発前から3日目の天気予報があまり良くなく、
2日目朝の出発時、
山荘での3日目予報情報も変わらずの悪天状況。
相当悩んだあげく、1日短縮のルート変更にて下山することに。
ところがこの判断がミスって、大変後悔することになってしまいました。
情報収集の手段、考えさせられました。
3日目のお山は予想を大きく覆す絶好天に恵まれたようで、
おウチで何度もため息つきながら、
山道具の片付けをしてました。
14日3時半には新穂高温泉駐車場に到着。
しかし連休前日にも関わらず満車状態で、鍋平高原駐車場への駐車案内を受ける。
簡単な地図をもらって移動後、
登山口までの想定外のロスを埋めるため、
仮眠せず出発することに。
ところがこの地図、非常にわかりにくく不明瞭。
地図を手に取り進んでるうちに、
若いカップル1組が同じ地図手に取り近寄ってきます。
「かれこれ1時間、この辺りで道を探してます」・・・
ここからご一緒して探すことに。
その後同じ地図を持った単独男性も加わり、右往左往・・・。
その後1時間後にようやく登山口へ。
駐車場案内係りの方は、30分で移動できると言っていたが、
どういうこっちゃ!
まぁ悲しく切ない話は、ここまでにしときます。
【初日】
槍でのテント泊可能数が少ないということ。
また出だしのロス回復のため自分で言うのも何ですが、
テント装備にも関わらず、結構飛ばし気味に進みます。
でも槍平小屋まで、ほぼオンタイムでした。
昼食後、槍平小屋から暫く快調に進みますが、
標高2700M辺りから足の出かたが鈍り始めます。
それまで西鎌尾根の素晴らしい稜線を眺めたり、
始まりつつある草紅葉を撮影したりのまだ少し余裕ある状態でしたが・・・。
山荘までの残り高度300Mの道のりは厳しかった。
到着時幕営地にはまだ数張りしかなく、
どうやら間に合ったようでテン泊の受付終了、
殺生ヒュッテ行きは阻止できました。
その後予想してたとおり、
やはり幕営地は満席になり受付は終了状態。
16時過ぎから降り出した雨のため、
テント内で食事するもその後何もすることなく、
多分17時過ぎには深い眠りに落ちてました。
ところがさすがアルプスです。
携帯電波の受信状態の良いこと。
19時半頃、仕事の連絡が入り起こされてしまいました。
目覚ましタイマーセットのため、ON状態したのが見事裏目に。
悲しく切ない朝と夜の1日目が終わりました。
【2日目】
いつから吹き始めたのか判らない、
突風の音で目が覚めたのが3時頃。
前日夕刻から降っていた雨は止んでる様子で、
外に出ると無数の星が輝いてます。
荷物も早々に片付け槍の頂へ。
山荘前でのご来光を期待してましたが、
やや雲が多くて見ることはできませんでした。
しかし槍の頂で撮影なんかしてるうちに、
雲の切れ間から太陽の陽が差し込み眼下に見える小屋と大喰岳が赤く染まった時は感動でした。
これで満足、達成感も湧き出たんでしょうか?。
このあとルート変更と1日短縮しての下山を選択した2日間が終了しました。
学びました。
後悔しないためにも、少々事で計画は変更せずに遂行すること!
下山後のお風呂とお土産購入
新穂高温泉「ひがくの湯」
http://shinhotaka.com/higaku.html
お土産購入
平湯温泉 つるや商店 0578-89-2605
*店頭で温泉卵販売 1個¥50-
流石人気の登山口3時過ぎで満車でしたか。
新穂高の林道登山口まで1時間お疲れさまでした。
その後は順調そうで、景色もバッチリで何よりでした。
槍の山頂でもうチョイガスが無かったら尚よかったのですが。
そう言う私の登った時も同じようにガスでした。
新穂高の無料駐車場も満車で新穂高バスターミナルのコイン駐車場に停めて下山後山小屋一泊分位取られました。
他に少し分かりにくい所のようですが有るんですね〜
教えてもらわなかったですよ。
登りに通ったコース私は下山に使いました。
テントを担いであの距離を歩きましたか、羨ましい限りです。
来シーズンはテントを担いで山登りと行きたい物です。
popoi11さん こんにちは
奇遇ですね・・自分は15日〜16日でした
15日は昼からガズガスでした
16日は天気は良かったですが、とにかく大賑わいで
した
南岳新道は大変でした? 景色は良いと聞いていたんですが・・・
いずれ何処かでお会い出来るのを楽しみにしております
良い事、そうでない事いろいろあった2日間でした。
連休前日の駐車で無警戒だったんで、
到着してビックリ・・・。
素直に案内に従いましたが、遠い駐車場でした。
小屋泊1泊分の駐車料金・・・
衝撃的金額ですね。
しかし下山後の離れた駐車場までのプラスの歩きを考えると、
正直価値ある選択かもしれません。
南岳新道を登られましたか!
下りはハードでしたが、
登りもかなりヘビー級なルートですよね。
ましてテント装備での登りなんて、
体壊しますよ。
途中の痩せ尾根は迫力ありで、楽しいコースですが・・・。
はじめまして。
ミスターNANIWANさんのレコでは、
ちょくちょくお見受けさせて頂いてましたが・・・。
16日は最高の天候だったようで羨ましいです。
ライブカメラで山頂アタックの行列みてました。
15日早朝小屋での予報情報は、
いったい何だったんでしょうか?
南岳新道は高低差が強烈です。
確かに眺めは良くて、
南岳小屋から写真の痩せ尾根までの間はお勧めです。
ただ下山時単独男性3名の方に追いつきましたが、
みなさん膝が壊れてました。
登る方沢山おられましたが、
ほとんど学生グループや元気な小学生(高学年)でした。
また何処かでお会いできれば良いですね。
テン泊装備で南岳新道を下ったのですか!
きつかったでしょう。
私たちは11・12日で大キレットに行きましたが、初日に雨のため南岳新道を通って南岳に直登することになり、そのルートを使いましたが、雨と急勾配には参りました。
下りたくないルートだなって仲間同士で話していました。
槍から南岳までの稜線は晴れていれば綺麗なんでしょうね。
私も来年にもう一度槍に挑戦したいと思っています。
こんばんはー pboさんに教えられ 今 気付きました。
ここ2日ほど 見かけないと 思ったら えらい所に行ってたんですねー
なかなか 苦労のあった 山行きだったようですが それでも すごい距離歩いたようで
おまけに ハードなルートとか いつの日かの為 私も もっともっとトレーニング必要みたいです。
きれいな景色見るには 気合と体力かな?
槍の山荘前である方に南岳新道のルート状況お聞きしたところ、
「ガスさえなければ、迷いもないし安全なルートですよ!」って教えてもらったんですが・・・。
ところが傾斜は大変きつく、
樹林地帯は泥濘や濡れた梯子や木の根が多くて滑りやすく危険だという感想です。
もうこのルートで下りたくありません。
私は登りも無理だなぁ〜って一人つぶやいてましたよ。
おっしゃる通り槍〜南岳の稜線は、
当日ややガスの発生ありましたが、
それでも十分○でした。 是非、訪れてください。
今回、双六〜三俣蓮華行きを計画変更しましたが、
来年はmounttrekさんの歩かれた雲ノ平含めたコースを歩いてみたいです。
許可なく勝手に「ミスター」付けましたが・・・。すみません。
出鼻くじかれた形となり、
後々までなんかスッキリしない状態で終結してしまいました。
来年再度、計画実行してみせます。
きれいな景色・・・
気合と体力も大切ですが、
余裕ある日程と行動計画が全てをカバーしてくれるように思います。
それから一人楽しく山へ行かせてくれる、
家族の理解も必要ですよね。特に奥さんの・・・。
レコには載せていませんが、昨年の夏に新穂高温泉から双六岳のピストンをしました。
もちろん山小屋泊まりのゆっくり登山でしたが・・・
その時に私も新穂高温泉の無料駐車場に行ったのですが、
午前1時過ぎで満車でしたよ。
それで、私も地図を渡されて鍋平の駐車場に誘導されたのですが、
そこに行くまでに車が10台位とめられるスペースがあって
そのスペースに駐車したのを覚えています。
初めての場所は駐車場所の確保も重要ですね。
でも、ある程度は調べてみても現地に着いてみないと
わからない事も多いので仕方ないですね。
槍ヶ岳はいつかは登ってみたい山です。
今度、お目にかかったときに、たくさん話しを聞かせて下さい。
それにしても、北アでのpopoiさんは下山ルートが
苦労するパターンになってきていますね。
双六ピストン・・・
時間の余裕ある山行きがベストですね。
今回、双六小屋の手ぬぐい購入がひとつの小さな目的でした。
また来年計画し直します。
駐車場の満車は仕方ないと思いますが、
わかりにくい地図はいただけません。
他の方のレコでも、
同じように苦労されてる様子が伺えます。
ここ最近、激下りが続いてますねぇ。
ホンマなんとかせんと。
テント重装備のしんどい槍話・・・聞いてもらえるんですか?
胸焼けしますよ。
ご無沙汰です。
しばらく山行記録を見ないと思ったら、槍に行ってらっしゃったんですね
やはり3連休はどこも混むんですね。やっぱ平日ですよ
ゆとりある計画の大事さはこの前の白山で思いました。
ゆるりなプランで行きましょう
混むこと考えると、
平日休める我々は恵まれてますよね。
時間に余裕ある山行きが一番ベストです。
しかし槍は遠いですねぇ〜。
popoi11さん、こんばんは
槍ヶ岳とは
それにしても連休前夜でもそれだけ込んでおりましたか・・・
我が家の来年の目標である槍ヶ岳、レコ拝見して益々楽しみになってきました
雲の掛かってない山・・・
方向わからないのでいい加減ですが、我々が登ってた薬師岳かも
週末、なぜか終始雲が掛かっておりませんでした
連休前日にも関わらず、
駐車場の満車状態は想定外でした・・・。
おかげで仮眠できず、槍直下での電池切れ状態の原因になったかも?です。
槍へのアプローチ渋滞は避けれたので、
それだけが救いでした。
槍中心とした計画は沢山ありそうで、
考え想像膨らますだけでも時間が過ぎ去りそうです。
来年、楽しみですね。
ガスらなかったあの山は薬師岳方面です。
当時素晴らしい天候でしたね。
すばらしく楽しいレコ、読ませていただきました。
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