白峰三山(北岳〜間ノ岳〜農鳥岳) 3000Mをつなぐ縦走路
- GPS
- 56:00
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,327m
- 下り
- 3,031m
コースタイム
9/16 北岳山荘5:50−8:10間ノ岳8:35−10:10農鳥小屋10:25−11:40西農鳥岳11:55−12:40農鳥岳13:00−13:40大門沢下降点13:50−17:30大門沢小屋(幕営)
9/17 大門沢小屋5:30−8:00登山口8:10−9:00奈良田駐車場
天候 | 9/15 午前中晴れ、昼ごろよりガス 9/16 午前中晴れ、昼ごろよりガス 9/17 小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート上、特に危険箇所なし。 奈良田に日帰り温泉「奈良田の里温泉」があります。車で行くと駐車場が無く、下の駐車場に車を置いて坂を上る必要がありますが、お勧めです。大人500円、AM9時より営業していました。 |
写真
感想
前夜より奈良田の駐車場に車を止めて「丸山林道入口(奈良田駐車場)」バス停で5:32分発のバスを待ちました。バス停には50〜60人程の人が並んでいます。時間通りに臨時便を含む3台のバスが来ましたが、既にバスは始発の「奈良田」から乗り込んだ人で満車。結局、先頭数人しか乗車できませんでした。
バスが折り返してくるまで1時間半程待って7:15分の便に乗車。その便も既に前のバス停から多数の人が乗車しており、駐車場で待っていた人は全員乗れたかどうか...9月の3連休で混雑しています。
広河原でバスを降りて、二股までは気持ちの良い森の中の道です。二股にチップトイレ有り。二股より八本歯のコルまではガレ場の急坂。雪渓はほぼ消えており夏道を行きました。八本歯のコル手前の沢から離れるところで雪渓の水を汲んで一休み。
尾根に入ると木のハシゴ登りが続き、ハイマツ帯を超えると八本歯のコルの分岐です。残念ながらガスでほとんど眺望はありませんでした。北岳山頂への分岐にザックをデポして空身で山頂までガレ場の急坂。日本第2位の山頂もガスで何も見えず記念写真だけ撮影して早々に撤退。
先ほどの分岐より北岳山荘へ向けてトラバースルートを行きます。斜面の花畑が綺麗です。斜面を丸太の橋で渡る所がちょっと怖い。1時間弱で北岳山荘到着。山小屋はかなり混雑してました。(後で聞いた話では布団一組にふたり位?)幕場も富士山の見える所は満杯。通路脇までテントが張られていました。北岳山荘の周辺は広い尾根なので、幕を張る場所はそれなりにあるようです。幕営料金は600円/人、水は100円/Lでした。
翌朝は晴天。いよいよ3000Mの稜線を行きます。適度なアップダウンで快適な縦走が続きました。中白根山から農鳥岳まで4つの3000Mを超えるピークがあります。どのピークからも北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳、富士山、北アルプスまで見えて素晴らしい景色です。これが見たかった。気分よく進むと、あっというまです。
農鳥岳より大門沢下降点まで40分ほど。大門沢下降点で目印の鎮魂の鐘をならし、大門沢小屋までひたすら樹林帯の急坂を下ります。山が深い。小屋まで3時間半程かかりました。なんとか日暮れ前に到着。既に幕場はいっぱいで張るところがありません。河原側に場所を見つけて今宵の宿としました。小屋も大混雑。ビールも売り切れでした。
最終日は小雨の中、沢沿いに樹林帯を下り、最後に30分ほど林道を歩いて山旅終了です。
おまけ:奈良田バス停近くに奈良田の里温泉「女帝の湯」があります。車は下の駐車場(ここに止めるよう看板あり)に置いて、3分ほど丘を登ると石段の上に古民家風の建物があり、町営の日帰り温浴施設になっています。ぬるめの、とても気持ちの良いお湯でした。湯上りに古民家の縁側で涼むと目の前に奈良田湖が広がっていて良い眺めです。入浴だけなら500円/大人、夏場はAM9:00〜PM7:00まで営業している、とありました。お湯で体を疲れを癒して気分良く帰路に着きました。
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