【白馬岳&旭岳、幕営2泊】蓮華温泉から白馬大池→白馬岳、旭岳→鉱山道→蓮華温泉で温泉三昧


- GPS
- 22:35
- 距離
- 35.8km
- 登り
- 2,842m
- 下り
- 2,884m
コースタイム
6:00 自宅
↓ (所要時間 4:50 )
10:50 〜 11:30 蓮華温泉P 休憩 0:40
↓ (所要時間 0:35 )
12:05 〜 12:15 休憩 0:10
↓ (所要時間 0:30 )
12:45 〜 12:55 雨具を着る 休憩 0:10
↓ (所要時間 0:40 )
13:35 〜 13:45 天狗の庭 休憩 0:10
↓ (所要時間 0:50 )
14:35 〜 14:45 2272m 休憩 0:10
↓ (所要時間 0:25 )
15:10 白馬大池(幕営1)夜は土砂降り
行動合計 3:40 (歩行 3:00 休憩 0:40 )
2012/9/16(日)
3:30 〜 5:45 白馬大池(幕営1)快晴 休憩 2:15
↓ (所要時間 0:40 )
6:25 〜 6:35 休憩 0:10
↓ (所要時間 1:05 )
7:40 〜 8:10 小蓮華岳 快晴13.9℃ 休憩 0:30
↓ (所要時間 0:30 )
8:40 三国境 快晴
↓ (所要時間 0:15 )
8:55 〜 9:02 休憩 0:07
↓ (所要時間 0:29 )
9:31 〜 10:34 白馬岳 快晴時々霧 休憩 1:03
↓ (所要時間 0:16 )
10:50 〜 10:55 白馬山荘 休憩 0:05
↓ (所要時間 0:15 )
11:10 〜 12:35 白馬頂上宿舎(幕営2) 休憩 1:25
↓ (所要時間 0:45 )
13:20 〜 13:45 旭岳 霧のち晴れ 休憩 0:25
↓ (所要時間 0:50 )
14:35 白馬頂上宿舎(幕営2)
行動合計 8:50 (歩行 5:05 休憩 3:45 )
2012/9/17(月)
3:30 〜 5:00 白馬頂上宿舎(幕営2)一晩中強風、霧 休憩 1:30
↓ (所要時間 0:20 )
5:20 〜 5:25 白馬山荘 強風 休憩 0:05
↓ (所要時間 0:20 )
5:45 〜 5:50 白馬岳 強風霧 休憩 0:05
↓ (所要時間 0:27 )
6:17 三国境 霧
↓ (所要時間 0:08 )
6:25 〜 6:35 三国境の下 曇霧 休憩 0:10
↓ (所要時間 0:33 )
7:08 鉱山道分岐 強風
↓ (所要時間 0:22 )
7:30 〜 7:40 休憩 0:10
↓ (所要時間 0:20 )
8:00 〜 8:05 湧き水 曇、強風 休憩 0:05
↓ (所要時間 0:40 )
8:45 〜 8:55 2030m付近 17.8℃ 休憩 0:10
↓ (所要時間 1:00 )
9:55 〜 10:10 休憩 0:15
↓ (所要時間 0:50 )
11:00 瀬戸川の橋
↓ (所要時間 0:20 )
11:20 〜 11:35 平馬の平分岐 休憩 0:15
↓ (所要時間 0:25 )
12:00 登山口
↓ (所要時間 0:10 )
12:10 蓮華温泉 晴れ24.5℃
行動合計 7:10 (歩行 5:55 休憩 1:15 )
天候 | 9/15;曇のち霧、雨。夜まで土砂降り。 9/16;快晴のち時々霧。夜から強風 9/17;強風、霧のち曇のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
約500手前の路肩に駐車。 下山時は所々空いていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鉱山道は道が細いながらもしっかりしていて、判りにくいところには赤テープやペンキ印があるので、これらを拾っていけば、問題なし。入口の位置のみ、2504m峰を少し通りすぎたところにあるので要注意(道標あり) 旭岳は祖母谷への道が巻き道になるところに大きなケルンがあり、右に岩屑の中のジグザグに登る道がある。これを忠実にたどる。道標はない。 下りにつかった祖母谷へも巻き道に出る最短ルートは、急斜面のガレ、ザレ、草付きを下るためお薦めできない。 |
写真
感想
2012/9/15(土)
6:00 自宅
"中央道は6時台の早めだと言うのにすでに相模湖IC起点に渋滞が発生。
予想外。秋の行楽シーズン到来だ"
↓ (所要時間 4:50 )
10:50 〜 11:30 蓮華温泉P 休憩 0:40
連休初日のお昼で、心配通り駐車場は満杯。かなり手前まで路肩もぎっしりで、500mも手前にかろうじて駐車した。ここで昼食のパンを食べて出発。
↓ (所要時間 0:35 )
12:05 〜 12:15 休憩 0:10
下界は晴れていたが、登山口では曇、そしてとうとう雨が降り始めた。雨具を着るために休止したが、すぐに止んだ。
↓ (所要時間 0:30 )
12:45 〜 12:55 雨具を着る 休憩 0:10
再び雨が降り始めたため、今度こそ雨具を着込む。
↓ (所要時間 0:40 )
13:35 〜 13:45 天狗の庭 休憩 0:10
樹林帯から疎林と低木と岩の庭園状の場所になり、天狗の庭に到着。雨は小降り。
↓ (所要時間 0:50 )
14:35 〜 14:45 2272m 休憩 0:10
↓ (所要時間 0:25 )
15:10 白馬大池(幕営1)夜は土砂降り
"小雨の中、大池山荘に到着。テント受付を済ませ、張る場所を探す。
かなりぎっしりと先客が張っている間の小砂利がごろごろする場所に何とか場所を見つけて張る。霧のため池は見えない。雨が降っていたので池まで行かずに寝る。雨は弱まったり強まったりだったが、次第に断続的に強くなり、19時ころから1時間はすさまじい土砂降りとなった。風も南から強まり。テントに叩き付ける雨でゴアテックスのテントでも内側に若干浸水し始めたため、雨具を着込んでめったに使わないフライシートをかぶせた。これで何とか快適に過ごせるようになった。雨は20時頃には上がった。この土砂降りは、今まで数多くのテント泊の中でも1度あるかないかの強いものであった。"
行動合計 3:40 (歩行 3:00 休憩 0:40
2012/9/16(日)
3:30 〜 5:45 白馬大池(幕営1)快晴 休憩 2:15
"起床してまず天気を確認、昨夜の雨がウソのような満天の星空。
今日は白馬頂上宿舎までの余裕の予定なので、急ぐ必要はなかったが塗れたテントの水分をふき取ったりしながら、ゆっくり撤収、夜明け前の大池で写真をとってから出発した。"
↓ (所要時間 0:40 )
6:25 〜 6:35 休憩 0:10
朝焼けとご来光の写真をとりながら、ゆっくり進む。久しぶりの快晴の登山にテンションが上がる。登るにつれて、周囲の山々が見え始め、写真撮影に時間がとられる。尾根に上がって、向こう側に鹿島槍や槍保高が初めて見えた時は思わず歓声をあげてしまった。
↓ (所要時間 1:05 )
7:40 〜 8:10 小蓮華岳 快晴13.9℃ 休憩 0:30
大池から登った大勢の先客がいる小蓮華岳を到着。その後も続々登ってくる。今年初めて?快晴の山頂で、朝食をとりながらゆっくりする。
↓ (所要時間 0:30 )
8:40 三国境 快晴
大展望の尾根を進む。遠くは南アルプスや富士山も見える。日本海もはっきり海岸線が見える。昨夜の雨で空気が洗い清められたようだ。
↓ (所要時間 0:15 )
8:55 〜 9:02 休憩 0:07
急坂を登り切ったところで休憩。突然霧が湧き上がってくる。早くも雲が立ちあがって来たようだ。もう9月中旬だというのに、まるで夏山の天気そのものだ。
↓ (所要時間 0:29 )
9:31 〜 10:34 白馬岳 快晴時々霧 休憩 1:03
"なんとか晴れているうちに白馬岳へ到着。ときどき霧が東の絶壁から上がってくる。
にぎわう山頂で大休止してラーメンを茹でて食べる。そのうちに霧に巻かれる時間が増えてくる。"
↓ (所要時間 0:16 )
10:50 〜 10:55 白馬山荘 休憩 0:05
歩いたことが無い東の絶壁沿いの路を降りて白馬岳の東壁の写真を撮りながら下り山荘へ到着。
↓ (所要時間 0:15 )
11:10 〜 12:35 白馬頂上宿舎(幕営2) 休憩 1:25
"頂上宿舎の手前の水場の雪渓の上でウルップソウがまだ咲き残っていて感動する。
天場はまだガラガラだ。風が弱く水はけがよさそうな平らな場所を選んで張る。
去年の海の日に来た時はほとんど空いている場所がなかったので、その差に驚く。"
↓ (所要時間 0:45 )
13:20 〜 13:45 旭岳 霧のち晴れ 休憩 0:25
時間がたっぷりあるので、白馬の西の聳える旭岳へ登る。ここは学生時代に次いで2度目の登頂。白馬岳を違った角度から見る降展望台だ。しかも、主稜線から西に外れているので、雲がわかず晴れている。しかしその旭岳も、我々が到着するころには雲がわき始めた。それでも霧が晴れるのを待っていると、再び白馬岳が姿を現し、写真に収めることができた。
↓ (所要時間 0:50 )
14:35 白馬頂上宿舎(幕営2)
"天場に戻ると、テントがかなり増えていて、ほとんど空きが無くなっているので驚く。
ときどき吹くだけだった強風が、次第に定常的になり、一晩中吹きまくる。昨夜の土砂降りもめったにないひどさだったが、この強風のテントも、1,2回しか経験が無いほどだった。その内の1回はやはり同じこの天場、同じ9月の中旬で、その時は一人用ドームテントのポールが折れる被害に合い、雨の中、夜中に撤収して小屋のトイレに逃げ込んだのを覚えている。"
行動合計 8:50 (歩行 5:05 休憩 3:45
2012/9/17(月)
3:30 〜 5:00 白馬頂上宿舎(幕営2)一晩中強風、霧 休憩 1:30
風は朝になっても止なかったが、星が出ているので予定通り出発する。風のおかげでテントはすっかり乾いており、今日は荷物が軽い。昨日は塗れてずっしり重かった。
↓ (所要時間 0:20 )
5:20 〜 5:25 白馬山荘 強風 休憩 0:05
まっすぐに歩くのが困難なほどの強風の中を山荘へ到着。
↓ (所要時間 0:20 )
5:45 〜 5:50 白馬岳 強風霧 休憩 0:05
この強風の中を妻を連れて山頂を越えることができるかどうか心配したが、幸い登山道はほとんど稜線の風下側(西側)だったので、なんとか無事山頂へ到着。ガスで何も見えないため、小休止のみですぐに出発した。
↓ (所要時間 0:27 )
6:17 三国境 霧
部分的に尾根の風上側を巻く場所があり、もろに急風が当たるがなんとかやり過ごす。若いカップルや、中高年の団体が苦労していたがどんどん抜いて下る。
↓ (所要時間 0:08 )
6:25 〜 6:35 三国境の下 曇霧 休憩 0:10
三国境からは尾根の北側へ下るため風下となり、風はやや弱まる。ここで、暑くなったため天場から着こんでいたフリースを脱ぐ。
↓ (所要時間 0:33 )
7:08 鉱山道分岐 強風
"標高がさがって雲の下に抜け、日本海側の眺望が得られ始める。伸びやかな気持ちのよい尾根を登ると鉱山道の分岐となる2504m峰に到着。ここはさすがに断続的に強風が吹く。
分岐は2504m峰を通り過ぎて少し下ったところにあった。小さな道標もある。"
↓ (所要時間 0:22 )
7:30 〜 7:40 休憩 0:10
鉱山道に入り、低い這松の生えたクジラの背のような広い尾根を下るとガレ場の急坂となり、谷へと降りて行く。このガレ場は2週間前のyoutaroさんのレコの通り、お花畑となっていて、いまだにたくさんの花が咲いており、写真を撮るのに時間を取られるが、今日は蓮華温泉まで下るだけなので、気にせずにのんびり下る。
↓ (所要時間 0:20 )
8:00 〜 8:05 湧き水 曇、強風 休憩 0:05
こんこんと湧き出るうまい水で喉を潤す。空のペットボトルにも持ち帰り用に汲みとる。
↓ (所要時間 0:40 )
8:45 〜 8:55 2030m付近 17.8℃ 休憩 0:10
鉱山事務所跡に向けて少し登り返しがある。気温が上がってきて暑くなり、Tシャツ1枚になる。道はずっとはっきりしていて、迷うようなところはないが、足の幅しかないような細い巻道部分もあり、踏み外しによる滑落には要注意。途中3回沢を横切るが、この日は水量が少なく特に問題なかった。
↓ (所要時間 1:00 )
9:55 〜 10:10 休憩 0:15
このあたりから、道が広く歩きやすくなってきて、快調に進むようになる。
↓ (所要時間 0:50 )
11:00 瀬戸川の橋
川を渡ると、ザレた斜面の中の細い巻道を登り返す。赤ペンキ等の目印がある。足元が崩れやすく注意する。その後は樹林の中の水平な巻道となり、兵馬の平からの遊歩道に合流する。
↓ (所要時間 0:20 )
11:20 〜 11:35 平馬の平分岐 休憩 0:15
ここからはほぼ水平な巻道を進む。木道が多くなり、スピードも上がる。
↓ (所要時間 0:25 )
12:00 登山口
ほぼ予定通りの時刻にキャンプ場のある登山口へ到着。
↓ (所要時間 0:10 )
12:10 蓮華温泉 晴れ24.5℃
"林道を歩いて、最後に少し登り返して温泉ロッジへ到着。今日は空いているとのことで、予定通り宿泊することにする。\9000/人×2+個室代\2000=計\20000。
ロッジはほぼ旅館ではなく山小屋。部屋は布団のみで、浴衣やタオル等のアメニティは一切なし。食事もきわめて質素(夕食はアジフライがメイン、朝食には肉魚類は無)、朝食の時間も6:30と早い。
ただし何といってもここの最大の楽しみは温泉巡り。内湯1つと3つの露天風呂めぐりを堪能した。露天風呂は脱衣所等が一切ない野趣あふれる混浴で、女性にはきわめて入りにくいと思われる。ただ、一番上の薬師の湯は畳み一畳ほどしかないが、行き止まりで下からは見えず、小さくて遠いからあまり人が行かず、女性でも入りやすい。翌朝はさすがにどの露天風呂にも誰もいなくて、夜明けの絶景を貸し切りの露天風呂で堪能することができた。"
行動合計 7:10 (歩行 5:55 休憩 1:15
初日は豪雨の中のテント泊、二日目は夜強風、三日目も昼間強風、なかなか大変でしたね。
しかしそれを補って余りある温泉三昧のウラヤマシさ
綺麗な花の写真が続く中に突然の熊の糞の写真、おもわず笑ってしまいました
私も熊らしきを見かけたことあるのですが、急だったので結構へこみました。そういう時は遠慮せずにクマ鈴をガンガン鳴らした方がいいですよ
またどこかでお会いできることを楽しみにしています。
shigetoshiさん、こんにちは。
初日は大雨との内容で、読んでいる私も少しハラハラ
しましたが
shigetoshiさんが八ヶ岳の写真を撮っていた頃に
私もちょうど北アルプスを眺めていたかもしれません。
16日の雲の感じ、8時頃までは北アルプス方面も快晴
でしたが、9時過ぎからガスが湧いてきているように
見えました。その印象通りのお写真で、何かリアルに
感じます。
頂上山荘でのテント泊、私も強風で苦労しました。
まず、風が強くて、テントを張れない。。。風が弱く
なった隙に慌てて張ったことを思い出します。
鉱山道、まだお花が沢山だったのですね!
写真を拝見していると、また行きたくなります
kohi-さん、こんばんは。
今回は妻をつれての登山だったため、2.5日でののんびり山行だったのですが、おかげで実にいろいろな天候を体験することができました。白馬での強風は2回目ですが、どちらも他の山ではめったにお目にかかれないほどの強さでした。前回も強風時も、強い低気圧が近づいてた時だったし、今回も朝鮮半島の方に台風16道があったので、白馬は地形的に、遠い低気圧でも影響がすぐにでるようですね。
今回の登山の第2の目的が蓮華温泉だったのですが、温泉堪能できました。内湯も展望がいいのですが、露天風呂はとにかく遮るものの無い大展望が素晴らしいです、ぜひ行ってみてください
クマの糞、さすがに3ヵ所もあると、ビビりました。白馬にしては人がいなくてたいへん静かな山が楽しめるいい道だと思いますが、その分クマだけは要注意です
youtaroさん、こんばんは。
予定通り、さっそく鉱山道に行ってきました。
youtaroさんの日帰りよりも短いコースを2.5日もかけて超ゆっくりでしたが、そのおかげで、いろいろな土砂降り、強風、快晴、ガス、雨と、一通りの天気を体験できた、天候対応力を鍛えられるような登山でした。
まあ、終わってしまえば、変化に富んだ思い出深い登山であったと言えるかもしれません。
鉱山道はyoutaroさんのレコの通り、たくさんの花が咲いていて、妻も喜んでいました。道は少し細いですが、心配したほどの危険はなく、問題ありませんでした。
16日の朝は本当によい天気でしたね。
こんな快晴は今年初めてで、ようやくoutaroさんのような青空のきれいな写真が撮れました
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