竜ヶ岳・藤原岳・御池岳・三国岳・烏帽子岳 〜鈴鹿北部縦走〜

2020年03月22日(日) [日帰り]

• GPS: 10:48
• 距離: 36.7km
• 登り: 2,798m
• 下り: 2,909m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:38
• 休憩: 1:07
• 合計: 10:45

距離 36.7km 登り 2,815m 下り 2,909m

5:24 宇賀渓キャンプ場駐車場
5:27 自由テント村
5:36 竜ヶ岳裏道登山口
5:43 5:45 魚止滝
5:50 5:51 金山尾根入口
6:04 6:05 P587 (No.172)
6:32 6:33 金山尾根展望台(No.160)
6:49 6:50 金山尾根降り口
6:53 治田峠分岐
7:03 7:07 竜ヶ岳
7:11 P1053
7:32 7:33 静ヶ岳入口
7:51 銚子岳入口
7:54 7:56 銚子岳
7:59 銚子岳入口
8:15 8:16 治田峠
8:30 8:32 迷い尾根
8:38 8:39 蛇谷分岐
8:45 8:46 藤原岳山腹道分岐
8:55 8:56 多志田山
9:21 9:25 藤原岳
9:31 9:33 藤原山荘
9:49 天狗岩分岐
9:53 10:05 天狗岩
10:06 天狗岩分岐
10:19 頭陀ヶ平
10:24 木和田尾分岐
10:29 白瀬峠
10:34 冷川岳
10:44 カタクリ峠
11:03 11:04 御池岳・鈴北岳分岐
11:21 御池岳
11:29 奥の平
11:34 ボタンブチ
11:40 11:41 天狗の鼻
11:51 12:01 御池岳
12:08 12:09 鈴北岳分岐
12:11 真の池
12:19 鈴北岳
12:40 鞍掛峠
12:52 12:54 焼尾山
13:25 13:27 三国岳最高点
13:32 三国岳山頂
14:08 14:10 三岐幹線No.10 鉄塔
14:21 三国岳縦走路分岐
14:31 14:36 烏帽子岳 最高点
14:52 狗留尊山
15:12 15:13 元観音堂跡
15:16 龍王さんの大杉登山口
15:23 15:27 長楽寺
15:35 15:36 篠立パーキングエリア
15:52 簡易パーキングふじわら
16:01 聖宝寺（裏道登山道）入口
16:04 藤原岳観光駐車場
16:09 西藤原駅
16:09 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー 自家用車

スタートは「宇賀渓」駐車場
　いつものようにマイカーにて前泊しておいて、早朝より行動開始

ゴールは三岐鉄道三岐線「西藤原駅」
　その後電車にて「大安駅」へ移動して（380円）、タクシーにて宇賀渓へ（2,990円でした）

コース状況／危険箇所等

全般よく整備され、看板や標識やガイドテープやリボンも沢山設置されている。
谷を行くルートではない限り、特に危険という箇所もないと思う。
落ち葉で見分けにくい箇所もあるが、全般踏み跡も明瞭で、注意して進めば問題ないと思う。

●迷い尾根・治田峠
　以前は間違って茨川方面へ下りてしまうことが多かったようだが、今は通行しないようにロープが張ってあるので、標識や踏み跡をよく見て行動すれば問題ない
★初めての方には、もう一つ★
　「このエリアの看板は2種類ある」という事を覚えておいてください。
　1つは、「治田財産区管内登山案内図」と
　1つは、「東近江市山岳遭難対策協議会」のもの
あと、5月・6月はヒルの出るエリアですので苦手な方は、ヒル対策もお忘れなく。
●三国岳〜烏帽子岳〜狗留尊
　地図上では破線ルート。三国はピークが2つあります。
三国〜烏帽子はほぼ尾根伝いのルート。踏み跡もあるし、ピンクリボンやテープが細かく設置されてはいるが、やはり少しわかりづらいところはある。
心配な場合は、事前にルートを登録しておいて、ログをとることをおススメします。
↑今回は何度かこの機能に救われた。

その他周辺情報

下山後はいつもの「アクアイグニス」を利用。
高速を眺めながらの入浴という以外は、源泉かけ流しで、清潔でおしゃれ。くつろぎスペースも充実。
（チラ見のみで）利用したことはないが、パン屋さんやレストランや雑貨屋さんなども同じ敷地にあります。おまけに高速も近いので、いつもお世話になっております。

写真

3/22 5:50

宇賀渓をスタートして、金山尾根より竜ヶ岳を目指す

3/22 6:37

竜ヶ岳の姿が見えた

＃シカでした（どうでしょう風）

沢山の群れを見かけました
食害が心配です

遠足尾根との合流点

3/22 6:55

笹原の広がるなだらかな山頂部分

3/22 6:56

ここから竜ヶ岳まではピストン

3/22 6:57

気持ちの良い稜線です

3/22 7:08

1つ目　竜ヶ岳ゲット　お初です
360度の大パノラマが広がる

3/22 6:52

この後に行く藤原岳方面

人為的に姿を変えられた、特徴的な山容

3/22 7:09

石榑峠・釈迦・御在所方面

前回は向こうからそこまできた

3/22 7:09

伊勢湾方面

3/22 7:11

次なる藤原岳へ

3/22 7:20

この区間には、看板は「2種類」ある

こちらは「治田財産区管内登山案内図」より

3/22 7:34

これは「東近江市山岳遭難対策協議会」のもの

こちらは石榑峠〜銚子岳までの案内図です

両方「数字」で表しているというのが、ややこしくなる原因の一つかと(; ・`д・´)

3/22 7:34

セキオコバといわれるあたり
2重山稜の地形で、その間に池が点在して、天然の日本庭園がある地形だそう

時間の都合で今回は静ケ岳はカット

3/22 7:39

次なる銚子岳へ

3/22 7:54

銚子岳へはここからピストン

3/22 7:57

銚子ゲットん

3/22 8:18

治田峠

3/22 8:33

迷い尾根

（ロープが張ってありました）茨川方面へ行かないようにだけ気を付ければ大丈夫

3/22 8:37

構えていたが、時期的に視界もいいし、踏み跡も分かりやすかったので、難なくクリアできた

3/22 8:55

グイグイ上がって、965mのピーク

3/22 8:58

多志田山ゲトー

3/22 8:59

孫太尾根から藤原岳へ

この尾根伝いにはこの時期は・・

福寿草が

ただ孫太尾根はなかなか急です

3/22 9:11

フクジュソウがそこかしこに

3/22 9:10

セツブンソウも可憐に

3/22 9:33

そして

3/22 9:25

藤原岳へ

3/22 9:26

素晴らしい眺望

3/22 9:25

カレンフェルトと呼ばれるカルスト地形が広がる

3/22 9:35

藤原山荘

3/22 9:39

振り返って

3/22 9:53

広い山頂の藤原岳の最高点である天狗岩へ

3/22 9:56

天狗岩

3/22 10:22

頭陀ヶ平「ずだがひら」
は、鉄塔が目印

3/22 10:32

白瀬峠

3/22 10:48

御池岳6合目は「カタクリ峠」といわれるあたり
見頃は4月か〜5月なのでもう少ししたら、「紫のくるりんぱ」がそこかしこにみられるようです

シマリス🐿

3/22 11:06

鈴北岳との分岐

3/22 11:21

9合目を越えると残雪が

キックステップにて慎重に

3/22 11:32

「奥の平」

3/22 11:33

ちょっと間違って、寄り道
「奥の平」沢山の植生保護柵が設置されていたので、貴重な植物「オオイタヤメイゲツ」などが保護されているだと思われます

3/22 11:33

広大な山頂部

3/22 11:34

山頂西側の「ボタンブチ」「天狗の鼻」からは鈴鹿セブンの絶景が広がる

3/22 11:35

絶景しかない

3/22 11:39

崖の上の展望地「天狗の鼻」

3/22 11:40

越えてきた（藤原・頭陀）方面

3/22 11:40

ボタンブチから天狗の鼻方面

3/22 11:44

南北約3�繊�東西数百mの広い平らな空母のような山容の山頂部は「テーブルランド」とも呼ばれる。

3/22 11:53

鈴鹿山脈の最高峰「御池岳」
花の百名山・関西百名山でもある

3/22 12:14

山頂部の多くのドリーネの池とカレンフェルトが点在するカルスト地形がひろがる

山頂部の北側に分布する「御池岳オオイタヤメゲツ群落」が『21世紀に残したい日本の自然100選』に選定されているそうです

今度は緑の時期に来たい

3/22 12:19

この辺りは笹枯れが進み、苔類が絨毯のように生育し、その様相から「日本庭園」と呼ばれる

3/22 12:23

鈴北岳

3/22 12:22

霊仙のテーブルマウンテンが見事

5月のグレート霊仙はどうなる！？

三国岳の分岐まで一気に

3/22 12:27

鞍掛峠まで下る下る

3/22 12:41

鉄塔まで来たら、もう少し

3/22 12:43

鞍掛峠
天気予報が下り坂だったが、空的・時間的に大丈夫そうと判断して、予定通り「GO」

3/22 12:53

焼尾山ゲトー

3/22 12:55

先ほど進んできたとこがマルっと

3/22 13:29

三国岳��

3/22 13:33

三国岳��
三国岳はピークが2つあるので、注意

3/22 13:37

ここからは破線ルート
だが、ガイドのリボンやテープはしっかりとしているので、慎重に辿れば問題ない

3/22 13:39

キョロキョロしながら進みましょう

3/22 13:55

時折パンチの効いた上り下りが

3/22 14:02

3/22 14:11

鉄塔までくれば、もう一息

3/22 14:37

烏帽子岳山頂

3/22 14:42

狗留尊へ

3/22 14:53

クルソン

3/22 14:56

狗留尊山

3/22 15:00

予定通りここは長楽寺を選択した

3/22 15:26

お邪魔しました、楽しかったですと、無事の下山を御礼して

3/22 15:45

約6�舛離蹇璽疋薀�

正面には●時間前に辿ったであろう、藤原岳からつづく稜線が

3/22 16:09

特徴的な西藤原駅にゴール

三岐鉄道三岐線。明るい時に見るのははじめて

3/22 16:15

くらまてんぐさんもこの喜びよう

3/22 16:14

お疲れました(*´Д｀)

3/22 16:02

桜も咲きだしてます

3/22 16:21

お初

ここから「大安」へ（380円）
大安から宇賀渓の駐車場まではタクシーで（2,990円）でした

3/22 16:23

機関車？

3/22 16:22

ここは、珍しい電車が目白押し
鉄分補給も完了！

ありがとうございました。

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

iPhone XR Apple

感想

mimiyan

前回の鈴鹿南部大縦走(昨年)

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1833675.html
の続編。

前回は石榑峠から宇賀渓に下りて、大安までランで繋いだが、今回は宇賀渓スタート。
前回の柘植駅からスタートして、油日岳〜那須ヶ原山〜高畑山〜仙ヶ岳〜鎌ヶ岳〜雨乞岳〜釈迦ヶ岳と辿った、南部主脈縦走2日間。
そして今回竜ヶ岳〜藤原岳〜御池岳〜三国岳〜烏帽子岳から西藤原駅まで

これで以前に何度か行ってる霊仙・御在所も含めて、南北の鈴鹿の主要ピークをほぼ網羅出来ましたね。

今回も絶景に花に苔や希少植物や可愛い動物に次々の変わる岩場、カルスト地形のフィールドや奇岩に滝などホントに盛り沢山でめっちゃキツイけど、めっちゃ面白い、幾つもの顔や表情を見せる、やはり鈴鹿は懐が深い。

くらまてんぐさん、いつも変態企画やコース設定ありがとうございます。

一日で全部は無理ですが、全般楽しい山ばかりです。
季節を変え、時間を変え、ルートを変えて、いろんな角度や、それぞれの楽しみ方で是非沢山の人に訪れて欲しい山たちです。

ありがとうございました。