上武県境赤線繋ぎ(三ッ山〜大久保山〜父不見山)


- GPS
- 07:44
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,415m
- 下り
- 1,392m
コースタイム
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:44
13:45馬上-14:30石間交流館
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・沢戸〜真弓沢山までは踏み跡がほとんどない杉林。 屈曲点でしっかりと地図を見る必要があります。 ・林道を横切った後、鞍骨山〜三ッ山〜土坂峠は薄い踏み跡があります。 ・土坂峠〜杉ノ峠は尾根上の一本道。 踏み跡もそこそこ付いてます。 ・長久保ノ頭〜林道(父不見山フラワーライン)までは破線ルート。 ・林道〜池原までは踏み跡が薄い尾根道。 小さなアップダウンが多く、ピークでは地図の確認が必要です。 所々灌木の薄い藪(アセビなど)があります。 |
写真
感想
先月の甲駿県境赤線繋ぎに続いて、今回は上武県境繋ぎです。
このエリアは熊の出現率が高いとのことで、本格的に熊が動き始める前に決行。
ほぼ全てがバリルートで、ゴールの馬上でカタクリを見る予定です。
スタートは沢戸集落、この時期花がきれいな一方、高低差のある暮らしは大変そう。
実際にかなりの住戸が空き家になっていました。
バリルートは踏み跡がほとんどなく本格的、鈴を2つ鳴らします。
最初の展望地は真弓沢山の先にある大規模伐採地。
この日は春霞で遠望が厳しかったですが、両神山が迫力です。
その後、鞍骨山でも大規模伐採地があり、城峯山から神流湖まで見渡せました。
鞍骨山の少し先にある三ッ山はいかにも西上州の山といった雰囲気、
と思ったら、まだギリギリ埼玉県でした。
展望抜群の山頂でのんびり昼食としました。
土坂峠の手前まで来ると上武県境歩きの始まりです。
土坂山は今日一番の急登、その後もアップダウンを繰り返しますが、
大久保山も大規模伐採地でうれしい誤算。
その後長久保ノ頭の先で今日4か所目の大規模伐採地。
これだけ大規模な伐採地があちらこちらにあると、
熊の生息エリアもだいぶ狭まってしまうでしょうね。
この先は長いバリルートの尾根下りですが、適度な緊張感もあって楽しめました。
下山後の楽しみは馬上のカタクリ群生地。
ところが、集落を歩いてもカタクリの気配がありません。
住民の方に聞くと、数年前までカタクリ祭りを行っていたが、
鹿か猪に全て食べられて、今では一輪も咲かなくなったとのこと。
花が咲くまでに7年かかると言われているカタクリ、
葉はチラホラ見かけましたが、再び群生する日は来るのでしょうか。
うれしいことに2輪だけ咲いている花を見つけられました。
群生もいいですが、住民の話を聞いた後だったのでほっこりです。
随分マイナーなルートでしたが、登山客にも熊にも会いませんでした。
この騒がしい時期には最適な場所だったかもしれません。
そして3年前から懸案だった雲取山から北に延びた赤線、秩父から西に延びた赤線、
西上州から東に延びた赤線が一気に繋がりました。
コメント
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hirokさん、こんにちは。
道なき道での赤線繋ぎ。おそれいってしまいます。
山梨県境に続いて、群馬県堺チャレンジでしょうか。
稲包ー白砂のぐんま県境トレイル、今年こそ楽しみですね。
satfourさん、こんばんは
中途半端な赤線が3本あったので、一気につなげてしまいました。
思ったよりも展望ポイントがあって、これはこれなりに楽しめたかと。
山で囲まれている山梨県と違って、群馬県は平野があるので県境は断片的になりそうです。
稲包ー白砂は今年こそですね。
雪が少ないので、早い時期からチャンスがありそうかなあと思っています。
hirokさん、こんばんは。
父不見山、いまだ登らずです。いつも実行手前まで
行くのですが、天候などの都合でやめになることが多い。。
今年は!と思います
合せてと考えているのですが。。
satfourさんとのやり取りにある稲包ー白砂、こちらも
県境トレイルがオープンした年にと待ちわびていたはず
なのですが、なぜか歩かないまま今に至ります。。こちらも
今年こそは
youtaroさん、おはようございます
埼玉県の名峰?をyoutaroさんが登っていないのは意外でした
東に城峯山、西に二子山、南に観音山や四阿屋山と、それなりにメジャーな山に囲まれ、
父不見山はとても地味なエリアにありますね。
そのため、私も赤線繋ぎを3年放置していましたが、
何とか稜線伝いに繋げそうなめどがたったので、実行しました
二子山は比較的近いので、一緒に登るにはよさそうですね。
昨年は天気が悪すぎて、稲包-白砂は実行できませんでした
中間地点に避難小屋もできたようで、人が増えるかもしれませんね。
昨年稲包山に登って、なおさら行きたい気持ちが強くなりました。
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