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Yamareco

記録ID: 227760
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

丸黒山

2012年09月23日(日) [日帰り]
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onisan その他1人
GPS
--:--
距離
5.0km
登り
649m
下り
217m

コースタイム

8:16乗鞍青少年の家―8:33日影峠―8:45ブナの木平―9:05新旧分岐―9:31枯松平山―9:42枯松平休憩所―9:57ガンバル坂―10:08根性坂―10:36「54/60」―10:55頂上11:10―11:59枯松平休憩所―13:06日影峠―13:21乗鞍青少年の家
天候
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東海北陸道、中部縦貫道はスイスイ。
国立乗鞍青少年の家までも道路事情に問題はありません。
国立乗鞍青少年の家の下に、広い駐車場があります。
コース状況/
危険箇所等
国立乗鞍青少年の家の裏から登ります。
標識に従って進みます。
しっかり見れば間違えることはないでしょう。
登山道は良く整備されています。
途中、枯松平に立派な休憩所があります。
丸太で土止めされた階段が続きます。
国立乗鞍青少年の家
2012年09月23日 08:12撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 8:12
国立乗鞍青少年の家
すでに標高1,510mです。
2012年09月23日 08:13撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 8:13
すでに標高1,510mです。
案内に従って進みます。
2012年09月23日 08:16撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 8:16
案内に従って進みます。
立派な休憩所があります。
2012年09月23日 09:42撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 9:42
立派な休憩所があります。
根性坂
2012年09月24日 16:18撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/24 16:18
根性坂
頂上です。
2012年09月23日 11:00撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/23 11:00
頂上です。
2012年09月23日 11:00撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 11:00
乗鞍岳
2012年09月24日 16:15撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/24 16:15
乗鞍岳
穂高方面
2012年09月24日 16:17撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/24 16:17
穂高方面
ブナの木平
2012年09月23日 12:53撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 12:53
ブナの木平
2012年09月23日 13:06撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 13:06
帰り着いた時、乗鞍青少年の家は11℃で、雨があがった。
2012年09月24日 16:20撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 16:20
帰り着いた時、乗鞍青少年の家は11℃で、雨があがった。
2012年09月23日 13:22撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 13:22

感想

以前、途中まで登り、引き返した事がある。その時は、季節はずれの雪で、装備も充分でなく、おまけに間違えて日影平山に登ってしまい、丸黒山まで登る意欲が失せてしまった。2012年9月23日、朝6時、雨の中、自宅を出発し、8時前に「国立乗鞍青少年交流の家」に到着。カッパを着込んで駐車場を出発。ここはすでに海抜1,510m。標高差は446m、距離はおよそ6kmとたいしたことは無い。ザックにクマ除けの鈴をつけ、「丸黒山登山口」の標識の立つ道に入る。車道をなだらかに登り、日影峠に着く。左の階段は日影平山へ、右の登山道はカブト山へと続く道。丸黒山へは峠を越えて先に進むのだが、前回はここで間違えて日影平山へ行ってしまった。峠を下ると階段の登り。登り着くとすぐに下り、下り降りると再び階段が。そして「ブナの木平」に到着。ブナの森、アオモリトドマツやイチイの大木、サワラも混じり、霧に霞んで幻想的な雰囲気が漂う。雨は一向に止む気配は無いが、暑いのでカッパのフードを脱ぎ去る。登ったり下ったり、降り立った所で道がふた手に分かれてる。右は「旧道」、真っ直ぐは「新道」と記されている。ここは新道を選ぶ。結構なアップダウンの繰り返し、累積標高差は445mなんてものではない。ここからひと頑張り、「30/60」を越え、「枯松平山」に登り着く。乗鞍青少年交流の家から丸黒山までおよそ100mごとに標識が掛けられており、行程の半分を過ぎた事が判る。ここからおよそ500m、平坦な歩きやすい道が続き、その後は緩やかに下る快適な尾根歩き。「白樺広場」と記された柱が立つが、そこは登山道があるだけ。以前は広場があったのだろうが、今は笹に覆われ休める場所は無い。暫らくすると、旧道と合流する広場があり、丸太作りの立派な「枯松平休憩所」が建っている。テラスに上がり、ドアを開けると、これは結構な避難小屋。休まず先に進む。「40/60」、やっと3分の2まで来たかと、元気が出て来る。「平金乗越」を過ぎ、「45/60」からは、「ガンバル坂」の標識が掛けられている急な登りとなる。「ガンバレ、ガンバレ」と云い聞かせながら、段差のある階段を一段一段登る。登り着いた所に広場があり、そこは「47/60」。やっと平らな場所に出たとホッとしたのも束の間、すぐにまた階段が。「根性坂」の木札が掛けられている。こんな札を見なければ、ただ黙々と登るだけなのだろうが、根性が無いわたしにとって、この言葉はきつい。階段はすぐに無くなるが、急坂は続く。「54/60」からは勾配は緩やかとなるが、岩が露出した歩きにくい道となる。カッパの内側も汗で水浸しとなり、寒気が襲う。道の真ん中に三角点があるが、頂上まではもうしばらくかかる。空が近くなり、そして「60/60」に到着、2時間40分の行程であった。広い山頂の真ん中に、小さな祠が建っているが、社名は判らない。谷を挟んで、ぼんやりと乗鞍岳が浮かび、そのテッペンから雲が湧いている。しばらく見ていると雲が流れ、稜線の輪郭が明瞭になり、大日岳、屏風岳、剣ヶ峰、朝日岳に囲まれ、遠目にも火口と判る景色が現れる。ああ、乗鞍岳は火山だったのだ。左側には、摩利支天岳と富士見岳が並んでいる。こんなに近く乗鞍岳を見た事が無く、ちょっと感動。谷に向かって行く道の入り口には、「乗鞍岳へ」と書かれた標識が掛っているが、その行程はとっても長そう。北側には雲を抱いた山々が連なっている。おそらくは穂高連峰であろうが、雲の為、定かでは無い。雨の中、立ったままオムスビを一個食べる。頂上で15分程過ごし、下山開始。枯松平休憩所で一服し、もう一個オムスビを食べる。登りと同様、新道を辿るが、登ったり下ったりを繰り返し、日影峠に登り着く。あとは車道を下るだけ、乗鞍青少年交流の家「1/60」に帰り着いた時、今まで降り続いていた雨があがった。山中、5時間少々、ひとっこ一人会う事が無い、静かな、と云うより寂しい山行であった。

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