苗場山（少し早目の初秋の山頂一泊、祓川コース〜赤湯温泉）

2012年09月22日(土) ~ 2012年09月23日(日)

• GPS: 12:20
• 距離: 15.4km
• 登り: 1,180m
• 下り: 1,617m

コースタイム

1日目 9:15和田小屋-10:35下ノ芝-11:15中ノ芝11:40-12:00上ノ芝-12:10顕彰碑-12:15小松原分岐
　-12:30神楽ヶ峰-12:50雷清水-13:20雲尾坂-13:55苗場山山頂-14:00苗場山自然体験交流センター
2日目 7:15苗場山自然体験交流センター-8:20深穴岩-8:40見晴尾根-9:20フクベノ平-10:05桂ノ沢
　-10:30サゴイ沢-11:10赤湯山口館12:20-13:00見返りの松-14:00林道終点-14:30ゲート（登山道入口）
　-14:50小日橋

天候

一日目：曇り時々晴れ
二日目：雨

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

(行き)
7:00東京−8:11越後湯沢（JR新幹線MAXとき　乗車券3,260円、特別料金2,720円）
8:20越後湯沢−9:00和田小屋（ジャンボタクシー7,770円)
(帰り)
15:10小日橋−16:00越後湯沢（ジャンボタクシー11,270円）
18:02越後湯沢−19:20東京（JR新幹線MAXとき　乗車券3,260円、特別料金2,720円）

コース状況／危険箇所等

・登り、祓川コースでは危険な個所は特にない。
・苗場山からの赤湯までの下りでは、非常に危険という個所はないが、雨で滑りやすく、急な下り・道幅の狭い個所
　（片側が草で隠れている）あり、注意が必要。

・和田小屋前からの登山道入口、小日橋の手前のゲートに、登山ポストあり。

写真

9/22 9:14

登山道入り口、和田小屋前（五合目）より出発。
まさにゲレンデ。

9/22 9:06

登山道入り口は少しお茶目な熊の注意書き。

9/22 10:19

赤い実もちらほら。

9/22 10:20

オレンジのも。

9/22 10:35

下ノ芝、ところどころ木道を歩く。

9/22 11:09

まだまだゲレンデゾーン・・・。

9/22 11:14

草の葉は、ほんの少し黄色く色づき始め…？

9/22 11:15

ちょっとずつ。

9/22 11:15

中ノ芝。

9/22 11:41

中ノ芝でお昼ごはん中、オコジョ現る！（初！）
意外と小さい！

9/22 12:02

少し開けた雰囲気、木道を歩く。

9/22 12:03

上ノ芝。

9/22 12:03

上ノ芝、晴れてきた！

9/22 12:11

顕彰碑。

9/22 12:28

神楽ヶ峰（八合目）の近くの三角点？のようなもの？
なぜかとても大きい。

9/22 12:38

なんとなくかわいい感じの場所だったのです。

9/22 12:45

雷清水手前より。
苗場山はガスの向こう。

9/22 12:46

赤い実がかわいい。

9/22 12:47

雷清水手前より。
苗場山（ガスの向こう）に向かう尾根道。

9/22 12:49

雷清水。

9/22 12:56

向かう苗場山は、本当にすっかりガスの中に。

9/22 12:59

笹の中、ぽつぽつとした黄色がきれいに。
（ちょっとガスが残念…）

9/22 12:59

ぽつぽつきれいな黄色。
ちょっとアップで。

9/22 13:09

もうちょっと登ります…。

9/22 13:13

歩いて来た方を振り返る。

9/22 13:41

登ったとたん、急に広がる視界、風景。

9/22 13:42

打って変わって広々と広がる風景にびっくり。

9/22 13:42

すれ違った方の「登った後は天国よ」の言葉通り、登った後いっぺんに開けた景色。

9/22 13:43

向こうに、本日のお宿。

9/22 13:47

向こうに池塘。

9/22 13:47

光る池塘。

9/22 13:48

光る池塘たち。

9/22 13:49

池塘に空。

9/22 13:50

池塘に、空、雲。

9/22 13:55

苗場山山頂！

9/22 13:56

苗場山山頂、三角点。

9/22 14:02

本日のお宿、苗場山自然体験交流センター。
15年も経っているとは思えない、とてもきれいな山小屋。
快適な山小屋に、管理されているお二人に感謝！

9/22 14:26

本当に、きれいなお宿です。

9/22 14:40

散策開始。

9/22 14:47

広々。

9/22 14:47

どこも。

9/22 14:49

苗場神社。

9/22 14:51

ちょっと石もあったりする。

9/22 14:51

木道。

9/22 14:52

もう少し散策。

9/22 14:53

山頂の草の先は、少しだけ色づき始め。

9/22 15:03

ちょっとガスが出たり晴れたり。

9/22 15:13

少し色づき始めた黄色。

9/22 15:17

ちょっとハート形。

9/22 15:17

木道。

9/22 15:18

青空の下、池糖。

9/22 15:19

白いふわふわしたチングルマのような。

9/22 15:24

広いね。

9/22 15:36

草はらの中の島。

9/22 15:48

青空。

9/22 15:51

黄色。

9/22 15:51

黄色。

9/22 15:52

黄色。

9/22 17:58

夕暮れの小屋。

9/23 7:15

雨の苗場山の湿原地帯。

9/23 7:27

雨、、、残念な雨。

9/23 8:23

深穴岩（八合半）。

9/23 9:21

フクベの平（七合目）。

9/23 9:23

雨のブナ林。

9/23 10:01

雨のブナ林。カメラも少し曇りがち…。

9/23 10:58

2つめの鉄橋を渡る。

9/23 11:01

赤湯温泉、山口館までの河原

9/23 11:02

鉄橋振り返る。

9/23 11:13

赤湯温泉　山口館、ここでお昼ごはん。

9/23 11:19

赤湯温泉女湯露天風呂（青池）。

9/23 12:15

山口館、ランプの宿。

9/23 12:24

山口館より鉄橋をわたって下山。

9/23 12:44

とてもとても大きな木。

9/23 14:00

鉄橋より。水辺が綺麗。

9/23 14:00

鉄橋より。

9/23 14:33

登山道ゲート。

9/23 14:47

小日橋見えた！

9/23 14:47

こびはし。

9/23 14:50

小日橋の上から。

9/23 14:50

小日橋の上から。その2

9/23 18:05

帰り新幹線にて、こしひかり越後ビール！

9/23 18:23

全国第一号地ビール！のよう。

撮影機器：

Caplio R5 リコー

感想

peko

まだ色づくのには少し早目の初秋の苗場山へ。

「苗場」といえば、ゲレンデの「Naeba」の印象ばかりだったが、「苗場山」はなんとも不思議な山だった。
登っていく途中と、登ってからの雰囲気がこんなにも違う山は初めてだ。

苗場山頂、最後の一登りの手前で、何人かとすれ違う。
「もうあと、まだちょおっと一登り。でもこの一登りが大事。登った後は天国だから」との言葉。
登ると、突然広々と目の前に広がる世界にびっくりする。
本当に別世界が広がっている。
伸びやかで広々とした草原。遠くに光っているのは池糖。
近付くと、青い空と雲が鏡のような水面に映っている。

山小屋は混んでいると聞いていたけれど、苗場の山頂は思いのほか本当に人も少なく静かである。
尾瀬は山と山の間に置かれた箱庭のようだが、苗場は、山の上に広がる空の庭のよう。

本当に不思議な山。スキーで来ていただけだったらまるで知らなかった姿だ。
草紅葉にはまだ少し早く、黄色に色づく草も葉もまだ色は浅かったけれど、来れてよかった。


宿泊の山頂小屋はとても清潔で快適な山小屋だった。天井も高く解放感が溢れている。
予約の時は2人で布団1枚程度と聞いていたが、比較的快適なスペースも確保できた。
建築から15年も経っているとは思えないほどきれいな小屋で、また運営されているお二人もとても親切な対応で、居心地よく過ごさせて頂いた。（ありがとうございました！）

翌日の帰路は残念ながらの雨。
下りるに従い雨も強くなっていき、黙々と下る道には皆少し疲れた。
駅前の公衆温泉で温まって帰った。