火打山・妙高山南面ルンゼ 茶臼山周回25km
- GPS
- 11:55
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,880m
- 下り
- 2,858m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
先週悪天で延期リベンジを果たすべく、BPと杉野沢から火打山・妙高山ダブルワンデイへ挑む。
3時半出発と約束した。杉ノ原スキー場は先週で今シーズンの営業が終了し、笹ヶ峰林道の除雪が進んでいた。第二高速リフト上の広い場所へ路駐し出発する。
スキー場初級コースを進みゲレンデトップまで1時間半で着く。今日は冷え込みゲレンデもカチカチであった。雪崩ポイントの沢、少雪の影響で深くおまけにカチカチで沢に下りることすらヒヤヒヤものであった、沢に下りたらクトー装着し三田原山を目指す。三田原山へ向かう途中でご来光を迎えた。ビックデイには最高の一日になりそうだ。
3時間で三田原山に着き、黒沢池へ300m降りる。パック気味の雪質に苦戦するも、時より吹き溜まりもありまずまず。黒沢池のなかに二本のシュプールを刻んだ。
黒沢岳と茶臼山の鞍部へ登り返し、高谷池ヒュッテをつないで火打山まで500mさぁがんばろう。
稜線に出ると上越、志賀高原、高妻山、北アルプスと大絶景が広がり。茶臼山の東側を見ると広大でなかなかいい斜面が続いている。単純に、黒沢ヒュッテへ向かうより楽しそうだ。あとで、良く考えよう。
まずは、火打山を一気に登り詰める。風もあるが、気温も高いのでそこまで寒くはない。出発から6時間火打山登頂!!火打の山頂に行くことだけを考えれば、笹倉温泉から来るよりリスクも少なく近いような気がした。
火打山頂からクラスト斜面を慎重に降り、次なる目的地妙高山へ行くぞ。
登ってきたときに見た、東側のルートを再チェック。
茶臼山の東側をトラバース気味に1750mまで下りて、黒沢ヒュッテ→大倉乗越へ向かった方がスキーの機動力を生かせるのではないかと二人で相談。天気も良いので行ってみても良いだろうと決める。
調べると1750mのボトムの沢は、ガランノ沢というらしい。メローナ斜面が次から次へと出てきてツアー的で実に楽しかった。
滑ったら登る、大倉乗越まで400mそろそろ疲れも出てくる。雪も腐り、湿雪ラッセルだ。BPを先頭に引っ張ってもらい1時間かからず乗り越した。
妙高山は外輪山と内輪山で形成されているので、一旦内輪山へ向かって200m下り、メインディッシュの妙高山へ向かう。
山頂まであと500mきつくなってきた。励まし合いながら今度はGENが引っ張る。北面でグリップ悪く、最後はツボ足で稜線に出る。
稜線にでると山頂まで残り50mナイフブリッジが出現、さすがにツボ足は危険。アイゼンを付ける。
準備していると黒いものが山頂に、ヤバイ、、、クマか、、子熊か、、過去の記憶がよみがえる。よくよく見ると足も少し長く、顔もシュッとして、カモシカだった。ふぅ良かった。
ラストスパートだ!!モクモクと進み、
妙高山GET!!
雲が出てきて気温も下がってきた、南面ルンゼはどうか偵察。上部はカチカチだが、下までつながっているし、最悪横滑りで下りよう。いざ入ってみると、50mほど落とすと雪質は変わり、ボトムまで一直線。マンダムな斜面であった。
妙高山は、先ほど言った通り内輪山と外輪山。今度は、外輪山に200m登り返す。今日はなんか登り返したのだろうと、数え切れなくなっていた。
ラストはBPに引っ張ってもらい、外輪山へもどりゲレンデへまっしぐら。
ゲレンデの途中で4名の方をかわし、無事ダブルワンデイ達成。
total 12時間、距離25km、累積2800m
完全燃焼!!
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