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Yamareco

記録ID: 228846
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

棒ノ折山〜槙ノ尾山〜長尾丸山〜日向沢ノ峰〜(川苔)丸山 百軒茶屋から

2012年09月29日(土) [日帰り]
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GPS
05:24
距離
14.6km
登り
1,378m
下り
1,377m

コースタイム

百軒茶屋(棒ノ折登山口)11:53→棒ノ折山12:51→槙ノ尾山13:07→長尾丸山13:33(昼食11分ぐらい)→新秩父線50号鉄塔14:49→日向沢ノ峰15:20→(川苔)丸山15:45→→踊平16:03→獅子口小屋跡16:27→大丹波林道合流17:18頃(林道の途中で小休憩)→百軒茶屋(棒ノ折登山口)17:58

移動距離 14.57+0.4=14.97km (棒ノ折までは距離が分かっているので足りない0.4kmを追加。他もログがあまり正確には道をトレースしていないので、実際にはもう少し長いと思います)
移動時間 6時間5分
平均速度 2.46km/h (山道約2.1km/h 林道約5.4km/h)
天候 晴れたり曇ったり 曇り優勢か

気温 スタート27.2℃(11:50)→最高29.2℃(13:17)→ゴール24.4℃(18:00)
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自転車
自転車です。

メモ
行き(登り) 2時間19分
帰り(下り) 1時間52分
コース状況/
危険箇所等
【百軒茶屋(棒ノ折登山口)→棒ノ折山】58分
距離表示は1.8km。標高差は約550m。登って登って登り捲くります。最初は沢沿い、中盤から山中の道です。平坦地はないですね。傾斜が少し緩むところが有る程度。

【→槙ノ尾山→長尾丸山】16分+26分=42分
ここは標高がほとんど変わらず、楽な尾根です。しかし、山頂前後はしっかり傾斜が有ります。

【→日向沢ノ峰】1時間47分
所々に痩せ尾根があります。北側には林道が沿って有り、見えるところも有ります。長尾丸山から約400mも標高差があり、終盤は超急登。特に日向沢ノ峰手前で一気に標高を上げるので、ここは厳しいです。

【→(川苔)丸山】25分
日向沢ノ峰から川苔山へと続く道は、伐採作業中で、少し迂回します。この迂回路が丸山への道の入口部分です。迂回が終わる所(標高1280m地点)で一般道へ戻らず、そのまま置き木をしてあるところを直進して下ります。途中、尾根の分かれるところは方向注意。鞍部(林道 標高1175mぐらい)を横切り向かいのピークが丸山です。踏み跡はほとんどないので、登りやすい所を登ります。ちなみに丸山の左右に巻き道があったのですが、どこへ続いているのでしょうか…。

【→踊平】18分
林道を進むと、踊平トンネルに出ます。トンネルを潜ると…、何と終点! 何のためにトンネルがあるのだろうか…。そしてこれは、山道の踊平地点に出れないことを示します。山道はすぐ上なので、踏み跡を探します。トンネルの入口まで戻ると、右側(南)に踏み跡発見。登ると無事山道に戻れました。踊平の西側に踏み跡が伸びていたのですが、地図を見ると丸山東側の踏み跡と合流しそうです。

【→獅子口小屋跡】24分
この区間が私にとっては難所でした。
最初は九十九折で降りて行き、九十九折が終わった所でピンクテープを追います。しばらくすると、国土地理院の地図の黒破線とずれていることに気付きます。どっちに進むべきか…。ピンクテープの方があまりはっきりしない道で、斜面を沿うように進んでいる(標高は下がらない)ので、黒破線の水のない沢部分を下る方へ行きます。しかし、踏み跡がない。それでも携帯アプリで位置を確認しながら、黒破線を追います。途中に小屋が2つありました。依然踏み跡がありませんが、このまま進めば、右から来る別の黒破線とぶつかるので、そこではっきりとした道に出られるのでは?と思い、そのまま下ります。するとピンクテープを沢の対岸に見つけ、近づくと踏み跡発見。この踏み跡を追って獅子口小屋跡に到着。小屋を2つ見て、小屋跡に到着というのもなんか変な感じです。

【→百軒茶屋(棒ノ折登山口)】1時間31分
沢沿いの道を進みます。苔が生えて良い感じの道です。涼しいし夏場に最適です。少し高いところはちょっと怖いですが…。途中で平行する林道に出ます。林道に出るところは、今日確認した所で3箇所有りましたが、そのうち2箇所は通行禁止なので、今は1つのコースしか通れません。林道は上部が砂利道で下部が舗装路になります。


出会った人(ハイカー,ランナー)
棒ノ折まで 6人ぐらい
棒ノ折山頂 120〜130人ぐらい(パッと見なので全然違うかも)
棒ノ折〜日向沢ノ峰 7人
日向沢ノ峰以降 0人

出会った動物,生き物
蛇2匹(シマヘビと不明) ※今年累計4匹(丹沢2 奥多摩2)
木に登っていた黒っぽいグレー色の動物1匹 イタチ,おこじょ,台湾リスあたりか

消費飲料水 1.9ℓ完飲 もう少し有ってもいいかも
登山口
川に下りて向かい側へ橋で渡り、山登り開始です。
by  IS01, SHARP
登山口
川に下りて向かい側へ橋で渡り、山登り開始です。
序盤は沢沿いの道です。木橋も有り。
by  IS01, SHARP
序盤は沢沿いの道です。木橋も有り。
わさび田でしょうか。
by  IS01, SHARP
わさび田でしょうか。
小さい滝を見ながら上がります。
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小さい滝を見ながら上がります。
ど〜んと急な階段登場。このコース 距離1.8kmで標高約550m登るので、とにかくずっと急です。
by  IS01, SHARP
ど〜んと急な階段登場。このコース 距離1.8kmで標高約550m登るので、とにかくずっと急です。
ちょこっと傾斜が緩むが(それでも普通に急)、再び急登開始。ここは小刻みに九十九折で登るところ。
by  IS01, SHARP
ちょこっと傾斜が緩むが(それでも普通に急)、再び急登開始。ここは小刻みに九十九折で登るところ。
棒ノ折に到着! 流石の人手!
by  IS01, SHARP
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棒ノ折に到着! 流石の人手!
埼玉県の山頂標識
by  IS01, SHARP
埼玉県の山頂標識
埼玉県の尾根
幾重にも尾根が重なるこの景色はなかなかのものです。
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埼玉県の尾根
幾重にも尾根が重なるこの景色はなかなかのものです。
槙ノ尾山 標識
振り返るともう一個標識
山頂は狭く 道すがらに有ります。
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振り返るともう一個標識
山頂は狭く 道すがらに有ります。
少し進むと北側が開けていたのでパシャリ
by  IS01, SHARP
少し進むと北側が開けていたのでパシャリ
長尾丸山に到着 広域
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長尾丸山に到着 広域
ここも山頂標識が2つ
一緒に撮れるので一緒にパシャリ
by  IS01, SHARP
ここも山頂標識が2つ
一緒に撮れるので一緒にパシャリ
少し進んで 道はこんな感じ
by  IS01, SHARP
少し進んで 道はこんな感じ
道 その
ここは痩せ尾根
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道 その
ここは痩せ尾根
日向沢ノ峰への標識
左がちょこっと尖っているだけなので山頂標識に見えてしまう
by  IS01, SHARP
日向沢ノ峰への標識
左がちょこっと尖っているだけなので山頂標識に見えてしまう
標識の右後ろにあった大きいキノコ(一つ前の写真にも映っています) アップでどうぞ
推定16〜17cm位
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標識の右後ろにあった大きいキノコ(一つ前の写真にも映っています) アップでどうぞ
推定16〜17cm位
いきなり開けて グルッと見渡せる場所に出ます
新秩父線50号の鉄塔
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いきなり開けて グルッと見渡せる場所に出ます
新秩父線50号の鉄塔
日向沢ノ峰手前の分岐点
標高が上がって霧が出てきました。
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日向沢ノ峰手前の分岐点
標高が上がって霧が出てきました。
日向沢ノ峰
山頂は狭い 岩と標識のみ
by  IS01, SHARP
山頂は狭い 岩と標識のみ
(川苔)丸山 手前の鞍部(標高約1175m)に下りると、林道が有りました。
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(川苔)丸山 手前の鞍部(標高約1175m)に下りると、林道が有りました。
林道を横切り、少し登ると(川苔)丸山に到着。
by  IS01, SHARP
林道を横切り、少し登ると(川苔)丸山に到着。
山頂標識
林道を進むと「踊平トンネル」に出る。
トンネルを進むと林道の終点
この写真の右に踊平に出る踏み跡が有る
by  IS01, SHARP
林道を進むと「踊平トンネル」に出る。
トンネルを進むと林道の終点
この写真の右に踊平に出る踏み跡が有る
踊平
登山道に復帰
by  IS01, SHARP
踊平
登山道に復帰
ピンクのテープを追うが、国土地理院の地図の黒破線とずれていく…
by  IS01, SHARP
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ピンクのテープを追うが、国土地理院の地図の黒破線とずれていく…
悩んだ末に黒破線を追うと小屋に出る。踏み跡は無いが、水の無い沢状の地形を下るので、少し歩きにくい程度で、十分進める。
by  IS01, SHARP
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悩んだ末に黒破線を追うと小屋に出る。踏み跡は無いが、水の無い沢状の地形を下るので、少し歩きにくい程度で、十分進める。
更に進むと、もう一個小屋があった。
by  IS01, SHARP
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更に進むと、もう一個小屋があった。
進んでいる方向はこんな感じ。すでに踏み跡はなくなっており、ここの黒破線は廃れたものと判断できる。
by  IS01, SHARP
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進んでいる方向はこんな感じ。すでに踏み跡はなくなっており、ここの黒破線は廃れたものと判断できる。
水のある沢に出ると対岸にピンクテープが見えたので、渡渉し近づく。この後は踏み跡が有り、山道に復帰。踊平直下はピンクテープを追うのが正解のようだ。
by  IS01, SHARP
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水のある沢に出ると対岸にピンクテープが見えたので、渡渉し近づく。この後は踏み跡が有り、山道に復帰。踊平直下はピンクテープを追うのが正解のようだ。
ようやく今日のお花コーナー
これは…、もしかして…、かの有名な…、トリカブト?
→トリカブトですが、どのトリカブトかは不明 ヤマ? イブキ?
by  IS01, SHARP
ようやく今日のお花コーナー
これは…、もしかして…、かの有名な…、トリカブト?
→トリカブトですが、どのトリカブトかは不明 ヤマ? イブキ?
獅子口小屋跡に出る。ここから本格的に沢沿いの道開始。道は明瞭で迷わない。
by  IS01, SHARP
獅子口小屋跡に出る。ここから本格的に沢沿いの道開始。道は明瞭で迷わない。
木橋登場。最終的に10個以上木橋がある。20個位あったかも。
by  IS01, SHARP
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木橋登場。最終的に10個以上木橋がある。20個位あったかも。
沢を見下ろしながら進む
by  IS01, SHARP
沢を見下ろしながら進む
ここにも わさび田
by  IS01, SHARP
ここにも わさび田
木橋のテーマパークやぁ
by  IS01, SHARP
木橋のテーマパークやぁ
通行不可
地図にはないが、ここまで林道が伸びているようだ。
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通行不可
地図にはないが、ここまで林道が伸びているようだ。
高い所の木橋
高所恐怖症の私にはちと怖いが、ここ橋は新しいので安心
by  IS01, SHARP
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高い所の木橋
高所恐怖症の私にはちと怖いが、ここ橋は新しいので安心
ここは地図に有る林道への合流地点。沢沿いの道も続くが、通行不可。支障枝ぐらいなら通れそうだが…
by  IS01, SHARP
ここは地図に有る林道への合流地点。沢沿いの道も続くが、通行不可。支障枝ぐらいなら通れそうだが…
下流側の沢沿いの道の入り口
支障木だけでなく橋も落ちている様子。これでは通れない。
by  IS01, SHARP
下流側の沢沿いの道の入り口
支障木だけでなく橋も落ちている様子。これでは通れない。
撮影機器:

感想

9月も最後だというのに最高気温29℃です…。まだまだ暑いですが、来週からしばらく行ける日がないので、行ってきました。

今日は前から計画を練っており、どうしても今年中に行きたかった東京埼玉県境尾根の続きです。今年初めて県境尾根を歩き、これを天目山(三ツドッケ)まで伸ばしたいと思いました(天目山より先は遠いので、今のところ計画なし)。

先週ナイトハイクをしてしまったので、今日は早めの行動を心掛けます。それでも予定より50分ほど遅れての登山開始。目標は棒ノ折〜蕎麦粒山。

まずは百軒茶屋から棒ノ折。これは地図を見て覚悟ができていたので、急騰の連続でしたが、予定通り約1時間で登頂。ここから県境尾根に入ります。所要時間は尾根の起伏次第…、ということでてくてく歩きだします。山頂前後はきっちり上り下りが有りますが、尾根自体は登り返しの少ない印象でした。日向沢ノ峰は標高が高いので、直前からの急登は致し方なし。

久し振りだった先週と比べれば、足のコンディションは雲泥の差。先週は登り初めから筋肉の痛みが少し有りましたが(前日に足の筋トレをしたせいかもしれませんが)、今日は最後まで筋肉の痛みはおろか疲労感すら無し。1回歩くだけで全然違いますねぇ。しかし、心肺機能の衰えのせいか、暑さのせいか、絶好調とまでは行かず、結構時間がかかり、蕎麦粒山へのピストンは中止にせざるを得ませんでした(最初の50分ロスも大きい)。

蕎麦粒山を諦めたので、時間が有ったら行こうと思っていた(川苔)丸山へ寄り道します。丸山までは順調にいけましたが、一般登山道のある日向沢ノ峰近くまでに戻らずに、踊平へ出る予定で、標高の変わらない鞍部(林道)を踊平方面へ歩きます。するとトンネルの登場。これちょっと不安材料です。山にトンネルがあった場合は、登山道はその上にあることが多いからです。ここも御他聞に漏れず、林道を歩いても登山道には出ず、終点を迎えます。どこかに踊平への踏み跡はないものか…。“あるとすればトンネル入り口の左右どちらかだな”と思い入口まで戻ると無事踏み跡を発見!(良かった…) 踊平に出られました。

しかし一難去ってまた一難。踊平から獅子口小屋跡まで迷います。詳しくは「コース状況」に書きましたが、地図の黒破線か、テープの目印かは結構悩みます。

この後は渓流沿いの清涼感あふれる道を堪能し、終盤林道を歩き、トラブル無くゴールに辿り着…く予定でしたが、プチアクシデント発生。暗くなった林道(舗装路部分)を小走りで進んでいたところ、急に足元でうねうね動く物体が…、「うぎゃ〜蛇だぁ〜」。暗くて気付きませんでしたが、蛇を踏んでしまったようです。踏んだ感触は無かったのですが、足の真下でのた打ち回っていたので、たぶん踏んでいたと思います。その後 蛇は道路脇へと逃げて行ったので大事には至らなかったようです。良かった良かった。暗い道には気をつけましょう。その前に日没までに下山しましょう(自戒)。目標の蕎麦粒山までは行けませんでしたが、時間が無かったとき用の計画はほぼ予定通りだったので、まずまずの山行でした。日没時刻は17時半ぐらいに設定すべきでしたね。


今日1匹目の蛇の動画 県境尾根 (林道で踏んだかもしれない蛇とは違います)


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