木曽駒ケ岳・宝剣岳(ロープウェイ使用)
- GPS
- 07:28
- 距離
- 33.1km
- 登り
- 2,979m
- 下り
- 2,969m
コースタイム
<ロープウェイ> 7:00しらび平駅 − 7:10千畳敷駅
7:15千畳敷駅 − 8:15宝剣山荘 − 8:30宝剣岳8:45 − 9:00宝剣山荘 − 9:25中岳 − 9:45木曽駒ケ岳10:35 − 11:10宝剣山荘 − 11:50千畳敷駅
<ロープウェイ> 12:30千畳敷駅 − 12:40しらび平駅
<バス> 12:45しらび平駅 − 13:20菅の台バスセンター
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
好天に恵まれ、周囲の美しい山並みや紅葉を満喫できた山行だった。
千畳敷カールは紅葉が美しい。千畳敷駅を出ると来てよかったと心から思える絶景が広がっていた。紅葉はやや盛りを過ぎた程度なので、まだしばらく楽しめそうだ。
この日は空気が済み、周囲の山々がはっきり見えた。対峙する甲斐駒・仙丈・北岳など南アルプスの山々のひだがくっきりと見えるほどのクリーン感。正直これほど周囲の山々が望めるとは意外であった。少なくとも20峰以上の百名山は望めていると思う。
宝剣岳の登山は、ちょっとしたアトラクションになった。途中にある「滑落多発」の注意書きが恐怖心をあおるが、花崗岩の岩肌はしっかりしていて浮石もなく、要所の鎖も真新しくて頑丈で安心感がある。それでも、風が強い日には細心の注意が必要な山だ。またルートは一方通行のため、登り下りの行き違いが大変。頂上も狭いので、最盛期は相当混雑しそうだ。
木曽駒ケ岳へ向かうルートは、中間の中岳を越えていくのが一般的のようだ。ただ中岳の登り下りは一回で十分なので、帰りは中岳を迂回するルートを進んで見た。迂回ルートへの分岐点には滑落危険の注意書きがあるが、他の山のルートと比較すると特別危険とは感じなかった。初心者が多い木曽駒ならではの警告と思われる。木曽駒から千畳敷への帰りは、奇岩や木曽方面の谷間の景色がきれいな迂回路をお勧めする(初心者でない方)
さて目的地の木曽駒ケ岳であるが、なだらか過ぎて迫力に欠けるものの、頂上には十分過ぎるスペースがあり、各グループ適当な距離を保って腰を下ろせるので、ゆっくり時間を過ごせるのは良いと感じた。
菅の台バスセンター駐車場の様子
駐車料金500円。コイン式のゲートのため事前に小銭を用意しておくと良い。6時少し前の到着だったが、広大な駐車場は8割方埋まっていて驚いた。駐車場内の各ポイントに誘導員がいて空きスペースまでスムーズに誘導してくれる。
交通手段
バス・ロープウェイの往復料金は3,800円、駐車場入り口の発券売り場でチケットを購入。駐車場前のバス停には既に数十人の乗客が列をなしていたため最初に到着したバスには乗れなかったものの、数分後に到着した臨時バスに乗車した。
バスの乗車時間は30〜40分くらい。乗車中の車内放送では、路傍の地蔵の紹介など道路沿いのスポット紹介から始まり、県外観光客に向けた長野県の紹介や高山植物保護の依頼と盛りだくさんの内容。ほとんど眠気で聞き流していたが、現存する日本の城の中で松本城が一番古い」というネタはYさんも聞き漏らさなかったようだ。
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