【剱岳】 早月尾根より

2012年09月29日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.9km
• 登り: 2,307m
• 下り: 2,307m

コースタイム

一日目

6：30− 　登山口　
11：00　　早月小屋（アクシデントのため）
11：30−　14：10　山頂
14：30−　16：30　早月小屋　（宿泊）

二日目
6：30　早月小屋　−　8：15　登山口

天候

1日目　大快晴
2日目　雨の予定がなんとかもってくれた曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大井松田IC−御殿場IC　須走ー勝沼ー滑川IC

コース状況／危険箇所等

登山口　から　200mピッチで　標識があるので　ペースをつかみやすい。
2200m　早月小屋からは展望がいいです。

これ以降　道が少し厳しくなります。

2800mから鎖等あり稜線ということもあり油断すると危ないです。
高度感を感じる場所は少しです。

テクニカルなエリアはわずかなのでそこだけ気をつけるといい感じです。ただ、急登をのぼりきったあとの最後のエリアが岩場なので気をつけてください。もちろん下りもです。

写真

9/29 6:34

番場島到着は4時過ぎ　
2時間ほど仮眠をして出発です。駐車場で　身の引き締まる報告がありました。

9/29 6:40

9/29 6:41

この矢印の方へいくと登山口です。

9/29 6:42

これが　有名な試練と憧れ。

9/29 6:42

9/29 6:43

いよいよ

9/29 6:43

早月尾根スタートです。
2200mの標高差　気合が入ります。

9/30 19:04

最初はこんな樹林帯のつづらおりです。

9/29 7:09

200m高度をあげるごとに標識があります。

9/29 7:09

9/30 19:05

こんな巨木があります。

9/30 19:07

最初のころはちょっとした隙間からみえる周りの山に励まされます

9/30 19:07

9/30 19:07

今日は空があおい！！

9/29 8:25

富山湾はうっすらと・・・

9/30 19:07

がんがん登ります。

9/29 8:40

9/29 8:55

1800m地点

あと400で早月小屋です。

9/30 19:07

9/29 9:10

空もきれいにはれてきました。

9/29 9:10

9/29 9:17

9/29 9:19

9/29 9:19

9/29 9:22

9/29 9:47

実はこのあたりで体に変化が・・・・

9/29 10:04

9/30 19:08

9/29 10:33

見える景色も変わってきます。

9/29 10:33

9/29 10:34

おお！！PEAKがみえる。

9/29 10:38

早月小屋に到着です。

9/29 10:38

9/29 10:39

9/29 10:39

白馬が見えます

9/29 10:41

9/30 19:08

伝蔵小屋　今は　早月小屋です。　

9/29 10:42

小屋をでてすぐの場所から富山湾が一望です。

9/29 11:02

これから登る尾根です。

9/29 11:19

2300mあたりから振り返る

9/29 11:09

9/29 11:29

いい感じです。

9/29 11:29

立山方面

9/29 11:33

9/29 11:42

2400m

9/29 11:48

こんな感じの尾根を経由して高度を上げていきます

9/29 11:48

9/29 11:49

9/30 19:09

9/29 11:59

9/29 12:04

振り返って

9/29 12:04

9/29 12:14

2600m地点

9/29 12:14

ここには展望箇所があります。2つ先の写真

9/29 12:14

振り返って

9/30 19:17

9/29 12:17

2600m地点から　PEAKをみあげます。
いよいよかな。。。実際にはまだまだです

9/29 12:20

プロトレックもまずまずあってます

9/29 12:23

9/30 19:17

9/29 12:38

9/29 12:46

9/30 19:17

9/30 19:17

9/29 12:54

秋の気配を感じる尾根沿いです。

9/30 19:17

9/29 12:59

9/29 12:59

立山のホテル方面

9/29 12:59

絵になります。

9/29 13:02

急登をひたすらのぼります

9/29 13:02

9/29 13:02

9/29 13:02

振り返って　富山湾側

9/29 13:02

空の色がいいです。まだPEAKはみえません。

9/29 13:18

ここからが正念場ですね。疲れてる体でもうひとふん張り！！

9/30 21:04

9/29 13:18

いよいよPEAKにむかってとりつきはじめます

9/29 13:18

9/30 19:18

崖きわを歩きます。高度感はあまりないので大丈夫かな

9/29 13:27

岩場をせめます

9/29 13:34

9/29 13:38

鎖場のはじまりです。

9/30 19:18

短いですが　慎重に

9/29 13:44

吹き抜けからの風は強いです。

9/29 13:10

9/29 13:45

マークがあるのでそれにしたがって登ります

9/30 19:19

鎖がつづきます

9/30 21:04

9/29 13:55

振り返るとこんな感じ

9/30 19:19

最後のひとのぼり・・・

9/30 19:19

大展望です。

9/29 14:02

やっと登ってきました。

9/29 11:38

9/29 14:02

分岐です。ここからは岩場のビクトリーロードです。

9/29 13:59

9/30 21:03

9/29 14:03

感動の景観です。

9/29 14:03

9/30 21:05

9/29 14:12

山頂プレートはたくさんありました。祠は補修のため現在はありません。

9/29 14:13

今日は本当に人が少なかったです。山頂では2人だけしかあわなかったです。

9/29 14:15

やったー2999m　劒山頂　立山をバックに

9/29 14:02

9/29 14:04

9/29 13:57

9/29 14:15

しばらくのんびりしまーす

9/29 14:15

イモトがのぼってた源次郎尾根のプレートがありましたが、初心者がぜったいに入らないように警告のプレートもありました。

9/29 13:58

9/29 14:18

富山側はあっという間にガスに・・・・

9/29 14:18

槍の穂先が・・・・

9/29 14:18

写真ではわかりずらいですが　富士山も見えています。

9/30 19:19

山頂ビール！！

9/30 21:06

9/29 14:24

名残惜しい景色とももうすぐおわかれ。

9/29 14:24

9/29 14:32

9/29 14:32

鹿島槍・・

9/29 14:33

白馬・・・

9/30 19:20

劒御前

9/29 14:36

帰ります

9/30 19:20

下り　慎重に・・・降ります

9/30 19:20

例の鎖場・・・

9/29 14:51

9/29 14:55

秋の気配が・・・

9/29 15:03

下はガスってます

9/29 15:38

2600地点

9/29 16:10

雲におおわれました。

9/29 17:35

富山湾は雲海におおわれました

9/29 17:03

小屋に帰ってきました。

今晩のおかずはおでんです。

9/29 17:09

定番パスタ。プロンプト1．6mm　3分ゆで

JETBOILではうまくゆでれなかったです。

9/29 18:21

談話室です。調理したご飯をここで食べられます。
テレビもうつってます。

9/30 19:21

寝室。大部屋　早月部屋　6人で使用

9/30 19:23

ここで　乾かすことができます。
小屋の自炊はここで

9/29 18:26

9/30 5:02

夜景をとってみました。

9/30 5:52

朝焼けです。

9/30 5:54

残念　ながら　小屋からご来光はみれません。

9/30 5:54

9/30 5:56

赤くそまります。

9/30 5:56

上市か立山かわかりませんが光がさしこみます。

9/30 5:56

9/30 5:56

9/30 5:57

おおお！

9/30 6:20

きれい

9/30 6:20

写真だと

9/30 6:22

つたわりにくいです

9/30 6:36

見納めです。

9/30 6:36

さようなら・・・・

9/30 6:49

9/30 19:23

この巨木たちはこの早月尾根をあるくたくさんの人をみてきたのでしょうね

9/30 19:23

9/30 19:23

なんともあじわいのある感じでした。

9/30 19:23

おしまい。

9/29 18:21

昨日小屋に届いたばかりの　劒Tシャツ

普段は買わないのですが・・・ほしくなっちゃいました。

まだ出回ってないレア物です（笑）

撮影機器：

サイバーショット DSC-W50 SONY

FinePix Z900EXR 富士フイルム

感想

Metabo_Climber

剱岳・・・実は子供のころにこの山の名前と恐ろしさはよくきかされてました。父の友人が家にきてここで遭難してなくなった有名な登山家の話を聞かされ、詳しくは忘れましたが、今でもショックを受けた当時の感覚は思い出せます。いざ、大人になり夏とはいえその場を踏むことになることになりました。しかも、急登です。2200mの高低差を登ります。

さて、登るスタートから遭難の話をききます。千葉の70代の方が早月小屋にいくまでのルートでバリルートを通られて行方不明になり、すでに3日が経過したそうです。雨が降ったり気温は朝晩になると冷え込んでますので安否が本当に気になります。ご無事だといいのですが・・・

登山口の番場島・・・遠いです。前日21時30分に神奈川を出たのについたのは4時・・・2時間だけ無理やり寝ました。
そういう油断のひとつひとつが標高2000mあたりで生じた体の異変につながっていきました。
実は足を攣りました。しかも両足・・・ふくらはぎでもなくお皿のうえのモモの部分を・・・・

要因�／寡埖�　�⊃緤�不足　��いつももっているダブルストックがなかった�ぅ汽檗璽肇織ぅ弔盪箸錣覆�った�ゥ據璽垢鬚箸个靴伸Ε好肇譽奪舛覆�

と自分で考えるだけでもこれだけでてきます。

油断ですね！！完全に　冗談抜きではじめての敗退かと思いました。
とりあえずだましだまし小屋まで行き　無理なら辞めようと思いましたが
休憩したら脚は動くようになりました。そこからは一生懸命でした。

特に2800mあたりから山頂までは疲れました。疲れた体で鎖場はつらいです、そんなにテクニカルでもないのに・・・

しかし、あの憧れの山頂にたったとき疲れはふっとびました。
山頂での快晴は本当に久しぶりで、うれしくて泣きそうになりました（笑）今年は南アルプスでは嫌われつづけてるんで・・・

富士山も槍も白馬も鹿島槍も笠も薬師も・・・・いっぱいみえました。
ほんとうによかった。
台風が来ているとか午後から曇りとかいわれていたので、慎重にかつ急いで小屋に向かいました。時間的には降りることもできたんですが、脚のこともありますし、小屋にお世話になりました。

小屋の情報：
素泊まり　6000円　水　2l　800円　ビールぽかりなど500円
山バッチ　500円　←　ホルモンさんこれ最近できたらしいですよ
山T　3500円　（これも最近NEWデザインでできた　ばかり）
小屋のご主人は元山岳警備隊だったようです。感じのいい方でした。
小屋はきれいです、掃除もまめにそして丁寧に行われています。
泊まった事で夜景や朝焼けも楽しめました。ゆっくり寝て朝降りました。

剱岳　冬山をまたやる前にいけてよかったです。早月尾根は冬山の登山道です。いつかここに冬季にこれたらいいなと思います（相当レベル高いんでしょうね・・・）

コメント

maedatomo

お疲れ様でした
メタさんおはようございます。

私も今年剱行く予定だったんですが、来年にお預けです。

来年は北方稜線ルートで行こうと思います。

Horumon

(； ・`д・´) ﾅ､ﾅﾝﾀﾞｯﾃｰ!!
metaさん、こんにちわ。
早月尾根、お疲れさまでした。

バッジ情報ありがとうございますm(__)m
早月小屋ですねφ(｀д´)ﾒﾓﾒﾓ...
って厳しそうですねぇ(´ε｀；)ｳｰﾝ…
おまけに馬場島までが遠いですよね、関東からだと…
多分、当方も寝不足必至であります。。
当方はひとまず別山尾根からでも登ってみたいです（；^ω^）

無事回復されて登頂出来て良かったですよv(´∀｀*v)ﾋﾟｰｽ

navecat

早月尾根！
一般的には別山尾根を最初にというパターンが多いと思いますが
早月尾根からきましたね

冬山の準備でしょうか？？？

土曜日だとそれなりに登山者が多かったのでは・・・

馬場島の碑文は感動しますね

takamo

うらやまいしっす(≧∇≦)b
metaさん、こんばんわ
早月尾根お疲れ様でした
アクシデントがあったみたいですがよい経験だったと思います＾＾
自分も来年か再来年にはkujiraを説得して早月か源次郎に挑戦しようかな

kengamine

憧れの尾根
メタさん、こんばんは！

台風が近付いていたので、てっきり中止したかと思ってましたが行ってきたんですね、早月尾根！
天気は大丈夫なのかと思ったら、初日に登頂して2日目はさっさと下山したんですね
ほぼ日帰りじゃないですか！

でも6時間半の運転では遠いですよね〜
メタさんは眠くならないタイプですか？
私は夜の高速運転は、単調過ぎて眠くて仕方ありません

ゲスト

会長
おはようございます。

会長も目標を探すのに大変ですね。

北稜ですか、いいですね。

自分も違うコースでまた劒はいってみたいです。

ゲスト

ホルモンさん
コメありがとうございます。

自分も別山側から登ってみたかったです。
今回は人も少なかったのでそういう時は本当に雰囲気でていい感じでしょうね。

番場島はまじで遠いです。ただ道は悪くなくて走りやすかったです　ただリアルに7時間コースです。
睡眠不足はもう堪える年齢になってきました

コンディションはちゃんと整えないとだめですね

ゲスト

NAVEさんの記録も拝見しました。
あるご婦人に日帰りで行くように言われたんでしたよね、自分もそのつもりでしたが。同行の方が最初ゆっくりがいいとおっしゃっていたので小屋とまりにしてました。結果的にはアクシデントもあったりしてちょうどよかったです。

人はほんとに少なかったですよ。登りで10人以下、頂上で2人くらいでほんとに静かな山行を楽しめました。

ただ、いろんな意味で準備不足な部分もあり反省です

追記；　碑文・・・感動でした

ゲスト

TAKAMOさん
え！！源次郎ですか。すごー！！
自分は、まだ一般ルートすら歩いていないところが多いので未知の世界です。

早月尾根は長いですほんと！！前回のダイレクト尾根も１９００ｍ　前々回の大倉尾根も１６００ｍありましたが、今回が体力的にも一番タフに感じました。

水分不足と寝不足が原因だったのかもしれませんが。

お気をつけていかれてください

ゲスト

けんさん どうもです。
番場島までは遠いです
同行者が運転してくれたのですがさすがにナビ登録して時間がまちがってるんじゃないかと驚いていました。

高速でいくのと下道をミックスするのとでは下道を混ぜたほうが距離も時間も短かったですよ。
自分は走ってないのでなんともいえないですが。。。

ソロで行かれるときは運転くれぐれも気をつけてくださいね。自分もですが