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記録ID: 22974
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講習/トレーニング
朝日・出羽三山

湯ノ沢岳ー母狩山ー金峰山

2007年09月19日(水) [日帰り]
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katoken その他3人
GPS
--:--
距離
14.2km
登り
1,312m
下り
1,246m

コースタイム

湯ノ沢岳登山口6:45−3合目7:27−御宝前8:00−9合目分岐8:53−湯ノ沢岳山頂9:10−三ノ俣山10:42−717mピークの下11:24−母狩山山頂12:08−一本松跡13:00−鎧ケ峰13:18−水場14:00−金峰山中の宮14:30 (歩行沿面距離13.4km)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2007年09月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
9合目までが体力で勝負、8合目付近のガレ場がやや危険であるが9合目から母狩山までは大きなアップダウンもなくブナ林の快適なコースである。
左:湯ノ沢岳 中央:母狩山 右:金峰山
左:湯ノ沢岳 中央:母狩山 右:金峰山

感想


9月17日(月)の予定であったが,前日の天気予報で台風11号の影響による雨は確実であると報じていたので19日に延長した。しかし予報は外れて一日中風のある曇天であった。湯ノ沢岳までの急登を考えると,当日早朝の判断でよかった,と地団駄を踏むおもいにかられる。中止すると晴れ,決行すると雨。これまで天をうらむ回数がなんと多かったことか。それとも山の神(女)が私をからかっているのか。
9月19日(水)晴天。アートフォーラム駐車場に常世,秋野,安野の各氏が集合出発。安野さんの車を中の宮に置くため常世さんの車が付き添い,私の車に秋野さんを乗せて湯ノ沢岳登山口に向かう。登山口(標高172m)6:45秋野,安野両氏と3人出発。常世さんは他の業務のため11時頃に金峰山の方から登る。お互いに無線機のチャンネルを合わせておく。杉林の手前で朝露に濡れ,登路に張っている大きな蜘蛛の巣に顔が何度もひっかかる。途中,2年前の4月16日,熊と出会った場所(210m)を確認しながら通過する。300m付近から風が出てきた。何よりのご馳走である。この急登と長丁場に備えてスポーツ飲料900mlと水1.5箸鮖ってきた。3合目(471m)7:27にて休憩。朝の日当たりを受ける東斜面だがブナ林の緑陰に守られ爽快な気分になるいい場所だ。御宝前(565m)8:00休む。湯ノ沢岳が眼前に聳え,相変わらず荒ぶれた岩壁が谷に落ち込んでいる。8:20に地形図の692mで高度計が665mを示している。登山口に書いてあった標高差で合わせてきたがどうもおかしい。高度計を692mに修正する。(安定した高気圧だから高度計に誤差はあまり生じないはずである。案の定,以後地形図通り示す)。9合目分岐(860m)8:53着く。勝負はここまで,という感慨が湧いてくる。ここにザックをデポして湯ノ沢岳山頂に行く。途中,赤マムシが薮に逃げてゆくのを見つけた。(時価5000円らしい。ある知人は5千札が落ちている,と言って必ず生きたまま白い綿袋に入れて捕まえてくるそうだ。ちなみに小さい幼少のマムシでも立派な毒をもっているから注意とのこと)。湯ノ沢岳山頂9:10到着。9合目分岐に戻り握り飯を食う。秋野さんのいつもの芳醇な料理をいただく。9:40に出発。綺麗なブナ林の中を大きいアップダウンもなく,登路は手入れされて稜線漫歩が満喫できる。三ノ俣山(660m)10:42通過。真新しい立派な三角点があり,『三俣山』と書いた木札が木に掛けてある。11:24に717mピークを越えた705mにて昼食。常世さんと無線が通じる。11:45に出発して炎天下の母狩山12:08通過する。三方境で小休止して再び常世さんと無線。一本松のコルまでヤマボーシの赤い実が所々に散らばっている。先頭の安野さんが大きな動物らしきものを発見。熊か,と一瞬緊張がはしる。爆竹を2回鳴らした。鳴き声が飛び交う。猿であった。集団でヤマボーシの実を食べていたのだ。警戒しながら私たちを見ている。何事もなく通過した。13:00一本松跡(440m)通過し日陰で休憩。鎧が峰(560m)13:18着。心配していたスズメバチの飛来は一匹も見当たらない。13:30に常世さんと合流(480m付近)。13:50水場(397m)に着く。湧き出る冷水の旨さを味わう。流量が少なく桶に注がれてない。14:00出発して途中の近道を下って中の宮に14:30無事到着する。当会員のみなさんにも勧めたいすばらしいコースである。 
参加者;常世 寛 秋野芳子 安野 孝 加藤健次郎       (記・加藤)

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