苦い思い出 (^▽^笑)、蝶ヶ岳登山講習会(長野県山岳協会)
- GPS
- 30:01
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,574m
- 下り
- 1,289m
コースタイム
天候 | 初日;曇り時々雨 二日目、曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
蝶ヶ岳登山教室として初級者用の三俣ルート往復山行であったが、講師の事前情報収集不足(登山教室開催を前提としては、普通あってはならないことと思います)のためかあるいは例年より余程残雪が多かったのか山名の由来となる蝶を象る雪渓のさらに南に位置する谷に長いトラバースとなる残雪が残っていた。 初級登山でアイゼン等の用意の準備指示も無かったことで、滑落も多少心配のドキドキ(O_O)前進の初体験の雪渓横断の経験をした。 三俣ルート往復の予定であったが、帰路に雪渓(下り)横断はとても降りていける自信が無く上高地側へルートを変更した。 今となって知り得たことだが、この長塀山を通るルートは道迷いに注意の警告があって下りとなった下山で残雪の中で講師さんであっても道迷いをしてしまった。 登りも下りも残雪期には注意が必要です。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
備考 | 残雪期の北アルプス登山。 初級登山と言えどもアイゼンは必携です。(ただし当時持ち合わせはありませんでした。) |
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感想
10年前の夫婦そろっての初めての本格登山がこの蝶ヶ岳でした。
その何年か前に富士山にも登っていたが、登山の装備というものは全くそろって無くて足元の靴からズボン、シャツ、帽子まですべてが普段着そのものでのお気軽ハイキングでした。
この年7月の残雪期に奥穂高山行と言う大それた計画を春先に立て、登山初心者の我々は少しでも経験を積もうと1泊2日のチャレンジが今回の講習会です。
この講習会は長野県の山岳協会名で山岳雑誌『ヤマケイ』に参加募集の案内があって、この登山教室であれば色々と身につけられるだろうと参加した。
当日の参加者は私たち夫婦と男女各1名と山岳協会講師の横山さん5名の小さなパーティーとなって、三股駐車場より講習会が始まりました。
始まりは入念な準備体操。
足首、膝、手首、首回り、肩、腰周りの筋肉をほぐしさらに脚、腰他からだ全体の穏やかなストレッチで筋肉と関節をほぐし、リラックスさせての山行のスタート。なるほど体が軽くなったと、講習会参加の意義を感じてのスタートとなる。
蝶ヶ岳登山教室開催にあたっては事前に装備の確認等は当然あったと今でも思っていますが、アイゼンの携行は無かった。講師の先生もアイゼンは持ってきておらず、良かったのはストックで無くピッケルを持ってきていたことです。
山頂に近づくに従い残雪の量が思っていた以上に多かったようで、最後は雪渓をピッケルでかきならし足場を確保しながらのやっとの思いで頂上を極めた山行となりました。
参加費を募っての講習会。しっかりとルート情報を確認してリード祖手ほしかったと思うと同時に、講習会としてはチョットお粗末な感じは否めません。
おまけに下山時はルートミスによる道迷いを起こさせ、標準タイム4時間半のコースで帰路は倍以上の10時間近くを要する山行となってしまいました。
今では笑って思い出すことが出来ますが、こういう事があったはなら無いという本当に良い経験をさせていただきました。
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