槍ヶ岳 北鎌尾根 北鎌ホイホイに嵌るが強行突破!
- GPS
- 24:32
- 距離
- 45.0km
- 登り
- 2,806m
- 下り
- 2,824m
コースタイム
10/7 出会3:30-左俣へ水汲み-右俣4:00-P7 6:16-北鎌ノコル6:37-天狗の腰掛7:28-北鎌平10:32-槍ヶ岳11:32
-12:09槍ヶ岳山荘 下山13:00-槍沢16:06-横尾17:12
10/8 横尾4:11-上高地BT6:40
天候 | 10/6 曇り〜夜半雨 10/7 曇り〜稜線ガス〜小雨〜曇り 10/8 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
水俣乗越〜北鎌沢出合 下り始めは、ガレているが踏み跡もあるので、慎重に下れば問題なし。 北鎌沢〜北鎌のコル コルを目視にて目指していけば問題無いと思う。日の出前は、コルが見えないので右へ行き過ぎるとP7に出てしまうので、注意。 コル〜槍ヶ岳 踏跡があるが、稜線を外し過ぎないように進む。岩稜登りは、基本ガバだらけ。 でもたまにしょっぱい所があるので、慎重に! |
写真
感想
先行で沢渡駐車場に前泊している二人と合流のため、嫁に送ってもらったが、
紅葉シーズンの3連休の沢渡は、予想どうりの大混雑。第2駐車場入り口で渋滞。20分程待って、トイレ前で駐車して合流。
やはり送ってもらってよかった。6時過ぎのバスで上高地へ。バスターミナルも当然大混雑。皆涸沢の紅葉目的だろう。
行列を成しながら横尾まで2時間。ここから槍方面は、まばらになる。
槍沢で今夜のビールを購入し、大曲から1時間の急登で水俣乗越に到着。
道標の裏側の天上沢へ下る。ガレているが踏跡もあり、ほぼ一般道といった感じ。
槍と独標を左手に見ながら、沢を下っていく。間ノ沢から水の音が聞こえながら北鎌沢の出会いに着くと、まさかの水場無し。
先着の方に聞くと下流1キロ付近か、北鎌沢の左俣を上がったところしか水場は無いらしい。
とりあえずテント設営して、距離的に近いのと偵察も含めて北鎌沢を登って水を汲みに行く。
空身で軽快に北鎌沢の登っていき、左俣へ詰めること10分ほどで水場に到着。出会いから標高差100mほど。
上部の雪渓の雪解け水なので、冷たくてうまい。
下って焚き火に辺りながら、ビールで乾杯。辺りが暗くなってきたら雨がシトシトと。7時過ぎに就寝。
2日目
2時起きの3時半出発。ビバークのために一人2Lの水を担ぐため、昨日の水場でまた水汲み。
二俣を4時出発し右俣を詰める。まだ日が出ていないので、ヘッデン頼りに登っていくが、いつしか傾斜がきつくなり登り難くくなってきた。
調べた情報では、間違わなければさほど難しくなく登れるはずらしい。
GPSで確認すると、正規ルートより右側の枝沢に入り込んでいた。
トップに聞くと迷った分岐があったらしいが、後でただ追っていた自分は、全く気付かなかった。
とりあえず踏み跡がありそうなので、戻らず登ることに・・・。
次第に踏み跡が無くなり、草付の急登。ハイマツの藪漕ぎを強引に突破すると、展望が開けて、踏み跡が出てきて安堵。
このピークは、コル手前のP7で余計に100m登ったことに。
重荷で疲労を考えたら10分ほど下降すれば分岐点だったので、戻ったほうが正解だった。
でもP7は、間違って登らなければまず来ない所だが、ここからの独標方面の紅葉は、すばらしかった。
北鎌のコルまで降りると、後続パーティが休憩中。30分くらいのロスか?
コルからは、しっかりとした踏み跡で、まるで一般道みたい。
途中、ちらほらと雪が出てきた。稜線では、雪だったのか。
次第に岩稜帯になり、天狗の腰掛で6人パーティーを抜かしてもらいと次第にガスに包まれる。
よく分からないうちに独標トラバースルートに入り、噂のコの字ハングを通過しチムニーを登る。
わずかな踏み跡を追いながら、稜線を離れすぎずに進むといつしか北鎌平に着いた。
相変わらずガスの中で、槍の本峰は、見えず。全く距離感が分から無いが、方向は合っているので、ガツガツ登る。
カニのハサミが見えたので、頂上は、すぐ上だと確信し、チムニーを登ると杭が見えた。
もう山頂の人影も見え、祠の裏側から登り、槍ヶ岳登頂。
ガスの中、近づく槍も分からず登ってしまったのが残念。来年リベンジか?
山頂からは、ガスなので展望無し。他の登山者から、ちやほやされながら写真とって下山。
槍ヶ岳山荘でお湯沸かしてお茶タイム。1時間ほど寛いで下山。
歩きやすい一般道をサクサク下ると、いつしかガスも晴れ日が出てきた。
紅葉に陽が差すと綺麗で写真撮りまくり!なんてダラダラと下りババ平到着。
まだ時間が有るので、横尾まで頑張って歩き5時過ぎに着く。
大分夕暮れ近くなので、テン場は、大混雑!なんとか隙間に設営。
途中で採ったナラタケを味噌汁で煮込んで食べたらうまかった。
外野が喧しかったが、耳栓して7時過ぎに就寝。
3日目
3時起床の4時半出発。暗い中ヘッデンで林道を歩き、上高地BTに6時40分に着くとちょうどバスの発車時間となり、そのままバスに乗り込む。
3日目にして、快晴。名残惜しいが早朝なので温泉に入らず帰路についた。
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