【テント担いで紅葉祭り】扇沢〜爺ヶ岳〜針ノ木岳〜蓮華岳〜扇沢
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- GPS
- 54:50
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 2,612m
- 下り
- 2,618m
コースタイム
柏原新道駐車場6:00-7:09ケルン-9:20種池山荘(テント設営)10:47-11:43中峰(爺ヶ岳-12:50種池山荘《テント泊》
【2日目】
種池山荘7:10-9:09新越山荘9:54-10:38鳴沢岳-11:29赤沢岳-13:47スバリ岳-14:44針ノ木岳-15:37針ノ木小屋《テント泊》
【3日目】
針ノ木小屋5:47-6:52蓮華岳-8:09針ノ木小屋(テント撤収)9:21-11:36大沢小屋-12:33扇沢-12:52柏原新道駐車場
天候 | 【1日目】曇り 【2日目】曇り 【3日目】快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【柏原新道登山口付近駐車場】 小さな駐車場がいくつか点在している トイレは無い ※この日は、登山道入り口に登山案内のテントが出ていた 【柏原新道登山口〜種池山荘】 危険個所はない とてもよく整備された道 水平歩道からは紅葉がみごとに見渡せた 【種池山荘〜爺ヶ岳(中峰)】 特に危険個所はない ハイマツ帯の歩きやすい登山道 南峰や中峰へはちょっとしたガレ場を登る 【種池山荘〜針ノ木峠】 アップダウンの繰り返し 私たちが通った日は、ガスで周囲の眺望が無かったが、晴れていたら素晴らしい(はずww) 痩せ尾根を何度か通過するので注意が必要 スバリ岳の直下は急なガレ場で、トレイルが崩れ落ちていて高巻きした個所があった 【針ノ木峠〜蓮華岳】 最初すこし急な登りだが、あとはなだらかな気持ちのいい稜線 危険な個所はない 【針ノ木峠〜大沢小屋】 この時期雪渓はなく、秋道を通る 秋道はアップダウンのあるトラバース道で、鎖場も何カ所かある 何度か河原を渡るが、目印を立ててくれてあるのでそれを探しながら歩く 【大沢小屋〜扇沢】 樹林帯を歩く 途中、広場で車道(一般車通行禁止)と合流するが、登山道もある 登山道は車道をショートカットするように通っているので、こちらを歩いた |
写真
感想
今回は、4年前に涸沢で出会った仲間とゆるーく続けている「紅葉祭り」でした。
4年前、表銀座で出会った単独行×4人がそれぞれ友達連れて涸沢に集合。
チーズフォンデュ宴会をしたのが始まり。
3年前は湯ノ俣ですき焼き。
2年前は(私は行けなかったけど)燕岳。
去年は雨で安曇野宴会。
つまり、山で集まって呑んでるんですww
ひと月前くらいから計画をたて、今年のテーマは「カレー鍋」に決定。
これまたゆる〜く、4人それぞれが適当に食材を持ち寄って宴会をしてきました。
さて、山の様子の方は・・・・・
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
土曜の未明4人のうち1人と合流して、2時ごろ柏原新道入り口の駐車場に着いてみると一番近いところはいっぱい。
川向うの駐車場に気付かず、ひとつ下の駐車場に止めて仮眠しました。
5時に起きるとまだあたりは暗闇。
準備を済ませ、出発の6時にはヘッドランプは必要なし。
登山道入り口で登山届を提出。
ヤマレコから印刷した書類を出すと、担当のおじちゃま珍しそうに眺めてましたww
同行者がなにやら「この間の騒ぎの熊はどうなりましたか?」なんて質問しているので訳をきいたら、種池山荘付近に熊が出てテント場を封鎖していたんだそうな。。。
でも、捕まったから大丈夫とのこと。(おいおい、そんなこと今日まで一言も言ってなかったじゃん)
まぁ、捕まったんだったら大丈夫だろって気を取り直して登山開始。
ケルンまではちょっと急な登りで、寝不足の体にはこたえます。
それでも、よく整備された登山道は登りやすく、のんびり登ってケルンまで1時間10分で到着。
同行者の情報によれば、種池山荘のご主人曰く「小屋までの登山道は小屋の玄関」って気持ちで整備をしてくださっているんだとか。北アルプスで一番よく整備された登山道だそうです。感謝ですね。
ケルンを過ぎたあたりから、木々が色づき始めて水平道に入ると紅葉まっさかりの山肌が目を奪う美しさ♪♪
天気は曇りだけど、気分はウキウキです。
写真撮りながらのんびり登って、登山口から3時間20分くらいで種池山荘到着。
受付を済ませてテントを張り、爺ヶ岳まで散歩にでかけます。
山荘横の種池平は草紅葉がきれいでした。
鹿島槍の双峰もよく見えて、暑くもなく快適な散歩道。
中峰まで行って折り返してくると、ハイマツの間の砂地で遊んでいる雷鳥発見。
お腹は冬羽の白に生え変わってきてました。
砂浴びする姿が愛くるしくてしばらく眺めていると、同行者のKさんが登ってきたので、種池山荘にもどって再会の乾杯!!
4時過ぎにもう1人のOさんも合流し、宴会に入りました。
お隣のテントの女性も巻き込んで、豪華でにぎやかな宴。
とっても楽しかったーーーー!!!
途中、ミゾレが降ってきて秋が深まっていることを実感。
もうすぐ、白銀の世界がやってくると思うと、またウキウキ。
日曜日は、朝からガスがかかってミスティ。
鍋を担いできてくれたMさんが仕事のため下山して、残り3人で針ノ木に向かいます。
針ノ木までは、晴れたら黒部ダムと立山&剱岳を眺めながらの眺望がすばらしい稜線歩き・・・・だったはずなのですが、ずっとガスでした。
それでも、3人でいろいろと話をしながら歩く山は楽しくて、あっという間に針ノ木小屋。
テント場も、この日は比較的人が少なく、いい場所い張ることができました。
夕飯の宴会を終えて眠るころにはだいぶ冷え込んできて、お天気の回復を期待させました。
夜21時過ぎに起きてみると、空は満天の星空。
そして、テントの外張り凍ってました。
明け方は4時ころ目覚めて明るい月と月に照らされた山の端を眺め、3日目に晴天を迎えた嬉しさにニヤニヤ。
6時前に、焼ける山をカメラに収めようと蓮華岳の山頂に向けて出発。
一つ目のピークあたりで、周囲の山々が赤く染まってきました。
本当に雲一つない青空で、東を向くとまぶしくて仕方ありません。
足元はあちこちに霜柱が立っていて、歩くとサクサク音がします。
キレイな景色についついシャッターを押してしまい、なかなか先に進まないくらいでした。
蓮華岳の山頂からは、北アルプス・八ヶ岳・富士山・南アルプスが見渡せて、安曇野方面を向けばキラキラ輝く高瀬側の水面。その上には雲海。
なんとも筆舌に尽くしがたい神々しいくらいの景色が広がっていました。
帰ってくるのが惜しかった。。。
下山は、もう雪渓は通れないので登山道を歩きます。
ガレ場や砂場、鎖のついた岩もあって、なかなかハードなコースです。
ときどき振り返って紅葉の山肌を眺め、名残り惜しい気持ちをかみしめながら、扇沢に到着。
いい旅だったな〜と思ったのもつかの間、、、、
今回の旅のオチは、車のルームランプ点けっぱなしによるバッテリー上がりでした(泣)
同行者のKさんとOさんにあれこれ助けてもらって、無事エンジンがかかりましたが、ほんとに凹みました。。。
車泊様に窓の目張りをしたので、ランプの点けっぱなしに気付かなかったんです。
はぁ。。。今後はきっちり気を付けよう。
へました私を責めずに助けてくれた同行者お二人と、バッテリーをつないでエンジンをかけるのに協力してくれた方に大感謝です。
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