富士山を望む絶景トレイル -蛭ヶ岳-


- GPS
- 07:34
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 2,353m
- 下り
- 2,441m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポスト:大倉どんぐりハウス前 ・塔ノ岳から先、丹沢山方面は、午前中比較的静かな山行が楽しめるものと思われる。 ・不動ノ峰〜蛭ヶ岳は、晴れていれば、富士山を望む極上のシングルトラックが続く。 ・蛭ヶ岳手前、鬼ヶ岩には、岩場、くさり場あり。 ・塔ノ岳から新大日へ向かうと、塔ノ岳直下から岩場、ガレ場が始まる。 ・新大日から先、書策小屋まで、岩場、ガレ場が続く。 ・行者ヶ岳にくさり場あり。塔ノ岳へは向かう登山者でかなり渋滞していた。 ・烏尾山から下り、三ノ塔へ登る急登はかなりしんどい。ガレ場→ハシゴ→延々と続く木段 ・三ノ塔尾根の登山道は所々崩落し、歩きづらい。おまけに登山道もわかりずらいので注意。 |
写真
感想
アクアラインマラソンを一週間後に控え、本来なら30km走などしなければならないところですが、ロードを走る気力がないので、丹沢のトレイルに走り(歩き?)に行きました。
●大倉-塔ノ岳
大倉に5時半に到着。夏場に比べると日の出も遅く、あたりは薄暗いです。人気もまったくありません。
登山届けを出して、一人ぼちぼち塔ノ岳へ向かい、大倉尾根を登ります。
相変わらず、登り始めはペースが上がりません。今回は写真はまったく撮らずに登ったものの、塔ノ岳までは1時間50分は切れませんでした。
●塔ノ岳
塔ノ岳に到着。頂上にいた登山者は2グループ程度、ひっそりしていました。
あいにく、今日は曇り模様で、この時点で富士山は見えませんでした。
稜線に出て、風も冷たくなったので、ここからはシェルを羽織ります。
ここで以前、ヤマレコで知った「丹沢・大山やまなみスタンプラリー」※の台紙(300円)を尊仏山荘で購入。塔ノ岳のスタンプをさっそく押します。
今日は六つのスタンプのうち、【丹沢山】【塔ノ岳】【大倉】は押せるので、あと三つはまた別の機会に押したいと思います。
※「丹沢・大山やまなみスタンプラリー」とは?
【丹沢山】【塔ノ岳】【鍋割山】【大山】【大倉】【伊勢原駅】にある各スタンプをすべて押すと、「四季の丹沢てぬぐい」がもらえるというものです。てぬぐいのデザインは4種類あり、登頂確認をしてもらう月によってもらえる手ぬぐいが異なります。
4〜6月は「春」、7〜9月は「夏」、10〜11月は「秋」、12〜3月は「冬」のデザインになります。
また1日ですべての山頂を回る必要はなく、台紙の有効期限は平成25年3月31日までとなっています。
●塔ノ岳-丹沢山
塔ノ岳を後にし、丹沢山へ向かいます。
丹沢山から先は大倉尾根に比べれば、上り下りはあるものの比較的楽に走れます。ここで、一部紅葉している木々が見られました。この区間も、人気もまばら、山荘泊まりの方、数名とすれ違いました。
●丹沢山
丹沢山に到着。ここでもスタンプを押して、先に進みます。ちなみにスタンプはみやま山荘の前(外)にありました。
●丹沢山-不動ノ峰
丹沢山から先、ここからは未到達ゾーンです。
この頃になると、曇り空も徐々に晴れ、不動ノ峰の緑の稜線が目前に雄大に見え、とても感激しました。
人気もまったくないので、まさに景色を独り占めです。
この時点では、不動ノ峰への上りは思ったほど、疲れず登りきれました。まだ稜線を走る元気はあります。
クマザサの中を進む、シングルトラックがまたよかったです。
●不動ノ峰-蛭ヶ岳
不動ノ峰を過ぎると、富士山も雲の間から顔を出し、富士山を眺めながら稜線を走ることができました。
この区間が、今回の一番の目玉コースだったでしょうか。やはり富士山が見れるとテンションも上がります。
そのトレイルも、蛭ヶ岳手前の鬼ヶ岩の岩場の下りで終わりです。単独行なのでゆっくり安全に下ります。
あとは、もうひと上り、蛭ヶ岳山頂を踏むだけです。
●蛭ヶ岳
やはり、山と高原の地図に「展望雄大」と書かれているだけあって、展望は他の丹沢山系の山々に比べると抜群にいいです。ほぼ360°の展望。真正面に見える富士山がいいです。
ひとまず、今日の目的のピークは踏んだので後は、一目散に下山です。
●下山
モチベーション的に蛭ヶ岳直前が最高潮だったので、塔ノ岳に向かう登り返しはかなり疲労困憊となりました。体力的に厳しいので、下山ルートを当初の三ノ塔経由にするか、大倉尾根経由にするか、迷いましたが、塔ノ岳でおにぎりを食べ、小休憩したら体力も回復したので、予定通り三ノ塔経由で大倉へ下山しました。
ここからは下りを本来楽しむところですが、行き交う人の多さに、走るどころではありませんでした。
最後の三ノ塔への上りは、最後の最後に手強いラスボスのようで、かなりの達成感がありました。
あとは延々と三ノ塔尾根を下り、大倉に帰還。満足の一日でした。
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