彦右衛門谷右岸尾根＆金山谷探索

2020年05月17日(日) [日帰り]

• GPS: 09:23
• 距離: 15.7km
• 登り: 1,520m
• 下り: 1,520m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:29
• 休憩: 0:56
• 合計: 9:25

距離 15.7km 登り 1,523m 下り 1,523m

6:52 駐車場所
7:13 7:25 神ノ川ヒュッテゲート前登山口
7:33 矢駄尾根登山口
8:13 8:19 広河原入口
9:12 9:20 彦右衛門谷出会
11:20 11:38 檜洞丸
12:08 12:11 源蔵尾根下降点
13:24 13:33 ジンキの沢出会
15:18 広河原入口
15:53 矢駄尾根登山口
16:01 神ノ川ヒュッテゲート前登山口
16:17 駐車場所

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

神ノ川林道、日蔭沢橋の1km手前（台風被害でそこから先は車入れず）

コース状況／危険箇所等

ほとんどバリエーションルート、特に金山谷付近探索はヤブ漕ぎ＆沢下り＆危険なトラバース路

写真

5/17 6:54

久々の神ノ川林道、この先は崖崩れで通行止めです。この手前の少し広い場所に駐車しました。

5/17 8:09

林道を1時間ほど歩いて檜皮橋。

5/17 8:18

北尾根入口、以前は草茫々だったが、きれいに刈られていた。724m標高点で高度計をセット。（←重要）

5/17 8:23

堰堤のステップを登るのは好きじゃないので、北尾根への山道を辿る。

5/17 8:35

しばらく登って830m付近で小沢を渡り、左側の尾根に乗り換え。ここからは踏み跡はない。

5/17 8:38

小尾根を直登していき、870m付近で左へ曲がる。（2つ目のピンクリボン？）

5/17 8:50

わずかに踏み跡のある古い径路。

5/17 8:51

恐れていた沢も崩壊しておらず、助かった。

5/17 8:54

向こうに植林が見えてきた。

5/17 9:00

植林地で尾根を回り込んだ後、斜めに下って行く。

5/17 9:08

ぴったり一番上の堰堤の上の広場に着地成功。正面がこれから登る彦右衛門谷右岸尾根。840m。

5/17 9:10

下流方向を振り返る。左の植林から斜めに下って来ました。

5/17 9:21

尾根の取付きは左側に斜めに登る。（林業用ワイヤーとかもある）

5/17 9:37

尾根は薄い踏み跡もあり、急だけど意外と登り易かった。970m付近。

5/17 10:14

1200m付近。新緑が美しい。

5/17 10:29

ここにも林業用ワイヤーあり。1280m。

5/17 10:35

立枯木の尾根。1320m。

5/17 10:45

白ヤシロが満開。

5/17 10:46

ミツバツツジも。

5/17 10:48

なかなかいい雰囲気。北尾根より楽しい。1380m。

5/17 10:52

白ヤシロと登って来た尾根を振り返る。

5/17 10:57

稜線までもうすぐ。1450m付近。

5/17 11:07

ひょっこり稜線の登山道に合流しました。1500m付近。山頂まで標高差は100m。

5/17 11:10

足元にもお花がいっぱい咲いていました。

5/17 11:15

すぐに青ヶ岳山荘が見えて来ました。

5/17 11:17

蛭から塔の眺め。

5/17 11:38

檜洞丸山頂到着。1601m。山頂標など新しくなっていました。ほぼベンチが埋まるぐらい賑わっています。

5/17 12:05

休憩後、稜線を蛭ヶ岳方向に下って一段落したら源蔵尾根の下り口。1310m。

5/17 12:11

最初はヤセ尾根です。（ロープあり）

5/17 12:23

1240m付近、正ルートが北北西に曲がるところで北東に曲がります。

5/17 12:27

この付近の地形はなだらかな源頭風景でお気に入りです。

5/17 12:32

1230mで北東方向に直進します。

5/17 12:39

踏み跡のない尾根。だんだんヤブっぽくなってきた。1180m。

5/17 12:45

横方向の鹿柵は無理やり越える。（だんだん不安）

5/17 12:49

正面にミカゲ沢ノ頭。

5/17 13:07

遂に完全なヤブ。1100m。（ここは全然マシな場所。酷い所は掻き分けられないぐらいのヤブで右往左往）

5/17 13:19

ヤブが終わって、踏み跡もない斜面を下ります。1050m。

5/17 13:26

金山谷に出ました。写真は上流方向。990m。

5/17 13:26

この林から出て来ました。歩きやすそうな斜面に見えますが、上の方は激ヤブ、下からは想像つきません。

5/17 13:26

ゴーロになっている金山谷を下ります。この付近には滝はありません。

5/17 13:42

臼ヶ岳北西尾根の末端。この場所の偵察が目的でした。950m。

5/17 13:45

さらに沢を下る。1か所、小滝の通過が厳しかった。何とかクリアー。

5/17 13:47

小滝を振り返る。沢登りなら何でもないと思いますが、一人だったら高巻きしたかな。

5/17 13:50

少し下ると右岸側に段丘が見えたので登りました。（このまま沢を下ると滝場になる）

5/17 13:52

段丘のすぐ先で小沢を渡る。ここは楽勝だった。950m。

5/17 14:08

踏跡でトラバースしていき、この崩壊地は20mほど上に巻く。

5/17 14:13

崩壊地の上には鹿柵＆踏み跡あり。970m付近。

5/17 14:16

鹿柵北端。鹿柵は上へ続く。径路は沢方向に下る。このまま平和に下れればいいのだが。

5/17 14:18

それは甘かった。小沢の右岸で次第に厳しいルートに。（少なくともチェーンスパイクは必須）

5/17 14:19

ヘタするとセミになりそうな崖横の径路。（多分、1m下の段に下りて通過したと思う）

5/17 14:21

かなりの難路です。ロープもマークもありません。サカセ古道を想い出す。

5/17 14:22

沢へ下る最後の部分も滑ったらヤバイ激急径路です。ツルに掴まりながら下りました。

5/17 14:27

沢床に下りて上流側。940m。

5/17 14:28

対岸は植林の端で攀じ登れます。

5/17 14:31

その先も古いトラバ径路の踏み跡が続く。

5/17 14:33

泥崩壊地は踏み跡無し。無理やり横断します。

5/17 14:41

さらに薄い踏み跡を辿って行く。（少し登れば源蔵尾根ですが）900m。

5/17 14:53

ようやく、源蔵尾根に合流しました。900m。ここまでの難路と比べたらハイウエイです。

5/17 15:06

広河原に下りて来ました。あとは長い林道歩きです。

5/17 16:17

1時間歩いて、駐車場所に戻ってきました。

撮影機器：

DSC-WX500 SONY

装備

個人装備

ヘルメット チェーンスパイク 高度計

感想

ずっぴー

緊急事態宣言中ではありますが、健康維持の為、密とは程遠い県内の気になる径路を探索してきました。

1）彦右衛門谷右岸尾根：堰堤を7つステップを登って行くレコが多いですが、北尾根から分岐してトラバースする径路に挑戦しました。北尾根の踏み跡から分岐して小尾根を登ると、870m付近にトラバースの踏み跡があり、辿って行くと堰堤上の植林に到着、植林内を斜めに下って行くと目指す尾根の手前の沢の出会いに着地できました。（径路ははっきりしません。高度なRF必要）メインの彦右衛門谷右岸尾根は激急ながら思ったより歩きやすく、変化もある素敵な尾根でした。

2）金山谷への下降：源蔵尾根1240m付近から東北東に伸びる尾根を進み、臼ヶ岳北西尾根下（ジンキの沢出会）を目指しました。しかし、1100m付近は掻き分けることもできないほどの酷いヤブでルート失敗でした。その付近の斜面は、鹿柵があるので鹿も入れないままヤブが成長してしまったようです。ちょっと期待外れでした。

3）金山谷から源蔵尾根へのトラバースルート：グーグルアースで鹿柵が見えたのでトラバ径路があると予想しました。実際、踏み跡のある径路があるにはありましたが、金山谷860mから登って来る沢を渡る部分が崩壊してかなり危険な径路でした。何となくサカセ古道を想い出しました。赤線の狙いとしては成功ですが、オススメできません。

密にならない形の登山も自粛するのは最初から変だと思っていますが、しばらくは地元登山を継続したいと思います。