御嶽山 〜雪が降る前に〜ブロッケンとカヤクグリ他
- GPS
- 06:40
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 921m
- 下り
- 919m
コースタイム
天候 | 晴 後 山頂部ガス 御嶽山の登山天気 http://tenki.jp/mountain/famous100/point-167.html |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・田ノ原天然公園の木道は老朽化の対策工事中で、一部立入り禁止、展望台方面は通行可。 ・田ノ原付近でナナカマドなどの紅葉が見頃 ・今日の昼前後から天気が崩れ、今夜山頂部で積雪か? |
写真
感想
雪が降る降る前にもう一度御嶽山(今シーズン唯一の3,000m峰)に登りたいと思い、時系列天気予報から早朝登山をすることにしました。
途中で星座の撮影をしたため、出発が遅れてしまいましたが、防寒具を着込み、手袋2重でヘッドランプを付けてスタートしました。
七合目付近までは樹林帯のため風は遮られていましたが、その先はやや強風となりました。真冬の寒さを覚悟していましたが、思ったほどの寒さではありませんでした。
やがて東の空が赤くなり始め、九合目付近でご来光を迎えました。南アルプスの鋸岳と甲斐駒ヶ岳との鞍部から日が出ました。富士山には傘雲がかり、天気が崩れる状況でした。途中で3度ほど茶色い野鳥を見かけました。3度目は運良く目の前に現れ撮影することができました。初めてみた「カヤクグリ」のようでした。イワヒバリらしき鳥も飛んでいました。
王滝頂上に到着する頃には、南南西方面から雲が湧き出し山頂部にかかり始めました。一瞬だけ雲の切れ間から山頂が姿を現しました。王滝頂上の近くでは今回も硫黄臭のする水蒸気が出ていました。
山頂に着くと、ガスの中で全く視界がありませんでした。すぐにニノ池方面にいったん向かうと、雲の下にニノ池が見えました。足元にはクロマメノキの葉が紅葉していて、多数の実がついている木がありました。付近の稜線からは東の方面が視界良好で、雲海の上に浅間山、八ヶ岳、奥秩父、中央アルプス、南アルプス、富士山などが見えていました。中央アルプスの上部が雲で覆われ始めました。
天気が回復する見込みがなさそうだったので、予定通り他のお池巡りは諦めて、王滝頂上方面へのトラバース道を進みました。下山していくうちに山頂部を除くと雲が少なくなったようでした。登山道からはホシガラスやカラ類が見られました。薄茶の綺麗な鳥の群れが木々の間を飛び交っていました。遠くから多数の写真が撮れ、色々な色柄のものがありました。「アトリ」でオスとメス、夏羽から冬場への移行期のようでした。
帰路では昼を過ぎてから大雨となる時間帯もあり、御嶽山の山頂では雨が雪に変わり冠雪するかも知れません。
適当に撮った星空の写真を見ていたら、オリオン座はうまく撮れたものがありました。撮影時の最も明るい星は金星でした。
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