甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳(南アルプス)
- GPS
- 29:10
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 2,186m
- 下り
- 2,188m
コースタイム
北沢峠07:30−08:50仙水峠09:05−10:50駒津峰10:55−12:40甲斐駒ヶ岳13:15−14:30駒津峰−15:15双児山−16:20北沢峠
10/15(月) 仙丈ヶ岳
北沢峠05:10−07:00大滝ノ頭−08:00小仙丈岳−09:10仙丈ヶ岳09:40−10:00仙丈小屋(昼食)10:20−11:00馬ノ背ヒュッテ−11:30大滝ノ頭−12:40北沢峠
天候 | 10/14(日) 晴時々曇 10/15(月) 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
10/13(土) 新宿23:00−(かいじ123号)−24:40甲府 10/14(日) 甲府04:00−(バス)−6:11広河原6:50−(バス)−07:15北沢峠 復路 10/15(月) 北沢峠15:30−(バス)−15:55広河原16:30−(バス)−18:25甲府駅 甲府18:56−(かいじ122号)−20:36新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆コース状況:甲斐駒ヶ岳◆ 特に危険箇所はありません。 ■北沢峠−仙水峠 ゆったりとした道が続く。仙水峠手前の岩塊斜面が絶景。 ■仙水峠−駒津峰 急登ですが、展望がいいので比較的苦にはなりません。 ■駒津峰−甲斐駒ヶ岳 六方石まで岩場が多く、それを越えるとざらざらの砂地を歩く感じ。 足が前に出ないものの、白砂青松の絶景です。 直登コースは今回は使用しませんでしたが、それほど危険には感じません。 *過去の記憶によるとですが…。 ■駒津峰−双児山−北沢峠 駒津峰を下りきるまでは高山の景観、そこから先は近所の裏山って感じ。 ジグザグにひたすら樹林帯を下るだけです。 感想としては登りに仙水峠経由、下りに双児山経由が良いと思います。 ◆コース状況:仙丈ヶ岳◆ 特に危険箇所はありません。 ■北沢峠−大滝ノ頭−小仙丈岳 ずぅーっと森の中です。小仙丈の登りに至って漸く高山の景観になります。 ■小仙丈岳−仙丈ヶ岳 気持ちの良い稜線歩き。 ■仙丈ヶ岳−仙丈小屋−馬ノ背ヒュッテ 藪沢カールの景観が絶景です。 ■馬ノ背ヒュッテ−大滝ノ頭 森の中の巻道です。サクサクと落ち葉を踏みながらの気持ちよい道でした。 ちなみにバスで来た日に仙丈ヶ岳、翌早朝から甲斐駒ヶ岳という順で登るほうが負担が少ないと思われます。 甲斐駒のほうが標高は低いもののコースタイムが1時間以上長くなります。 ■宿泊情報 長衛荘 TEL:090-3023-9030(現地) 1泊2食 8,000円 バス停が目の前という便利な山小屋。 バスを降りたらまず小屋に行って宿泊の手続きをし、不要な荷物を小屋にデポって登山を開始しましょう。 宿泊は予約制であるためか、日曜だったためか、混雑なくゆっくり休めました。 ひとりずつカーテンで仕切られていたのも安眠効果大です。 トイレもきれいでした(峠の公衆トイレも充分にきれい)。 バスの待ち時間に食べたカレーうどんが美味かった。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
ここのところ、学生時代に登った山を改めて登るような山行ばかりで一向に百名山の踏破数が増えない。
そこで、今回は新たな百名山ハントを目的に上越方面の山を登ろうと思っていたのですが、苗場にも巻機にもなんとなーく踏ん切りがつかないまま、結局またまたアルプス方面の想い出の山を選択してしまいました。
選んだ先は甲斐駒ヶ岳。山登りを始めた大学1年の時以来で約18年ぶりの訪問。ついでながら仙丈ヶ岳も大学1年と大学4年の時以来だから約15年ぶり。
特に甲斐駒ヶ岳はまだカメラを人任せにしてた頃に登ったきりで、当時の写真が1枚も残ってないため、その写真を撮りまくるのが今回のテーマだったわけです。
アプローチでは土曜日の最終のかいじに乗って甲府駅へ。深夜1時前に到着し、早朝4時のバスを待つことにするが、さすがに学生の頃と違って今どき『駅ビバーク』をしているような人はいない。そこで、バスターミナルのベンチで秋の夜風に吹かれながら仮眠をとった(いい大人がなにやってるんだと思いながら…)。
山は…といえば、天気は上々。見事な紅葉・黄葉と甲斐駒ヶ岳の花崗岩に白い山肌のコントラストに来てよかったーっとばかりにシャッターを切りまくった。
ただ、ウェイトオーバーにもかかわらず睡眠不足ではペースが上がらず、想像以上に登りに時間がかかったことと、次第に雲と風が出てきて寒くなったために山頂に長居できなかったのは残念でした(せっかく山頂であずきミルクを飲もうとコンロ持参で登ったのに…)。挙句に樹林帯の下りで、日没と下山とどっちが早いか勝負するようなギリギリの山歩きになってしまった。
翌日は3度目の仙丈ヶ岳にトライする。今年は先月の御嶽が唯一になると思っていた3,000段である。
今回はあくまで甲斐駒が目的で、仕事も気になっていたので仙丈には登らないで早々に帰るつもりでいたのだが、バスが平日ダイヤで昼前まで甲府行きが無く、そのうえ前日にもましての好天気が期待できそうとあっては登らないわけにはいかなかった。
睡眠充分で(自分なりに…)快調なペースで目標時間よりかなり早く山頂へ到着(それでもコースタイムどおりくらいかかったが…)、秋の天高い青空のもと昨年踏破した白峰三山をはじめとする南アルプスの峰々や中央アルプス・富士山などの大景観が満喫できたので、腹をくくって登ってホント大正解だった。
最後はバスの時間を間違って、充分に間に合っていた13時台のバスに乗り損ねてしまい、ちゅーと半端に北沢峠で2時間余りの時間を過ごすというミスもあったが、8月の雲ノ平も9月の御嶽も雨にたたられた分、今回の山行は久しぶりにかなり充実したものとなりました。
でも次こそは初めて行く山にチャレンジしよう!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する