御嶽山(田ノ原〜日帰り)


- GPS
- 07:23
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,293m
- 下り
- 1,305m
コースタイム
10:10摩利支天山 - 10:35賽の河原 - 10:45二ノ池新館 - <お鉢めぐり> - 11:40剣ヶ峰 - 12:00王滝頂上 - 12:20富士見石 - 12:30八合目 - 13:15田ノ原
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
田ノ原までの道はかなりカーブが多いため、車酔いする人は対策が必要。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に危険個所なし。 山頂へのアクセスも楽で初心者向き。 トイレもこまめに用意されているので女性でも気楽に楽しめる。 ただし標高は3000mを超えているので高山病には注意が必要か。 |
写真
感想
先週飲み会のために行けなかった御嶽山にいよいよリベンジ。
仕事が終わったその足で車を走らせ田ノ原にまっしぐら。
石川から御嶽に行くのは初めてなので、時間がよめず睡眠時間が取れるのか不安だったが、19時ごろ出発し23時前には到着。
思ったより時間がかからなかった。
車中泊の準備をしてきたのでシュラフにくるまって床につく。
ところが明け方になると、寒くて目が覚めた。
周りを見ると車の窓が凍りついている。
不幸中の幸いで、そろそろ起床時間も近かったのでそのまま起きて準備。
周りには思ったよりも車が少ない。
外に出ると雄大な御嶽山のシルエットが目に飛び込む。
しかしそれはすぐにガスで打ち消された。
写真を取っておけばよかったと後悔するのと同時に、これからの天気が気になる。
早速歩き始めるが、やはり最初はガスであまり視界がきかない。
不安を抱えながらも登っていくと、その心配はすぐに消し飛んだ。
ふと振り返ると既にガスは視界の下に見えていた。
そしてそのガスは雲海となって朝日を受けて輝いていた。
その先には中央アルプスと南アルプス。
一気に期待が高まり、自然と足取りも軽くなる。
いつものテント泊装備と異なり、今回は日帰り装備ということで、体も軽く感じる。
元々御嶽山の田ノ原からのアプローチは短いが、2時間ほどで剣ヶ峰に到着した。
周りを眺めると、そこには予想以上の景色が広がっていた。
槍ヶ岳、穂高岳、乗鞍岳、笠ヶ岳、薬師岳といった北アルプスの山々はもちろん、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、木曽駒ケ岳、八ヶ岳、白山。そして富士山。
しかもそれらはすべて雲の上に頭だけ出している。
雲がない景色よりすばらしく思える。
山々の他にも眼下には二ノ池も美しい水をたたえている。
思ったより早く着いたので、計画を変更して摩利支天山まで足を延ばすことにした。
まずは二ノ池。
二ノ池は色々な角度から見るとその都度違う色に見えておもしろい。
特に太陽を背に逆光で見た時の水面はキラキラと輝いてとても美しかった。
そして賽の河原へ。
幼くして亡くなった子供たちを供養しているという河原にはとても多くのケルンが作られていた。
そして風車など、子供のおもちゃも備えてあった。
これまでの登山の中でこういった場所には来たことがなかったので、いろいろと考えてしまった。
とにかくも摩利支天山に到着し、誰も人がいないのでここで昼食をとることに。
丁度岩場が風よけになってくれてゆっくり食事をするのにはベストな場所だった。
その後は再び賽の河原から二ノ池を経由しお鉢めぐりを。
逆側から剣ヶ峰や二ノ池を眺めると、また違った雰囲気で面白い。
また、鉢の反対側からは白山もよく見えた。
本来ならば雲がなければ高山市街等も見えるのだろう。
再度剣ヶ峰を経由して下山しだすと、多くの登山者が登ってくる途中だった。
自分が登った時には数人しかいなかったのに、12時過ぎくらいになると人だらけ。
やっぱり登るのも景色も朝一が一番だと思った。
本当は山頂で御朱印をもらいたかったのだが、既に閉店ということで麓の社務所でもらった。少し残念。
とても手軽に登れる山なので、またぜひ来たいと思う。
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