浄土平から欲張り周回(一切経山・家形山・ニセ烏帽子・東吾妻山・吾妻小富士)
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,099m
- 下り
- 1,095m
コースタイム
↓
8:05 酢ヶ平避難小屋
↓
8:30 一切経山
↓
9:06 家形山
↓
9:19 家形新道入口
↓
9:40 堀田林道入口
↓
9:43 兵子林道入口
↓
9:58 ニセ烏帽子山(20分休憩)
↓
11:12 物見岩
↓
12:34 酢ヶ平
↓
12:47 東吾妻山分岐
↓
13:28 東吾妻山
↓
13:40 景場平
↓
14:36 鳥子平登山道入り口(車道)
↓
15:23 浄土平
↓
15:36 吾妻小富士
↓
15:47 浄土平駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし 登山ポストは登山口に入ってすぐにあり 温泉は高湯温泉利用 |
写真
感想
10月も後半に入り、間もなく雪の季節で冬季通行止めの箇所も出てくるのでおいそれと山には近づけなくなる。おそらく今年最後の遠出・高いところになると思われるので、福島の仕上げにこちらに行くことにした。自分が距離・時間共にどれだけ歩けるのか、それとかねてからの課題であった自分にあったペースをつかむことも目的に入る。
時間の許す限り距離歩きたいな〜そう思ったのは、上記の目的のほかに、現地に行くまで片道4時間くらいかかる! 車の往復8時間なのに歩いたの4〜5時間って何か損した気分(?)になるので、心行くまで現地を広く浅く楽しみたいという思いから。
ところが行きの車でかなりの睡魔に襲われ、車道を蛇行に近くなってしまったのでPAで仮眠…これが災いし、行きはなんと4時間半かかってしまった。(帰りは3時間半…極めて安全運転です。)
歩くペースとしては、ゆっくり、でも足を止めずにを念頭に入れて歩いてみることにした。
所要時間はコースタイムの欄に記載の通り
<浄土平〜一切経山〜五色沼>
*さすがに肌寒いので、ウインドブレーカー着用。
*一切経山までののぼりがきついとどこかで見た気がするが、そこそこ急斜面で火山噴出物らしい礫やら砂やら。とりあえずゆっくり足を止めずに息も切れずに行けた。(朝から息が切れたら大変…)
*一切経山では風強く、しかも肌寒い。足元には雪がちらほらと見える。
*五色沼に感動!少しガスで残念
*五色沼方面への下り方がすぐにわからなかった。かなりかなりかなりの急斜面にややビビる。
*ザレザレガレガレの急斜面を嫌というほど下りる。帰りにこれをまた昇り返すと思うと悲しくなった。これだけの標高差を地図で読み取っていなかったことに反省。
*五色沼はさすがに美しい。紅葉も見ごろだが、どう撮影しても肉眼にはかなわない。
<五色沼〜家形山>
*現地で家形山の表示場所が、山と高原地図で示された場所と違うような気がする。道には迷わないが混乱しまくり。
*現地での表示は、福島県で設置したものと米沢市で設置したものでデザインが異なる。このあたりは道と県境が頻繁に交差するので、異なる表示が突然現れ目を引く。
*縦走路という表示に、週末日帰りハイカーはまたまたビビる。こういうのは自分にとっては未知の世界だし、山ではすごい達人がすることだと思っているので、興味ある半面緊張も走るのです。この日はとにかく歩きたかったので、「物見岩」で折り返そうと予定し、西吾妻方面縦走路を進んだ。
*眺望の良い物見岩なんてない!!!当たり前だ。よく見ると物見岩は縦走路ではなく、霧の平方面に曲がってからだった。完全に目標を失った。(ただのおまぬけ)
<家形山〜ニセ烏帽子山〜物見岩>
*10:00で折り返そうと決める。
*縦走路は時折ぬかるむ。伸びた笹だけが覆いかぶさり地面が見えない箇所あり。クマになった気分。
*特に道に迷いそうな感じではないが、悪天候なら嫌だな。
*もう少し赤テープがぶら下がっていたら安心できるのに。(←週末日帰りハイカーの嘆き)
*見事に人がいない。ごく稀に人とすれ違うが、むしろドキッとしてしまう。
*ニセ烏帽子でちょうど10:00。ようやくここでザックを下し、コーヒータイム。20分休憩。眺望なし、木だけ!
*折り返し、「新家形新道」と表示のある分岐で、物見岩を探しに行くことにする。不安になるほど(でもないが)下りる。岩があり、眺望はよろしい感じだが木があってあまり見えない。
*戻って三差路、こちらも探検。物見岩の表示を見つける。これは確かにすごい。崖の上です。落ちたらこの世にさようならです。
<五色沼〜一切経山〜酢ヶ平>
*五色沼が見えるようになると、光がさして明るい感じ。縦走路は木だらけでやっぱりうっそうとしている。
*一切経山に少しずつ登り返す。ゆっくり、休まないでを基本に。
<東吾妻山〜浄土平〜吾妻小富士>
*初めは木道の遊歩道、しかしちゃんと汗を絞ってくれます。足元はぬかるむし滑るし、私の福島の印象は「滑って転ぶ」ですね(;一_一)毎回滑って汚くなっています。
*山頂は広く眺望よし。風が強くて休んでいられない。
*景場平への下山もぬるぬる。
*スカイラインに下りますが、往来が激しく危険。
*浄土平への道は「新奥の細道」と案内がある。それ、山形でも見ましたが、東北全体にそういうシリーズがあるのかしらね。
*途中見えた吾妻小富士の淵に人が歩いているのを見て、予定外に行ってみようかな〜という気分になりました。しかしすでに15:00 帰りが気になる。
*この時期はもう来ないかもしれないからって写真撮るためだけにとりあえず吾妻小富士の端っこまで行ってみた。
<全体の感想&反省>
*歩くペースはOKだったのでは。この行程で、休憩はニセ烏帽子での20分だけ。たち休みもなし。
*火山地形はやっぱり珍しく面白い。匂いも噴煙も山肌の荒れた感じもドキドキするもの。地質屋にはなりきれなかったけどやっぱり興味をそそられます。
*疑問点も生じてきて、山に来るとあまり食べないのです。今回も朝はおにぎり大1個、昼(10:00)菓子パン1個とコーヒー、あとは水分1リットルくらいでゴールしています。えらく低燃費だなって思いますが、これでいいのだろうか。食べたくないのは食べなくていいのかな。
*反省として…もっとゆっくり見たらいいのに。もっとゆっくり休んだらいいのに。自分の心の持ちようなのですが、せっかちでとにかく行きたくなる。歩きたくなる。
*たくさん歩くとそれだけ満足度高い。今回も楽しかった〜景色も好きなのだけど、一人で歩くのが大好きなんだな。ということが最近分かってきた。
*今年の遠出は終了。初めて一人で庄内以外〜県外に行ったのが今年の夏からでした。今後雪を楽しみたいと思いつつ、地元の低山や名の知れない名山などを探索しようと思います。
こんにちは、kimberliteさん。
19kmですか
かなり歩きましたね
とにかく山を数多く歩いていると、自分のペースとか、休憩をとるポイントとかがわかるようになって来ると思います
紅葉の吾妻連峰、
僕も今年こそはと考えていましたが行きそびれてしまいましたね。
写真を拝見して楽しませて頂きました
自分の人生の中では結構頑張って歩いた方ではないかと(^O^)/
ペースについてはだんだんわかってきた感じがします。
早足はいけないということも
休憩は…まだまだよくわからないですね。効果的な休み方はあると思うのですが、大丈夫〜などと思って結局ほとんど休まずがここ最近続いています。
私も地元月山の紅葉を見れずに終わってしまいました^^;
一切経山と東吾妻山は今年登りたくて調べてたのですが、浄土平まで路線バスを使うと登山できるのは4時間程度で断念しました。レンタカー使うしかないんでしょうか。東京からは行きづらい場所ですね
五色沼、綺麗ですね。kimberlite さんのレポを参考にしてじっくり作戦を練って、来年は僕も良い写真を撮りたいです!
こんばんは(^O^)/
コメントありがとうございます
浄土平は磐梯吾妻スカイライン、景色はすばらしいけれどカーブの多い山道でした。標高も高く、本当に観光道路、今になって思い返せば路線バスなんてあるのだろうかと思われる道路でした。
浄土平から一切経山や東吾妻山、吾妻小富士はコンパクトにまとまっている感じですよね。私はせっかくなのでたくさん歩きたくて、縦走路まで少しだけ探検に行ってしまいました。
五色沼の美しさは写真では表せないくらいです。ぜひ、肉眼で確かめてくださいね
今、このコース、トレースさせていただこう と思っても、絶対無理
おまけに、浄土平から高湯へも 下りられないと来た
地球はまさに生きている。ですね
smhsax84さん、こちらにもコメントありがとうございます(^-^)
吾妻山の火山規制は本当に残念!
スカイラインは夜間通行止め、しかも一方通行…何もかも早く落ち着いてほしいなあ。
吾妻縦走路は笑っちゃうくらい藪藪(っぽい)ですが、
お手軽に孤独を楽しめる感じでした。西吾妻まで歩き通せたら、西と東の景色の違いに感動するでしょうねえ〜いつかは!
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