南アルプス 北岳〜間ノ岳〜農鳥岳
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 2,390m
- 下り
- 3,109m
コースタイム
10/21(日)6:17北岳山荘−7:35間ノ岳−8:30農鳥小屋−9:12西農鳥岳−9:54農鳥岳−12:20大門沢小屋−15:24奈良田駐車場
天候 | 20日(土)快晴 21日(日)快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大樺沢二俣から右俣コースを行きましたが、登りやすい道で、山頂付近に行くと、雪と砂利と雪の鎖場もあり、4本歯簡易アイゼンが活躍しました。北岳山荘から農鳥岳まで雪と砂利と岩場が交互に続くので4本歯簡易アイゼンを履いたり脱いだり、岩場も注意すれば履いたまま行けました。これからは10歯も持って行くと良いと思います。農鳥岳からはアイゼンを履かずに行けましたが、いつ雪が降るかも知れません。 |
写真
感想
前々から憧れていた白峰三山縦走。ヤマレコの山行記録を参考に、当初は2泊3日で北岳山荘と大門沢小屋に泊る予定でしたが、1泊2日の山行記録があったので、大門沢小屋に着いた時点で天候と体力を考慮し、無人になった大門沢小屋に泊るか、奈良田まで下るか判断する事にしました。
10/19(金)夜9時半ごろ第一駐車場に到着し車中泊、翌日5時半のバスで広河原へ、バスを降り、ゆっくりとしたペースを心がけ後ろから来る登山者に道を何度か譲りました。大樺沢二俣分岐から山陰から日があたり出し、山頂付近まで長袖ハイネック1枚で登れました。紅葉が見事でした。山頂付近になると雪と砂利と岩場が出てきます。前日、北岳山荘に電話し、簡易アイゼンでも大丈夫でしょうと、情報を得たので、4本歯の簡易アイゼンを履いて山頂まで行きました。スパッツと毛糸の帽子を忘れた事を後悔しましたが、ウィンドブレーカーのフードを被り、結果的にスパッツは無くても濡れずに済みました。1日目は北岳山荘にシュラフ持参の素泊まりで、ロフトの6人部屋を案内され、今日は1人だけかと思っていたら、夕方遅く大学生が1人やって来て、北岳肩の小屋から北岳、間ノ岳を越え農鳥小屋を目指したが、農鳥小屋手前で雪が多く、自分の装備では無理と判断し戻って来たと言います。
2日目の出発前に小屋の従業員に農鳥岳方面に行くのは何パーティか聞いたところ、6パーティくらいいたが、半数は広河原に戻ると、回答を得て、若干不安になったが、農鳥小屋まで往復しても5時間程度なので、無理だったらまた北岳山荘に戻ると従業員に告げて出発。快晴の中、何度か簡易アイゼンの履いたり脱いだりしましたが、先行者の踏み跡をトレースし中白峰〜間ノ岳〜西農鳥岳〜農鳥岳まで景色を楽しみながら、無事行けました。稜線では強風にあおられたり、雪庇と思われる所もあるので注意が必要です。農鳥岳からはアイゼンを脱いで大門沢降下点を通過し、大門沢小屋到着12:20で奈良田に降りることにしました。休憩していると、60歳位の単独の男性がきて、テント場にテントを張ったので、これから農鳥岳をピストンすると言います。朝の6時なら可能と思いますが、昼の12時半頃です。後で地図で確認したら、往復8時間20分の行程でした。おそらく途中で引き返したと思います。その後、沢を何度か横切り、林道に出て無事に奈良田の駐車場に到着しました。
憧れの白峰三山縦走が出来て満足しましたが、うっかり忘れ物をすると、致命的な結果にもなり得るので注意しようと思いました。
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