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Yamareco

記録ID: 238272
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

カミさんと行く御在所岳(中道〜裏道。奇岩は楽しめたが、下りはツライ)

2012年10月25日(木) [日帰り]
 - 拍手
offroader その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:14
距離
7.8km
登り
864m
下り
884m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:00 駐車場
7:10 中道登山口
7:30 3合目
7:50 4合目(おばれ岩)
8:05 5合目
8:20 6合目(キレット)
9:05 8合目
9:25 富士見岩
9:35 山上公園
9:50 御在所岳山頂 10:10
10:25 裏道入り口
10:45 8合目(国見分岐)
10:55 7合目
11:20 6合目 
11:35 藤内壁出合
12:10 藤内小屋
13:00 駐車場
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
四日市ICから湯の山温泉方面。国道477号線経由で蒼滝トンネル周辺の駐車場を利用。
今回は蒼滝トンネルを通過したスグ左の駐車場を利用しました。
コース状況/
危険箇所等
全体としては、適所に道標があり登山道も良く整備されています。
さすがに人気の高い山ですね。

<中道登山口〜キレット>
歩き出しから、比較的急勾配の道。フラットな路面ではなく石が露出しているのでジグザグ歩行で登る形になります。
崩壊による危険な場所へはトラロープなどで立ち入り防止処置がされておりました。
所々に岩場が出現し、ロープや鎖が備えられていますが、落ち着いて登れば問題ないです。
道中は色々な奇岩や下界の景色が楽しめます。

<キレット〜山上公園>
6合目の標識とともに現れるキレット。ここから、岩場を下ります。(高低差15m位?)
下りの前半は、足を置く石が明瞭。後半に鎖が出現する部分が足の置き場が細目のため注意が必要というレベルです。
(岩が濡れている場合は要注意ですが)
8合目を越えた付近にも、足場の悪い岩場が出現します。
鎖が備えられており、落ち着いて通過すれば問題ありませんが、湧き水などで岩が濡れている場合があり、
油断しないほうが良いでしょう。
その後も、比較的急勾配の岩の多い道です。湧き水により路面が濡れているのでスリップに注意。

<山上公園〜山頂>
公園とスキーゲレンデを歩きます。危険な箇所はありませんが、観光客に混じって歩く形になります。

<裏道入り口〜蒼滝トンネル>
最初から比較的急勾配の下り。道標は赤テープを確認しながら。
国見岳分岐点からは、沢に沿って下る道。勾配も急で岩が多く、足元注意。
7合目を超えると、崩落地の迂回路となります。道標や地点の名称看板など適所に出現するので、安心して歩けます。
藤内壁出合からは河原の道。岩に○や→が書かれており、それを目印に歩きます。
藤内小屋からは、岩より土が目立つ道に変わります。
工事用車両道路を横目に見ながらの歩行です。特に危険な箇所はありません。
ここが出発点。
蒼滝トンネルを抜けて最初の駐車場です。
20台くらいのスペースがありそう。
ここが出発点。
蒼滝トンネルを抜けて最初の駐車場です。
20台くらいのスペースがありそう。
今回もPROTREK君の高度チェック。
出発点は485m。
今回もPROTREK君の高度チェック。
出発点は485m。
最初は車道を歩きます。
左手前方にも駐車場。ここも20台くらいでしょうか?
最初は車道を歩きます。
左手前方にも駐車場。ここも20台くらいでしょうか?
車道から望む御在所岳。
車道から望む御在所岳。
駐車場から10分程で中道登山口。
駐車場から10分程で中道登山口。
登山ポストがあります。
(ちゃんと登山届を出しましたヨ)
登山ポストがあります。
(ちゃんと登山届を出しましたヨ)
のっけから、ゴツゴツした急勾配。
のっけから、ゴツゴツした急勾配。
綺麗に作られたハシゴもあります。
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綺麗に作られたハシゴもあります。
岩場の階段。
(雨の日は辛そう)
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岩場の階段。
(雨の日は辛そう)
しっかりした道標。
しっかりした道標。
「○○合目」の表示もあります。
ここは「3合目」
「○○合目」の表示もあります。
ここは「3合目」
何故か皆さん、つっかい棒をしてますね。(笑)
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何故か皆さん、つっかい棒をしてますね。(笑)
空はやや曇り空。
ロープウエイはまだ動いていません。
空はやや曇り空。
ロープウエイはまだ動いていません。
こんなガレ場もたまに出現。
こんなガレ場もたまに出現。
魚に見えるのは、私だけでしょうか?
魚に見えるのは、私だけでしょうか?
鎌ヶ岳の勇姿。
いつかは登りたいです。
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鎌ヶ岳の勇姿。
いつかは登りたいです。
おばれ岩。
不思議というよりも、何時崩れるか不安になってしまいます。
おばれ岩。
不思議というよりも、何時崩れるか不安になってしまいます。
御在所岳の上空は青空になってきました。
御在所岳の上空は青空になってきました。
ケルンと紅葉
魚の口?
皆さんがエサ(石)を食べさせてくれてます。
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魚の口?
皆さんがエサ(石)を食べさせてくれてます。
岩に○印があり、心強いです。
岩に○印があり、心強いです。
5合目の標識で。
PROTREK君、いい仕事してますね。
5合目の標識で。
PROTREK君、いい仕事してますね。
あれが有名な「地蔵岩」
この標識のある場所からは何が凄いのか分かりません。
あれが有名な「地蔵岩」
この標識のある場所からは何が凄いのか分かりません。
少し先に進んで見てみると。
ビックリ!!
自然の成せる業とは思えませんね。
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少し先に進んで見てみると。
ビックリ!!
自然の成せる業とは思えませんね。
6合目が近づいて来ました。
6合目が近づいて来ました。
ここでもPROTREK君は良い仕事。
ここでもPROTREK君は良い仕事。
キレットの頂上に到着。
どんなものやろうか?
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キレットの頂上に到着。
どんなものやろうか?
ヤマレコの写真で良く見る風景です。
一歩ずつ確実に降りれば大丈夫。
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ヤマレコの写真で良く見る風景です。
一歩ずつ確実に降りれば大丈夫。
後半は鎖が出てきます。
足元が少し狭いので、ここは慎重に。
後半は鎖が出てきます。
足元が少し狭いので、ここは慎重に。
青空が広がって来ました。
雲のスジも綺麗です。
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青空が広がって来ました。
雲のスジも綺麗です。
キレットを超えても、岩の多い道が続きます。
キレットを超えても、岩の多い道が続きます。
勾配もソコソコ急なので、カミさんはスローダウン。
勾配もソコソコ急なので、カミさんはスローダウン。
8合目。
頑張るPROTREK君。
8合目。
頑張るPROTREK君。
このような、足場の細い岩場も通りました。
鎖があるのですが、岩が濡れている時は注意です。
このような、足場の細い岩場も通りました。
鎖があるのですが、岩が濡れている時は注意です。
上の方は紅葉も綺麗になってきています。
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上の方は紅葉も綺麗になってきています。
ロープウエイ駅からの合流点です。
ロープウエイ駅からの合流点です。
合流点の近くに「富士見岩」
合流点の近くに「富士見岩」
残念ながら遠方の景色は雲の中。
残念ながら遠方の景色は雲の中。
さあ、いざ山上公園方面へ
さあ、いざ山上公園方面へ
山上公園の施設です。
中央が有名?な「アゼリア」
山上公園の施設です。
中央が有名?な「アゼリア」
山上公園からはスキーゲレンデを登ります。
山上公園からはスキーゲレンデを登ります。
ゲレンデを登り切ると頂上。
ゲレンデを登り切ると頂上。
一等三角点です。
一等三角点です。
頂上でもPROTREK君はしっかり仕事。
(山行を通して、高度計は結構正確に出てました)
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頂上でもPROTREK君はしっかり仕事。
(山行を通して、高度計は結構正確に出てました)
せっかくなので、記念撮影。
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せっかくなので、記念撮影。
下山は「裏道」で下ります。
下山は「裏道」で下ります。
のっけから、結構急な道です。
のっけから、結構急な道です。
木に取り付けられた赤テープが目印です。
木に取り付けられた赤テープが目印です。
7合目を過ぎて少し下りると沢が広がります。
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7合目を過ぎて少し下りると沢が広がります。
沢の登山道は崩壊しており、迂回路の案内標識が。
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沢の登山道は崩壊しており、迂回路の案内標識が。
案内標識に従って下ります。
案内標識に従って下ります。
迂回路というモノの、結構険しい。
迂回路というモノの、結構険しい。
藤内壁出合。
左はロッククライマー用。
我々には踏み入れることが無い道と思います。
藤内壁出合。
左はロッククライマー用。
我々には踏み入れることが無い道と思います。
若い男女2名が向かっています。
(岩登りするんだろうか?)
若い男女2名が向かっています。
(岩登りするんだろうか?)
「兎の耳」というより、「トトロ」ですね
「兎の耳」というより、「トトロ」ですね
ここからは、登山道というより河原の中を歩きます。
ここからは、登山道というより河原の中を歩きます。
どこを、どう歩くのやら?
でも、岩に○が書いてあったり、ケルンが積まれているので大丈夫。
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どこを、どう歩くのやら?
でも、岩に○が書いてあったり、ケルンが積まれているので大丈夫。
青空と緑が映えますね。
青空と緑が映えますね。
再建中の藤内小屋です。
再建中の藤内小屋です。
限定的に営業されてました。
頑張れ!!
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限定的に営業されてました。
頑張れ!!
藤内小屋からの道は、土が見えます。
(妙に土が懐かしい感がしました)
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藤内小屋からの道は、土が見えます。
(妙に土が懐かしい感がしました)
こんな場所もありました。
。。。が、実はこの岩の下部を岩に沿って歩くことが出来ました。
こんな場所もありました。
。。。が、実はこの岩の下部を岩に沿って歩くことが出来ました。
登山道の頭上に車道が見えてくると「蒼滝」周辺。
このトンネルをくぐると、出発の駐車場。
登山道の頭上に車道が見えてくると「蒼滝」周辺。
このトンネルをくぐると、出発の駐車場。
出発の駐車場に到着。
出発時は自分の車1台だけでしたが、結構停まっていました。
出発の駐車場に到着。
出発時は自分の車1台だけでしたが、結構停まっていました。

感想

会社の休みが取れたので、平日山行と相成りました。

以前から登ってみたいと思っていた御在所岳。カミさんが、噂のキレットを
克服できるかどうか不安ではありましたが、平日なら比較的人も少ないと
期待して、早朝から自宅を出発。

6:30過ぎに蒼滝トンネル近くの駐車場に到着し、7:00に出発。
中登山口周辺の駐車場には既に10台以上の車と数人の先行者。
(平日なのに、さすが人気の山)

中登山口からは、いきなりの急勾配。
ガイドブックなどで噂には聞いていましたが、重力に逆らうことが苦手な
カミさんには試練のスタート。

それでも、所々で見ることが出来る下界の風景や奇岩のおかげで、楽しく登れます。

「おばれ岩」。。。なんで、こんな格好のまま倒れんのやろうか?
「地蔵岩」。。。。誰があそこに岩のせたんやろうか?

その他、色んな岩が、色んな形で出迎えてくれるので飽きません。

そして、いよいよ6合目のキレット。自分も初めてなのでワクワクします。
写真で色々想像していましたが、予想より高さ感はありませんでした。
足場も比較的明瞭。後半に鎖が出現し、その部分は足場が細いので注意が必要でしたが
高所苦手なカミさんも、比較的すんなり下りてこられました。(安心安心)

キレットを超えてからも、比較的急な登りが続き、カミさんがバテ気味。
8合目を過ぎたところで、足場の細い岩場も出現。
ここは、湧き水で岩の表面が濡れていたこともあり、少々ビビリましたが無事通過。

登り始めてから2時間半弱で富士見岩。
ココからは、アルプスなどが見えるはずですが、この日は遠景オアズケ。(残念)

風も強くなってきたので、早々に山頂に向かいます。

山上公園には9:30過ぎに到着。既にロープウエイが営業していることもあり
観光客の方が結構いました。我々の服装とのギャップに少々戸惑いながら
山頂を目指します。

山頂も、結構な観光客。一等三角点の標識付近は代わる代わる記念撮影が。。。

風が強く、じっとしていると冷えるので、早々に下山開始。

下山は「裏道」から。こちらは初級者向きとのガイドブック情報にて
楽勝かと思いきや、のっけから急勾配の下り坂。
しかも延々と続きます。中道のように、所々で楽しめる絶景も殆ど無く
ひたすら「足元注意」の歩行です。

この時間になると、裏道を登ってくる登山者とのスレ違いも増えます。

途中登山道の崩壊迂回路があるものの、下れど下れど道の様相は変りません。
裏道登山道口から1時間強で藤内壁出合に到着。
このあたりでカミさんの膝は大笑い状態。

少し休憩を入れた後は、河原の中の道を歩きます。
勾配は緩やかですが、岩の間を歩くのと、膝が笑い続けるカミさんのペースが
上がりません。

30分くらいで藤内小屋に到着。カミさんはかなりバテ気味。
結局、藤内小屋を超えてスグ出現した登りの登山道で追加の休憩。

休憩後は少しスローペースで我慢の歩行。
周りの景色も開けない中、ようやく上空に国道477号が出現。
最後の力を振り絞って、国道方面に登り、車道を歩いて出発点に到着。

何だかんだで、全行程6時間。カミさんは「膝が痛い」の連発。

帰りは、湯の山温泉「グリーンホテル」の日帰り温泉に入り、身体を休めました。

登りはキツイながらも岩や景色に目を楽しませて貰い、楽しい行程でしたが
下りはひたすら忍耐の行程だったような。。。

でも、この御在所岳は素晴らしい山ですね。
しかも、高速道路を使えば自宅から1時間少々で来ることが出来る。

また、季節やアプローチを変えて何度も登りたいです。

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