自然公園からカンマンボロンと瑞牆山周回
- GPS
- 07:52
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,213m
- 下り
- 1,203m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
以下、バリルート部分の情報です。 ・カンマンボロンへの登山道はみずがき山自然公園の東側から登っていきますが、公園内にはたくさんの歩道が錯綜していて、どこから入山するかわかりにくいです。駐車スペースのところの富士見平登山口から入ると、判りにくいので、その少し北側にある「題2回全国植樹祭記念」の標柱のあるところ(倒れた案内板もあり)から入るはっきりした踏み跡に入り、直ぐに道が2分するので右の道を辿り、途中いくつも横切る道がありますが真っすぐに踏み跡を辿るとカンマンボロンへの登山道になります。 ・カンマンボロンへはしっかりした踏み跡が続きますが、部分的に踏み跡がいくつかに分かれていて弱くなり、判りにくいとこともあります。一部に岩っぽい急斜面がありますが、ロープ等はなく、岩や木の根に掴まって登ります。 ・登山道からカンマンボロンの入口には標識等はなくて判りにくく、GPSで現在地を確認しないと判らないかもしれません。すぐ左上に大きな岩山が見える急な谷状のところにある踏み跡を登ります。 ・カンマンボロン分岐から先にも踏み跡が続きますが、全体に急で細くなります。また、岩場が多くなり、とても古いロープがたくさんあります。一部にはロープが無いと登れないような岩場もありました。 ・登り切ったところから尾根の反対側の富士見台からの一般道に合流するまでがわかりにくく、少し迷いました。踏み跡が一般道と平行するように尾根上の森の中を下っていますが、どこまで下っても一般道の方に近づきません。この踏み跡は下らず、尾根に登り付いたところからそのまま尾根を横切るように少し登り気味にいく(赤テープあり)踏み跡を辿るとロープでトウセンボされた一般道に合流します。 ・全体に、赤テープや古い赤ペンキがあります。 ・不動滝コース 不動滝までは、ルートはしっかりしていますが、段差や岩等で歩きにくいです。不動滝の手前で一度飛び石伝いに渡渉します。石流れの水を被っているところもあり、増水すると渡れなくなる可能性大です。 不動滝から下はとてもしっかりした遊歩道にような登山道になり、沢を渡るところには両側に鎖の手摺が付いた立派な丸太橋が架かっていますが、本流を渡る部分でその橋が流されているので、橋の上流側を渡渉します。ここも流れを被っている石を足場にして渡りますので、ローカットの靴や防水性のない靴では足を濡らすことになります。また、増水すると渡れなくなる可能性が大きいです。他の場所は問題ありません。 |
写真
感想
カンマンボロン。なんとも不思議な響きです。
この不思議な場所が瑞牆山の麓にあると知ったのは
もう10年くらい前のことでしょうか。
それ以来いつかは行こうと妻と話していましたが、
ようやくその機会が訪れました。
甲府昭和IC近くの温泉付きのビジネスホテルに前泊し、
余裕も持って登山口に到着。
カンマンボロンへの道は部分的に判りにくい所があるものの
特に迷うことなく快調に1時間足らずであっけなく到着。
途中の道はバリルートとはいっても兵庫の播磨のバリよりは
はるかに歩きやすく、それでいて原始的な自然が残っていて
とても癒されました。
カンマンボロンは花崗岩に刻まれた梵字?とのことですが、
これが刻まれている岩山やここからの展望と相まって素晴らしいところでした。
カンマンボロンから上は道も険しくなって一般道ならば
鎖やロープがあるであろう急斜面や、本当にロープがないと登れない
ようなロープ場があったりして、登行を楽しむことができました。
期待していたシャクナゲはほとんど散ってしまっていましたが
(例年6月上旬までなので仕方ないですが、直前のヤマレコの記録に
まだ咲いているという情報があったので)
山頂付近で少しだけ見ることができました。
代わりに、大輪のイワカガミがたくさん咲いていて補ってくれました。
瑞牆山は2014年にyoutaroさんとのコラボで登って以来6年ぶり5回目
ですが、今回は誰もいない貸し切り山頂で大展望を堪能できました。
不動滝のコースもyoutaroさんとのコラボ以来2回目ですが、
その時のGPSトレースとは今回は少しずれがあり、
台風等でルートが少しつけ変わったのかもしれません。
橋も流されていました(事前の情報で想定済)
不動滝は前回は特に印象に残らなかったのですが、
今回は水量が多くて迫力があり、驚きました。
前回は秋だったので水量が少なかったのかもしれません。
滝は水量によってずいぶん印象が異なるものです。
最後はみずがき山自然公園の歩道を通って駐車地点に戻りましたが、
途中、ちょうど食べごろの太くて立派なワラビがたくさん
出ていて、ワラビ採りのおまけまでつきました。
岩、花、森、展望、滝にワラビのお土産まで、盛沢山ので満足感の
とても高い登山でした。
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