横岳・赤岳(杣添尾根から県界尾根)

2020年06月25日(木) [日帰り]

• GPS: 09:53
• 距離: 18.7km
• 登り: 1,633m
• 下り: 1,634m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:53
• 休憩: 0:58
• 合計: 9:51

距離 18.7km 登り 1,634m 下り 1,634m

5:31 海ノ口自然郷 横岳登山口
5:53 5:54 東屋
5:57 5:58 沢の木橋
6:46 6:48 「ここが中間点」標識
7:19 7:24 横岳展望地点
7:53 8:09 三叉峰
8:19 8:20 横岳（無名峰）
8:26 8:32 横岳
8:35 横岳（無名峰）
8:41 8:42 三叉峰
8:54 8:55 石尊峰
9:04 鉾岳
9:08 9:09 日ノ岳
9:17 9:18 二十三夜峰
9:27 9:29 地蔵の頭
9:31 9:32 赤岳天望荘
9:58 9:59 赤岳頂上山荘
10:03 10:04 赤岳
10:13 10:22 赤岳頂上山荘
11:27 大天狗
12:03 「東方薬師如来」石碑
13:29 13:36 県界尾根 防火線の頭 登山口
15:00 東屋
15:19 15:20 海ノ口自然郷 横岳登山口
15:22 ゴール地点

・杣添尾根は歩きやすいルートで危険個所はないです。
・三叉峰から横岳最高峰、奥ノ院へは一部梯子があるものの距離は短く危険個所は少ないです。
・奥ノ院から地蔵の頭までは岩稜帯を幾度も超えていきます。梯子がたくさん出てきます。進行に完全に行き詰まるような個所に出会ったら、そこでルートミスをしています。必ず引き返して正しいルートを見つけてください。急な岩場を手足だけで下降するような場所はありません。必ず正しいルートに進んでください。
・展望荘から赤岳登りは急斜面です。足場を確かめながら慎重に登ってください。
・県界尾根は最初1時間ぐらいが核心部です。岩は濡れていてもグリップしやすい岩質です。非常に急であり、鎖をしっかりと持って登り下りしてください。なお、落石が危険です。上部の人の真下に入らないことが大切です。
・県界尾根　防火線の頭　登山口から海ノ口登山口まで林道歩き1.5時間かかります。登り調子で200mほど登ります。

天候

曇り、霧雨、雨、晴れ間ほんとに時折。稜線上はほぼ雨。気温は高め。風弱め。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

海ノ口登山口駐車場。

その他周辺情報

天女の湯。JAFで680円。

写真

6/25 5:31

スタート！

6/25 5:47

青空だ！

6/25 5:53

東屋を通過。

6/25 5:57

とってもいい雰囲気。

6/25 6:28

朽ちた木に苔がびっしり。

6/25 6:29

そこからちっちゃなキノコ。

6/25 6:49

万歩計による中間点。

6/25 6:53

整然と立ち並ぶ白樺とダケカンバ。

6/25 7:14

コミヤマカタバミ。

6/25 7:20

ミツバオウレン。

6/25 7:21

ガス濃いな。

6/25 7:22

これから向かう稜線だが・・・、ガスってるね・。

6/25 7:39

赤岳見えるかな？！

6/25 7:41

この瞬間が赤岳が一番見えた時だった。

6/25 7:42

振り返って東に見える山稜は何でしょう。

6/25 7:41

アップ。

6/25 7:46

ツガザクラ。ちっちゃくてかわゆい。

6/25 7:50

イワカガミ。

6/25 7:57

ようやく稜線。真っ白。

6/25 7:58

三叉峰周辺は花の楽園。いたるところに様々な高山植物が咲き誇っています。しばし、写真撮影後に横岳最高峰、奥ノ院へ。

6/25 7:57

ハクサンシャクナゲ。

6/25 7:59

オヤマノエンドウ。

6/25 8:00

イワウメ。

6/25 8:00

ミヤマシオガマ。

6/25 8:03

チョウノスケソウとオヤマノエンドウ。

6/25 8:03

チョウノスケソウがいっぱい。

6/25 8:03

すごい花畑。

6/25 8:04

巨大なチョウノスケソウ。

6/25 8:04

ハクサンイチゲ。

6/25 8:04

踏みそう。

6/25 8:14

ミヤマキンバイ。

6/25 8:15

ウルップソウ〜！
初めて見た〜！

6/25 8:15

ウルップウルップ。

6/25 8:15

ウルップウルップ。たくさん咲いてました。

6/25 8:17

鳥ちゃん。

6/25 8:18

一輪だけ見つけたコマクサ。

6/25 8:26

雨が強くなってきた笑！
硫黄岳はあきらめてピンポンダッシュでUターン。

6/25 8:42

梯子を下へ。

6/25 8:44

巻き巻き。

6/25 8:53

真っ白で見にくいが結構危ない岩峰群を通過していく。

6/25 8:56

つくもぐさ〜！！
初めて見た〜。間に合ってよかった！！

6/25 9:01

地蔵の頭が近づいてきた。

6/25 9:25

お地蔵さん、2月の冬以来ですね。お元気ですか。

6/25 9:33

一応営業中です。止まると寒いので寄らずに赤岳へGo!

6/25 9:33

展望荘の脇にたくさんウルップソウが咲いています。

6/25 9:48

ハクサンシャクナゲ。

6/25 9:52

いやぁ、ひどい天気だ笑。

6/25 9:58

頂上山荘はコロナで今年は営業しません。

6/25 10:02

冬に来た時見当たらなかった楕円標識。倒れていて雪に埋まっていたのか。

6/25 10:02

誰一人いません。

6/25 10:02

夏2回目。冬4回。

6/25 10:15

また三叉峰まで戻るか考えたが結構登り返すし、登山届は県界尾根下山なので注意して県界尾根を下ることに。

6/25 10:34

ひたすら下る。

6/25 10:41

相当な下り傾斜。

6/25 10:47

この斜度。鎖がなければまずは下りられない。

6/25 10:48

絶対に落ちないように注意して。

6/25 10:54

40分ほどしてようやく安全地帯へ。岩窟の奥にヒカリゴケが。

6/25 11:01

ものすごくグリーンで鮮やかな尾根が。右が県界尾根か。

6/25 11:01

さらに右は真教寺尾根かな？

6/25 11:06

登ってきた杣添尾根。

6/25 11:28

大天狗まで下りてきた。

6/25 11:47

まるで日本庭園の小径のような素敵な風景。

6/25 12:21

崩壊地のすぐ脇に登山道。

6/25 12:22

どんどん笹薮が濃くなっていく。

6/25 12:40

もともと途中から非常に分かりにくかったがいつのまにかずっと藪漕ぎ状態に。

6/25 12:49

登山靴が泥没。

6/25 12:55

40分ほどずっと笹薮の中を突進。

6/25 13:22

ようやく県界尾根登山口に到着。藪漕ぎ、長かったー笑。足がビショビショだ。

6/25 14:13

南八ヶ岳林道を延々1時間30分、地味に標高差200mほどの登りをしりとりしながら歩く。

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

RICOH WG-60 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

murphy

3年前の真冬、初めての山スキーで選んだ地が、何を血迷ったか、杣添尾根だった。もちろん、ほぼすべて樹林で滑れるわけがなく、2/3ほど進んだところでギブアップし、下りはほぼすべてスキーを担いで下山した。
それ以来、ずっと杣添尾根からの横岳登山がいつかできればと、合わせて、まだ見ぬつくもぐさとウルップソウも見たいと思い、毎年、この6月の好機を狙っていて、今日、ようやくその日がやってきた。ヤマテンの昼はいったん天気が回復する予報を信じ、横岳へゴー！。
登ってみれば、ヤマテンはやはり大きく外れて晴れるどころか、ほぼずっと雨。でも、たくさんの花を見て、つくもぐさとウルップソウに出会え、そして、未踏だった杣添尾根と県界尾根をつなげて歩くことができて、満足の1日でした。
次回は快晴の日に来訪しよう。