ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2412363
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

北八ヶ岳 無念の敗退(蓼科山〜大岳〜北横岳)

2020年06月25日(木) ~ 2020年06月26日(金)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
13:25
距離
16.8km
登り
1,499m
下り
1,463m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:20
休憩
1:51
合計
12:11
距離 13.6km 登り 1,486m 下り 975m
6:55
7:01
109
8:50
9:05
27
9:32
9:44
72
10:56
11:12
33
11:45
11:53
32
12:25
12:55
59
13:54
67
15:01
15:04
5
15:09
15:10
7
15:17
15:21
66
16:27
16:32
4
16:36
16:37
9
16:46
16:55
33
17:28
17:29
15
17:44
2日目
山行
1:09
休憩
0:02
合計
1:11
距離 3.3km 登り 16m 下り 489m
6:59
10
8:10
北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅
天候 25日 雨〜曇り
26日 雨
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
双子池〜大岳は岩場歩きで歩きにくく時間がかかります。初心者は避けた方が良さそう
女神茶屋駐車場に車なし 登山ポストは小屋の横にあります
2020年06月25日 05:30撮影 by  ASUS_X00QD, asus
2
6/25 5:30
女神茶屋駐車場に車なし 登山ポストは小屋の横にあります
ここから登山スタート
2020年06月25日 05:31撮影 by  ASUS_X00QD, asus
1
6/25 5:31
ここから登山スタート
はじめは樹林帯のやさしい登り
2020年06月25日 06:00撮影 by  ASUS_X00QD, asus
1
6/25 6:00
はじめは樹林帯のやさしい登り
だんだんゴロゴロ石が増えてきた この頃は本格的な雨になっていました
2020年06月25日 07:50撮影 by  ASUS_X00QD, asus
2
6/25 7:50
だんだんゴロゴロ石が増えてきた この頃は本格的な雨になっていました
頂上は間近です
2020年06月25日 08:28撮影 by  ASUS_X00QD, asus
2
6/25 8:28
頂上は間近です
蓼科山頂ヒュッテは休業中
2020年06月25日 08:48撮影 by  ASUS_X00QD, asus
1
6/25 8:48
蓼科山頂ヒュッテは休業中
9年ぶり3度目の蓼科山山頂は雨、ガスで展望ゼロ
2020年06月25日 08:52撮影 by  ASUS_X00QD, asus
6
6/25 8:52
9年ぶり3度目の蓼科山山頂は雨、ガスで展望ゼロ
今日は未踏の双子山、大岳を目指します
2020年06月25日 08:59撮影 by  ASUS_X00QD, asus
2
6/25 8:59
今日は未踏の双子山、大岳を目指します
蓼科山荘も休業中
2020年06月25日 09:42撮影 by  ASUS_X00QD, asus
2
6/25 9:42
蓼科山荘も休業中
大河原ヒュッテも休業中
2020年06月25日 10:52撮影 by  ASUS_X00QD, asus
4
6/25 10:52
大河原ヒュッテも休業中
双子山に初登頂! 晴れてたら展望が素晴らしいでしょうね
2020年06月25日 11:45撮影 by  ASUS_X00QD, asus
8
6/25 11:45
双子山に初登頂! 晴れてたら展望が素晴らしいでしょうね
双子池ヒュッテも休業中
2020年06月25日 12:26撮影 by  ASUS_X00QD, asus
2
6/25 12:26
双子池ヒュッテも休業中
双子池(雄池)
2020年06月25日 12:26撮影 by  ASUS_X00QD, asus
5
6/25 12:26
双子池(雄池)
双子池(雌池)
2020年06月25日 12:27撮影 by  ASUS_X00QD, asus
4
6/25 12:27
双子池(雌池)
手挽きコーヒーを淹れてランチします
2020年06月25日 12:37撮影 by  ASUS_X00QD, asus
8
6/25 12:37
手挽きコーヒーを淹れてランチします
さて大岳に向かいましょう
2020年06月25日 12:54撮影 by  ASUS_X00QD, asus
2
6/25 12:54
さて大岳に向かいましょう
イワカガミがいっぱい
2020年06月25日 13:00撮影 by  ASUS_X00QD, asus
8
6/25 13:00
イワカガミがいっぱい
苔の雰囲気がいいですね
2020年06月25日 13:01撮影 by  ASUS_X00QD, asus
2
6/25 13:01
苔の雰囲気がいいですね
10年前の1月は雪の上をワカンで歩いて楽勝だったのに
2010年01月10日 10:42撮影 by  FinePix F10 , FUJIFILM
2
1/10 10:42
10年前の1月は雪の上をワカンで歩いて楽勝だったのに
こんな岩の上を伝って歩きます
2020年06月25日 13:13撮影 by  ASUS_X00QD, asus
6
6/25 13:13
こんな岩の上を伝って歩きます
岩の難路が延々と、、、
2020年06月25日 13:51撮影 by  ASUS_X00QD, asus
6
6/25 13:51
岩の難路が延々と、、、
急登を喘ぎながら登ると
2020年06月25日 14:18撮影 by  ASUS_X00QD, asus
2
6/25 14:18
急登を喘ぎながら登ると
やっと大岳分岐に着きました
2020年06月25日 14:59撮影 by  ASUS_X00QD, asus
2
6/25 14:59
やっと大岳分岐に着きました
キバナシャクナゲの開花は遅れ気味?
2020年06月25日 15:14撮影 by  ASUS_X00QD, asus
4
6/25 15:14
キバナシャクナゲの開花は遅れ気味?
大岳初登頂!
2020年06月25日 15:10撮影 by  ASUS_X00QD, asus
8
6/25 15:10
大岳初登頂!
北横岳への平坦な道 
2020年06月25日 15:56撮影 by  ASUS_X00QD, asus
1
6/25 15:56
北横岳への平坦な道 
北横岳北峰 展望ナシ
2020年06月25日 16:28撮影 by  ASUS_X00QD, asus
4
6/25 16:28
北横岳北峰 展望ナシ
北横岳南峰
2020年06月25日 16:35撮影 by  ASUS_X00QD, asus
5
6/25 16:35
北横岳南峰
北横岳ヒュッテも休業中
2020年06月25日 16:48撮影 by  ASUS_X00QD, asus
3
6/25 16:48
北横岳ヒュッテも休業中
10回以上は来ている北八ヶ岳ですが、いつも雪の季節だったので、坪庭からの道が木道だったとは初めて知りました
2020年06月26日 07:00撮影 by  ASUS_X00QD, asus
4
6/26 7:00
10回以上は来ている北八ヶ岳ですが、いつも雪の季節だったので、坪庭からの道が木道だったとは初めて知りました
17時44分 縞枯山荘にようやくたどり着きました
2020年06月25日 17:44撮影 by  ASUS_X00QD, asus
5
6/25 17:44
17時44分 縞枯山荘にようやくたどり着きました
二日目 縦走は断念して坪庭から歩いて下山します
2020年06月26日 07:09撮影 by  ASUS_X00QD, asus
3
6/26 7:09
二日目 縦走は断念して坪庭から歩いて下山します
最後はスキー場のゲレンデを下りました
2020年06月26日 07:54撮影 by  ASUS_X00QD, asus
3
6/26 7:54
最後はスキー場のゲレンデを下りました
北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅到着! 駐車場に車は2台だけ
2020年06月26日 08:28撮影 by  ASUS_X00QD, asus
4
6/26 8:28
北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅到着! 駐車場に車は2台だけ

感想

6月19日に県をまたぐ移動自粛が解禁されてすぐ、関東に出向く用があったので帰路に八ヶ岳を3泊4日小屋泊りで全山縦走(蓼科山〜編笠山)することにしました。天気予報はあまり芳しくなかったけど、何度も歩いたことのある八ヶ岳だし、大雨や嵐でなければ歩けるだろうと軽く考え、営業を始めたばかりの山小屋3軒を予約。

24日茅野に前泊し、25日早朝に女ノ神茶屋登山口から登山スタート。駐車場に車はなし。平日、しかも降雨予報だから当然か。登り始めてすぐ小雨が降り出したので、カッパ着用。緩い樹林帯を過ぎ、傾斜のきつい岩ゴロゴロの道をモクモクと歩きます。コースタイムよりかなり遅いペースで蓼科山に到着。9年ぶりの山頂は雨、ガスで展望ゼロ。先が思いやられます。

ここから将軍平、大河原峠、双子山を通って双子池に向かうコースは初めて歩きます。初となる双子山の山頂付近は広々としていて、天気が良かったら素晴らしい展望が楽しめたはずですが、残念ながら視界不良。予定よりかなり遅れて双子池に到着して遅めのランチ。

ちょうど10年前の冬、双子池でテント泊して大岳経由で北横岳まで歩いたことがあります。かなりの積雪でしたが、歩きやすかったことを覚えています。今回、歩き始めは苔の森を楽しみましたが、次第に岩場歩きに変わりました。それからは岩伝いに歩く難行が延々と続き、10年前との違いに面食らいました。15kgほどあるザックが重いせいでバランス取りが難しく、雨で濡れた岩の上を滑らないように歩くのに難儀しました。前回とのあまりの違いにコースを間違えているんじゃないかと不安になり、何度もGPSを確認しますが間違ってはいないようです。時間もかなり押しつまり、小屋到着の遅れも気にしながら歩き続け、ようやくのことで大岳への分岐に到着。ザックをデポして空荷で大岳に向かいました。

初登頂の大岳も展望はなく、そそくさと下山。北横岳へのルートは途中からは平坦な道に変わり、やっと岩歩きから解放されてホッとしました。北横岳も記録写真だけ撮って通過し、北横岳ヒュッテから小屋に連絡しました。到着が遅いので心配されていたようで申し訳なかったです。結局18時前に縞枯山荘に到着。小屋番さんにお小言を頂戴したのは言うまでもありません。

それにしても時間がかかり過ぎました。おまけに双子池からの登りで足を酷使したせいか足の調子もおかしくなっていました。翌日以降も長丁場が続く上、天気予報も芳しくないので縦走は断念することにし、明日以降の小屋にキャンセル連絡しました。小屋の方に申し訳なかったです。

翌日、ロープウェイ山麓駅発のバスに間に合うように7時に小屋を出発し、雨の中を坪庭から登山路を下りました。ここも初めての道でしたが、歩きやすいコース。いつか登りに使ってもいいかも。途中からスキー場のゲレンデを歩いて1時間ほどで山麓駅に着きました。

今回、無念の撤退に至った要因の一つは、双子池〜大岳間のルートが岩場歩きになり、予想外に時間と体力を消費したことでした。10年前の1月に同じコースを歩いた際は積雪が深く歩きやすかったという記憶があり、今回特に調査もしなかったので、岩場コースで歩きにくいということを知らずに突入してしまいました。

さらに以前より歩行速度が全体に遅くなっていることを自覚していませんでした。3年前から毎年ケガや病気で長期入院していたので、体力、脚力が相当落ちていたようです。加えて加齢による体力低下もあったのでしょう。

帰宅してからも足の調子が悪いので、仮に縦走を続けていたら途中でヤバイことになっていたかもしれません。そういう意味では撤退の判断は間違っていなかったようです。やはり、加齢、体力低下の現実を受け入れて、欲張らずに安全な山行計画を立てなければ、と実感した山行でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1596人

コメント

お疲れさまでした
せっかくの久々の遠出なのに大変でしたね。でも慎重な判断、素晴らしいです。
知っているところでさえ、季節が違うだけでそうなんですね。私も、計画を練るときに気を付けようと思います。
2020/6/28 10:10
Re: お疲れさまでした
mt653さん、こんにちは!
コメントありがとうございます。

費用も時間もかかる遠出なので少々の障害(天候、体調)は特攻(続行)しがちなんですが、結果的にリタイヤして正解でした。
「迷ったら止める」ということが今回の教訓ですね。
2020/6/28 11:21
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら