鳳凰三山縦走。広河原〜夜叉神
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan.png)
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,757m
- 下り
- 1,875m
コースタイム
天候 | 一日中、快晴で無風の最高の登山日和 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
写真
感想
そろそろ高山は手軽に行けなくなるので、Kさんを誘って鳳凰三山を縦走してきました。
まだ歩いた事のない早川尾根を見たかったので、帰りの心配のない広河原〜夜叉神にルート決定。
5時半に芦安の駐車場に待ち合わせ。
例によって無尽明けで3時間しか寝れずも、5時20分には到着。
もう最盛期のような登山客の数ではなく空き空きの駐車場。
乗り合いタクシーの運転手に『夜叉神の森から乗りたいので〜』と伝え座席を確保してからKさんを探します。
が、姿も車も見えず。
嫌な予感がして電話すると『ごめん、寝坊してまだ家』ってトンデモナイ事を言ってくれます。
やらかしちゃったね〜〜〜〜〜
仕方なく運転手に伝えて出てもらい、私はkさんを待ちます。
7時20分発の便のタクシーに交渉します。
先に3人居て私とKさん居れて5人。
『あと1人2人くれば出てあげるよ』だって。
そうこうしてる内にkさん到着。
とりあえず早めにタクシーが出てくれることを祈り、夜叉神の森へ。
山々に陽が当たり初め、綺麗な色に染まります。
今日の登山が当たりそうな予感を感じさせてくれました。
じきに夜叉神の森に到着。
睡眠不足を解消するため、寝に入ろうとしたらタクシーが登ってきてくれました。
運転手さんも客が少ないし、5人でも良いから1往復して次に備えようとしたんでしょう。
荷物つんで車中の人に。
いくつかトンネル越えると、間の岳と北岳が見えました。
ちょうどモルゲンロートの山が形容しがたい美しさでした。
写真を撮って出発。
車中で3人組とお話し。
東京から来た様で、今日は白鳳峠から鳳凰方面に進み行けるとこまで行って広河原に戻るって言いました。
まだ今回で4回目の登山らしく、地図も満足に読めないようです。
私が、『広河原からピストンするなら、縦走して夜叉神に下ればバスの時間も気にしなくていいよと』伝えたら考え込んでました。
登山歴は、谷川、涸沢、とどこかって言ってたな〜
景色が観たくて、結局眠れず。
広河原着。
バスターミナルは北沢峠行のバスを待つ人で賑ってました。
トイレを済ませ、登山届を出してゆっくり準備してたら、いつのまにか私たち2人だけになってました。
一緒に乗ってた3人組もいません。
時間も早く観光客も居ない広河原は淋しげです。
前置きが長くなったけど、いよいよ登山開始。
まずは白鳳峠入口まで車道歩き。
雪を頂いた北岳がちらほら見えます。
快晴の天気にテンションもアップ。
すぐ峠入口。
気温は暖かめで、アウターを脱ぎます。
登山道はいきなりの急登。
kさんの息が苦しそうです。
少し登って、Tシャツ1枚に。
展望もあまりないので、ズンズン登ります。
少ししたら平らに。
その後、大好きなクサリ場出現。
梯子も。
変化の無かった登りに飽きてきてた頃なので嬉しいです。
この辺りでテン泊装備の人を追い越しました。
シラビソの原生林に入った辺りで3人組を発見。
なかなかいいスピードで登りますね〜
森を抜けたらゴーロ帯。
振り返ると北岳がバ〜ンと見えます。
めっちゃ綺麗。
写真を撮り、しばらく見入っちゃいました。
ゴーロ帯を登ってる途中で日向に出ました。
風も弱く暖かめで助かります。
峠手前で3人組を追い越し、9時に白鳳峠到着。
まずまずのタイム。
写真を撮るなど小休止してると、3人組も到着。
名前も聞かなかったけど、どうやら計画変更で縦走して夜叉神に下るっていってました。
お互いに写真を撮りあい出発。
まずは高峰に。
少し登ると近くの甲斐駒は勿論、白峰三山、仙丈、塩見など南アルプスを見渡せました。
そのまま左に目を移すと、五合目辺りまで雪を抱いた富士山がクッキリ。その裏は雲海で綺麗です。
北アルプスも雪化粧を済ませ、容易に人を近づけない様子。常念、穂高、槍、白馬など山座同定を楽しみました。
高峰までの間に下ってくる人と数名すれ違いました。
みな展望に満足げですね。
高峰でオベリスクがはっきり見えました。
初めて近くでオベリスクにkさんも嬉しそうです。
右手には白峰三山が白く輝いてます。
高峰で小休止。
3人組は遅れながらも付いてきてますね。
ますます登山者が増え、挨拶を交わしながらすれ違います。
早川尾根は歩きやすく眺めが良く、いい道です。
しばらくしてアカヌケの頭へ。
オベリスクに目をやると何人かが天辺に立ってます。
ザックをデポしてカメラと飲み物もって地蔵ヶ岳に向かいます。
賽ノ河原は大勢の人が思い思いに過ごしてます。
お地蔵さんを入れて、甲斐駒の写真をパシャリ。
好きな景色の1つです。
オベリスクの直下まで進みますが、最後のロープに手が届きそうで届かないので、万が一を考え登頂断念。
アカヌケの頭まで引き換えし、オベリスクに登頂したmitukiさんと話してからザックを背負って観音岳へ。
一度登ってから結構下ります。
で、すぐに登り返し。
いつもここは嫌なポイントです。
ここで東京から来てた3人組が遅れて、そのまま再開出来ませんでした。
無事に下山出来たか心配です。
観音だけも大勢の人が。
写真だけ撮って薬師へ。
あっという間に薬師到着。
千葉から来ていたAさんに写真を撮って貰い、薬師岳小屋へ。
kさんビール購入。
ここでランチタイム。
カレーとビール。
山のお酒は格別だね〜
Aさんが下りてきたので、引き留め一緒にお酒を飲んで、お話し。
今日は広河原から私たちと同じルートを辿って来たと聞き驚きました。
まだ若く可愛らしい女の子が単独日帰りしてるなんて。
時間も余裕があるし、一緒に下山することにしました。
私たちに遠慮してか、つかず離れずの距離を保って付いてきます。
すぐ南御室小屋。
閑散としています。
水の補給をさせてもらい、苺平へ。
辻山はパス。
苺平は6人組の年配の方々が休んでました。
Aさんと少し話して出発。
山火事後を通過。
ガンガン下っていきます。
杖立峠でテン泊装備のカップルが休んでました。
昨夜はここでビバークしてようです。
森の中でこえ〜な。
食べきれない程の食材の重さに参っている様子でした。
Aさんと3人で写真を撮って、夜叉神峠へ。
急な下りで、昨年はごちゃごちゃしてた森が間伐されて綺麗になってました。
日本も人工林は死にかけているので、どんどん手入れをして山を守らなくてはいけませんね。
夜叉神峠着。
もう安心です。
単独の地元のおじさんと話込んじゃいました。
あとは車に戻るだけ。
あっという間に駐車場着。
今回も無事下山。
Aさんと別れ、芦安駐車場で車を乗り換えて金山沢温泉へ。
なんともう終わりとの事。
ここは露天もあっていつも入ってるのに、冬時間で早く終わるそうです。
違う温泉を教えてもらい、役場近くの温泉に入りました。
下山後の温泉はたまりませんね〜
充実した1日でした。
次回は11/17〜18で丸川荘で鍋パーティ予定。
先日はお世話になりました
オベリスクのmitukiです(笑)
今回初めての鳳凰三山でしたが
青空の下終始ご機嫌で歩くことができました。
お兄さんが中道のお話をしてくださり
心して下りましたが、この季節はとても素敵でしたよ。
お兄さんのような速度ではとても下れませんが・・・。
こちらの早川尾根も素敵な道ですね。
私もこちら側からいつか登ってみたいです
山梨はまだまだ行きたいお山があるので
出かけようと思っています。
またお会いできるといいですね。
コメントありがとうございます
ヤマレコデビューですね
私も昨年ヤマレコユーザーに出会い、書き始めました
書くと新たな発見と出会いがありますよ
山梨の山なら大抵案内出来るので、お気軽に声掛けて下さい
スピードは同行者に合わせるので大丈夫ですよ
こんにちは^^
茜です。
ヤマレコ拝見して、またあの日を思い出して嬉しくなりました!
お二人のおかげで、楽しい山行になりました。
感謝です!
またどこかで会いましょう(ノ^^)ノ
gryffonさん、こんばんは!
黒戸尾根でお会いしてから1年以上たちましたね。
思えばあれが、gryffonさんのヤマレコデビューのきっかけだったのですね。
毎回レコを楽しく拝見しております。
今回も最高の天気に恵まれ、素敵な出合があって、うらやましい限りです
またどこかでお会いできるといいですね
こちらこそ、つまらない下山にハリが持てました
こんどは二人で何処か登りませんか?
茜さんとなら、結構なコースを歩けそうです
茜さんなら、日帰りで黒戸も余裕で歩けると思いますよ
昨年、shigetoshiさんに出会わなければ、ヤマレコを見る事も書く事もなかったと思います
おかげさまで、山での楽しみが増えました
白馬のニアミスが残念でしたが、またお会いしたいです
南アルプス、他の山も登ってみたいですね。
ただし、ついていけるか分かりませんよ?(^^;
その日のために、トレーニングせねば!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する