浅草岳で会いたかったヒメサユリ

2020年07月05日(日) [日帰り]

• GPS: 10:08
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,489m
• 下り: 1,257m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:45
• 休憩: 1:22
• 合計: 10:07

距離 11.5km 登り 1,489m 下り 1,259m

4:53 田子倉只見沢登山口
5:46 5:49 大久保沢の水場
6:33 6:34 田子倉眺め
7:21 剣ヶ峰
7:22 7:23 鬼ヶ面眺め
9:00 9:35 浅草岳
10:04 10:17 前岳
11:01 11:14 狢沢カッチ
11:55 12:03 北岳
12:52 鬼が面山
13:30 13:38 南岳
14:40 六十里越
14:59 六十里越登山口
15:00 ゴール地点

天候

雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

六十里トンネル出口に自転車をデポして田子倉登山口から入山

コース状況／危険箇所等

田子倉から浅草岳までは特に問題ないが、その先は泥濘が多く道も狭く要注意

写真

7/5 4:25

おはようございます。田子倉の道路際の駐車場にはトイレのある休憩所があります。外観は渋い感じですが、中は凄くきれいです。

7/5 4:52

駐車場から奥の駐車場、そして登山口へは線路を横切ります。雨がしとしと降っています。

7/5 4:54

駐車場の奥が登山口です。

7/5 4:57

最初は木道。濡れているので慎重に。

7/5 5:00

ここのところ雨が降り続いたので増水していますが、濁流というわけではありません。

7/5 5:01

マタタビの花が咲いていました。暗いのでブレブレです。

7/5 5:12

小さな徒渉があったりしますが、特に問題なし。

7/5 5:16

ほとんど濁りはありません。

7/5 5:27

ブナとトチが主体の樹林帯を進みます。沢の音が賑やかなので熊へのアピールに大声を出します。

7/5 5:42

小一時間で最後の水場となります。ここから尾根に向かいます。

7/5 6:08

目玉親父(ギンリョウソウの実)発見！でも他に花などはありません。

7/5 6:32

尾根に上がり、始めて雪渓が見えました。雨も小降りに。

7/5 6:54

尾根ではウラジロヨウラクなど花が出てきます。

7/5 7:03

セアカツノカメムシも雨に濡れて耐えています。

7/5 7:08

尾根に上がるまではツルアリドウシだけしか花に会えませんでした。

7/5 7:09

ヒヨドリバナも咲き始め

7/5 7:17

アカモノは標高が低いところでは結実

7/5 7:21

時々ガスが薄くなります。

7/5 7:42

オニアザミの仲間ですが、ジョウシュウオニアザミってこの辺りにもあるんでしょうか。

7/5 7:46

湿ったところにコバノギボウシが

7/5 7:57

葉陰でこっそりアカモノが咲いています。

7/5 8:04

キソチドリでしょうか。

7/5 8:07

ニシキゴロモ？

7/5 8:07

オニアザミの咲き始め。少し気持ち悪い

7/5 8:11

ツクバネソウ

7/5 8:11

ミヤマカラマツも咲き始め

7/5 8:17

ニッコウキスゲが現れました。

7/5 8:20

少しお花畑

7/5 8:27

コケイランも咲きます。

7/5 8:33

そしてついに真打ち登場！初めまして！

7/5 8:34

色の濃さも多彩ですね。

7/5 8:39

稜線に近づくとゴゼンタチバナが沢山見られます。

7/5 8:41

ベニサラサドウダンも少しありました。

7/5 8:53

タニウツギも満開

7/5 8:55

ナナカマドもぎりぎり残ってました。

7/5 8:55

もう咲くぞ〜

7/5 8:55

サユリロードです。

7/5 8:56

雪渓を背景に

7/5 8:59

ふたごちゃん

7/5 8:59

アップしてみました。

7/5 9:40

浅草岳と前岳の間は高層湿原になっています。濡れてしょぼくれたワタスゲ

7/5 9:41

モウセンゴケが沢山

7/5 9:41

ミヤマホタルイも花芽ができました

7/5 9:43

これはサワラン？

7/5 9:47

キンコウカも少しありました

7/5 9:47

トキソウがあちこちに咲いていました。

7/5 9:52

仲の悪そうなふたり

7/5 9:57

雪が消えた直後の場所にはコイワカガミがまだ咲いています。

7/5 9:59

前岳の脇で大きな雪渓を横切ります。

7/5 10:01

ツマトリソウがひそやかに咲いています。

7/5 10:05

基本アイゼンなくとも横切れますが、ruritaは慎重に・・

7/5 10:06

ショウジョウバカマもまだ咲いています。

7/5 10:08

マイヅルソウもまだ咲いています。

7/5 10:10

雪解け後にミツバオウレン

7/5 10:15

ナンゴクミネカエデの実

7/5 10:23

3姉妹

7/5 10:33

ハクサンシャクナゲの生き残り

7/5 10:37

相変わらずガスがありますが、雨はすっかりやんでいます。

7/5 10:38

北岳の間で一カ所ニッコウキスゲとヒメサユリの競演が見られました。

7/5 10:39

大満足！

7/5 10:52

凄い谷間です。

7/5 11:16

稜線にはヤマツツジが残っています。

7/5 11:41

この辺りからツバメオモトが沢山見られます。早春はきれいでしょうね！

7/5 11:56

泥濘との闘いに疲れ果てたrurinta。立つんだジョー！

7/5 12:08

北岳辺りを歩いていたら一瞬大きな山容が。前岳？浅草岳？初めてなのでわかりません。

7/5 12:20

凄く濃いピンク

7/5 12:20

淡いピンク。濃度は色々ですね。

7/5 12:22

まだ少し蕾があります。

7/5 12:22

この時間帯少しガスが抜けました。

7/5 12:40

ミヤマママコナはここだけで見かけました。

7/5 12:53

ハナニガナはあちこちに

7/5 12:58

ノウゴウイチゴ、おいしそう！

7/5 13:07

コチャバネセセリがヒメサユリに惹かれて

7/5 13:09

こちらはガクウラジロヨウラクですよね

7/5 13:10

コメツツジはあちこちにありました

7/5 13:42

ヤマトユキザサですよね

7/5 13:50

少し下るとエンレイソウの実も散見されます

7/5 13:53

標高が下がるとサワハコベも多く見かけました。

7/5 13:54

タニギキョウも咲き始めます。

7/5 13:57

サンカヨウは実だけですね

7/5 13:58

ホウチャクソウはここだけ見ました。

7/5 14:00

コケイランは時々

7/5 14:05

ギンリョウソウはあちこちありましたが、これはモヤシ？

7/5 14:14

ツルアジサイもちょうど見頃

7/5 14:58

下山口に帰ってきました。ここから自転車で田子倉へ下ります。日頃自転車乗らないので翌日太腿に筋肉痛・・・

撮影機器：

PENTAX KP RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ヘッドランプ 保険証 携帯 時計 ストック カメラ

共同装備

非常食 地図（地形図） 予備電池 GPS ファーストエイドキット ツェルト

感想

rinchoku

　昨年行こうと決めていたのですが、急な出張が何度も入り断念したので、今年は何としても行こうと決めていました。新型コロナで難しいかなと思っていましたが県またぎも公認されたので行くことにしました。
　いつもの通り前日夜現地入りして車中泊です。

　SCWの前日の予報では何とか雨には降られないとのことだったのですが、朝はしとしと雨降りでした。今年は山開きもナシと言うことでしたが、本日も人が少なく、5時時点でうちの車以外の山屋さんは1台のみでした。
　そんなわけで時々大声出したり物音を立てながら熊さんに存在感を示しながらの登山となりました。前日から雨雲の状況を見ていたところ時々強雨があったようですが短時間なので大丈夫かなと思っていましたが、沢もやや増水という程度で小さな徒渉も問題ありませんでした。
　尾根に出る頃には雨も時々小雨程度になりましたが、ガスは多く展望はほとんどありませんでした。
　念願のヒメサユリは枯れかけもありましたが蕾もわずかにあり、ベストタイミングと思われました。途中ニッコウキスゲとの競演もあり堪能できました。
　浅草岳山頂以降は雨の影響で泥濘がひどく、不器用なrurintaは何度もこけてしまいぶちきれていました。歩みも慎重に慎重を重ねたため非常に時間を要してしまいました。
　まあ、でもヒメサユリはもちろん沢山の花にあえて大満足な山行となりました。