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無雪期ピークハント/縦走
鳥海山
満天の星と百花繚乱の「鳥海山」[湯ノ台口から周回]
2020年07月18日(土) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:45
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,422m
- 下り
- 1,418m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 8:27
10:58
湯ノ台口
天候 | 曇り一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・駐車スペースは30台程度だが、午前11時には満車で路駐もあり ・トイレ、登山ポスト有り |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:2〜4(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :4(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :3(難5・4・3・2・1易)鎖場、ヘツリ等の頻度や時間等 ★登山道の眺望:4(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :5(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の人数:約30人】 ◆登山道の状況(湯ノ台口〜河原宿〜七高山) ・夏道は急登区間があるものの特段危険性のある箇所はない。石畳区間は比較的歩きやすいが、登山道には岩も多く歩きにくい箇所もある。 ・現在、大雪路と小雪路の雪渓は離れているので、大雪路をそのまま進む場合は、一旦、夏道に合流する必要あり。 ・雪渓の斜度は比較的緩く簡易アイゼンが無くても支障はない感じだが、本日は雪面が固く滑りやすくなっていた。特にトラバース区間は、トレースがないと簡易アイゼンは装着した方が良いだろう。 ◆登山道の状況(新山付近) ・七高山⇔新山の外輪山の急登はガレているので、周辺からの落石のほか、人為的な落石にも注意したい。 ・新山の東側はこの時期でも残雪が多い。西ルートは雪がないが、東ルートは一部残雪歩きとなる。 ◆登山道の状況(千蛇谷〜鳥海湖) ・千蛇谷は残雪が多いが、夏道は特に危険性のある箇所はない。 ・雪渓のトラバース部は、目印のトラロープを参考に進もう。 ・ほかの箇所も花は多いが、特に七五三掛から御田ヶ原までは、ニッコウキスゲ、ハクサンイチゲ、ハクサンフウロ、ヒナザクラ等が沢山の花が咲いてた。 ◆登山道の状況(鳥海湖〜千畳ヶ原〜月山森〜河原宿) ・鳥海湖から蛇石流分岐まで下る際、1か所だけ残雪が残っている。キックステップできない雪質の場合は、滑り止めがあった方がいいかも。(あと、1週間ほどで消えそうだが) ・千畳ヶ原周辺は木道が整備され歩きやすいが、千畳ヶ原から月山森までの標高差200mの登り返しとなる幸次郎沢は、急登の大転石となり、初心者は下り利用は注意が必要。 |
写真
撮影機器:
感想
鳥海山は、新山と馬蹄形カルデラの外輪部、千蛇谷の様相等、他の山には無いような独特で荒々しい風貌を持つ山ですが、麓から眺める鳥海山は、出羽富士ともいわれ、優しく美しい山容を呈し、大好きな百名山の1座です。
今回の山行は、初夏の花が見ごろのそんな鳥海山に行ってみました。
満天の星の下に出発し、簡易アイゼンをつけて雪渓を歩いたり、荒々しい岩場をよじ登ったり、百花繚乱の花畑を眺めたり、大湿原を歩いたり、登山の様々な魅力を1日で満喫できた山行でした。
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