和賀岳
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 08:07
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,508m
- 下り
- 1,519m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 8:07
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【熊目撃情報】秋田県側登山道小鷲倉〜山頂間で登山道に子供の熊が出没しました。(ログの折り返し地点) 和賀川渡河点は増水時40僂曚匹凌綽爾あります。 長靴などの装備が必要です。 |
その他周辺情報 | 沢内バーデン 入浴料440円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2020年7月30日 7月28日の雨の影響により和賀岳へ通ずる林道に危険個所が発生したため私が入山した後に通行止めが決定しました。
復旧時期など現時点では不明のため、役場等に問い合わせが必要です。
現状歩いて登山口まで通行することは可能なようです。https://www.town.nishiwaga.lg.jp/kanko_bunka_sports/kanko_tokusan/2/1565.html
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
7月にニッコウキスゲを見に和賀岳への登山を予定していたのだが、休日はことごとく雨で参ってしまった。
最終週の休日にてんくらAの最後のチャンスが巡ってきた。懸念材料は先日の雨で林道の状態が分からないのと、和賀川の増水具合。だめなら引き返せばいいと 思い切って出発した。
7時、林道入り口。途中までは舗装路なので快適だったが、砂利道になるとやはり雨の影響でかなり道が掘れている。底をこすらないように慎重に車を進めた。
登山口まであと少しの所で道の脇にトン袋が積んである緩いカーブに差し掛かる。その一部が谷側に崩れかかっていた。車を山側いっぱいに寄せて一息で駆け抜ける。
ほどなくして登山口の駐車場に到着したのだが、帰るまであの道はあるだろうかと一気に不安になってしまった。
和賀川の渡河点は水量は平時よりは多いのだろうが、やや上流部の浅瀬を見つけ、長靴に履き替えてゆっくり歩を進めた。水の力は強かったが割とあっさりクリアできた。
そこからがこのコースで最も難易度の高い場所だった。約1時間半ほぼ平坦のない急登をひたすら登り続ける。時折視界が開ける場所もあるが ガスで全く見通しが効かない。
コケ平に到着すると一気に視界が開けお花畑が飛び込んでくる。まさに飴と鞭。直前までの地獄の急登からのギャップに桃源郷のように思えた。
そこから和賀岳山頂までの道は百花繚乱。特にトウゲブキの盛りに当たったらしく、元気な黄色が飛び込んでくる。山頂直下の南北斜面にはニッコウキスゲが健在だった。
山頂はトンボの楽園になっており一気に飛び立つ姿は爽快だ。 山頂の花畑は道中で見かけた花に加えニッコウキスゲも結構咲いていた。 ニッコウキスゲの写真が撮りたくて秋田側へ歩を進める。
すると登山道に黒い動物...はじめアナグマか何かと思ったが、毛色が黒すぎる。さらに耳の形でクマと同定。 距離があったので注意してみていたら 向こうが道を踏み外して斜面に転がって行ってしまった。
サイズからして子熊だったので親熊が出てきたらかなわないので来た道を引き返す。 天気予報では昼頃晴れマークもあったので期待していたのだが、終日ガスが晴れることはなかった。
苦しんだ急登を一気に駆け下り渡河点まで戻ると登山道の枝払いをしながらコケ平までを往復したという地元の男性と出会った。 男性から和賀岳のコースは県内屈指の累積標高差で、このコースを登れたら他のどの山に行っても大丈夫だとのお墨付きをいただいた。
車へ戻ると森林組合の方のメモが私とお会いした男性の車のワイパーに挟まっていた。 やはり林道は危険が伴うダメージだったようで立ち入り禁止を決定したという内容だ。 すでに設置されたバリケードをずらして林道を後にした。
それにしても岩手側のコースは歩きごたえが抜群だ。終始急登の連続でリハビリでもある約1か月ぶりの登山がある意味修練の域に達してしまった。
この素晴らしいコースをまた歩けるよう林道の通行が早期に再開されることを切に願う。
情報ありがとうございます!
お盆過ぎに登ろうと思っていましたが、確認してから行かないと難しそうですね。。。
早い復旧を祈るばかりです。
ihatovさん コメントありがとうございます。
自然の成すことなので仕方ないですが残念です。
秋田県大仙市の真木林道の状況を考慮しながら甘露水登山口から入山するしかないようですね。
大雨の被害、大きかったのですね。私も和賀岳狙ってましたが、しばしお預けです😭
お花ちゃんたちはやはりきれいだー。
子熊、写真で拝見すると可愛いんですけど、
であったことを考えると、やはり想像するだに恐ろしい…
ご無事でなによりです。親熊いなくてよかったです。
azukimameさん コメントありがとうございます。
熊との遭遇は初めてです。 山頂に着いたとき熊鈴を消音にしてうっかりそのまま歩いてしまいました...
熊はやはり臆病な生き物なのですね。向こうの慌てっぷりにおもわず呆気にとられてしましました。 これからも気を付けないといけませんね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する