和名倉山（ナシ尾根→仁田小屋尾根周回） 初めてのハンモック泊

2020年08月02日(日) ~ 2020年08月03日(月)

• GPS: 17:05
• 距離: 21.8km
• 登り: 1,803m
• 下り: 1,799m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:03
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:51

距離 8.2km 登り 1,417m 下り 229m

8:00 スタート地点
8:22 8:35 大洞ダム
11:32 12:02 尻無ノ頭
15:28 15:33 和名倉山
15:51 二瀬分岐

2日目

• 山行: 7:59
• 休憩: 1:00
• 合計: 8:59

距離 13.7km 登り 400m 下り 1,588m

7:53 二瀬分岐
8:12 8:17 和名倉山
10:43 10:44 仁田小屋の頭
11:29 12:23 仁田小屋
16:52 ゴール地点

天候

2日　曇り
3日　曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鮫沢橋手前の駐車スペース

コース状況／危険箇所等

ナシ尾根
全体的に踏み跡薄い、もしくはなし
基本伝いなので、登りであれば大きくルートを外すことはないだろう
途中、藪漕ぎ、倒木エリアあり。距離・高度の割に疲れる

仁田小屋尾根
全体的に踏み跡薄い、もしくはなし
こちらも方向さえあっていれば大きくコースを外すことはない
要注意は仁田小屋の先、ルートを見つけにくい
沢まで下りて、沢沿いを下らず、ザレ斜面を登っていくと踏み跡あり

その先、シカ柵をくぐって暫く進み、水平移動から尾根伝いの下りに入るところで盛大にルートミス!!
リボンを目印に進んだのだが、本来のルートの一つ先の尾根から下ってしまった
足場の緩い激下り、危なそうな場所は非常用に持って行ったロープを利用してクリア
途中、隣の尾根に移れそうな場所を見つけて強引に正規ルートに復帰
なお、GPSのログは参考にしないで下さい

仁田小屋尾根の最後の下りで大きなルートミス、他にも小さなルートミスを何度か
ルートファインディング、状況判断が必要な場面が多々あり、GPSをフル活用
後から思うと、事前の情報収集をもっとしかっりとしておくんだったと少々後悔

熊注意!!
ルート上には新しい足跡、糞など熊の痕跡が多数あり
熊鈴、ラジオなど対策必須

写真

8/2 7:59

鮫沢橋手前のスペースに車を停め
8時スタート

8/2 8:03

しばらく林道を進むと

8/2 8:09

10分ほどで小屋が見えてくる

8/2 8:10

小屋の横のモノレール跨いで大洞ダムまで下る

8/2 8:19

大洞ダムが見えてくる

8/2 8:20

ダムを渡り対岸へ移動し

8/2 8:21

上流に向けて少し移動

8/2 8:34

ここから長い登りが始まり

8/2 8:40

しばらく登ると植林地帯に入る

8/2 8:43

この辺は作業道なのか踏み跡がはっきりとしている

8/2 8:45

崩落地帯の横をジグザクに登っていく

8/2 9:01

大規模な崩落跡

8/2 9:38

崩落地帯の頭を越えると、しばらくはなだらかな登り

8/2 9:48

ところどころワイヤーなどの残骸

8/2 10:15

8/2 10:34

1284m地点

8/2 10:47

しばらく進むと北側が開けた場所に出るのでその先を登っていくと

8/2 10:54

一面倒れたスズタケ
昔の山火事の影響か？

8/2 10:57

しばらくのんびり歩き

8/2 11:22

踏み跡を辿ると花畑、でも間違ったルート
尻無ノ頭へは、もっと北寄りのルートを歩いてなければならなかった

8/2 11:34

途中、斜面を無理やりのぼり尻無ノ頭へ
ここで昼食休憩

8/2 12:05

この先は尾根伝いなのでルートは分かりやすい

8/2 12:43

ルートわきに境界杭

8/2 12:58

だいぶガスってきた

8/2 13:22

スズタケがうるさい

8/2 13:25

木々が通せんぼ
ここは右の隙間を抜けていく

8/2 13:28

1284m地点
南側が開けた場所に出るが

8/2 13:30

雲の隙間に青空が見えるが
展望は望めず

8/2 13:35

正面には和名倉山が見えるはずなのだが...

8/2 13:37

スズタケが鬱陶しい

8/2 13:40

ここにも残骸

8/2 13:44

熊の足跡、しかも新しい
他にも糞などの痕跡がたくさん

8/2 13:58

ここの岩場は右側から巻き上がる

8/2 14:12

こんな感じが続くといいのだが

8/2 14:32

倒木エリアの登り

8/2 14:43

倒木エリアを抜けると仁田小屋尾根との合流箇所

8/2 14:45

この後はしばらくのんびりと進み

8/2 15:06

再び倒木エリア

8/2 15:13

苔生した雰囲気はきれい

8/2 15:21

15時20分、予定よりだいぶ遅くなったが和名倉山に到着

8/2 15:30

山頂は木々に囲まれ展望はないので、少し休憩した後は本日の泊地へ

8/2 15:48

二瀬分岐まで進み、そこから少し下ると

8/2 15:52

開けた場所に出るので、本日はここに宿泊

8/2 16:56

初めてのハンモック泊
設営はテントよりも簡単

8/2 17:56

食事の準備の前に給水
水場は薄い踏み跡（途中から消失）を進み300mほど

8/2 17:45

水場
たぶん二瀬分岐の手前から下れば水源に出れるのではないか？

8/2 18:39

夕飯はカレーとビール
夜はハンモックに揺られてのんびりと過ごす

8/3 6:14

翌朝
想像以上に快適、途中目が覚めることもなく、朝までぐっすり

8/3 7:50

のんびと朝食を済ませ撤収
7時45分、遅めの出発

8/3 8:07

前日通った道を戻り

8/3 8:13

再び和名倉山へ

8/3 8:16

歩いた道を逆に辿り

8/3 8:39

仁田小屋尾根の分岐へ
ここは踏み跡薄く方向が分かりにくい

8/3 8:48

方向が分かれば後は大雑把に下っていく

8/3 8:59

念のためリボンを辿りながら進む

8/3 9:09

ダケカンバのキレイな森

8/3 9:13

昔の作業場の跡かな

8/3 9:17

踏み跡を進むと

8/3 9:22

藪に阻まれる

8/3 9:26

が、GPSでコースを確認し復帰

8/3 9:41

松葉沢ノ頭
ここで最初の小休止

8/3 10:11

この辺は少し単調

8/3 10:41

45分ほどで仁田小屋ノ頭

8/3 10:46

少し進むと鹿除けのネット

8/3 10:47

右手にトラロープ

8/3 10:52

しばらくはなだらかに進むが

8/3 11:17

その先は長い下り
作業道を下っていくと

8/3 12:02

仁田小屋に到着
ここで昼食休憩

8/3 12:09

雲は多いが青空も見える

8/3 12:14

沢は下らず、対岸の斜面を上がっていく
写真左上にルートが見えている

8/3 12:23

しばらく斜面を水平に進み

8/3 12:25

シカ柵を開けて進む

8/3 12:40

この辺でルートミス

8/3 12:44

この先、南に下る尾根にリボンが見えていたので目印に進むと

8/3 13:27

足場の緩い激下りの斜面
一つ先の尾根を下ってしまった
（写真は下った先、途中から斜面を見上げたところ）
この後、正規のルートに復帰するまでは写真を撮る余裕もなかった

8/3 14:52

1時間以上かけてやっと正規ルートに復帰
盛大にルートミスをしてしまった

8/3 15:02

堰堤が見えてくると林道に合流

8/3 15:10

あとは最後の林道歩き

8/3 15:13

林道の崩落個所

8/3 15:28

大洞橋

8/3 15:30

車止めのゲートを越えて

8/3 16:06

取水タンク
林道歩くこと既に1時間以上

8/3 16:34

ナシ尾根の横の崩落地帯が見える

8/3 16:40

やっとモノレールの小屋まで到着

8/3 16:48

17時前、鮫沢橋にゴール

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

装備

個人装備

ザック ストック 飲料 食料 行動食 プラティパス メスティン クッカー カトラリー 皿 バーナー カートリッジ LEDランタン ハンモック タープ ペグ ロープ類 スリング カラビナ スコップ シュラフ グローブ レインウェア フリース 帽子 着替え タオル ファーストエイドキット GPS ゴミ袋 携帯電話 健康保険証/運転免許証

感想

ARAQ

8月に入りやっと梅雨明け
夏山第一弾は奥秩父、和名倉山へ

和名倉山は4年ぶりの2回目
今回は山中泊と初めてのハンモック泊が目的
昨年、奥秩父でビバークした時に、落ち葉の積もった柔らかい地面で、ペグが打てずツェルトをキレイに晴れなかったことがあり
その後、キャンプ情報などでハンモックの情報を見て、思わず「これだ！」と思って購入
やっと機会が巡ってハンモック泊を実践

初めて体験したハンモック泊
タープとハンモックの重量は1.6�圓如▲瀬屮襯Ε�ールのテントより少し重いくらい
マットなどは不要になるので、総重量では少し軽いくらいになるが、ツェルトと比べるとだいぶ思い
設営はいたって簡単、ロープワークを3つほど覚えておけば15分ほどで設営完了
なれれば10分程度でできそう
寝心地は快適、揺椅子のように座って寛げるのも良い
シチュエーションを選ばなければならないが、夜をのんびりを過ごすには絶好のアイテム

ということで、快適なハンモック泊を楽しみ、担いでいった食料、アルコールも消化し身軽になって、あとはのんびり下山のはずだったのだが
最後の最後で盛大にルートミスをして、足場の悪い急斜面の下りに入ってしまう
非常用のロープ（10m）を持って行っていたので、時間はかかったものの、危ないところはロープを使って正規のルートに復帰
ここは結構危なかったので反省しないと...

今回歩いたナシ尾根、仁田小屋尾根
登山者が少ないせいかルートは荒廃気味
なかなかワイルドな山行を楽しめるが、あまり人にはおススメできないコース

それでも久々な少しハードな山行と山中泊、初めてのハンモック泊と楽しい山行だった