水量多めの堂倉谷でヘロヘロ

2020年08月01日(土) ~ 2020年08月02日(日)

• GPS: 34:13
• 距離: 21.3km
• 登り: 1,676m
• 下り: 1,671m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:55
• 休憩: 3:44
• 合計: 14:39

6:13 大台ケ原ビジターセンター
6:19 6:29 大台ケ原駐車場
6:30 6:32 「心・湯治館」
6:57 7:00 展望台分岐
7:05 7:19 大台ヶ原山
8:46 9:06 堂倉小屋
9:54 11:52 堂倉滝
15:30 16:27 アザミ谷出合
20:52 宿泊地

2日目

• 山行: 9:15
• 休憩: 0:03
• 合計: 9:18

7:03 宿泊地
15:42 15:42 尾鷲辻
16:18 16:21 「心・湯治館」
16:21 大台ケ原駐車場

天候

初日：晴れ、二日目：14時頃から小雨→雷雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

ショートカットルートをロストしてしまい、初めて正規ルートから入渓
いままでになくぬめっていた。今年は雨が多かったためだろう。

その他周辺情報

小処温泉700円　18時まで

写真

8/1 6:30

スタート

8/1 7:16

日の出岳から。快晴のいい天気

8/1 8:40

堂倉避難小屋

8/1 8:42

数年前から鍵がかけられてしまい、避難できません。（避難したい方は近くの粟谷小屋へ）

8/1 8:42

堂倉滝までもう少し

8/1 8:43

念のために電話番号をGet

8/1 8:54

Iさんの飲み物。左からお茶、リンゴ味ウイスキー、お湯。ビンごと持ってきており重いはずなのに、荷物全体は軽い。どこで軽量化しているのか。

8/1 9:08

8/1 9:50

堂倉滝。堂倉谷3回目にして初めて見る。

8/1 10:00

入渓口が分からずに踏み跡を進むが不明で引き返す。

8/1 10:00

8/1 10:23

ようやく発見。吊り橋のわき

8/1 10:33

立派な手すりまである

8/1 10:36

やって転車台

8/1 11:03

残置ロープのある谷を下る

8/1 11:06

途中で危ない箇所がありお助け紐を出す

8/1 11:10

8/1 11:14

堂倉谷の上に出る

8/1 11:37

Nさん,Nさんは大昔(2012年ごろ？）はこの滝が増水で越えられず撤退したらしい。

8/1 11:39

8/1 11:59

いきなり高巻きで疲弊。ショートカットルートを発見してればここは使わずに済む。

8/1 12:08

水量多めなのでこんな滝でもお助け紐を出した。

8/1 12:11

いきなりIさんが足を滑らせて滝つぼに落ちてびびる。

8/1 12:26

右をへつるが水量多めで時間がかかる

8/1 12:50

8/1 13:41

見覚えのある滝。�ぜ仟�10mか。右側を自分がリードで突破するが、ザックを背負いながらは無理で空身。最後のIさんにザックごと引き上げてもらう。

8/1 14:41

水量が多くてまっすぐ突破できない

8/1 15:09

いちいち小さく高巻いて懸垂で降りるため時間がかかる

8/1 15:11

8/1 15:32

アザミ谷分岐から右側を登る

8/1 15:39

8/1 15:41

ここも右から巻く

8/1 16:13

残置ロープがあるが、ひとりずつ突破

8/1 16:33

�Ρ�七つ釜の入口。水量が多いのでへつって突破できず。対岸にジャンプしようかとも思ったがあきらめて、左岸高巻き

8/1 16:49

高巻きで先行者の落としたと思うお茶と地図を発見。新しい。

8/1 17:16

懸垂で降りる

8/1 17:16

七つ釜を楽しむ余裕なし

8/1 17:26

右から泳いで突破しようかと思ったが、Iさんが右岸を高巻き始める。出だしが不安定だが、突破してみたら、前回も使用した記憶のある高巻きだった。

8/1 17:39

滝の左上へ出る

8/1 18:01

左側を突破。結構むずかしい。Iさんに突破してもらい、残りの3人は引き上げてもらう。ここも時間がかかった。

8/1 18:27

右をへつった記憶あり

8/1 19:32

最後は堰堤のところを越えられず、斜面を登って林道へ出る。ヘッデン残業になってしまった。

8/1 22:10

到着時刻が遅かったので、就寝時間も遅め

8/2 7:26

二日目

8/2 7:55

距離はあるが前半はほとんどが河原歩きで大したことない

8/2 8:02

8/2 8:06

8/2 8:08

堰堤を越える

8/2 8:18

8/2 8:20

へつる

8/2 8:36

かえる

8/2 8:47

集合写真

8/2 9:03

ここらへんから滝がでてくる

8/2 9:11

へび

8/2 9:34

この上が12m滝

8/2 9:39

8/2 9:43

12m滝（先行P）。途中でハーケンを打つ。自分が昔登ったときは残置ハーケンがあった。

8/2 10:04

Nさん

8/2 10:28

この岩間4m滝も右を突破したが、滑りそうで危ないため、Nさんはフリーで突破するも残りはザイルを出す。自分がリード

8/2 10:41

この岩間4m滝も右を突破したが、滑りそうで危ないため、Nさんはフリーで突破するも残りはザイルを出す。自分がリード

8/2 11:04

ようやく2段25m
1回目はザイルなし。2回目はザイルを出した記憶がある

8/2 11:23

上から見下ろす。ザイル出してよかった。でも時間かかった。

8/2 11:45

さらに左へ登って上段は左から巻く

8/2 11:57

このトイ状2段斜滝18mをリードで突破しようとしたが、ザックが引っかかったり、登攀能力がなくて詰まってしまう。

8/2 12:45

結局Iさんにリードしてもらいなんとか突破

8/2 12:57

8/2 13:05

斜滝18M

8/2 13:10

後ろの東京から来たという屈強な二人組に先に行ってもらう。滝身を簡単に突破していた。

8/2 13:34

我々は無理やり右岸をへつる（Iさんリード）

8/2 13:50

あとはザイル不要

8/2 14:34

天気がわるくなってきて暗くなる

8/2 14:36

8/2 15:07

最後の分岐で左にいったらしく、正木が原へは出ず。こっちのほうが楽でよい。

8/2 15:26

最後の詰めはなく尾鷲道へでた。雨が激しくなり最後の林道歩きは大雨にたたられる。

8/2 16:17

やっとゴール

8/2 18:05

小処温泉に行くが遠回りになった。18時閉店で17時半に駆け込む。

8/2 20:14

本店で回鍋肉定食980円

8/2 20:37

自分の分は完食できました。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

yukinofurumati

毎年のように計画を立てているが、天候不良などで行けていない堂倉谷に2014年以来6年ぶり3回目で行くことができた。今回は水量が多めだったこと、コケが多くて滑りやすかったこと、クライミング力がなくなっていること、体調は万全と言えなかったこと（不眠気味）、荷物が重すぎたこと、から苦労した。

＜一日目＞
下調べをキチンとしなくても前回の記憶でなんとかなると思い込んでいたが、しょっぱなの入渓地点から見つけられず、堂倉滝まで下ってしまった。これはまあ初めて堂倉滝を見ることができたので、それはそれで良かったのだが、正規の入渓地点も調べていなかったので、分からず変な踏み跡に突入して時間をロストする。トポとGPSに落とした他人のログを駆使したらあっけなく見つかり転車台に到着。ここまでで結構バテバテで、特にNさんの疲労が激しい。朝飯用に買っていたけど食べなかった自分の冷やし中華を半分食べて貰って、汁も飲んでもらって塩分補給してもらった。

入渓地点もちょっと悪いので途中でお助け紐を出す。11時を過ぎてようやく入渓。最初の滝でいきなりIさんが足を滑らして滝つぼに落下。溺れるのではないかとかなり緊張した。そのあともすぐに高巻き。今回はかなり高巻が多く時間がかかった。奥七つガマの入口も突破できればものの1分もかからないのに、水量が多くて高巻いて懸垂で降りたため、ほとんど巻いた。巻くかどうするかの判断も遅くて迷ってしまったのでそれも時間がかかった理由。結局最後はヘッデンで斜面を登って林道に出て、今夜の宿へ到着。数日前から体調不良でほとんど眠れていなかったこともあり、ぼーっとしていたためか自分のヘッデンが出なくて迷惑かけた。泊地で探したらなんとか見つかってことなきを得た。到着が19:30だったので、就寝は22時過ぎ。

＜二日目＞
初日の遅延の反省を活かしてサクサク行く。特に最初は河原歩きがほとんどなのでかなり早く進めた。12m滝で先行Pに追いつくが、ハーケンを打っており大変そう。我々も同じ位置にハーケンを打って登るが、こちらは4人なので時間がかかる（Iさんリード）。そのあとの25m滝は自分がリードするがなにせ慣れてないためビビッて時間がかかる。荷物も重いのでそのあとの左から巻くところも苦労する。

その上部のトイ状2段18m?ではリードするも突破できなくて、Iさんに代わりに突破してもらう。かなり時間を食ってしまった。そのあとの斜滝18m?は屈強そうな2人組に先に行ってもらった。滝身を突破していたが、我々は無理でIさんに右岸を微妙にへつってもらって突破。

これでようやく大変なところは突破できあとはぐんぐん登るだけになったが、天気が悪くなってきて小雨が降り出す。最後の詰めは、なぜか分岐を間違えたらしく左へ行ってしまい、かえって急な詰めがなく、簡単に尾鷲道へ合流できた。安心地点にきたら急に雨が激しく降ってきた。最初尾鷲道を反対方向に進んでしまい焦るが、GPSで助かる。16時にようやく駐車場到着。今回は前回2回と違いかなり苦労した。

温泉をどうするか迷っていたが、小処温泉18時までの看板があったのでそちらへ行く。ただし山道を南へ進むことになったため直接帰るよりも時間がかかってしまった。その後本店で、前鬼組(8名)と合流して、合計11名で宴会になった。自分の山岳会に対する最大の貢献は6年前の堂倉谷の帰りにこの店を発見したことで、それがこうして11名も揃うということは感慨深い。本日は回鍋肉定食を完食。22時にようやく帰宅したが、体が相当疲れていたので久しぶりにぐっすり眠れた。体は首、肩、腰と特にふともも、ふくらはぎが筋肉痛で次の日も痛かった。全員筋肉痛だったようで今年は水量も多く大変だった。

*今回で会った他Pの方はすべてヤマレコに記録をあげておられて、さくっと時間をかけずに登られてすごいなあと。youtubeの動画もきれいだった。