蓼科山・北横岳・縞枯山(蓼科山登山口BS〜双子池ヒュッテ〜稲子湯)
- GPS
- 16:45
- 距離
- 28.7km
- 登り
- 1,976m
- 下り
- 2,187m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 6:20
- 山行
- 9:13
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 10:09
楽しみだった三ツ岳、にゅうはガスと強風のため断念しました…。
天候 | 1/曇りところにより晴れ 2/ガスおよび強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
茅野駅西口⊂莨 0720-0853 蓼科山登山口 アルピコ交通 蓼科高原ラウンドバス \1400 [帰]未使用 稲子湯バス-松原湖駅 10:25-10:52 小海町営路線バス 松原湖線 \800? |
コース状況/ 危険箇所等 |
赤谷分岐〜大河原…ガレ道のため意外と時間がかかる 双子池〜大岳(天狗の路地)…道わかりにくいが赤テープあり / やや危険な岩場 にゅう分岐付近…赤テープあるが道わかりづらい |
その他周辺情報 | 大河原/北横ヒュッテの不定休以外山小屋は営業中 女乃神茶屋は閉まってました(09:00時点) 稲子湯温泉営業中 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
携帯トイレ
ヘルメット
|
---|---|
備考 | 台風4号の様子見るべきだった |
感想
8/6 7-8割曇り/やや晴れ
気温(体感)20℃ほど?
湿度(体感)8〜90%ほど?
水量2400ml消費
バスで一緒だった女の子と途中まで一緒にのぼりました。そのおかげで時間を感じることもなく、森林限界付近までサクサクいけちゃいました。それにしても頭も良くて体力もあるとか反則では???
前日は茅野で雷雨に襲われましたが、本日は雲との追いかけっこでした。蓼科はなんとか3割程度晴れの状態で登頂出来ましたが、八ヶ岳も北アルプスも見えないためやはり不満は残りました。そろそろいい加減見通しのよい登山がしたいものです。
バッジは蓼科山荘のほうが種類たくさんありました。山頂小屋はクラシックバッジがなかったかな?
ちなみに登りは南口のほうが面白いと思います。下りは北でも壮大だからいいんですが。
赤谷分岐から大河原までの道はガレた岩がごろごろ転がっており、とにかく歩きにくい。そのためコースタイムを大幅にオーバーしました。余裕ぶって休憩取り過ぎたのとポールが伸ばせないトラブルで時間をひっ迫してしまいやや焦り気味に。ただその後の双子山が快路+展望よしのため、心地よく歩けました。
双子池ヒュッテは深い緑の世界でとても落ち着く場所でした。
星も期待していたのですが、雲がかなり不安定になっており、8時と3時にちょっと確認できたかな?程度で、夕焼けもイマイチでした。晴れてたらもっとよかったんだけどなぁ…。水量は増水しているとのことで、看板等は水没していましたがテントサイトも健在で、その日は8張りほどでした。宿泊は私を含め2組計3人と少なく、コロナの影響もですが、それ以上にこの安定しない天気が方々に影を落としているように見えました。これ言っちゃ不謹慎なのは承知ですが、個室が取れるのは客的にはありがたいことですね…。
ポンプアップした水は煮沸してとの行政指導があるようですが、バーナーを持ってこれなかったため浄水器で対応。冷たくてきれいな水です。噂通り過ごしやすい対応と手の凝ったおいしいごはん(写真は載せられないけど超新鮮な野菜群が届いてました!)に舌鼓を打ち、就寝。白米は炊き具合も最高で本当に美味しかった。
8/7 ガス/強風/2000m以下は晴れ?
気温15℃ 横岳周辺体感10℃ 稲子湯周辺体感25℃
湿度(体感)90%↑
消費水量1500mlほど?
強風で目を覚まし寝れないまま朝食に。なんと山小屋で一人の朝食という異例の事態に。おそともいまいちすっきりしない天気でしたが、予報によるとどうやら晴れるようだと教えていただいたため希望を持ちます。
大岳へは雨で滑って転倒・遭難となる方がいるとの道でしたが、確かに上下の激しい道で、三ツ岳へのウォーミングアップへはちょうどいい感じでした。しかしどんどん曇りゆく天気、体勢に影響しそうなほど強くなる風と不安要素が増し、尚且つCTからも大幅に遅れを見せていたため、やや苛立ちながらの登山となってしまいました。
一歩が大きく、足を踏み間違えたら転落の可能性という点では三ツ岳とそこまで相違ないように思え、その場所をそれほど危なげなく通過できるという点では自信に値しましたが、なにせ風が強く、大岳では危うく帽子を飛ばされるレベルだったため即退散。道中目にはしていましたが、北横も完全にガスに包まれ強風のため即退散。三ツ岳も望める状況になく、あまりにがっかりしていたため北横岳に登った事実はなかったことにしたいとおもいます。
最近展望ゼロの山行多すぎてなんかもう…色々と不満が溜まっていっちゃうのを感じますね。
……あとで調べたところ、横浜からでも山頂経由三ツ岳一周してもロープウェイつかえば日帰りできるようで。18切符使ってこようかなぁ。
ロープウェイ駅向かうにつれ登山者も増えてきましたが、ガスも濃さを増し、坪庭付近では10m先すら見渡せず、縞枯山荘すら近づかないと見えないほど。
坪庭分岐からは、コロナもあるのでしょうが、夏とは思えないぐらい登山者が少なかったです。
山荘に立ち寄りバッジを買った際少し話しましたが、この悪天候のせいでキャンセルも多く辛いとのこと。せっかくコロナを推して営業してくれているのに、これではあまりにも報われませんね。
本当にこの曇り空にはいい加減にしてほしいところ。山に登らないにしても野菜が……。
縞枯、茶臼ともにスルー。
麦草ヒュッテで苔桃ジュース、牛丼、生キャラメルアイスを。苔桃ジュースが非常においしかった。ここはバッジの取り揃えが多く、にゅうのバッジも。さんざん迷いましたが、このガスで登っても面白くないので断念。気さくなおかみさんに石楠花尾根通行止めとの情報を得て、どうしたものか思案。
白駒池は思ったより大きかったですが、やはりガスであまり面白くありません。白駒荘は絶賛営業中でしたが、二座も断念することになった苛立ちでスルーしてしまいました。一応このあたりから晴れようとする太陽の日差しは感じるのですが、雲の高度が高く広範でどうにもならない状況。
にゅう分岐付近からは若干迷いやすくなり、いかにも八ヶ岳の森が広がります。ここだけは雨でもよかったと思えるゾーン。にゅうへはガスガスなので予定通り断念。白樺尾根は途中かなりの傾斜がありますが、これがトレイルコースだというのだから驚き。そのうち林道が近づくにつれ平坦になり、ようやく白樺が現れました。あと晴れました。でも振り返るとやっぱりガスでした。安堵してしまうのが悔しい。
バスの通る車道(小海リエックス近く)より稲子湯への破線ルートがありますが、これは思いっきり笹薮です。一応うっすらルートは見える気がしますし、実際斜面は下れたのですが、渡渉できるかどうかわからなかったので引き返しました。後程車道から見た川が思ったより小さく途中まで沢下りができたため、恐らくそのルートは使えるものと思います。保証はしませんが。
稲子湯には3回も入りました。とてもいいお湯です。若干不便だったりハウスダストに反応はしましたが、途中頭をよぎった「イライラするしこのまま北横下って帰ってやろうか」という下衆な考えを実行しなくてよかったと思える満足度でした。人生で一番おいしいビールと、食べきれないほどの食事(←これが本当においしい!)で、宿代である1万円の価値は余裕で取れたと思っています。
そして翌日、御好意に甘えることができたため、碓氷峠を超えることを決定しました。
結局持ってきたヘルメットを使うことはありませんでした。
それなりに満足はしているものの、もしかして最低な時期に登山を始めてしまったかもしれないとの思いが最近しばしば頭に浮かびます。
いい加減、見晴らしのいい登山をしたいなぁ。
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