荒川東岳(悪沢岳)、荒川岳、赤石岳(椹島から周回)雄大な南アルプス【静岡県、南アルプス】
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 18:06
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 3,073m
- 下り
- 3,023m
コースタイム
○ 24日
静岡 11:30 =<車>= 畑薙 14:30/15:00 =<バス>= 椹島 15:48 − 椹島小屋 15:53
○ 25日
椹島小屋 朝食4:45 − 滝見橋 5:00 − 吊り橋 5:06 − 林道 6:02/03 − 小石下 6:17/41 − 林道 6:53
− 清水平 7:25/33 − 蕨段 8:00/10 − 見晴岩 8:17/26 − 駒鳥池 9:20/32 − 千枚小屋 9:58/朝食�/10:53
− 二軒分岐 11:24 − 千枚岳 11:38/49 − 丸山 12:37/38 − 悪沢岳 13:21/28 − 途中で昼食
− 中岳小屋 14:50 − 中岳 14:56/15:02 − 分岐 15:07 − 前岳 15:10/18 − 分岐 15:21 − 荒川小屋 16:15
○ 26日
荒川小屋 4:20 − 大聖寺平 4:43/46 − 小赤石の肩 5:20/25 − 小赤石 5:36/43 − 分岐 5:50
− 赤石岳 6:02/朝食/34 − 分岐 6:44 − 水場 7:07 − 富士見平 7:43/59 − 赤石小屋 8:17/44
− 標識“樺段” 9:38/42 − 林道横断 9:55 − 林道 10:12 − 登山口 10:49 − 椹島 10:56/11:00
=<バス>= 畑薙 11:34 =<車>= 農協の店でそば =<車>= 口坂本温泉 14:30/15:10 =<車>= 静岡 16:35
●行動時間
24日 0:05
25日 11:30
26日 6:36
天候 | 24日 晴れ 25日 曇り→雨→晴れ 26日 快晴 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
・東海フォレストのバスで行くか、畑薙から歩いて行くか ・畑薙へは、静岡からバス、井川からバス ・訪れたH14.7は、土砂崩れにより静岡から畑薙ダムへと向かう主要道が閉ざされており、バスも運休中であった。仕方がないので、静岡駅で借りたレンタカーを使い、口坂本温泉を経由する県道27号線で井川〜畑薙へと入った。おかげで、帰途、地場の農協が出している打ち立てのそばを食べることができた |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース状況(H14年当時) ・コース全般よく利用されており、間違うような所はなかった。 ・このときには、椹島から小石下にかけての区間で規模の大きな土砂崩れがあり、コースも迂回路となっていた ・最近の登山例での足取りと比較すると、小石下から先、清水平、蕨段付近についてもコースが付け替えられているように感じる。ひょっとすると、当時の記録にはあまり意味がないのであろうか ●買う、食べる ・帰途立ち寄った農協の蕎麦はうまかった。穫れ立ての野菜と打ち立ての蕎麦。新鮮な山葵も相俟って、食べて記憶に残る蕎麦であった ●日帰り温泉 ・口坂本温泉を利用した。古びた湯治場といった風情であった。静岡からも無理なく到達する距離であるからか、利用者は結構多かった。といっても混雑しているほどではなかったが ・梅ヶ島など、近隣には“奥地の温泉”がいくつかあるので、時間に余裕があるならば、上手に路用すると良いと思う |
写真
感想
●7/24:椹島へ
静岡県側から南アルプスへ。H14当時は、土砂崩れのため、あいにく静岡駅から畑薙ダムへのバス便は運休中で、このときはレンタカーを使って畑薙ダムまで入った。
このためあってか或いは平日だからなのか、初日の椹島小屋はシーズン中にもかかわらず混雑はなかった。
●7/25:椹島から悪沢岳を経て荒川小屋へ
宿から弁当を二つもらって早朝出立。天気は今ひとつ。雨にならぬようにと祈りつつ進む。目指す悪沢岳はガスの中のようだ。
山奥とは思えないような激流の奥西河内を吊り橋で渡ると、直前の土砂崩れの影響で迂回指示。電力管理道なのか、1437mピークまで上がるような迂回。林道を横切り、鉄梯子から再び登山道へ。登り切ったところで“小石下”。ここで朝食。そそくさと片付け、先へ。
何度か林道らしき道と交差したり見えたりを繰り返し、おおむね緩やかな尾根を登り続ける。駒鳥池なども見つつ、シラビソなどの樹林帯を進むうちに、ついに高山帯のような植生へと移り変わる。
千枚小屋が近づいて来たところで雨。出発前に少し逡巡するが、出発。暫く行ったところで諦めて雨具を出す。千枚岳、丸山、悪沢岳とずっと小雨。とりわけ悪沢岳では風も強かった。悪沢岳では赤い石が目についたものの、手にするのも嫌になるくらいの風雨。
中岳へと下降する途中で雨はなくなる。それを見て雨具を解きつつ、昼。しかしガスの中。ガスの中で中岳避難小屋を過ぎる。中岳で一瞬赤石岳が顔を出す。
前岳に到着。前岳の西斜面の崩壊のさまは圧倒的。そこからは、お花畑を下って荒川小屋。
荒川小屋では、遅い到着のため、一人だけはみ出してしまった。結局一区画を一人で使うという贅沢な環境となった。
●7/26:荒川小屋から赤石岳を経て椹島へ
昨日以上に早朝出発。本日は快晴の面持ち。迷いやすいと言われる大聖寺平だが、見通し良好な場合にはそんな心配もまずない。
ここで、日の出。日の出とともに360度の眺望を楽しみながら歩く。視界は良いが風が強くなってくる。途中何度も周囲の山々を眺めつつ進む。小赤石まで来ると北岳も見える。
そしてついに赤石岳。強風のため、朝食は避難小屋まで下がって食べることに。しかし眺めは素晴らしい。昨日分までも晴れた感じ。
赤石からは、支配的な悪沢岳、秀麗な聖岳といった周囲の山々だけではなく、悪沢の背後の塩見岳や北岳、あるいは富士山、更には遠くに北アルプスまでもが見えており、満遍なく楽しめる。
富士見平は素晴らしい展望台。赤石小屋より下はバスを意識して急ぎ足。その甲斐あって、11時のバスに乗れてしまった。
口坂本温泉は昼間でも賑わっていた。ぬるぬるしたいかにも肌に良さそうな温泉だった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する