雲取〜長沢〜水松〜天祖 〜自粛気味に都県境歩き〜

2020年08月08日(土) [日帰り]

• GPS: 10:35
• 距離: 29.9km
• 登り: 2,502m
• 下り: 2,431m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:09
• 休憩: 1:25
• 合計: 10:34

6:47 鴨沢バス停
7:03 7:03 丹波山村村営駐車場
7:07 7:07 小袖緑道あがり
7:47 7:47 茶煮場
8:01 8:01 堂所
8:27 8:34 七ッ石小屋下分岐
8:49 8:49 上段と下段の分岐
8:56 8:57 ブナ坂
9:18 9:18 奥多摩小屋
9:23 9:23 ヨモギノ頭
9:38 9:38 小雲取山
9:49 9:49 雲取山避難小屋
9:52 10:33 雲取山
10:36 10:41 雲取山避難小屋
10:43 10:43 雲取山
11:01 11:01 雲取山荘
11:15 11:15 大ダワ
11:46 11:52 芋ノ木ドッケ
12:23 12:23 コヤセドノ頭(犬落ノ頭)
12:40 12:41 桂谷ノ頭(石楠花ノ頭)
13:05 13:10 長沢山
13:23 13:24 右谷ノクビレ(重松ヒラキ)
13:41 13:44 水松山
14:12 14:12 梯子坂ノクビレ
14:30 14:30 ナギ谷ノ頭
14:44 14:53 天祖山
14:58 14:58 会所
15:07 15:07 唐松平
15:29 15:29 大ナラノタワ
15:47 15:47 大日大神
16:23 16:25 天祖山を経て雲取山登山口
16:26 16:26 八丁橋
16:56 16:59 鍾乳洞バス停
17:02 17:03 観光用公衆トイレ
17:13 17:13 稲村岩を経て鷹ノ巣山方面登山口
17:21 東日原バス停

長沢背稜エリアは、人が少なく深山の雰囲気が味わえるのでお薦め。ただ、奥多摩の奥地で日帰りでアクセスしづらくしかも地味、よほどの奥多摩好きじゃないと行かないだろう。故に深山の雰囲気をもつのだろう。

天候

曇り☁

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR奥多摩駅から西東京バスにて鴨沢BS下車
(山行)
東日原BSにてJR奥多摩駅に行き、帰宅

コース状況／危険箇所等

全ルート、一般登山道のため安全。
長沢背稜は、人が少なく深山の雰囲気で良い。
天祖山への道は只今通行止め。様子を見に行けるところまで行ってみたが、最後まで危険なところはなかった。以前と変わらず道標などは少ない。ピンクテープは以前よりも増えた気がする。広尾根部分も結構あり、下りる尾根を間違うと遭難。ピンクテープがあまり付いていないところもあるので、ピンクテープ頼みではなく、地図やGPSでの確認を。

その他周辺情報

特にどこも寄らず帰宅。

写真

8/8 6:04

自粛ムード再発気味なので、奥多摩。行きながら様子を見てルートを決める山行。始発の鴨沢西行きバスに乗り込む。

8/8 6:32

車窓からは奥多摩湖面に映る山々や峰谷橋の赤。お馴染みの景色。

8/8 6:42

鴨沢BS到着。準備をして山行開始。雲取に行ってからその先の道を考えることにする。

8/8 7:08

雲取山を目指して、今日は多くのハイカーがいた。

8/8 7:15

鴨沢からのルートはなだらかな登山道で歩きやすい。

8/8 7:19

廃墟健在。

8/8 7:19

ナツズイセン越しの景色。晴れているんだけど雲多め。

8/8 8:04

ようやく堂所。

8/8 8:22

そしてまむし岩。

8/8 8:30

富士展望スポットから見えなかった富士。今日はダメそう。

8/8 8:33

巻き道の小滝で給水。ここで給水しておいて良かった。ここで汲んだ水に今日は1日助けられる。

8/8 8:35

タマガワホトトギス準備中。

8/8 8:49

ヤマジノホトトギス営業中。

8/8 8:59

そしてブナ坂。

8/8 8:59

さあ、石尾根縦走路稜線歩きだ。

8/8 9:05

久しぶりのダンシングツリー（見返り美人）。

8/8 9:15

五十人平ヘリポート。テン泊したい・・・。

8/8 9:19

閉鎖してしまった奥多摩小屋。

8/8 9:25

ヨモギノ頭到着。木の山名標の字が消え、棒が折れ倒れていた。

8/8 9:35

小雲取の登り。

8/8 9:40

ハナイカリ。

8/8 9:40

小雲取ピーク。

8/8 9:47

山頂、ロックオン。

8/8 10:29

本日も上下ワークマンで自撮り。雲取山10回目の登頂。

8/8 10:05

景色もいまいちなので、取りあえずランチ。

8/8 10:21

おや、鹿登場。

8/8 10:24

人間に慣れている鹿らしい。あわよくばえさをもらおうという魂胆らしい。

8/8 10:31

近すぎ。

8/8 10:41

この天気だと、石尾根や奥秩父主脈の縦走は景色もいまいちでしかも暑そう。久しぶりにじっくり長沢背稜を歩くとするか。ということで出発。

8/8 10:53

途中、鎌仙人のレリーフに立ち寄る。雲取に来るときは毎回そうしている。

8/8 11:02

雲取山荘。ここで雲取げんき水を戴く予定だったが、なんと出ていない。さっきの小滝で多めに汲んでおいて良かった。

8/8 11:09

雲取ヒュッテ跡。

8/8 11:17

そして大ダワ。

8/8 11:52

ヒヨドリバナ？シモツケソウっぽい。

8/8 11:52

芋ノ木ドッケまでの急坂を登る。この坂を下りることは何度もあったが、登るのは今回が初めてで新鮮。

8/8 11:53

芋ノ木ドッケ、到着。なんか道標がおしゃれになっている。そんなに人は来ないであろう場所なのに。

8/8 11:57

アサギマダラがマルバダケブキの蜜を吸っていた。

8/8 11:59

長沢背稜っぽくなってきた。

8/8 12:27

歩く人も少なく、深山の良い雰囲気の森が広がる。長沢背稜では3人の陽気なトレイルランナーと会っただけ。

8/8 12:36

桂谷の頭付近。根の絡んだ細い尾根。

8/8 13:07

そして長沢山到着。

8/8 13:10

この長沢山は奥多摩の深部にあり、あまり人が訪れそうもない山だが、なぜこんな大がかりな山名標を建てたのだろう。よくここまで運んだものだ。

8/8 13:15

ガスが濃くなってきた。動物の気配もあり、冒険気分。

8/8 13:24

ボキッと何があったのだろう。

8/8 13:25

ミストが幻想的。

8/8 13:26

霧靄の長沢背稜歩きを楽しむ。

8/8 13:26

マイナスイオンたっぷりで、健康に良さそう。

8/8 13:34

天祖山に行く前に、水松山（あららぎやま）にも寄っておく。行ったことあるから場所は分かる。

8/8 13:43

水松山（あららぎやま）山頂。縦走路から外れているので、コースを外して見に行く必要あり。

8/8 13:50

そして、天祖山への尾根入口。情報通り、通行止め。台風19号以降未確認らしいので、行けるところまで行って自分の目で確認してみる。

8/8 13:53

行けども行けども快適なトレイル。

8/8 14:13

梯子坂ノクビレ到着。ここまで道は問題なし。

8/8 14:13

御供所からの裏参道通行禁止を告げる看板が倒れていた。平成3年以降誰か裏参道を復活させようと対策を考えた人はいるのか謎。

8/8 14:19

梯子坂ノクビレから天祖山への登り返しは、疲れた体にはこたえる。

8/8 14:27

途中、シートの落とし物。山のごみとなるので回収。心当たりのある人は、メッセージなどで連絡を。

8/8 14:32

登り切って天祖山？と思ったらナギ谷ノ頭らしい。おしゃれな仕上がりの山名標ができていた。

8/8 14:35

さあ、これを登れば、

8/8 14:43

見えてきた、今度こそ本物。

8/8 14:45

天祖神社。ここが天祖山山頂。参拝に来るのも大変な場所。

8/8 14:45

ちなみに山名標は道標と兼ねている。隣の木にも簡単な手作り山名標があるだけ。

8/8 14:58

ここで日差しが差し込み、神々しい光景。

8/8 14:59

イケマというらしい。覚えておこう。

8/8 15:24

下山中。祠かなんかの屋根だけ置いてあった。何故？

8/8 15:24

ガスの中の下山。広尾根ではピンクテープも見付けにくかったり、無かったりで、慎重に下りる尾根を見定める必要があった。

8/8 15:49

大日神社。前に見たときより更に荒廃が進んでいる。

8/8 15:52

大日神社のすぐ近くには現役のロボット雨量計。山間部の雨量を測定するために設計された自動気象観測測器。メンテに来るのも大変そう。

8/8 16:02

水場。ポタポタ程度。地図上の水場は枯れていることもあるので汲めるうちに汲んでおいた方が良い。行きの小滝で多めに汲んでおいて良かった〜。

8/8 16:02

さあ、鬼のつづら折れゾーンの下り、始まり。

8/8 16:23

土砂が崩れた場所もあったが、人が踏み固めた跡もあり、以前よりも危険ではなくなった気がする。

8/8 16:27

そして無事、日原林道へ下り立つ。

8/8 16:27

こちら側からも通行止めされている。十分通行可能だと思うけど、ピンクリボンが無いエリアでは、進む方向を間違えると遭難につながるかも。

8/8 16:27

東日原BSまでの日原林道歩き。

8/8 16:33

林道沿いにはイワタバコの群落。見飽きるほどに咲いていた。

8/8 17:10

稲村岩。今は登れなくなっているらしい。山は逃げない、こともない。分かりづらい日本語。

8/8 18:07

そしてバスで奥多摩駅に行き、ホームで缶ビールをぐい飲み。感無量で、本日の山行終了。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

感想

JiroDai

　自粛気味に奥多摩登山。本当は夏は日本アルプスに行きたいんだけど、でも行ってみれば夏の奥多摩も素晴らしい。今回は、久しぶりに長沢山や水松山、天祖山に訪れることができて懐かしかった。酉谷山も最近行っていないのでそのうち行きたい。地元の山もなかなかである。

コメント

kokochoko

写真��55のシート
JiroDaiさん、初めまして。
シートの落とし物、私です。
全く気付かず、避難小屋で気づきました。
「山にゴミ」となり、気になっていましたが、
回収ありがとうございました。
本当に静か深山を満喫の山行でしたね。
それにしても、すごい距離のすごい体力ですね!(^^)!
これからも、良い山行を！

JiroDai

Re: 写真��55のシート
kokochokoさん
初めまして。コメントありがとうございます。
天祖山での真新しい落とし物に少し驚きましたが、同じ日にあの寂しげなルートを登っていたんですね。何か嬉しくなります。奥多摩もいいですよね。kokochokoさんも、これからも良い山行を！

kennogu

天祖山の危険箇所
通行止になっているので、つづら折れが崩落したのかと思ったら、通過できるのですね〜

JiroDai

Re: 天祖山の危険箇所
山に慣れている人なら問題ないと思います。全体的に特に目立った崩落は無く、難易度的には以前と変わっていないと思います。レコ少し拝見させていただきましたが、笊日帰りピストンや奥多摩大周回ができるkennoguさんなら余裕でしょう。

kennogu

Re[2]: 天祖山の危険箇所
JiroDai様、情報ありがとうございます。普通に通れる道がどんどん通行止めになるのは、やるせない気持ちですが、あの辺の巨樹の静かな雰囲気が好きなので、めげずに通おうと思います。

JiroDai

Re[3]: 天祖山の危険箇所
同じく日原の奥地の雰囲気が好きなので、時々通っています。奥多摩の深部はなかなか素晴らしく味わい深い場所ですよね。熊もいるようなので、お互い注意していきましょう。