黒戸〜甲斐駒ヶ岳〜尾根
- GPS
- 13:11
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 2,591m
- 下り
- 2,571m
コースタイム
- 山行
- 12:00
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 13:07
天候 | 曇り〜ガス〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
翌日下山時 路駐まで溢れ混沌状態 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
個人装備 |
チェストバッグ
長袖シャツ
長袖インナー
レインウェア
タイツ
帽子
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
ザック
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
サングラス
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
非常食
行動食
ドンジョイ
トランシーバー(VX-3)
|
---|
感想
盆休みが近づいて計画を立案しなければならなかったが、梅雨明け遅れて天候読めない(梅雨明け後しばらくは安定しないからねぇ)コロナの影響無視できない、で直近まで絞れなかった休みの予定。
薬師岳一泊が第一候補だったけど、何か乗り切れない思いだったので今まで暖めていた甲斐駒黒戸に決定。
真夏にやるかぁ?と躊躇いもあったが、ドピーカンでも無さそうな予報だったので決行。
前日土曜に余裕を持って移動、夕方5時過ぎに現地入り。
駐車場は3割程の空きがあり、更に帰宅する車が多数あり夜半は3割埋まり程度だった。
2時発の予定だったので1時に起きれば十分だったが、到着する車の光と音、更に暑さで寝苦しく0時に起きることにした。
事前シムでは12〜14時間の行程。
現状、自分の脚は13時間は問題なくイケるハズだが14時間は未知数。
何事も無ければ12時間で往復出来る行程だが、懸念が一つあった。
さて、この時刻に発つ登山者はさすがに少なく(数名)静かなスタートだ。
神社でお参りをした後、淡々と標高を稼ぐ。
事前シムでわかっていたが、見どころ、チェックポイントなどが乏しくモチを保つのに苦労した。
自分の状態を確認する術がGPSの時間辺りアッセントデータ位しか無く、ペースが遅いのか問題ないのかさっぱりわからない。
ここ最近、連続でヤマやってるので脚応えからして調子悪くない確証があったが、ポッと思いつきで取り組んではマズいヤマだと感じた。
危険箇所は無さそうに見えるが、小屋より上のエリアは数メートル滑落のリスクが付き纏う箇所が連発し、今回用意しなかったもののヘルメットはあるに越したことが無いコースと思う。
また、先にも書いたがチェックポイントが乏しいコースなので休憩タイミングを取りにくい。
つい、もう少しもう少しと休憩を伸ばしてバテに繋がったり、逆にどこでも休憩しすぎてしまってタイムアウトで下山遅れが生じたり、給水ポイントが小屋しかないので
水切れのリスクもある。
エスケープも難しく、逃げ場は小屋か中間部にある大岩下(行ったことある方ならわかるはず)位しか無い。
歩く(走る?)だけなら体力さえあれば、どうということの無いコースだが、見えにくいリスクが多く潜んでいる一味違うコースではないだろうか。
また、私感だがこのコースはトレランに全く向いていないと思う。
何かおかしな伝播があったのかもしれないが、噂に聞いていたがトレランスタイルの登山者が半数以上のコースだった。
先に述べた通り、リスクアセスメント、リスクマネジメントがある程度出来ていないとトレラン=リスク前提のスタイルで突っ込むのは練度が高い方でなければ一触即発と思う。
大きな事故の話は聞かないが、トレランは夏季限定だからだろうか。
さて、おせっかいはこれくらいにするかと思うが、如何せん書くことが無い。
とにかく変化の無いコース。
上部は岩場鎖場あるものの、小屋より下部は変化が無い。
ただひたすら歩くのみ。
そうなると気になりだすのが所要時間。
何事も無ければ…と書いたが、懸念していたことが現実に。
スライド待ちだ。
スタートが早いので後続とのスライドがこちらが上で相手が下の位置関係になりやすい。
となると、こちらが待つケースが大半になり、下山にやたらと時間が掛かった。
結局13時間掛けることになり、水の消費量がそれだけ増えた。
実は前夜ktn92さんとのラインのやり取りで「水は2.5リットル持っていきます」と送信する直前、思い直し「3リットル持っていきます」と送信し、実際に3リットル(別で0.5リットルの非常水あり)持っていき、2.7リットル消費した。
ktn92さんとの会話のきっかけが水切れ回避に繋がった。
やっぱり頼れるアニキだ。
これからも宜しくお願いします。
下山時刻が早かった事と休みが始まったばかりで日程に余裕がある事から、白州にステイして八ヶ岳南部縦走を視野に入れていたが、流石に黒戸は甘くなく身体にダメージが出たのでキャンセルして帰宅した。
翌日の今日、レコを書いているが体調は思ったほど悪くなく小康状態だったので無理も出来たかもしれないが、八ヶ岳はチャレンジングなヤマではなく、お楽しみの山なのでシンドイ思いで登っても本末転倒であるから帰宅して正解と思う。
休みの中間日程は琵琶湖での釣り&水遊びで過ごすとして、後半日程に何かヤマを入れようか思案中だ。
まだ、休みは始まったばかり、有意義な過ごし方にしたいと思う。
凄いな〜・・日帰りなんて、僕には遠い憧れの地ですよ〜(笑)
まず、登山口が遠すぎる。そして行程が長すぎる。眠すぎる。
今日も朝から良い天気ですね。
次回も頑張って!!
graveltrekさん毎度です。
いやホント眠かったです。
復路の休憩時に居眠りしましたもんね。
次回は…オネオネで試練と憧れですかぁ?
何にせよ、イカれた身体が治ってからです。
ご無沙汰してます。
私もチャンスがあればと
黒戸尾根を狙っていたんですが…
さすがです。
お疲れさまでした。
これで完全復活ですね。
missy3さんコメントありがとうございます。
いつかトライしようと暖めていた計画でした。
前後に余裕日が欲しい計画だったので数日休みなのに泊まりで山に行きにくいタイミング=コロナの盆休みでした。
キツい山でしたが、missy3さん夫妻の脚力なら余裕を持ってクリア出来ると思いますよ。
話が逸れますが、missy家(?)の女性方の活躍を見ると令和は女性の時代なのだな、とつくづく思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する