毛無山〜雨ヶ岳
- GPS
- 07:55
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,365m
- 下り
- 1,363m
コースタイム
天候 | 曇り(山頂は暴風&霙) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜毛無山山頂:危険箇所は特になし 毛無山〜雨ヶ岳山頂:危険箇所は特になし 雨ヶ岳〜端足峠 :滑りやすいので注意 登山口にポスト有 |
写真
感想
一度挑戦してみたいと思っていた毛無山。2時間半程度で標高差1,200mの登り。登られた方々のレコを拝見しても、かなり大変そう。
天気予報は曇り。空を見てもかなり厚い雲がかかっていたので眺望がないことは覚悟して、いざ出発。
駐車場は少しでも近くしたいと思い、麓の有料駐車場へ停めることに。500円を入れた封筒をポストに投入し、いよいよ登山開始。
地蔵峠との分岐を毛無山方面へ進む。グングン高度を上げていく。“○合目”と知らせてくれる看板がしっかりと立てられているが、登り続ける疲れから、その看板を見るたびに「まじかよ」と溜め息がでる。不動の滝の見晴台に到着。「紅葉が残っていれば、もっと綺麗な景色なんだろうなあ」と思いながら写真を撮る。
三・四合目と登っていくが、良い感じ(?)で汗ばんでいく。岩場や高さのある段差が随所に出てくるため、ポールの握り替えも面倒くさく感じる。そしてレスキューポイントに到着。こりゃお世話になる人がいるだろうな。
それから先もきつい道が続く。大きな霜柱も表れてくる。八合目付近(1,740m)からは山の様子も変わってくる。木々には樹氷が付き、曇っているせいもあるが、辺りが真っ白くなる。
富士見展望台が現れる。今日は全く富士山を拝める気配なし。九合目(1,875m)からは霙がパラパラ。強風で樹氷も飛ばされてくる。足下も一面が白くなっていた。寒いよ〜〜。そしてついに毛無山山頂に到着。
“やったあ”と思ったのもつかの間。あまりの強風と寒さにテンションも一気に下がる。冬用のグローブにチェンジしたが、身体の動きを止めてしまったせいか、指先が冷え、感覚がどんどん無くなっていく。「こういうのが冬山の怖さか!」とレベルの差はあるだろうが、ちょっと経験できたことに達成感もあった。しかし、そんなことも言っていられない寒さのため、昼食は、バーナーも出さずに、おにぎりとパワーバーのみで済ます。地蔵峠から下山していこうか、雨ヶ岳を目指そうか少し悩みましたが、当初の予定どおり雨ヶ岳方面に進むことに決め、写真を数枚撮り、早々に出発。
雨ヶ岳までの道は“ベテランの方と同行するように”と看板が書かれていたが、しっかりと整備もされており、特に危険箇所もなかった。尾根道では強風に打たれ、樹氷がバチバチと顔に当たってきた。雨ヶ岳に到着。
本日眺望は全くなし。周りに木々がない場所は、強風と寒さに晒される。好物の大福を食べて、端足峠に向かう。道はかなり泥濘もあり、何度か足を滑らせた。傾斜もあるため、これからの時期は気をつけた方がいい道です。端足峠からは歩きやすい道を下っていく。
そして無事に下山・・・、っと、ここでなんと富士山が顔を覗かせているではありませんか!!カメラカメラ!!走れ〜!!富士山には会えないと思っていたので、下山してからとはいえ、ここでの富士山の勇姿には本当に感動☆
東海自然遊歩道に入ってからは延々と平らな道が続きます。最後のこの道が一番足にきたかもしれない。
次回は天気のいい日に是非登ってみたいものです。
だけどまたあの登りが待っているんですね。
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