富士山が美しかった丹沢 塩水橋〜蛭が岳〜塔ノ岳〜札掛 百名山25座目
- GPS
- 09:27
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,079m
- 下り
- 2,040m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
塩水橋駐車場 塩水橋駐車場は10台程度しかクルマを停めることが出来ません。 すぐに満車になるそうなのでご注意を ワサビ沢短縮登山道について <登山時> ワサビ沢短縮登山道入口はヘアピンカーブの右手にあります。 ポールに「ワサビ沢」と書いてありました。 分岐後すぐの木の橋を渡ると舗装された道なります。 この舗装道を30m程度歩いたところの左手にある分岐道が登山道です。そのまま舗装道を歩くと行き止まりになります。 この舗装道から分岐する道は細く、歩いて来た方向へ戻る向きに分岐しています。 見逃し易くうえに不安を感じやすい分岐なので要注意です。 <下山時> 雨量計の建物横の道の登山道です。 道標はありませんでした。 |
写真
感想
ヒルが出没するコトで有名な塩水橋からの丹沢山登山
丹沢山へは塩水橋からのコースが一番距離が短いそうですが、ヒルが嫌なのでヒルの出ない冬のこの季節を待っての登山としました。
<塩水橋駐車場>
AM4時すぎに塩水橋の駐車場に一番乗りで到着
車内で寝袋に包まって仮眠。
6:30にクルマから出発するころには駐車場には5台のクルマが停車していました。
<塩水橋〜ワサビ沢分岐>
ワサビ沢短縮登山道入口まで舗装された林道をひたすら歩きます。
本谷橋への分岐もありましたが現地には道標はありません。
<ワサビ沢分岐〜堂平(雨量測量小屋)>
ワサビ沢短縮登山道入口は道路のポールに「ワサビ沢出合い」と書かれた小さな道標が一本あるだけです。
ワサビ沢短縮登山道に入って橋を渡るとすぐに舗装道路なるのですが、短縮登山道はこの舗装道路に入って数十メートル進んでからひっそりと分岐しています。この分岐は見落としがちです。(見落としました)
地図を頭に入れてから登ることを強くお勧めします。
また夏はヒルが多く出没する雰囲気が漂っています。
<堂平(雨量測量小屋)〜天王寺尾根>
道標がしっかりとしており、分岐等で迷うことはまず無い。
丹沢山までのキロポストいくつもあり、安心して歩ける。
振り返ると関東平野が一望できる。東京スカイツリーも見えました。この見晴らしの良い場所からはソフトバンク携帯も電波が通じる。
登山道には日陰が多く夏には山ビルが多く出没するのも頷ける
<天王寺尾根〜丹沢山>
天王寺尾根は稜線歩き。
木の階段が多く整備されている。
途中で白い布を逆円錐形に幾つもつるした不思議な場所がありました。
宇宙からの飛来物質を捕らえているような雰囲気ですが、そんなことはありません(当たり前か・・・)
ブナの種子を採取しているようです。
<丹沢山→蛭ヶ岳>
富士山が美しく見えるアップダウンの多い稜線を歩く。
急勾配には木の階段が整備されているが、この木の階段が僕の足のピッチに合わず歩き辛い。
途中で追いついてきた男性と蛭ヶ岳まで何となく一緒に進む。
この男性とは蛭が岳蛭ヶ岳山頂で彼が先発して一旦別れるが後に塔ノ岳で追いつき一緒に下山することになる。
<蛭ヶ岳山頂>
山頂でしばし休憩し、出発するときにヘリが飛来することを聞き、ヘリの着発を2回も直近で見学。
カッコ良かった。
http://www.facebook.com/photo.php?v=363052497119538
<蛭ヶ岳→丹沢山>(帰り道)
行きは霜柱だらけの道だったのですが、帰りは霜柱が融け泥濘の道なっており難渋しました。
<丹沢山山頂>(みやま山荘)
昼食を食べるべく「みやま山荘」へ行くが、この季節は残念ながらカップラーメン400円也しかなかった。
カップラーメンのメニューは「しょうゆ」「シーフード」「カレー」の三種類から選べる(笑)
<丹沢山〜塔ノ岳>
これぞ丹沢の本線登山道という感じでよく整備されており、歩いている人もとても多い。
トレランをしている方も多かった。
ただし、霜柱の影響だろう、泥濘の場所が多く靴がドロドロになる。
頭の上をヘリが何度も飛び交っていた。
<塔ノ岳山頂>
11月末の平日にも係らず多くの人が休憩をしていた。
ここでヘリの荷揚げを2回見学
山の下から一往復5分で飛んでくる。
ヘリが降りて行った・・かと思ったらあっという間に登ってくる。
蛭が岳付近で一緒に行動した男性に追いつき、この先一緒に下山することに。
<塔ノ岳〜新大日>
昼過ぎであるが、続々と登山者が登ってくる。
ペアになった男性と同じペースで下山する。
<新大日>
新大日でクツ裏のソールが外れた山ガール二人連れに追いつく。
ソールが外れたところはクツ紐とテープで補強している。
下山場所は僕らと同じ塩水橋。
ここから先、女性二人では不安だろうから、山オヤジ二人でサポートながら4人で下山することに。
(以前、僕もソールが外れ、人に助けてもらいながら下山したことが有るので不安な気持ちがとても判る)
<新大日〜長尾尾根>
山ガール二人と一緒に歩くのでペースが上がらず、体が冷える。
上着を着込んで下山する。
森林の中の稜線歩きで、夏場はヒルが出没しそうな雰囲気
本来は全員塩水橋へ下山する予定だったが、札掛へ下山するほうが歩行距離が短いので、その旨、彼女たちに提案する。
私は山ガールのアシストで札掛へ下山。ペアになった男性が先行して塩水橋へ下山して、ご自身のクルマを塩水橋から札掛へ回送し、山ガール二人と私一人の合計3人をピックアップすることに。
<長尾尾根〜札掛>
急勾配を一気に下山する。
外れたクツのソールが外れないようにゆっくりと下山。
札掛の県道に到着したのと同時に先行した男性のクルマが到着。
オジサン早い!!
塩水橋まで有り難くクルマに乗せていただく
<塩水橋>
塩水橋駐車場に着いたら朝停まっていた全ての車が出発した後で最後の一台となっていた。
人助けで下山したので後半は想定外に時間がかかった。
札掛へ下山したので良かったのだが、これがあのペースで塩水橋への下山だったらとっぷりと日が暮れていた可能性が高かった。
<感想>
百名山25座目の丹沢山
ヒルを避けこの季節に登った。
冬山なので雪の心配をしたのだが、天気もよく絵葉書のような富士山を眺めることが出来た。また東側は関東平野が一望でき美しかった。
途中からソール(クツ底)の外れた山ガールをサポートした。自分自身がジャンダルムでソールが外れるという同じ失敗しており、その際に色々な方々に助けられた。その時の恩返しが出来たような気がした。
無事に下山した彼女たちを見送れてホッとしました。
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